
今朝、まだ日も昇ってない4:34の空
刻々と山並みの名残雪の白と藍のコントラストが際立つ
その患者さんは、
自宅退院に向けたステップとして
夜間のバイタルチェックが多くなっていました。
開眼されることもあり、あんまり眠れていなさそう
今日は外出予定。
外が明るくなりだした頃、
昨夜、本人と相談した次なる計画の実施。
そ~っと留置してあるルートから点滴を開始する。
一日分の点滴の内、少しでもしておけば
体調も整いやすいし、帰ってきてからの点滴も早く終えれる
またも物音などでチラッと開眼、、、
すぐ閉眼するも細切れ状態の眠りかもしれない。
起床時、点滴は予定通りに終了。
終わったよと伝えると
言葉の代わりに笑顔での返答がくる
朝食はいつもよりも更に小食、
すると言葉にならない声と示す指先から
着替えがしたいと伝わってくる
「迎えが来るまでかなり時間があるけど、いま着替えるの?」
大きくうなづかれる。
この服と洋服を指定され
ベットの上にパーカーやスカートなど並びだす
その中から患者さんは靴下を手にされた
自分で履こうとする。
手伝いは拒否、でも上手く行かない
500mlのペットボトルを持つのもやっとの体力
靴下のゴムも緩めだけど、このタイプの靴下は履きにくそう
介護靴下とか、ゴム無しを用意してもらえたらいいかもしれない
頑張っているものの
みるみる息が上がってくる、、、
「手伝わせてください」
尚も、下を向いたまま視線を合わせず
靴下と格闘を続けられる。
窓の外の空がとてもきれいなこと伝えながら
自宅へ向かうドライブも気持ち良さそうですねとか
自宅でどんな風にご家族と過ごすのかな~
そう喋ると、
患者さんも窓の外に視線が移った。
再び、同じ台詞を口にする
スッと靴下を渡してくれた。
固執した際、
他に意識が向くとそこから抜けやすくなる
方法のひとつとして
患者さんの中や外にある資源が活用可能
そこにある、分かることができる情景を使ったり
患者さんが楽しみにされていることを話題に活用したり
他にも様々。
靴下をはけるようになること
それも、したいことのひとつだろうな
そして今日、本当に楽しみにしてることは…
更にその先は…
”渡してくれた靴下”
「身支度も、食事を一人で食べれるようになったみたいに
出来ることが増えたらいいね~」
『はい』
「もしかして、朝食は自宅でみんなで食べたいと思ったの?」
照れ笑いのようにも見える
すんごく万遍の笑み。
到着したご家族に、
朝食量のことや水分補給もこまめにして欲しいこと伝える
患者さんは『大丈夫!』と結構分かりやすい発語で聞こえてくる
外出のお迎えが来ると同時に
私のここでの勤務も終了
予想最高気温19℃に向けて上昇中の空の下
まもなく時を迎える桜のつぼみ、住宅街のあちらこちらでは旬の水仙


今日も、これからも晴天なり
+ + +
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