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昨日は円が全面高になりました。その理由については色々言われているようですが、大半が後付けの結果論なのでどうでもいいことです。特に、羊こと豪ドルとキウイことNZドルは大きく下落しました。もともとNZドルは最近下落していたため、10日ほど前に76.5円で1年ぶりにポジションをとっていたのですが、昨日73.4円で買い増ししました。70円付近まできたら再度買いたいと思います。多少損失を出していますが、久々に円高基調になってきたようで大変嬉しいです。買い下がりが好きな私としては、円高になってくれないと外貨の割合を高めることができませんので。この勢いが続いて米ドルも安くなってくれれば言うことはないのですが。為替は個別株と異なり素人のファンダメンタル分析が通用する世界ではないので、各国の金利と大まかな将来像だけを考えて機械的なポジション取りをすることに徹しています。要するに下がれば買い、上がれば売るというだけです。最大の懸念は日本の金利上昇ですが、当分は問題ないでしょう。将来的に逆スワップになるようなことがあればFXは撤退せざるをえませんが。あとは、無茶なレバレッジをかけないことですね。せいぜい5倍くらいが限界でしょう。
2006年03月18日
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現在のところ、豪ドル、NZドル、中国元を1枚ずつ持っています。今年は5,6枚を基本ポジションとして、あとは、大きな値下がりがあれば買い増すという予定です。売り基準は相当高いところに設定してあるので、売ることは当分ないと思います。オセアニアドルに関しては、資源国の高金利通貨という単純な理由で買っています。どうせ為替の予想などできるはずもないので、イメージだけでもいいから自分が好印象を抱いている国の通貨を中心にしようかと考えています(暴落があったときに心理的にナンピンしやすいので)。中国はあまり好きではないのですが(昨年のアジアカップは痛快でした)、米ドルを買うより元の方が有利だと思っています。元は米ドルとのペッグ制なので、当面はドル高になれば元もあがります。また、変動相場制への移行は数年以内にはありそうなので、ドル安になってもその影響を回避できる可能性もあります。今現在元を買うことは市場の歪みをつく事にあたるのではないかと思います。もっとも、あまりにもわかりやすい歪みなので利用価値があるか迷うところですが、橘玲氏も珍しく勧めていたのでとりあえず素直に行動する事にしました。あとはユーロも少し買いたいですが、値段的に見て当分無理そうです。それにしても株価はよく上がりますね。今年も正月の調査はほぼフイになりそうです。去年の印象が強いせいか、動きが早いですね。とすると暴落は3月くらいかという感じですが、どうせ当たるはずもないし、少しずつ売っていこうと思います。今日はサン電子が暴騰したので、半分売りました。その分は下落しているオセアニアドルに振り向けようかと思っています。
2005年01月17日
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日本株投資、外為fxが日本経済の変化によりどのような影響を受けるかを推測します。なお、ここではとりあえず十年程度の将来を念頭においています。また、為替に関して、「高金利通貨は金利の分だけ価値が下がるので超過収益の機会はない」という為替版効率的市場仮説(?)は無視しています。1、現状維持が続くケース。様々な問題の先送りを続け、金利も低い水準のまま。国際的にみた経済力はやや下落が続く。最も可能性が高く、多かれ少なかれこんな感じになるんじゃないかと私が考えているケースです。この場合、スワップはもらい続けられるし、円は少しずつ下落するでしょうから、為替差益も徐々に増えていくと思われます。長期スワップ派としては理想的な展開です。もっとも、こうなると株価も下がるはずです。しかし、現在の日本市場には非効率な部分が少なからず残っているので、適切な投資行動を行う事により一定の利益を出せる余地は十分あるのではないかと思います。2、何かの間違いで日本が躍進するケース。「21世紀は日本の時代」などといわれるようになる。万一こうなった場合は円の価値は大幅に上昇するし、利率も上がるでしょうから、スワップも減少します。ですから、為替においては大損となります。しかし、反対に株価は大きく上がるでしょう。そして、一般に為替と株式では株式の方が変動幅が大きいので、為替での損失を上回る利益を株式であげられると思われます。また、日本が繁栄すれば年金問題をはじめとした財政問題も少しは改善するでしょうから、日本人としては為替の損失を考慮してもこれが理想的なシナリオといえると思います(実現の可能性は低そうですが)。3、日本がゼロ金利政策から利上げに転じるケース。大不況・デフレからは脱却し、経済は多少上向く気もするが、様々な事態が考えられ、どうなるか不明。この場合スワップの受け取りは確実に減ります。円の価値は変わらずかやや上昇というところでしょうか。総合的にみて為替では損ということになる可能性が高いでしょう。株式がどうなるかはさっぱり分かりません。個別の銘柄選択を頑張るとしか言えないです。4、日本がハイパーインフレに突入するケース。金利は南アフリカ並みかそれ以上となる。もしもこうなるとスワップは減るどころか払う事になります。しかし、円の価値は当然暴落するので、為替差益はスワップの支払いなど問題にならないほど膨大なものとなるでしょう。円に対するヘッジが最高に活かされることになります。株価のほうは暴落するでしょうが、少なくとも現金や債権を保有しているよりはダメージが少なくてすむでしょう。こうしてみると、1,2,4のいずれのケースになった場合も日本株+fxというポートフォリオの期待効用は結構高いように私には感じられました。3の適当な水準の利上げがあった場合は苦しいと思うのですが、利上げが経済にどのような影響を与えるかは分からないし、予想してみても無駄だと思うので、状況を見て対応するしかないかと思っています。大体このような考えでfxを始めたのですが、考え方が妥当かどうか非常に気になります。今回の日記が将来削除したい日記ナンバーワンになる予感十分です。何かおかしいと思う点があったらコメントいただけると大変ありがたいです。
2005年01月14日
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私は海外投資の手段として、外国為替証拠金取引(以下fx)を取り入れています(始めたばかりですが)。これには、純粋な投資+日本株投資へのヘッジという意味合いがあります。スタイルは円売り外貨買いの長期保有、買ったら放置、大きく下がったらナンピン買いでスワップの受け取りに徹するという単純なものです(いわゆるスワップ派)。fxには色々悪い評判もありますが、実は非常に有利な投資対象だと思っています。主なメリットとしては、1、将来の日本円の下落に対するヘッジになる2、手数料が格安3、金融機関並みの金利でお金が借りられる4、高利のスワップが受け取れる(円ショートの場合)5、レバレッジを目的に応じて自由にかけられる6、決済期限がないなどがあげられます。1は外貨預金や外国株でも可能ですが、2,3はfxのみのメリットです。また、5,6から戦略選択の自由度は非常に高いといえると思います。逆に、デメリットとして考えられるのは、1、レバレッジをきかせられるので、扱いを間違えると大損害を受ける2、取り扱い業者が玉石混交である3、為替差益、スワップ益が雑所得になってしまう4、円の利上げがあると様々な悪影響が考えられるといったところでしょうか。1については自己責任ですし私はレバレッジを3,4倍にとどめているのでそれほど問題ではないでしょう。2に関しても大手の口座を複数開いて分散する事である程度対処可能です。3は大きな問題なのですが(雑所得は他の所得と損益通算できないうえに総合課税の対象になってしまうため)、金融課税一体化の実現までは売らない予定なので何とかなると思います。ちなみに、株式の10%課税が終わる頃にそうなるのではないかと考えており(もろに希望的観測ですが)、それまでは株式中心でいこうと思っています。一番問題なのは4の利上げです。fxも為替取引である以上、今後の日本経済の行方によってその成否が決まってくると思います。そこで次回は日本株バリュー投資&fxという戦略が日本経済の様々な変化によってどのような影響を受けるか推測してみたいと思います。※fxが投資として有利なものかは色々と考えたうえで納得してやっているのですが、なにぶん日が浅いうえにほぼ独学なので、間違いが多々ある可能性が高いです。文中にあげたメリット・デメリットはじめ、おかしい点があればご指摘いただけると大変ありがたいので詳しい方がおられましたらぜひぜひよろしくお願いいたします。
2005年01月13日
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