第2話にしてヤマトが発進しますよ。
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 1 [ 小野大輔 ]
ガミラス星へ向かうデスラー総統の艦隊とガルマン星へ向かうガミラス移民船団がすれ違う位置にまで到達。
その時、デスラー総統はスターシアと謁見した時の事を思い出していた。
跪くアルベルト君へ近寄り耳元で何かを伝えたスターシア。
しかし、アルベルト君は耳元で何かを伝えられたのに何も覚えていないらしい。それどころか、大人っぽく見えるスターシアに見惚れていたらしい。
イスカンダル人は成長が早いらしいから思春期のアルベルト君には刺激が強かったのでしょう。
ところで今回は総統座乗艦であるデウスーラ3世が青では無い理由が判明。
どうやら急造艦なので"高貴な青"に塗装する時間が無かったらしい。
これに対してデスラー総統は「たまには赤もよかろう」と気にしていないご様子。
過去作の「新たなる旅立ち」は赤、「ヤマト3」では濃いグリーンのデスラー戦闘空母でしたが色変理由は特に語られていなかったと思うのて"赤い専用艦"になった理由が公式設定になりました。
さて、地球では新兵の訓練も兼ねてイスカンダルへ向かう使節団を護衛する第65護衛隊の出航が近づいていた。ただ、クセのある新兵がいるらしい。
出航式の場で古代は新兵の土門へヤマトの舵を預けた。
首席で訓練校を卒業した土門だったが、どうやら父親の死亡を含めデータ改竄をしてヤマトへ潜り込んでいた事が判明。
それを承知で古代艦長はヤマトを預けた様です。
いよいよりヤマト発進…と思ったら波動エンジンストール。
機関室も新人作業員(徳川機関長の次男)ですから。
アスカとヒュウガは先行して離水して上昇。
気を取り直して再発進して水面を進むヤマト。
進む…進む…上昇しないでブツブツ呟く土門。
このままヤマトを対岸に座礁させて破壊するつもりか…迫る対岸、とここでやっぱりヤマトは壊せないと舵を引き離水。
無事高度を上げて3隻は宇宙の彼方イスカンダルへ。
結果的に経歴を改竄してヤマトに潜り込んだ事で下艦処分となる土門。波動実験艦 銀河で地球へ送還されようとした時に、飯炊き要員が不足しているという事で主計科が手を差し伸べてくれる。
そして波動実験艦 銀河からガミラスから技術交流管としてヤーブ・スケルジ(藪助治)がヤマトへ配属された。ヤマトクルーにはかなり嫌われているけど大丈夫なの?
「2199」でヤマトを裏切りガミラスで成功を納めた男。
リメイクシリーズではある意味サクセスストーリーですが、過去作では反乱を起こした後、何も成し遂げず死んでいったキャラだったと記憶。
イスカンダルを目指す第65護衛隊は、 遠洋航海で各部隊の
新人訓練も実施。
土門は艦内でおにぎり配達しているけど。
この模擬戦シーンについて迫力が全く無いのが辛い。
演出が下手なのか作画が下手なのかわかりませんが、とにかく迫力が無く「こんな事やってますよ」くらいな感じで淡々と流れていきます。
一方、ガミラス星では未知の攻撃を受けてしまう。
つづく
地球側もガミラス側も「集え!双子星」の展開。
どうしても過去2作を全8話にまとめている今作。第2話にして物足りなさを若干出ています。
キャラクターをいま風にリメイクしただけの作品なっただけの2202のようになるのでしょうか?
今作の隠れ主役とも取れる土門が、データ改竄をしてまでヤマトに乗艦した理由が小者過ぎる。
古代や森に対して強い嫌悪を持ち、その理由が時間断層の消滅に伴って実家の会社が倒産したタイミングでの父親の死が自殺とも受け取られる事故死らしい。
そんな自殺なのか交通事故で亡くなってのかわからないのが設定にしているから話がつまらなくなっていると思う。
韓流ドラマの展開だもん。
単に敵とヤマトの戦闘に巻き込まれたというベタな「ヤマトⅢ」の土門のままで良かったのでは?
模擬戦のシーンから感じる今回の戦闘シーンへの不安
大丈夫でしょうか?
全く迫力が無い。
第1話のガミラスとボラー連邦の戦闘もどちらの攻撃かもわかりにくい、被弾しても迫力が無い等今のところ不安。
そこに来て、戦闘機の上に空間起動甲冑を乗せる訓練シーンを見せられてしまったから余計にね。
好きになれない。
それは西暦(ヤマト)では無く宇宙世紀(ガンダム)の世界観になってしまうのでヤマトには似合わない。
飛行甲板にアナライザーがいるのもなんかねぇ。
以上、残り6話です。
作品の参考書としていかがですか?
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