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日本製紙は膨大な工場用地などを保有しているが、それよりもずっと価値が高い森林を所有している。 日本の森林保有ナンバー1は日本国である。http://www.dai3.co.jp/_old_hp/rbayakyu/23th/times/news21.htm 森林は多くの生命を生み出している。 ナンバー2は王子ホールディングス。 ナンバー3が日本製紙である。 上記の資料の一部を引用。『国有林 約760万ha (国土の約2割、森林面積の約3割。王子製紙の公益的機能の評価額は約5,700億円だそうだが、国有林は王子製紙の社有林の40倍だから、同じ算式なら22兆8,000億円になる勘定だ。平成23年度の林野庁の概算予算額は2,719億円しかない) 王子製紙 19万ha (民間最大規模。当初は製紙原料の生産が目標だったが、その後、製材用原木の育成に方針転換。北海道ではエゾマツ、トドマツ、カラマツ、その他の地域ではスギ、ヒノキなどを植林。社有林の約41%が人工林。年間約5億円を投じて間伐などの費用に当てている。社有林の公益的機能の評価額は年間5,700億円、CO2吸収量は年間115万CO2トンと試算) 日本製紙 約9万ha (全国398カ所に約9万ha を所有する王子製紙に次ぐ山持ち企業。当初は製紙用原料として植林してきたが、近年は杉、檜など製材が中心。収支状況は費用が6億円に対して、補助金を含めた収入が5億円。1億円の持ち出し) 』(以上で引用を終了します。) 王子ホールディングスの社有林の公的機能評価額が5700億円だとすると、日本製紙の社有林の公的機能評価額が2700億円ということになる。 森林だけでこのくらいの価値は軽くあると思うが、簿価は200.5億円と超低い。 日本製紙の時価総額は2128.6億円しかない。 現・預金1125.1億円+投資有価証券1807.8億円=2932.9億円を保有している。 全ての負債は9662.4億円ある。しかし受取手形及び売掛金1929.4億円+在庫1580.7億円+土地簿価2150.8億円+建物等1327.1億円+機械設備等2815.1億円=8476.0億円 土地は含み益がどっさり有ると予想できるし、技術力も非常に高い。とても割安だと考えている。業績だけでは把握できない価値を持っていると思う。 まあ、王子ホールディングスのほうが価値が高そうだが、配当利回りは圧倒的に日本製紙が高利回りで、魅力のある優待もあって、日本製紙を買い増している(*^。^*)
2016.07.04
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連結子会社の伊勢化学工業はヨウ素と天然ガスの権益を持ち、その規模は日本トップクラスであること。〇ヨウ素の世界シェアが高い。ヨウ素の生産では日本トップクラス(⇔四季報の情報ではAGCの連結子会社の伊勢化学工業がヨウ素で国内首位となっていますが、K&Oエナジーグループがグループ全体ではわずかに上です。) ヨウ素の生産量についてはチリと日本の企業が支配的であり、それぞれ推定値にて世界の総生産量の58%及び32%を占めています。 日本の生産の80%千葉産です。 ヨード(ヨウ素)は、天然ガス採取の付随水であるかん水に含まれているハロゲン属の元素で、私たちの生存、成長に不可欠な生理作用を持っており、人体の必須元素です。 ヨウ素と天然ガスに関しては同じ南関東ガス田で、ヨウ素と天然ガスの権益を持つK&Oエナジーグループのサイトのほうが分かりやすいのでその説明を使わせていただきます<(_ _)><K&Oエナジーグループのサイトのヨウ素の情報です。>http://www.k-and-o-energy.co.jp/ir/individual/iodine.html〇伊勢化学工業は日本最大の水溶性天然ガス田である南関東ガス田の権益を持っています。現在の生産量の数百年分の可採埋蔵量です。<K&Oエナジーグループのサイトの天然ガスの情報です。> 地下に埋蔵されている天然ガスなのでK&Oエナジーグループと伊勢化学工業の天然ガスの権益の区分はできないことから埋蔵量は同等だと考えています。(⇔数年前にK&OエナジーグループのIRに確認しましたところ、このような回答を得ました。)http://www.k-and-o-energy.co.jp/ir/individual/iodine.html この権益だけでもAGCが絶対に割安だということが分かります。 ガラスなどの事業も魅力があります。なんせ世界トップのガラスメーカーですから。 日本のガラスメーカーは世界的に高いシェアを誇っています。2015年の板ガラスの世界シェアを見ると、AGCが、サンゴバン・セントラル硝子、日本板硝子が世界シェアトップ争いをしていました。 また、液晶用ガラスでもAGCが世界で2位、日本電気硝子が世界3位のシェアを持っています。 さらに、AGCは建築、自動車用で世界首位級のシェアを持っており、世界トップクラスのガラスメーカーです。AGCはガラスを作っているばかりではなく総合素材メーカーとして「ガラス」「フッ素」「セラミックス」という3つの素材を中心に、さまざまな素材を生み出している総合素材メーカーです。 ガラスを例に挙げれば、光を通すもの、通さないもの、反射させるものとその特性はさまざまですし、パソコンやエレクトロニクス製品の内部など、目に見えないところでも幅広く利用されています。素材の持つ可能性を追求し、新たな用途を切り拓き、素材を通して世の中にさまざまな提案を行っていく。それがAGCの姿なのです。〇AGCのバイオ医学事業が大きく成長する可能性を持っています。 AGCは海外のバイオ企業をM&Aして医薬事業が大きく伸びそうです。 AGCは1985年にバイオ事業をスタートしました。2000年から国内の医薬品メーカーなどに納入する「微生物」の細胞を使った医薬品製造受託(請け負いビジネス)を開始しました。しかし黒子の存在でした。 ところが2016年8月末にドイツの医薬品開発製造受託(開発にも深く関与する請負ビジネス)を手掛けるバイオミーバ社の全株式を取得しまた。 そして2016年12月に約600億円を投じてデンマークのCMCバイオロジックス社(バイオ医薬品開発製造受託企業)を買収しました。 この2つのM&Aで、AGCはバイオ医薬品の主戦場である欧州市場に足掛かりを持ちました。そして「製造受託」の立場から、一段上の「開発も含む製造受託」へとポジションを格上げしました。 過去30年の蓄積がある微生物の細胞を扱う技術やノウハウに加え、新しく「動物の細胞」を扱える能力を手に入れました。同時に、欧州と米国の拠点も傘下に入り、日本の富士フイルムや米パセオンに次ぐ、世界3位になったと評価されています。 AGCは、今から100年以上前に、日本の産業の発展に向けて国産板ガラスの製造をスタートしました。以来、ガラス、電子、化学品、セラミックスなどの事業分野で技術とノウハウを蓄積し、建築や自動車、エレクトロニクスなど幅広い産業界へソリューションを提供してきました。 また、1950年代のインド進出をはじめ、アジア、欧米、そして南米、中東へと事業展開を進めてきました。現在では、このようなモノづくりの強みを活かした独自の素材・ソリューションを提供し、安定的な収益を確保している企業です。<AGCの主要製品>http://www.agc.com/hakken/index.html (使用の事例) 北陸新幹線に使われているAGCのガラスは、客室車両の窓ガラスだけではありません。運転席の窓ガラス、車内で使用されているインテリアガラスをはじめ、先頭車両のライトのカバーガラス、行き先表示板のカバーガラスなど、北陸新幹線に使われているガラスすべてがAGCの製品です。http://www.agc.com/hakken/norimono/019_hokuriku.html 北陸新幹線の美しい流線型の先頭車両に合わせ、運転席のガラスも美しい曲面を描くことが求められました。縦幅約1.3メートル、横幅約2メートルの大きなガラスを、複雑な美しい曲面に仕上げることはとても高い技術が必要です。 また、運転席の窓ガラスには良好な前方視界を確保することも求められます。北陸新幹線の運転席の窓ガラスには、曇り防止のためだけでなく、ガラスについた雪を解かすために、電熱線が埋め込まれています。雪を解かすために、ガラスに電熱線が埋め込まれているとのこと。 トンネル区間が多いのも北陸新幹線の特長のひとつ。客室車両に使われる窓ガラスは、トンネル内での騒音を低減するために遮音性能の高い窓ガラスが使われています。 さらに、日差しによる車内温度上昇を抑える特長もあり、快適な鉄道の旅を窓ガラスから演出しています。〇ガラスA:建設用ガラスhttp://www.agc.com/products/flat_glass/index.html 建築物の断熱・遮熱や、結露・反射の防止など、環境負荷低減や快適性向上を追求した機能ガラス製品の開発・販売にも注力し、世界市場でトップレベルのシェアを有しています。a:複層硝子2枚のガラスの間の中空層により、断熱効果を生み出した製品群です。光や熱を選択し、透過・反射すルLow-E膜をコーティングしたLow-Eガラスを採用することで、遮熱性を高め、省エネ性能がより向上します。b:合わせガラス 2枚のガラスを特殊フィルムで圧着させたガラスの製品群です。通常のガラス(フロート板ガラス)と比較し、貫通しにくいため、防犯対策として有効です。また、破損時にガラス破片が飛散、脱落しにくいため、災害時向けのガラスとしても適しています。c:防火・耐火ガラス 都市建築の防火基準を満たすガラス製品群です。金属網によってガラスの脱落を防ぐことで火炎の侵入を抑えるガラスやワイヤレスな防火ガラスなどがあります。d:強化ガラス 同じ厚さの通常ガラス(フロート板ガラス)と比べ、約3~5倍の強度があります。万が一割れた際でも、破片が細かい粒状になるため、破片による大きな傷害事故を減少させます。e:熱線反射・熱線吸収ガラス ガラス原料に金属を加えることで着色したガラスや板ガラスの表面に極薄の金属膜をコーティングしたガラスです。冷房負荷の軽減、ハーフミラー効果でプライバシーを守るなど、快適な室内環境づくりに貢献します。f:防音ガラス 遮音性に優れたガラス製品群です。窓ガラスを通じて室内に流入する音を軽減します。g:デザインガラス 特殊な塗料をコーティングしたカラーガラスなど、デザイン性に富む内外装用のガラス製品群です。主に、壁や間仕切り材などとして使用されます。h:板・機能ガラス 通常の板ガラス(フロート板ガラス)や片面に型模様をつけた型板ガラスです。i:ガラスシステム・ユニット「ガラス+部品」または「ガラス+部品+支持部材」の製品群です。ガラスの特徴を活かした「透明美」をコンセプトとしています。j:多用途展開 太陽光発電システムのための合わせガラスタイプの太陽電池モジュールや、店舗用の冷蔵、冷凍ショーケースに導電膜を施した複層ガラスを使用して防曇性を高めたガラスドアなどの製品群です。B:自動車用ガラスhttp://www.agc.com/products/automotive/index.html 合わせガラスや強化ガラスなどの販売において、世界トップレベルのシェアを有する自動車用ガラス事業。製品の安全性やデザイン性、快適性、環境性能を追求しています。(自動車用ガラスの事例)a:全周99%UVカットガラス AGCは、クルマの全ての窓ガラスで約99%UVカットを実現しました。IR(赤外線)によって生じるジリジリ感も低減します。b:ガラスアンテナhttp://www.agc-automotive.com/ja/our-products/transversal-technologies/integrated-glass-antennas/ <AGCの自動車用ガラスビジネス>・AGCオートモーティブは、新車向け自動車用ガラスビジネスのリーディングカンパニーとして、世界中の顧客に製品を提供しています。 世界の自動車のうち4台に1台はAGCオートモーティブのガラスが使われています。・自動車用補修ガラス 自動車用補修ガラスの主要製品「合わせガラス」の特性 自動車用補修ガラスの主要製品であるAGCの合わせガラスは、割れても破片が飛び散りにくく、飛び石や接触事故など前方からの衝撃物に対しても貫通しにくいという特性があります。・輸送機器・産業車両用ガラス AGCオートモーティブは、鉄道車両、トラム、バスなどの輸送機器や産業車両用ガラスの生産・販売を手掛け、50年を超える歴史があります。〇電子A:ディスプレイ用ガラス TFT液晶/有機EL用ガラス基板において世界第2位のシェアを持つディスプレイ事業。 独自の製法と高度な生産技術でグローバルな競争力をより高めるとともに、次世代の映像表示デバイス向けの開発にも注力していますa:ディスプレイ用ガラス基板(TV、PC、自動車用などのディスプレイ用ガラス基板) 今や生活必需品とも呼べるスマートフォンやタブレットですが、なかでも、もっとも目にする部分、それが液晶ディスプレイ。液晶ディスプレイがなくては、メールを送ることも、カメラ機能を使って撮影した画像を見ることもできません。 更に液晶ディスプレイは、車載機器としてのナビゲーションシステムやセンターインフォメーションディスプレイ、デジタルサイネージなど、実にさまざまな場面で活躍しています。 AGCでは、進化する液晶ディスプレイの重要な構成素材となる液晶ディスプレイ用ガラス基板事業を手がけており、グループの技術力を結集し便利で快適な生活をサポートしています。http://www.agc.com/products/display/detail/an100.html 透明性を有し、表面が平滑で平坦、耐熱性にも優れているため、テレビ、PC、スマートフォン、タブレット端末や自動車用など、多彩なディスプレイ用の基板として活用されています。フロート法で開発されたアルカリ分を含まないアルミノ珪酸塩ガラスです。 テレビの大型化を可能にし、支えているのが、AGCのTFT液晶ディスプレイ用ガラス。鮮やかで美しい映像を生み出すテレビの基幹部材として利用されています。 TFT液晶ディスプレイ用ガラスには、いくつもの厳しい条件が求められます。まず、通常のガラスと異なりアルカリを含むことが許されません。アルカリが含まれていると、液晶材料を汚染するだけではなく、トランジスタ特性に悪影響を及ぼしてしまうのです。また、0.3~0.7mmという薄さでも大きなたわみが許されず、さらに、精密加工のために高熱を加えても、伸びたり縮んだりして形が変化しないよう、耐熱性が必要になってきます。加えて、薬品を使った加工の際にも、成分が溶け出してしまわないような性質を持っていなければならないのです。 有害物質であるヒ素を含んでいないことも特長です。そのため、環境に優しいガラスとしても高い評価を受けています。「薄型化」「大型化」「環境対応」を、AGCの技術が支えています。 液晶ディスプレイは、二枚のガラスの間に「液晶」を挟み込んだ構造になっています。液晶は、液体と固体の両方の光学的な性質を併せ持っているのが大きな特長です。その液晶層に電圧を加えることで液晶の中に含まれる分子はいろいろと向きを変えます。バックライトが発する光の量を、向きを変えた液晶分子が調節しながら、赤・青・緑のカラーフィルターを通って、さまざまな像が表示されるというわけです。 液晶ディスプレイのなかでも、現在多く使われているのが「TFT液晶」と呼ばれるもの。これは液晶層へ電圧を加える装置として、電気信号を変化させるトランジスタの薄い膜を使ったもので、高精細・高速応答がメリットです。 近年この高精細化がますます進み、4K、8Kテレビなど大画面でも繊細でくっきり見える画面が開発されています。これらの高精細テレビを支えているのが、独自のガラス精密加工技術により製品化されたAGCのディスプレイ用ガラス基板です。b:ディスプレイ用超低熱収縮ガラス基板(世界最高の低熱収縮を有する高精細ディスプレイ用ガラス基板)http://www.agc.com/products/display/detail/anwizus.html スマートフォンやタブレットPCの高精細なディスプレイでは、低温ポリシリコン(LTPS)液晶や有機ELなどの高精細パネルの採用が拡大しています。高精細パネルは、製造工程における熱処理によるガラス基板の収縮が、パネルの品質や生産性に大きく影響します。そのため、高精細パネルに用いるガラス基板は熱処理による収縮が小さいことが求められています。低温ポリシリコン(LTPS)液晶や有機ELに最適なガラス基板の特徴・圧倒的な低熱収縮・ヤング率(曲げに対する剛性)が高く、撓みが小さい・パネル薄型化工程におけるエッチング速度が速い・良好な光弾性特性(パネルコントラスト特性の向上)B:電子部材 ガラスや化学、セラミックス事業で培った素材、加工、表面処理、成形などの高度な技術を活かし、最先端のエレクトロニクス産業を支える電子部材事業。a:半導体プロセス・部材関連・合成石英(半導体プロセス用の高純度・高品質・高機能ガラス)http://www.agc.com/products/electoric/detail/aq.html AGCが長年培ってきたファインガラス・ファインケミカル・ファインセラミックスの技術・研究開発をもとに製造しました。日進月歩の半導体プロセスに適し、さまざまな光学部材などに使われている高純度・高品質・高機能ガラスです。・低熱膨張ガラス(極低熱膨張の合成石英ガラス)http://www.agc.com/products/electoric/detail/az.html AGCのゼロ膨張ガラス AZは、AGCが持つ、超高純度合成石英ガラス製造技術を応用して開発された、極低熱膨張ガラスです。 合成石英ガラスをベースに製造しているため、合成石英ガラスと同様に、様々な形状に容易に加工することが出来ます。 また、精密研磨加工により低欠陥を保証して出荷することも可能です。 熱物性測定用標準、光共振器スペーサ、露光機用ステージなど、熱膨張の影響を極減まで抑える必要のある最先端アプリケーションに最適です。c:人口水晶(レーザー照射に対して高耐久性を誇る)http://www.agc.com/products/electoric/detail/cq.html 従来の人工水晶に比較して、レーザー照射による劣化を1/5~1/6以下に抑制し、半導体露光装置などに用いられる高強度なレーザーに対する耐光性を大幅に改善しました。偏光解消板や波長板のような偏光光学素子、回折光学素子、プリズムの材料として最適な人工水晶材料です。d:炭化ケイ素 SiC(高純度・高強度・低熱膨張のセラミックス)http://www.agc.com/products/electoric/detail/roiceram.html 炭化ケイ素(SiC:Silicon Carbide 製品名:ROICERAM-HS)は高純度・高強度・低熱膨張という特長をもち、耐酸性・耐熱性に優れています。 主に高温で使用される半導体製造装置の部材として、30年以上の実績があります。そこで培われた様々な技術を活かして、近年は、LED・太陽電池・SiCパワーデバイス用途でも採用されています。e:CMPスラリー(CMPプロセスに対応したスラリー+研磨ソリューションを提供)http://www.agc.com/products/electoric/detail/cmp.html 原料砥粒からスラリーまで一貫生産できる強みを活かし、CMPプロセスに対応したスラリー+研磨ソリューションを提供しています。高平坦化された多層構造を実現する技術として、酸化膜用、配線材料用などの各種用途に合わせスラリーの最適化を行なっています。f:半導体パッケージ用ガラス基板(半導体、MEMS等のパッケージ(実装)用ガラス基板)http://www.agc.com/products/electoric/detail/swan.html 半導体やMEMSのパッケージ(実装)市場でニーズの高い、幅広い熱膨張係数(CTE:Coefficient of Thermal Expansion) のラインアップを特徴とした新しいガラス基板です。カバーガラス、また工程のサポート基板として最適な各種CTE、平坦・平滑性が特徴です。形状はファイ300mm等のウェハ、また500mm角等のパネルサイズに対応しています。 近年、半導体やMEMSのパッケージ(実装)市場では、従来の個片によるパッケージ化に代わって、ウェハ状態でのパッケージ化技術(ウェハレベルパッケージ)が普及し、AGC(AGC)等の光学デバイス向けカバー、また半導体の実装工程におけるサポート基板としてガラスのニーズが高まっています。 特にファイ300mm等の大口径の場合、ガラスと、シリコンや半導体実装部材との熱膨張係数(CTE:Coefficient of Thermal Expansion)のアンマッチによる顧客工程におけるウェハ反り、実使用環境でのデバイス反りが、それぞれ生産性、信頼性低下の要因となります。 AGC、ガラス組成設計力と生産技術により、従来にない幅広い熱膨張係数(CTE:Coefficient of Thermal Expansion)のガラスをラインアップすることにより、これらの問題解決に貢献する、高品位で使いやすいガラスウエハ、ガラスパネルを提供します。代表的なラインアップとして、シリコンCTE完全マッチング無アルカリガラス、高膨張無アルカリガラス、超高膨張ガラスがあります。g:微細孔付きガラス基板(3D実装を可能とする微細孔付きガラス基板)http://www.agc.com/products/electoric/detail/tgv.html 薄板ガラス基板に顧客の要望のパターンで、微細孔形成を実施します。半導体パッケージの3D実装用回路基板、その他幅広い分野での使用が可能です。C:光学部材a:プレーナー光素子(光関連機器の性能、設計自由度を大いに高める光学素子)http://www.agc.com/products/electoric/detail/planar.html ガラス基板技術、有機薄膜技術、光学設計技術の3つを融合した世界初の独自光学素子。 ガラス基板上に有機薄膜機能材料を何層にも積み重ねていく独自の技術で、従来は個別の部品が受け持っていた様々な機能を一つの素子にコンパクトに集積。また、波長の異なるレーザー光を合成したり、選んだ光だけを折り曲げたりする技術を組み合わせ、一つの素子でCD/DVD/Blu-Rayに対応。b:赤外線吸収ガラスフィルター(デジタルカメラ用視感度補正フィルター)http://www.agc.com/products/electoric/detail/ircut_filter.html 携帯電話のカメラ、監視カメラ、車載用カメラなど、デジタルカメラで使用されるCCDやCMOSと呼ばれるAGC(AGC)の感度を、人間の視感度に合わせるためのガラスフィルターです。c:非球面レンズ(学機器の性能を向上させる非球面ガラスレンズ) ガラスモールド精密成形技術を駆使して作製された光学機器の性能を向上させる非球面のガラスレンズです。d:非球面レンズ「カルコゲナイドガラス」(赤外線透過性に優れるカルコゲナイドガラスを素材とした非球面ガラスレンズ) 赤外線透過性に優れるカルコゲナイドガラスを素材としガラスモールド精密成形によって作製された非球面のガラスレンズです。(使用用途)監視カメラ、ナイトビジョン用(車載)カメラ、赤外線分析機器 その他にもマイクロレンズアレイ(単レンズが縦横に配列された光学素子 レンズアレイ)、非球面ガラスモールドレンズ(耐熱・耐侯・耐久性に優れた、ガラスモールドレンズ製品)、フライアイレンズ・レンズアレイ(耐熱・耐久性に優れた、ガラスモールドレンズ製品)、コンデンサーレンズ(<非球面・球面>耐熱・耐久性に優れた、ガラスモールドコンデンサーレンズ)など優れた製品群を製造しています。D:光学薄膜a:反射防止膜(表面反射を抑制し、透過率の向上を図る)http://www.ocj.co.jp/ b:ビーム・スプリッタ(任意の波長を選択し、偏光成分を分離させることができる)c:干渉フィルター「ダイクロイックミラー」(入射角度依存による、透過と反射の調整が可能。幅広い波長領域にて作製可能)E:ポリカーボネートシート・薄板・フィルム AGCの「カーボグラス/ツインカーボ」は、30年以上の歴史を持ち、建材分野だけでなく、産業・車両・光学分野など、幅広い分野に展開しています。 溶融押出成型法でのシート、薄板、フィルムの製造をはじめ、コーティング/切断加工、商品開発までワンストップ体制を有しており、豊富な品揃えでユーザーの希望に幅広く対応しています。(製品群)http://www.agc.com/products/electoric/polycarbonate/index.htmlF:その他a:粉末ガラス・ガラスペースト(絶縁、気密封着など、エレクトロニクス分野向けの粉末ガラス)b:SWガラス基板(シリコンと非常に近い膨張係数を持つガラス)c:組織培養製品(信頼の「IWAKI」ブランド細胞培養用プラスチック製品)d:理化学実験用ガラス製品(ビーカー・フラスコ・他 高品質な理化学実験用耐熱ガラス製品)e:ガラス管(ソーダライムガラス さまざまな用途に対応可能なソーダライムガラスチューブ)f:耐熱ガラス食器(下ごしらえ・調理・食卓・保存まで毎日使える耐熱ガラス食器)g:工業用ガラス製品(採光用ガラス瓦・防爆照明用カバー・他 耐熱・耐久性に優れた硼硅酸ガラスでさまざまな製品)h:ガラスセラミックス基板(高出力LED照明の耐久性と輝度を高めるガラスセラミックス基板)i:ガラス線量計(自然放射線から放射線治療レベルまで広範囲を高精度で測定)〇先進機能ガラスhttp://www.agc.com/products/applied_glass/index.html 「薄く、軽く、そして強い」特殊ガラスの特長を活かした用途開拓に注力し、スマートフォン・タブレット端末向けの電子機器用カバーガラス、太陽電池用ガラス基板、タッチパネル用ガラス基板など、次々と製品ラインナップを拡げています。a:化学強化用特殊ガラス(スマホ、タブレット、PCのカバーガラス) b:高透過型板ガラス(光の透過率を向上させた太陽電池用カバーガラス) ・優れた透過性をもつガラスガラス独特の青みが抜け、透明度が高い白板ガラス。ガラス越しに見た物の色が、より忠実に透過する特性を持っています。c:薄膜タイプガラス基板(高透過率と高ヘイズ率を有する透明導電膜をコートしたガラス基板) ・太陽電池用TCO基板 高透過率と高ヘイズ率を有する透明導電膜をコートしたガラス基板ですd:電子機器用超薄板ガラス(タッチパネル搭載機器の多様化と薄型化に貢献する超薄板ガラス)e:ウィンドウフィルム(遮熱、紫外線カット、飛散防止、快適性) 薄膜の金属層が太陽光の赤外線を反射することで室内の温度上昇を抑制します。紫外線透過率が非常に低いために紫外線対策用としても使用可能です。また、可視光透過率が高く、飛散防止機能もあるため、建築用、一部車輌用に最適な製品です。f:化学強化特殊ガラス(薄くて軽い化学強化ガラス)http://www.agc.com/products/applied_glass/detail/leoflex.html 通常のソーダライムガラスよりも高い強度が得られ、薄くしても割れにくい性能を有しています。一般建築用途の他、太陽電池や照明機器などの軽量化に貢献する化学強化ガラスです。〇化学A:クロール・アルカリ事業(塩水の電気分解により製造される苛性ソーダや塩素を中心とするクロール・アルカリ製品群を提供しています。)http://www.agc-chemicals.com/jp/ja/company/chemical_chain/chloralkali/index.html<東南アジアで苛性ソーダ市場No.1メーカー> 日本国内で高いシェアを有しているだけでなく、1960年代にタイ、1980年代にはインドネシアで電解工場を稼働させるなど、早期に国際展開を進め、現在は東南アジアにおける苛性ソーダNo.1メーカーとして高いプレゼンスを確立しています。更に、近年の東南アジア市場の需要拡大に対応し、インドネシアでの能力増強を進め、また2014年には現地の有力な塩ビメーカーを傘下に収めてベトナムにも進出しました。<世界トップレベルのクリーンで環境に優しい電解プロセス> AGCは自社で開発したフッ素系イオン交換膜「フレミオン」を使用したイオン交換膜法で、苛性ソーダ・塩素を製造しています。イオン交換膜法は、従来の水銀法やアスベストを使用する隔膜法と比べ、有害物質を使用しないだけでなく、消費エネルギーを抑えた、世界トップレベルのクリーンで環境に優しい電解プロセスです。<生活を支える基幹製品を提供> 塩水を電気分解して得られる苛性ソーダと塩素は化学産業の基礎製品であり、多くの化学製品の原料などに使われています。苛性ソーダと塩素から製造される次亜塩素酸ソーダは、社会を支える重要インフラの一つである上下水道の殺菌剤として使用されています。また苛性ソーダを原料として製造される重曹は、主に人工透析剤などの医薬品、膨張剤などの食品添加物、入浴剤の原料として、私たちの生活の身近な場面で使用されています。B:フッ素化学品事業(半導体・自動車・エネルギー・建築など、多くの分野で使用されるフッ素樹脂・ゴムを取り扱っています。)http://www.agc-chemicals.com/jp/ja/company/chemical_chain/fluoroproducts/index.html 半導体・自動車・エネルギー・建築など、多くの分野で使用されるフッ素樹脂を取り扱っています。塗料向け、繊維向けをはじめ、紫外線を通すフィルムやコート材、電解膜など幅広い品揃えで顧客の要望に応じた最適なソリューションを提供します。<世界トップレベルの技術力と幅広い品揃え> 世界トップシェアのフッ素樹脂(ETFE)を始めとした、自動車・航空機産業で要求される耐熱性・耐薬品性を達成するフッ素樹脂・フッ素ゴム、高い意匠性を実現する建築向け膜構造用フッ素樹脂フィルム、橋梁やタワー等のランドマークに採用されている高耐候性の塗料用フッ素樹脂など幅広い品揃えがあります。<環境負荷低減に寄与する製品づくり>A GCでは“Chemistry for a Blue Planet”のビジョンのもと、フッ素製品の提供を通じて、安全、安心、快適で環境に優しい世の中の創造を目指しています。また、さまざまな環境問題に対応した製品の開発を通じて、環境負荷の低減に貢献します。<充実したグローバル技術サポート> さまざまな用途でのグローバルな需要拡大に合わせ、世界各地のテクニカルサービス拠点より、AGCのフッ素製品を使用するための高度で迅速な技術サポートを提供しています。幅広いフッ素製品の提供と技術サポートを通じて、顧客にソリューションを提供します。C:ガス・溶剤事業(空調・冷凍冷蔵分野で使われる冷媒や産業洗浄・コーティング分野等で使われる溶剤を取り扱っています。) 空調・冷凍冷蔵分野で使われる冷媒や産業洗浄・コーティング分野等で使われる溶剤を取り扱っています。オゾン層破壊・地球温暖化などの環境問題に対応した製品を提供することで、環境に優しい世の中の創造に貢献しています。<環境負荷低減に貢献する製品を提供> 冷凍空調機器用冷媒や溶剤分野では毒性や燃焼性など使用上の課題に対応可能な物質としてフッ素系冷媒・溶剤が広く普及しています。AGC化学品カンパニーは、オゾン層破壊や地球温暖化など地球規模の環境問題に対応すべく各種代替フロンを開発・提供してきました。現在はこれまでのノウハウを生かし、HFCに替わる、より地球温暖化係数の低い冷媒・溶剤の開発を進めています。<充実した溶剤ラインナップでお客様の幅広い用途に対応>「不燃性で安全に使用できる溶剤」をコンセプトに、溶解力が高く金属製品の脱脂洗浄などに適した塩素系溶剤や、熱安定性が高く精密洗浄や各種溶媒・熱媒体に使用されるフッ素系溶剤を提供しています。顧客の用途に応じたテクニカルサポートにより最適なソリューションを提供します。<フルオロカーボン類とフッ化カルシウムの回収・リサイクルを推進> フッ素製品の原料であるフッ化カルシウム(蛍石)は、産出国や埋蔵量が限られた貴重な資源であり、AGCは1997年から、顧客が使用済みのフロン類を回収・破壊し原料として有効に再利用しています。また自社工場やフッ酸を使用されるお客様の排水処理工程で発生するフッ化カルシウムの再利用も開始しています。この取り組みは、平成26年度「資源循環技術・システム表彰」の最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。D:ウレタン事業(プロピレンオキサイドを基礎原料として、ウレタン樹脂等に用いられるポリエーテルポリオールを製造・販売しています) プロピレンオキサイドを基礎原料として、ウレタン樹脂等に用いられるポリエーテルポリオールを製造・販売しています。ウレタンフォーム、エラストマー、接着・シーリング材等の各用途に適した最適なソリューションを提供しています。<原料からの一貫生産による安定品質と幅広い製品展開> ウレタン用途には欠かせない主原料であるポリプロピレングリコール(PPG)。その原料であるプロピレンオキサイド(PO)からPPGまでを一貫生産しているため、安定して不純物の少ない高品質なPPGの提供が可能です。また、PPGの応用展開として、プレポリマー、変成シリコーン等の製品も保有しています。<豊富な製品ラインナップで幅広い用途をカバー> 断熱材やシートクッションに用いられるウレタンフォームからコーティング、接着剤、シーラント、そしてエラストマーまで、豊富な製品ラインナップで幅広い用途をカバーします。更に、当社の保有する優れた触媒設計技術により顧客の求める性能を発現するポリマーを開発し、各用途に適した最適なソリューションを提供しています。<化学の力を通じて環境負荷低減につながる製品を提供> 硬質ウレタンフォームは長期に亘り断熱性能を持ち続ける、優れた素材です。AGCの水発泡に適したPPGは、地球温暖化係数の高いフロンガスを使わずに成形することが可能です。断熱性能に優れた硬質フォームを用いた建材は、夏の冷房時あるいは冬の暖房時の断熱効果を高めます。また、AGCの変成性シリコーンポリマーを使用することで、イソシアネートや溶剤を使用せず、環境にやさしい接着剤を製造することが可能になります。E:ライフサイエンス事業(cGMP対応、バイオ医薬品原薬を含む農薬原体・医薬品原薬及び中間体の受託製造、新薬の開発、更には高機能性含フッ素化合物などを、開発から製造までグローバルにお客様の多様なニーズに応えています。)http://www.agc-chemicals.com/jp/ja/company/chemical_chain/lifescience/index.html<農薬原体・中間体の受託開発・製造> 開発から製造までのワンストップソリューションを提供します。精密有機合成テクノロジーを用いて、原料から中間体、原体まで一貫生産します。効率的なプロセス開発による、工業スケールでの安価な中間体、原体を受託製造します。生産拠点複数化によるリスク分散・安定供給を実現し、グローバルな顧客のニーズに応えます。<医薬品原薬・中間体(有機合成)の受託開発・製造> オリジナル医薬品の開発から、医薬品原薬・中間体の受託を、システマティックな管理体制による、品質を含めた安定生産し、グローバルな顧客のニーズに応えます。要望に応じ、cGMPプラントによる製造、FDA査察対応も行います。a:医薬品受託製造http://www.agc-chemicals.com/jp/ja/products/detail/index.html?pCode=JP-JA-L004b:農薬受託製造http://www.agc-chemicals.com/jp/ja/products/detail/index.html?pCode=JP-JA-L005 農薬の原料から中間体、原体まで、精密有機合成テクノロジーを用いて、顧客のニーズに合わせて受託製造します。効率的なプロセス開発による、工業スケールでの安価な中間体、原体を提供します。日本各地に生産拠点を持つ事によって、リスクを分散化し、製品の安定供給を実現しています。<バイオ医薬品の受託製造> AGCは、国内最大級の4,500L培養槽を備えた、cGMP対応バイオ医薬品原薬の受託製造業におけるリーディングカンパニーです。独自の技術と豊富な経験から、バイオ医薬品の研究段階から商業生産までのあらゆる段階を効率的にサポートし、顧客のニーズに応じた柔軟な受託サービスを提供します。a:バイオ医薬品の受託製造http://www.agc-chemicals.com/jp/ja/products/detail/index.html?pCode=JP-JA-L006<国内バイオCMOのパイオニア> AGCは1985年中央研究所でバイオ事業を発足以来、2005年より横浜に手CMOサービスを開始いたしました。ライフサイエンス事業で培った技術蓄積をコアに、国内バイオ受託事業におけるリーディングカンパニーとして、国内製薬企業様などを中心に、サービスを展開しています。<臨床開発~商業医薬品まで豊富な実績> バイオ医薬品の発現系構築から、プロセス開発、製造までワンストップで受託製造できる体制を構築しています。長年の臨床段階の医薬品の開発から、商業品までの豊富な実績を元に、顧客の製造プロセスに対応した柔軟なサービスを提供します。<きめ細かな品質管理、各種申請手続きサポート>AGCでは、顧客のニーズを的確に反映させた計画書作成、データの統計処理から試験報告書の一連のドキュメント作成・管理、医薬品申請サポートに至るまで、高品質のサービスを提供します。F:その他の事業 AGC化学品カンパニーが擁するグループ会社が展開するファインケミカル事業、メンブレン事業、FRP事業などの分野でも、長年培った高い技術力により顧客の様々な要望に応えています。a:サーフロン(フッ素系界面活性剤) b:クロロメチルスチレン(CMS) c:エスエフコート(フッ素系コーティング剤) d:FRP(繊維強化プラスチック製品) e:サンセップ(AGCが開発したフッ素系イオン交換樹脂を用いた製品 メンブレンド式ライヤー) f:エコセーフ(人体や環境への影響が懸念されているディーゼルエンジンの排ガス黒煙(すす)をほぼ100%除去する、定置式の集塵装置です。g:タフシールド(覆蓋) 浄水施設や下水処理施設でご利用いただける、高い遮光性を持ったフッ素樹脂(ETFE)フィルム式のカバー(覆蓋)です。水槽や水路、沈砂池等の水処理設備の開口部を覆うことで、 高い遮光性により藻の繁殖を抑制する藻類対策 、不快な臭いが周辺に広がるのを防ぐ防臭対策 、開口部への降下物や落下物対策 に役立ちます。 その他多数の優れた製品を作っています。〇セラミックス 長年培ってきたセラミックス技術を駆使して、ガラス生産工程の革新や地球環境保全に貢献する多彩な製品・ソリューションを提供しています。A:ガラス分野「省エネ」と「環境にやさしい」をコンセプトにした最適なガラス窯を提案しています。窯のライフサイクルのあらゆる場面でお客様を支援していきます。B:セメント分野 地球環境保全の技術革新が進むセメント産業において、環境の変化に対応した商品とコンサルティングサービスを提供します。 C:焼却炉分野 各種窯炉ニーズに適合したキャスタブルを揃えています。工期短縮や乾燥焚き時の爆裂低減へ貢献できる製品も提案します。D:アルミ分野 長年にわたる経験と実績により、アルミ溶解炉向けに最適な耐火物と放散熱量の低減を提案します。 E:その他工業炉 多岐にわたる分野において、最適な耐火物をお客様にご提案します。〇新規事業開拓 AGCは事業領域を越えてガラス、電子、化学品、セラミックスなどそれぞれの事業分野で培った多岐にわたる技術を融合。新たな市場に向けて、より付加価値の高い製品を生み出しています。A:ガラスサイネージ®シリーズ ガラス一体型デジタルサイネージ(あらゆるガラス面を液晶ディスプレイ付きガラスにする技術)http://www.agc.com/products/new_markets/detail/infoverre.html ガラスに液晶ディスプレイを直接貼り合せることにより、従来のデジタルサイネージに比べ視認性が大幅に向上。反射面が減り、高コントラストでクリアな映像表示を実現できました。またディスプレイ設置のための架台が不要のため、狭いスペースでの設置が可能となりました。B:ガラス製透明スクリーン(透明なガラスへプロジェクターの映像投影を実現)http://www.agc.com/products/new_markets/detail/transparent_glass_screen.html プロジェクターの映像を投影できるガラス製透明スクリーンです。映像を投影していない時は透明なガラスとして周辺環境になじみ、空間に広がりをあたえます。映像投影時は様々な空間演出が可能となります。(使用用途)・商業施設での映像演出・店舗、ショールームでの映像演出・オフィスロビー・エントランスでの映像演出・博物館、美術館での映像演出・イベント・ショーでの映像演出・その他、プロジェクションマッピングによる空間と映像のコラボレーション演出C:プラスチック光ファイバ(縛っても捻っても伝送損失がない民生用世界最速のプラスチック光ファイバー)http://www.agc.com/products/new_markets/detail/fontex.html 大容量データ通信に向け、乱暴な扱いや小さく曲げた状態でも通信可能で、安全に安心してご使用頂く事ができるプラスチック光ファイバー(POF)です。D:高強度カラーガラス(鮮やかな発色とシャープで美しいエッジ。誰も経験したことのない高強度カラーガラス) 以上 製品を見ているだけで楽しくなります。
2018.12.08
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日証協発表の貸借取引残高の意味するところですが、 実際に空売りとして借株売却に利用される貸付残高は、『 有担保+無担保の貸付残高分』で借入残高はふくめてはいけないということのようです。 借入残高は、借り株分です。 (日証金の融資みたいなものだそうです。) 銘柄別信用取引週末残高(売残高)+銘柄別株券等貸借週末残高報告(貸付残高)+直接貸株が実際の空売り残高に比較的近いかもという数字になるのではと予想されます。 ただし、 日本証券業協会が公表する『銘柄別株券等貸借週末残高報告』には、証券会社間における貸借取引の繰り返しによるダブルカウントにより、 実態のポジション以上に数値上の残高 が膨らんでいる可能性が指摘されています。つまり『その実際の空売りの数字に数値が近いというだけ』で、正確ではないということです。 さらに直接貸株は数字が出ません。 空売りネットには直接貸株を利用した空売りファンド(=外資系証券会社など)の会社別の空売りの数字も出ています。https://karauri.net/4004/ 貸借残高の巨額な数字分が証券会社から空売りの大口ファンドにに貸し付けられ、これが売り残高となっている可能性が高いならモーニングスター社の情報にあるように、強烈な買戻しのエネルギーが貯まっていることになります。
2018.05.28
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今日は熱も下がり、固形物が通常通りに食べられることになったので、少し株のことも書きてみようと思います。 まず米中首脳が追加関税見送り合意がありました。そして知財権侵害で協議開始のようです。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-02/PJ347H6S972801 一部引用させていただきます。『ホワイトハウスは首脳会談が「大成功」だったとし、米国が中国製品2000億ドル(約22兆7140億円)相当への関税率を10%で据え置き、来年1月1日から予定されていた25%への引き上げを先送りすると発表した。米国はトランプ政権が不満を持っている知的財産権侵害や非関税障壁など中国の貿易慣行に関して協議を直ちに開始することを望んでいる。 ホワイトハウスのサンダース報道官は声明で、構造改革に関して90日後に進展がなければ、米国が関税率を25%に引き上げると述べた。同報道官によると、中国は米国との貿易不均衡を縮小させるため農産品や工業製品の購入を拡大することにも同意した。 トランプ大統領は首脳会談について「素晴らしく生産的な会合で、米国と中国の双方に無限の可能性をもたらす」との声明を発表した。 今回の首脳会談の結果は両国間の根本的な意見の相違を解消しないが、米中ともに勝利をある程度宣言できるものだ。中国は米国からの追加関税の先送りを勝ち取る一方、米国は中国経済のより構造的な変化に向けた圧力で影響力を維持しながら、中国による農産品の購入拡大を取り付けた。』(以上で引用を終わります。) これで期待していて年末株高にゴーになってくれると嬉しいと思います。 さて、お題の、なぜ信越化学工業と日東電工を買って下げても持ち続けているか。ほぼ買値に戻してきました。 理由はこのサイトに書いてある通りだと思ったからです。http://nomad-salaryman.com/chemical-manufacturer-stable 化学業界の中堅ベテラン社員が後輩の大学生のために、就職して後輩が中堅になった時にも成長していると選んだベスト1とベスト3の大企業だからです。 第2位のダイセルはJTの紙たばこフィルターが減る一方なので外しました。 信越化学工業も日東電工も指を咥えて長年見ていましたが、この下げは絶好のチャンスだと考えて買いました。 特に信越化学工業は、このブログにも書いてありますが、オーストラリアに40年以上のシリコン原料の鉱山権益を持ち、材料から半導体用のシリコンウエハーを一気通貫で作れる唯一の世界トップメーカーです。 SUMCOは半導体シリコンウエハーの材料調達先である大阪チタニュウムからの多結晶シリコンの調達を止めました。材料が要求基準に達していないから。https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/bf4plc/ このサイトからの抜粋の引用です。『 信越化学工業にはこのようなリスクはありません。信越化学工業はシェールガスが豊富な米国で塩ビ事業も圧倒的に強い企業です。原料の安い国にメイン生産拠点を構え汎用樹脂で勝負しています。 化学業界も中国メーカーの大増産により、世界需要あまりが深刻になっているアイテムがある。 これは特に汎用化学品に当てはまる。中国では一国だけで世界需要と同じくらいのキャパを持っている化学品が多くある。具体的には以下の化学品、数字は感覚的に作っているため正確性に欠けているとのこと。•塩ビ樹脂(建築の配管などに使う化学品) 中国のキャパで全世界の需要をまかなえる。が、実際には売れていなくて平均稼働率は50%。 どんな商品においても世界需要の50%が中国であることを考えると、能力の拡大は妥当かもしれない。でも稼働率50%ではどんなに頑張っても大赤字になる。 これを日系メーカーの脅威と考える評論家が多いが、実際には日系メーカーだけでなく欧米の会社も困っているし、韓国・台湾の企業も困っている、中国人ですら困っている。この問題で真っ先にやられているのは韓国・台湾企業でその次に欧米企業。最後に日系メーカー(特殊品が多いため影響少ない)ということになる。結論としては、何もしてなくても中国勢はいずれ自滅する。 なぜなら環境問題、稼働率低い問題、ワイロ問題、などなどあり国が粛清を始めたから。最終的に、中国企業の中でも稼働率90%の会社もあれば稼働率10%の会社もあるので、中国の中でも業界再編がすすみ、まともな数社だけが残ることになるだろう。化学業界は中国のせいで明らかに供給過剰になっている。』(以上で引用を終わります。) 他の日本化学メーカーは信越化学工業が本気になってアジア市場に攻めてくることを恐れているみたいです。信越化学工業が本気になって米国から塩ビ製品をアジア市場に投下してきたら、他の日本メーカーは終わってしまうというビビりがあるとのことが、どこかに書いてありました。
2018.12.02
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愛知電機は名証第一部上場で、そのために割安に放置されています。10年持てば、東証第一部に移るか、名証が東証に併合されている可能性が高いと考えたことも買った理由です。 愛知電機は1942年(昭和17年)創業の中部電力系の変圧器や電力制御機器、パワーエレクトロニクス機器、電子機器、紛体機器を製造する企業です。 愛知電機は創業以来、変圧器や電力制御機器、小型モータ、電子機器、粉体機器、パワーエレクトロニクス機器や国内外の電力プラントなどの製品を製造して成長してきました。 電力事業部では中部電力向けで高いシェアを持つ「柱上変圧器」「自動電圧調整器」「配電線自動化システム」などを開発・設計・製造する一方、機器事業部ではモータを使った製品をOEM供給しているほか、畜舎用送風機や粉体混合機などアイチブランドの自社製品も開発・販売しています。 「電力」というインフラを支える「変圧器」「制御機器」「配電線自動化システム」は、電気を各家庭に安定的に届ける役割を担っている製品です。また、電動ベッドの高さや姿勢を調整する「駆動装置」や「シャッター開閉器」など、モータを使った製品に愛知電機の技術が使われています。 変圧器分野では電力変換技術、モータ分野ではメカトロ技術を活かし、創業時より70年に渡って培ってきた製造技術(モノづくり)を投入し、多彩な製品群をつくりだしています。 愛知電機は名証第1部の企業です。名証の企業は技術力も高く、資産価値も高いのに、投資家に対する知名度が低いために割安に放置されている企業が多いです。 愛知電機は2016年10月1日に5株を1株に統合し、2017年に2月に株主優待を新設したことから、一時的に優待投資家の投資で株価が上向きはじめましたが、その後に株価は下げており、PERやPBRから考えると非常に割安な状況です。 投資単元を1000株から100株に変更する時、株式統合をした企業の多くは、一株利益や一株純資産でPERやPBRを計算すると、統合前と統合後に変化はありません。しかし数字は統合前より5株を1株に統合すると5倍、10株を1株に統合すると10倍になります。 従来からの100株単元の企業と比較すると割安なことが印象的に分かるようになります。特にPBRが低くなり、また配当の金額も比較的に高い企業が多いために、株価位置が上に上がることも多いです。そして優待を新設すると個人投資家の注目も増加してマネー雑誌に取り上げられることも多くなり、知名度の低い名証銘柄にとっては良いアピールになります。愛知電機の3ヶ月間の株価のチャートです。https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=6623&ba=3&n_cid=DSMMAA131年間のチャートhttps://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=year&scode=6623&ba=3 2018年2月末の直近の高値3795円から2018年12月25日には2528円に落ちてリバウンドの途中です。 多くの日本を代表する大手の輸出企業の株価も高値からの下落率は大きいですが内需主体の愛知電機も大きく下落しており、投資環境が悪いとはいえ業績が良い(=PER低いという意味で使っています)、PBRも低いことから10年持っても安心だと考えました。 いずれは海外の新興国でも電線や地下に埋められた電線などが数多く作られるなると考えました。 このことが2019年1月4日に愛知電機を買った理由です。 やはり投資する企業が倒産してしまっては、大きな痛手を受けるので、財務内容が良く、キャッシュ・リッチで安定的に黒字を計上できる強い営業基盤を持っている企業の株を買うべきだと考えています。 愛知電機を買った理由を具体的に説明していきます。A: 愛知電機は長年黒字を確保している企業であること。平成2013年3月期から平成2018年3月期までの純利益(と一株利益)の推移。そして2019年3月期の予想。(注)愛知電機は2016年10月1日で5株を一株に統合しているので、統合後に調整しています。 〇純利益(カッコ内は一株利益)2013年3月期 29.08億円(一株利益 302.25円)2014年3月期 27.77億円(一株利益 288.60円)2015年3月期 27.27億円(一株利益 283.45円)2016年3月期 28.80億円(一株利益 299.34円)2017年3月期 52.93億円(一株利益 550.80円)2018年3月期 33.51億円(一株利益 353.18円)2019年3月期(予想) 35.00億円(一株利益 368.78円) 10年持つなら、四半期ごとの業績や減益、増益は考える必要もないですが、愛知電機は2018年10月31日の2019年3月期の第2四半期の決算短信で通期業績予想を下方修正しています。その下方修正された数字が上記の数字です。 【原材料価格上昇で下方修正】回転機事業では中国やEU向けの販売が拡大し売上高は前期並み。電力機器事業でも海外向けやバイオマス向けが伸びるが、原材料価格上昇が響き利益予想を下方修正。海外子会社のモーター事業などで設備投資も増やす。年配当は5円増の90円を計画。 5年前の2013年3月期と2018年3月期を比較すると売上高で1.16倍。経常利益で1.13倍。純利益で1.15倍と増収増益となっている企業です。B 愛知電機は投資指標から考えて割安な企業であること。 愛知電機の1月4日の終値の株価2850円。2019年3月期の一株利益予想368.78円 PER7.73倍2018年9月末の一株純資産 5448円 PBR0.53倍自己資本比率57.4%。C:愛知電機はキャッシュ・リッチな企業であること。○愛知電機の2018年3月末の現金性資産(古いですが問題ないでしょう) 現金性資産の合計額は286.26億円です。これは総資産886.94億円の32.27%に該当します。現・預金133.91億円+短期有価証券94.38億円+投資有価証券57.99憶円=286.26億円 全ての負債は373.17億円ありますが、短期性の営業資産である受取手形及び売掛金219.06億円+電子記録債権62.95億円+在庫117.53億円の合計額399.54億円でフルカバーしています。現金性資産は潤沢で、資金繰りが非常に楽な企業であることが分かります。 つまり現金性資産286.26憶円+短期流動性資産の全ての負債のオーバー分26.37億円の合計額は312.63億円であり愛知電機の自己株式を除いた時価総額と同程度の金額になります。 愛知電機の自社株を除いた時価総額は2850円×9,490,682株=270.5億円。E:愛知電機は黒字を計上し続けていることから、財務内容も非常に強化されてきていること。 資産状況はどうかについても、2013年3月期のバランス・シートの主要科目と2018年3月期のバランス・シートの主要科目を比較してみます。<2013年3月末>(資産の部)資産合計 752.08億円現・預金128.01億円短期有価証券74.11億円投資有価証券43.71億円受取手形及び売掛金204.44億円在庫105.32億円土地42.36億円建物等70.73億円設備等34.37憶円(負債の部)全ての負債387.09億円有利子負債121.51億円<2018年3月末>(資産の部)資産合計 886.94億円(134.86億円増加)現・預金133.91億円(5.9億円増加)短期有価証券94.38億円(20.27億円増加)投資有価証券57.99億円(14.28億円)受取手形及び売掛金219.06億円(14.62億円増加)電子記録債権62.95億円(62.95億円増加)在庫117.53億円(30.66億円増加)土地40.53億円(1.83億円減少)建物等62.47億円(8.26億円減少)設備等45.96億円(11.59億円増加)(負債の部)全ての負債373.17億円(13.92億円減少)有利子負債78.98億円(42.53億円減少)(コメント) 5年間で総資産が134.86億円増加したのに対し、負債総額は13.92億円減少しています。特に有利子負債は42.53億円減少しています。 現・預金は5.9億円増加し、短期有価証券は20.27億円増加し、投資有価証券は14.28億円増加しています。現金性資産の増加は合計で40.45億円増加しています。 受取手形及び売掛金と電子記録債権の合計で77.57億円増加し、在庫は30.66億円増加しています。土地は1.83億円減少し、建物等は8.26億円減少し、設備等は11.59億円増加しているます。固定資産全体では、増減は少ないです。 愛知電機は過去の利益で現金性資産と受取手形及び売掛金と電子記録債権の合計で77.57億円増やし、在庫も30.66億円増やしています。 現金性資産の合計額は286.26億円です。これは総資産の32.27%に該当します。現・預金133.91億円+短期有価証券94.38億円+投資有価証券57.99憶円=286.26億円 全ての負債は373.17億円ありますが、短期性の営業資産である受取手形及び売掛金219.06億円+電子記録債権62.95億円+在庫117.53億円の合計額399.54億円でフルカバーしています。現金性資産は潤沢で、資金繰りが非常に楽な企業であることが分かります。F: 愛知電機は業績の伸びと共に増配してきた企業であること。 愛知電機の配当 5株を1株に統合しているので、統合前の配当額は5倍しています。2013年3月期 45円2014年3月期 50円2015年3月期 55円2016年3月期 65円2017年3月期 100円(記念配25円を含む)2018年3月期 80円2019年3月期(予想) 90円 2019年1月4日の終値の株価2850円で計算した配当優待利回りは4.21%です。G: 愛知電機は個人投資家に人気のある優待銘柄です。 優待権利月 3月末 100株以上 3000円相当のカタログギフト だから2019年1月4日に愛知電機を買いました。 2018年3月末のバランス・シートから、愛知電機の資産価値を確認します。 平成30年3月期の決算短信から調べました。 現・預金133.9億円+短期有価証券94.3億円+投資有価証券57.9億円+受取手形及び売掛金219.0億円+電子記録債権62.9億円+在庫117.5億円+土地簿価40.5億円-全ての負債373.2億円=352.8憶円時価総額は(2019年1月4日終値)の株価2850円だと270.5億円です。決算短信発表時の自己株式は株数に含めず計算しています。本社・工場などの土地を近隣公示地・基準地の価格を時価として推定すると79億円程度の含み益が見込めそうです。 土地の含み益を勘案すると上記に計算した資産価値だけから判断しても愛知電機は割安です。 土地を除いた固定資産など、上記の資産価値に計上しなかった、資産を見てみます。 建物等62.4億円+設備等45.9億円+その他の資産52.0億円=160.3億円。 愛知電機は定量分析だけでも割安です。 愛知電機の事業価値をすこしだけ定性的に考えてみたいと思います。 愛知電機は愛知電機と子会社11社及び関連会社3社で構成され、電力機器事業及び回転機事業を行っています。〇 愛知電機の電圧コントロールの役割 夜、街のあかりはいっせいに灯ります。大勢でいっせいに蛇口から水を出そうとすれば、水の勢いは弱くなります。電気も同じことです。一度に多くの家庭や工場で電気を使い、送電系統に負荷がかかれば、電圧は下がります。 しかし現実には、「一斉に電気を使ったために、灯りが暗くなる」ことはありません。なぜなら、愛知電機の電圧コントロール技術による製品が、電圧の低下を防いでいるからです。 変電所に設置される「負荷時タップ切換変圧器(LRT)」や、郊外や山間部などの2本の電柱に設置される「自動電圧調整器(SRV)」は、工場や家庭に電気が送られる際に使用状況に応じて変動する電圧を調整しています。 どちらも出力電圧を一定にする機器で、電圧切換時にも瞬間的な停電を起こすことなく、工場や家庭への良質な電気の安定供給を担っています。愛知電機の電気関係以外の面白い製品〇粉体機器食品・医薬品・金属・樹脂・セラミック・化学材料などの、大きさや素材の異なる粉体を混合・粉砕・乾燥・調湿・コーティングする装置。http://www.aichidenki.jp/products/mechatronics/01/mech-01-001.html 手に混ぜる「コツ」を知る機です。 「粉体混合機」は、容器を回転させて粉を混ぜる製品で、幅広い分野で活躍しています。粉体混合機に要求されるのは、均一に混ぜることです。愛知電機は業界で唯一、回転と同時に「揺れ」を加えて「回転揺動型」とすることで、それを実現しています。均一に混ぜること以外にも、加熱して乾燥させたり、加湿させたりすることもできます。 また最近では、ニューセラミックスやレアメタルといった高価な材料を混ぜる際、残さず取り出すことも重要となっています。さらに、固まりを砕いたり、粉に液体を加えて粒にする用途で使用されることもあります愛知電機は多彩なニーズに応え、「混ぜる+α」した価値を提供しています。 愛知電機の中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 愛知電機は、平成28年度から平成30年度までの中期経営計画2018「確かな技術で未来をひらく」を策定し、活動を行っています。引用します。『 この計画では、「確かな技術で未来に向けた製品・サービスを創り出し、成長し続ける電機メーカ」をスローガンに、製品の競争力強化、新製品・新事業の創出、海外事業の推進、技術力の強化、組織力・人材力の強化に取り組み、経営目標の達成を目指しています。 なお、中期経営計画の最終年度にあたる平成30年度の数値目標を、連結売上高800億円、経常利益45億円、個別売上高400億円、経常利益30億円としています。 電力機器事業では配電系統高度化関連製品の需要が期待されますが、電力システム改革を背景に電力会社の設備投資・経費の抑制が進むと予想されます。 また、回転機事業では中国市場の成長鈍化に伴う受注競争の激化や顧客の内製化推進が懸念されております。このように、愛知電機グループを取り巻く経営環境は、先行き不透明かつ厳しくなるものと思われます。 こうした環境変化に対応すべく、当社グループは、中期経営計画で掲げた製品分野戦略と経営基盤強化戦略を着実に推進し、持続的成長を目指してまいります。この度、その一環として、一般市場向け製品の販売拡大を目的に、当社は販売子会社である愛電商事株式会社を平成29年10月に吸収合併することとしました。 』(以上で引用を終わります。)〇愛知電機の中期経営計画のページhttp://www.aichidenki.jp/company/plan.html
2019.01.05
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