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2011.01.05
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カテゴリ:
2011年初めての1冊は『 椿山課長の七日間 』。



恥ずかしながら浅田次郎の本は映画にもなった『 鉄道員 』含めて
読んだことがなく、私にとって初めての浅田次郎作品。

去年は1年間で読んだ本の数が78冊と80冊に届かなかったので
今年は85冊以上は読むことが目標。
元々ノンフィクションや経済系、人文・社会系の本が好きで
あまり小説は読まないのだけど、新年早々読むには重過ぎるかなと。
一方で彼の方は歴史、小説好き。
そんな彼にお勧めの本を聞いたところ、「エンタテイメント系で面白くて
外れがないのは浅田次郎だと思う」という助言もあって選んだ次第。

テレビをほとんど見ないので知らなかったけど、ドラマにもなったみたいですね。
(しかも去年の12月30日に再放送してたなんて。全然知らなかった…)
確かに軽妙な筆致で映像化しやすいと思う。
ただ、書き方は軽妙だけれど、話の設定も内容もとても面白かった
1日で一気に読み終えました。

タイトルに"七日間"とあるけれど、実質現世に舞い戻った三日間がメインの話。

現世に舞い戻るのは主人公の椿山課長と他に2人。
その3人の話が全然違う場所で展開されるのではなく、微妙に絡み合って
最後は少なくとも私は「そんな…」と思ってしまう終わり方だった。

主人公が極楽浄土に行くことができたという意味ではハッピーエンドだけど
あの2人が下の世界に行かなければならないなんて。
いつの日か下の世界から極楽浄土に行くことができて、皆に会えるといいなと
思ってしまう。

それにしても、死んで初めて分かる(主人公にとっては)驚愕の事実の数々。
私も色々な人間関係を見落としながら生きているのかもしれない…と思わせられる。

冥界のお役所的なシステムも感情を入れずに沢山の死者を捌くためには
必要なのかも。逆に融通が利かないとも言えるけど。
私だったら講習を受けて"反省"ボタンをポチッと押して済むならそうしたい(笑)

他の浅田次郎の作品も読んでみようかな。





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Last updated  2011.01.05 12:19:10
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