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喫茶店で嫁さんが婦人画報を読んでいたら、突然、「京都へ行きたい。このお弁当を食べる」と言い出し、その2日後、早朝より車で京都へ向けて出発した。 私は車の運転があまり好きではなく、嫁さんがもっぱら愛車のベンツ(私の車はミラ、この差は何?)をドライブ。ナビの到着予想時間よりはるかに早く上七町に到着した。つまりかっ飛ばしたということ。 置屋の風情が残る町並みににある「芳月」というお寿司屋さんで家庭画報を見て予約した「お花見弁当」と食す。夫婦二人でやっている小さなお店だった。最近できたというが、お昼時は満席だった。 ちょっとずつたくさんのおかずが食べられるという女性が喜びそうなパターンだが、量がとんでもなかった。ちらし寿司をたっぷり食べた後にさらに握りが出た。ご飯地獄だ。 超満腹になり、近所の北野天満宮や桜で有名な平野神社へ行く。 残念ながら桜はまだほとんどがつぼみ。けれども境内はすでにお花見仕様になっており、平日にもかかわらず結構な人手であった。 再び車で祇園へ移動した。さすがにこの界隈は賑わっており、駐車場を探すのに四苦八苦した。 結局ちょっと観光地からはずれた所へ停めることになったが、おかげで石塀小路とかいうこじゃれた町並みを通ることができた。 そこから有名なねねの道経由で、高台寺へ行く。ここも桜はまだ満開には程遠く、プチ巨大仏マニアの私は霊山観音を拝観して我慢する。嫁さんはしきりに感動する私を見て怪訝な顔をしていた。 途中、茶量都路里の抹茶ソフト、洛匠のわらび餅をいった定番をこなしつつ、長楽館でのコーヒーは満員のためあきらめ、そのまま丸山公園を突っ切って地恩院へ向かう。「私は小学生の頃、この寺に泊った」という嫁さんの衝撃の告白を聞きながら、チェホンマンにちょうどいいくらいのやたら段差のある石段(男坂ですな)を登った。登ったら簡単にお参りをして、今度は女坂を下る。 いい加減疲れてきたが、そのまま八坂神社経由で祇園に出て買い物をした。鍵善良房でくずきりを頂戴する。以前ここへ来たときは、真冬で雪が降っていたので、くずきりを食べたら体の芯まで冷えてしまったことを思い出した。 なんか食べてばかりだが、十二段家で名物茶漬けをいただくが、単なるお茶漬け。わかってはいるがそんなにおいしいものではない。 なぜか茶漬けで満腹になり、ちょっと腹ごなしということになり、いったん車に買ったお土産を置いてから、清水寺に向かう。 この時期は京都の桜の名所はあちこちで夜間拝観をしており、清水寺も例外ではない。 本来とは違うアプローチで寺を目指したので、通りは暗く、人気もない。本当に夜も営業してるのかなと心配しつつ、八坂の塔を越え、二年坂へ合流したら、人人人の波。 参道のお店も時間延長で営業しており、ちょっと修学旅行の頃を思い出した。なんだか当時に比べお店が軒並みシャレた雰囲気気になっていてびっくりした。まあ、20年ぶりに来たのだから無理はない。 夜の清水はまた違う趣があってなかなかのもの。桜もちらほら。寺自体もそうだが、背後の山もライトアップされており気分は最高。ぜひお薦め。胎内巡りもしてしまい、お化け屋敷気分も満喫できた。 我々は平日に行ったのだが、結構の日人手であった。週末は一体どうなっているのやら。
2007年03月29日
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1 Wailing Sounds 2 'Cause I Love You 3 Flashing Loghts 4 Gutty Guitar 5 Would You Believe 6 Smoke And Fire 7 Thumping Beat 8 Union Jack Car 9 One For You, Baby 10 L-O-N-D-O-N 11 Brightest Loght 12 Baby, Come Back せっかくの楽しい春休みのはずなのに、体調がすぐれない。まずは数年来続く、不眠がこのところひどい。肩こり、頭痛も頻発。 これはいかんと思って、「Billy’s Boot Camp」(ご存知か?通販でよく売ってるやつだよ)をがんばったら腰を痛めた。おまけに体重は全然落ちない。 ようするに言いたいのは人生最悪とはいえないまでも、なんかついていないこのごろである。 さて、そんな折、ひさびさにCDショップめぐりをして見つけてしまったのが、これ。タワーレコードで2000円切っていたのでついに購入。 知る人ぞ知る、山師ロードサッチの歴史的デビュー・アルバム。ロードサッチ氏本人はこの際どうでもよく、問題なのはHeavy Friendsの方。 メンバーはヘヴィでジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム、ジェフ・ベック、ノエル・レディング、ニッキー・ホプキンスら英国を代表するスーパースターが集結している。とんでもなく太い人脈を持っておられる。 とりわけペイジは作曲、プロディースにも関与しておおり、時期的にもレッド・ツェッペリンを始動してまもないころなので、ダメだろうとわかっていても期待は高まる。 HMVのレヴューには「レッド・ツェッペリン狂には堪らない、ペイジのキャッチーなリフや、ジョン・ボーナムの独特の重厚なリズムが聴ける。サウンド面でもツェッペリンに引けをとらない素晴らしい内容だ」と書かれているが、これといった面白みのない曲と演奏が続く。 結構ギターが前面に出ているにはうれしいが、それだけ。ボンゾのドラムも「らしさ」を垣間見せるが、ツェッペリンを期待したら速攻中古ショップへ転売となる作品だ。 まずは、ロードサッチのボーカルのひどさはなんとかならないか。
2007年03月24日
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公開当時、付き合っていた彼女がABBAが大好きだったので、一緒に映画館へ観に行った。一般映画と同様、地方でも堂々とロードショーがされていたので、今になって思えばものすごく人気があったんだよね。 名古屋は文化不毛の地と呼ばれ、映画も1本では客がが呼べないと判断されたのか、このころは2本立てが基本。たしか、バーバラストライザンド主演の「スター誕生」と抱き合わせだった。 客は結構入っていて、ロック少年をきどっていた私は「けっ、ABBAなんか」というポーズをとっていたが、動く外タレを見る機会がほとんどない時代であったので、それなりにわくわくした。 そのときは全然事前の知識なしで観ていたが、77年のオーストラリアツアーがベースとなっている。彼らのライブにラジオのDJがインタビューを取ろうと悪戦苦闘するというヘボいお話が加えられている。 ストーリーはクソつまらんし、演奏はそのためにカットの嵐になっている。それに選曲もベストとは言い難いがが、なんといっても思い入れのある映画なのでそれなりに堪能してしまった。 日本盤はおまけつきではあるがかなり高価だから、輸入盤で勝負するのをおすすめしたい。ただし、日本語字幕は選べない。
2007年03月23日
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今日は平日だが、何気に春休み。 家から決して近いとはいえないが、安城市にあるデンパークへ行ってきた。オープン間際にたまたま近くまで行ったときは、休日ということもあり周辺は大渋滞。やむなく引き返した。 気候がよろしくなったとはいえ、平日だ。ガラガラだろうと思って行って見ると、駐車場には結構車がある。 園内はお金取るのもどうかというほどの、植わっている植物に少々手がかかっている単なる公園。 ここに来たからといってデンマークという国にすごく行きたくはならない。というよりなんか関係あるの? オヤジ一人で来るのも考えものだが、まあのんびりさせてもらいました。 最近は仕事も楽でのんびりばかりしているが、肩こりはひどいし、頭痛もしょっちゅう。眠りが浅く、薬を飲まないと熟睡できない。オイラの体、どうなっているんだろう?
2007年03月22日
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なんだか、書くのが面倒になり、1ヶ月あまり放置していた。ホームページビルダーの最新版を購入して、ホームページも作ってみたけれど、なんだか意欲がわかない。 思えば、ブログなんて今では誰でも作れるから、よほど面白くなければ誰も読まないよな。 私は高校教師をしているが、今は仕事と仕事の合間でボーっとしている。というのも3年生の担任をして、3月1日に卒業生を送り出してそれから授業もなく、ずっと窓際族みたいな生活をしている。 暇な日々を夢見ていたけれど、いざのんびるするとなるとなんだか創造力が枯渇して、「何を嬉々としてブログを作っていたのだろう」とばからしくなってきた。 そうはいっても、ここ1ヶ月でもCDは増える一方。今までは聴いていたやつを全部レビューしていたが、面倒くさくなった。ビミョーなのだけにしよう。 それから話変わるけれど、映画検定を受けようかな思った。それについては、また明日にでも。
2007年03月21日
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77年7月12日、ボストンガーデンでのライヴ。1.1 Intro/ Karn Evil 9-1st Impression Pt.2 1.2 Hoedown 4:06 1.3 Tarkus 18:07 1.4 Take A Pebble Pt. 1.5 Piano Concerto #1 1.6 Take A Pebble Pt.2 1.7 Still...You Turn Me On 1.8 Knife-Edge 1.9 Pictures At An Exhibition (excerpts) 他。 ものすごくクリアーな音質。正規盤といっても絶対通じそうなレベル。 ELPは一連の公式海賊盤が出ているが、それの平均をはるかに凌駕する仕上がりである。 ジャケット、レーベルの仕上がりも美しい。 CD2枚にコンサートがすっぽり収まっている。 冷静に考えるとELPというバンドは旬の時期がかなり短い。 このツアーは評判の悪かった「WORKS」の発売に合わせてのものであろう。 アルバム自体は、2枚組ながら、アナログ3面が各人のソロで、バンドとしての作品が2曲だけ、おまけに全体に守りに入った作りになっており、あまり感心した出来ではなかった。 で、ライブはどうかというと、まだまだアグレッシヴな姿勢は失っておらず、のっけから緊張感溢れる演奏が続く。 おまけに選曲はここに至るまでの彼らの代表曲のオンパレード。 それぞれのアルバムから満遍なくピックアップされている。 彼らだけではないが、再結成後の貫禄だけの演奏とは異なり、3人の個性がぶつかり合った熱演が聴ける。
2007年02月11日
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04年8月20日のナッシュビルの Starwood Amphitheatreでの2枚組ライブ。Disc101-Rock And Roll Band (Live) 02-Feelin Satisfied (Live) 03-Star Spangled Banner (Live) 04-I Had A Good Time (Live) 05-Piece Of Mind (Live) 06-It's Been Such A Long Time (Live) 07-I Think I Like It (Live) 08-Livin For You (Live) 09-More Than A Feeling (Live) 10-Guitar Solo (Live) 11-Cryin (Live) 12-Someone (Live) 13-Don't Look Back (Live) 14-Boston Blues (Live) 15-Cool The Engines (Live) 16-Surrender To Me (Live) 17-Hollyann (Live)Disc201-With You (Live) 02-Let Me Take You Home Tonight (Live) 03-Walk On (Live) 04-Keyboard_Guitar Solo (Live) 05-Get Organized (Live) 06-Walk On Some More (Live) 07-Amanda (Live) 08-The Launch (Live) 09-Magdalene (Live) 10-Foreplay (Live) 11-Long Time (Live) 12-Member Intro_Encore (Live) 13-Something About You (Live) 14-Party (Live) 15-Smokin (Live) 以前にセカンドアルバム発売後のライブCDと映像を手に入れたときは狂喜乱舞し、鑑賞した後は、なんとなく「やっぱ、ボストンはライブバンドではないからね」と自分を慰めたりした。 凝りに凝ったアレンジを5人のメンバーで再現するには無理があったようだ。 月日は流れ、オリジナルのメンバーはいずこかに去ってしまい、ある意味、ZARDよりその実態が果たしてあるのかどうか怪しい彼らだが、トム・シュルツがいればそれでボストンなのだろう。 ELOもジェフ・リンがいればELOだからな。 でもって、若かりし頃に較べれば、演奏はずっと安定しているが、面白みには欠ける。 01がものすごく遅いテンポで始まり、なんだかまだ練習の段階のような演奏でいきなりトーンダウン。 他の曲もなんだかのろく、勢いに欠ける。 アレンジはアルバムの音をできる限り再現しようとしており、それはある程度うまくいっているが、聴いて感動するものでもない。 初期の曲はそれなりに楽しめるが、3枚目以降のアルバムからの選曲はオリジナルをろくに聴いていないせいもあり、むちゃくちゃ退屈。 もともと曲のバリエーションがそれほどあるバンドではないので、CD2枚は食傷気味になる。 音質はよいが、中音域が弱く、高音と低音部ばかりが強調されている。 そうはいってもかなりクリアーなオーディエンス録音だ。
2007年02月08日
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ポール・ロジャース率いる、バッドカンパニーのライブアルバム。 渋いロックンロール主体の味がありまくりの4人組。 なぜか全盛期の公式ライブアルバムが発売されず現在に至っている。 つい最近、出たと思ったら版権の問題なのか、速攻市場から回収されてしまった。 出遅れた私は入手できなかった。誰か持っている人、貸してくれ。 仕方がないので聴いちゃったのがこのブート盤。2枚組のオーディエンス録音。 76年8月18日のカナダはトロントでのライブである。 場所柄、客席からは英語だけでなくフランス語も聴こえるのがなんとも粋である。 音質はまあまあ良好、せいぜい録音者の横の奴の歓声がうるさいのがウザいくらいだ。 結論からいうと、ライブバンドとしての力量はこれだけ聴くとイマイチ。 「CAN’T GET ENOUGH」「RUN WITH THE PACK」といったキメの曲のしまりのないのが気になる。 どうやらポールはこの日の観客のノリが悪いのが気になるらしく、さかんに煽っているが、効果がない模様。 反面客は、「ALL RIGHT NOWやれ!」とやじったりして、両者の波長が合っていないのが影響しているのかもしれない。 データを失ってしまい、ジェケット写真も曲目もないけれどどうかご勘弁を。 聴いてみたい方はBIT TORRENTを使えば比較的簡単に落とせるよん。
2007年02月07日
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ディスク:1 1. Highway Star 2. Strange Kind of Woman 3. Dead or Alive 4. Perfect Strangers 5. Hard Lovin' Woman 6. Bad Attitude 7. Knocking at Your Back Door ディスク:2 1. Child in Time 2. Lazy 3. Space Truckin' 4. Black Night 5. Woman from Tokyo 6. Smoke on the Water 7. Hush [Live] なんだか知らないうちに、廃盤になった模様。5期パープルのライヴ盤。 メンバーは黄金期の2期と同じなので、必然的に「LIVE IN JAPAN」と較べたくなるが、それはあまりにも無謀な行為だ。 すでにリッチーのギターは気の向いたときだけ弾くスタイルになっており、ソロ部分以外はよくさぼっている。 ジョンのキーボードプレイも創造性の枯渇がみられ、クラシックや古いロックンロールの使い回しでお茶を濁している。 ギランは声量が落ちており、かなり苦しそう。 バラバラだった時期のそれぞれのバンドの曲を全て捨て、再結成後のナンバーとおなじみのヒット曲しかやらないのはプライドのなせる技であろうか。 5期パープルのライブは他にもいろいろあるが、内容、ステージの構成はどれも似たり寄ったりなので、よほどのマニア以外全部そろえる価値はないと思う。 まあ、それでもリッチー脱退後のものに較べれば、数段緊張感があるのだが。
2007年02月04日
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Clear Air Turbulence (12.49) Scarabus (5.25) Money Lender (10.53) Twin Exhausted (5.05) Over The Hill (8.35) Mercury High (4.58) Smoke On The Water (9.46) Child In Time (10.16) Woman From Tokyo (4.47) 世界的にはその活動がほぼ無視されたが、日本のファンは心優しい。 パープル時代とはまったく違う音楽を追求し始めたイアン・ギランを暖かくかつ熱烈に迎えたのであった。 77年9月22日、日本武道館でのライブ盤である。メンバーは以下の通り。Keyboards and vocals: Colin Towns Bass and vocals: John Gustafson Guitars and vocals: Ray Fenwick Drums and percussion: Mark Nauseef ちょうど3枚目の「Scarabus」が発売された時期である。 それまでのジャズ・ファンク路線から次第にハードロックへと回帰し始めた頃である。 パープル時代の曲も3曲入っている。アレンジがオリジナルとかなり異なる。 「Smoke On The Water」と「Woman From Tokyo」 はそれなりに好感がもてるが、「Child In Time」はファーストと同じアレンジで、ムード歌謡風。 曲紹介の際には割れんばかりの拍手だが、終わった後はちょっとしらーっとしている。 このバンド、演奏はめちゃくちゃうまいが、インスト部分がなんだかぱっとしない。何をやりたいのかイマイチはっきりしないまま終わってしまう。 ギランの声量はまだままある頃なので、それはそれで貴重だ。 ただ、「LIVE IN JAPAN」の二番煎じにもなっていないといえばなっていない。 とにかくファンの声援がすごい。「ギランさーん」なんて女性の声が入っている。
2007年01月26日
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1. In The Evening 2. Immigrant Song 3. Song Remains the Same 4. Over The Hills and Far Away 5. The Ocean 6. Babe Im Going to Leave You 7. Black Country Woman 8. Going to California 9. Since Ive Been Loving You 10. Wait for You 11. Communication Breakdown 12. Foxy Lady 13. Ten Years Gone- Segues into the end of Rain Song 14. Guitar Solo 15. Whole Lotta Love-Dazed and Confused Medley 16. Kashmir (from the Middle) アルバムタイトル不明のブートレグ? ネットで落としたので出所はまったく不明。 数あるツェッペリンフォロアーのなかでも、これは格別。なにしろ、ジョンボーナムのご子息がドラムを叩いている。 最強ドラマーの遺伝子を持つジェイソンボーナムの恐らくは小さなライブハウスでのライブ演奏。 ジェイソンはツェッペリンのリユニオンコンサートに参加したり、ジミーペイジのソロアルバムにも参加しているが、日常はツェッペリンのコピーバンドの活動をしておられるらしい。「それでいいの?」といいたくもなるが、とにかくドラミングはお父さんそっくり。 演奏はしっかりしており、ある意味ご本家以上。 完コピではなく独自の解釈もしているが、それはほんの隠し味。音質は良好。
2007年01月22日
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1. テイク・ミー・ウィズ・ユー 2. ラヴ・トゥ・キープ・ユー・ウォーム 3. ライ・ダウン 4. デイ・トリッパー 5. ナイトホーク 6. ザ・タイム・イズ・ライト・フォー・ラヴ 7. トラブル 8. ベルジャン・トムズ・ハット・トリック 9. フリー・フライト 10. ドント・メス・ウィズ・ミー 11. カム・オン 12. ブラディー・マリー 13. スティール・アウェイ 14. ハート・オブ・ザ・シティ ディープパープル解散後、デビット・カバーディルは2枚のソロアルバムを発表した。 ファンキーな曲の多い「WHITESNAKE」。しっとり落ち着いた曲の目立つ「NORTH WIND」、どちらも私のお気に入りである。 両者がカプリングされたCDも発売されている。 そんな中、満を持して発売されたホワイトスネイクのデビューアルバムがこれ。 すったもんだあったようだが、キーボードはジョンロードである。 のちにイアン・ペイスも参加し、パープル残党色が強まるが、音自体はまったくの別物、すごく泥臭いロックンロールをかましている。 思わずサザンロック系にくくってしまいたくなる、2人のギタリストがとくかくいい味出している。 特に3はキャッチーなメロディをもつアップテンポの曲だ。 少々全体にバタバタ落ち着きのない演奏が気になるが、まあよしとしよう。 ステレオ感よりも音の凝縮度を重視したアレンジは好き嫌いの好みが出るかも。 本作品はオリジナルの10曲に加えボーナストラックが4曲含まれているがこれがとっても貴重。 実はこのアルバム以前に、前述の「NORTH WIND」のアナログBサイドと11~14をカプリングして英国ではホワイトスネイクのデビューアルバムとして発売されている(タイトルは「SNAKEBITE」)。 日本では11~14がスペシャルEP盤として発売された。したがって、このアルバムが発売されるまでは、この4曲は曲の重複を避けずにそろえることが出来なかったのである。 どうでもいい作品ならともかく、本編以上の完成度を誇る出来だ。 12はご機嫌なロックンロールだし、11と14は初期ホワイトスネイクのライブの定番。 13はスティールギターが唸る渋い曲だ。 こんな形でスペシャル盤が発売されたのはうれしい限りである。
2007年01月18日
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1 Blue Collar Man (04:34) 2 Lady (03:29) 3 Fooling Yourself (The Angry Young Man) (05:55) 4 Renegade (06:01) 5 Show Me the Way (05:11) 6 Lorelei (04:03) 7 Babe (04:50) 8 Too Much Time on My Hands (05:44) 9 Come Sail Away (08:33) 10 Best of Times (07:42) ステッィスのことを知りたければ、「The Grand Illusion」「Cornerstone」「Paradise Theater」といった70年代末から80年代初頭にかけての全盛期のアルバムを聴けばよかろう。 このアルバムは休眠後の再活動期のライブアルバムだ。 ネットで落としたので、詳しいデータがないのではっきりしないが、2000年のライブを収録したアルバムらしい。 HMVでは1000円切っている超廉価盤となっていた。なんともトホホである。 再結成おじさんバンドの中ではまずまずではなかろうか。ヒット曲ばかりだし(ただし、「ミスターロボット」はなし)結構楽しめる。 驚くべきは演奏力の高さと美しいコーラス。 アルバムでは鉄壁を誇るクイーンがライブではハモりの美学をかなりの部分放棄しているのに対して、このバンドは可能な限りオリジナルに忠実に再現している所が偉い。 これからどうこうしようという気負いがない分、聴いている方もリラックスして楽しめる作品となっている。
2007年01月17日
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1 ペインテッド・ホース 2 ハッシュ 3 ハード・ロード 4 チャイルド・イン・タイム 5 ブラック・ナイト 6 クライ・フリー 77年にアナログ盤で発表された編集盤である。 今ではさまざまな発掘音源がどんどんリリースされているので、珍しくもなんともないが、当時としては貴重な1枚であった。 収録されている全6曲のうち、希少価値があるのは69年に行われた第2期によるロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラとの共演の、第1部でのライブ音源「ハッシュ」「リング・ザット・ネック」「チャイルド・イン・タイム」だろう。 リッチーは当時ストラトではなくギブソンのセミアコを使っていた。 黄金メンバーとしてはかなり初期のライブであるため、演奏は比較的淡白。 特に「チャイルド・イン・タイム」はこの日が初演であった。 「Painted horse」は「紫の肖像」のアウトテイク。 「Cry free」は「IN ROCK」のアウトテイク。 「Black night」は76年の日本公演のアンコールである。 当時としては貴重なレア音源満載であったが、今となってはさまざまな他の編集盤にウザいほどダブって収録されているので、希少価値はまったくなくなってしまっているは残念。
2007年01月14日
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16. Prelude / Jimmy Page 17. Who's To Blame / Jimmy Page 18. City Serens / Jimmy Page 19. Stairway To Heaven / Jimmy Page 20. Tulsa Time / Eric Clapton & More 21. Layla / Eric Clapton & More 22. Goodnight Lrene / Ronnie Lane & Ensemble 元スモール・フェイゼズのロニー・レインの呼びかけにより1983年9月20、21日イギリス、ロンドン・ロイヤルアルバート・ホールで開催されたチャリティーコンサートの模様を収録した作品。 ちなみにARMSとは“Action for Research into Multipie Sclerosis” の略。 多発性脳脊髄硬化症を含む難病に苦しむ人たちのための研究機関のことである。 ロニー・レイン自身もこの多発性脳脊髄硬化症に冒されて、音楽活動もままならない状態になっていた(1997年死去)。 そんな彼をはじめとする難病の人々を応援すべく開催されたのがこのコンサートといわけだ。 正規盤が出ていることを知らず、私が入手したのはコンプリート版というのが謳い文句のブート2枚組(写真は公式盤のもの)。 好みの問題でジミーペイジがメインの2枚目だけを鑑賞した。 タイトルどおり、エリッククラプトン、ジェフベック、そしてペイジというかつてヤードバーズに在籍した3大ギタリストの夢の競演が目玉であるが、それ以外のメンバーもとんでもなく豪華(ジョーコッカー、スティーヴィーウィンウッド、アンディフェアウェザーロウ、チャーリーワッツ、ビルワイマンらが参加)。 お目当てのジミーペイジはなぜかステージに上がってから、上着を脱いだり、腕まくりをしたりと準備開始。 いきなり16で調子ハズレのギターが炸裂。 その後、ポールロジャースを招き、ザ・ファームの面子で数曲を披露する。 曲間はギタープレイよりもさらにおそまつなMCを入れる。 始終頭をかいているのは、恥ずかしいのか、それとも長いこと風呂に入っていないのかは不明。 そして「みんな歌ってね」といって19をなんとインストでプレイ。 といってもアレンジは凡庸でただ歌がないだけ。 ポールが歌えばいいじゃん、なんて思っていたら、後半部のギターソロの部分でなんとクラプトン、ベックが参加して驚愕の3人によるギターバトル。 音だけでは聴いたことがあったけれど映像で観られるとは感動もひとしお。 余韻に浸るまもなく、その後21へなだれ込む。 夢のような出来事。 その後はお約束どおり、参加者全員がステージに上がり、超豪華セッションで終わる。
2007年01月13日
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1. 紫の聖戦 2. リック・イット・アップ 3. アンヤ 4. トーク・アバウト・ラヴ 5. タイム・トゥ・キル 6. ラムシャックル・マン 7. ア・トゥイスト・イン・ザ・テイル 8. ナスティ・ピース・オブ・ワーク 9. ソリテアー 10. ワン・マンズ・ミート 結局ジョー・リン・ターナーはクビになり、レコード会社とロジャー・グローバーの推薦でイアン・ギランがまたまた復活した。 もうこの辺からはかなり熱烈なパープルファンも愛想を尽かし始めたに違いない。 リッチー・ブラックモアは最後までイアン・ギランの復帰を反対してそうが、結局ギランは戻ってきてしまい、ジョー・リンが歌う前提で書かれた楽曲にとにかく歌メロをのせ完成させたのが本作品。 結成25周年年記念にかこつけ売る為の妥協の産物であり、仕上がりに期待をかけるほうが無理というもの。 挙句の果てに肝心要のリッチー様が今度は抜けてしまい、次作以降はもうパープルであってパープルでない単なるオヤジバンドへと身を落とすことになる。 3のようなライブの定番となるナイスな曲もあるが、全体にリフ使いまわし政策が表面化しはじめている。 ジャケットだけは格好いい。
2007年01月11日
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1.OVER THE RAINBOW 2 SPOTLIGHT KID 3.LOVE’S NO FRIEND 4.I SURRENDER 5.MAN ON THE SILVER MOUNTAIN 6. CATCH THE RAINBOW 7. CAN’T HAPPEN HERE 8. KEYBOARD SOLO 9. LOST IN HOLLYWOOD 10. GUITAR SOLO 11. DIFFICULT TO CURE 12. DRUM SOLO 13. LONG LIVE ROCK’N’ROLL 14. ALL NIGHT LONG 15. FIRE 16. MAYBE NEXT TIME 17. SINCE YOU BEEN GONE タイトルにもなっている謎の曲15(すごく短い)を含む、81年7月27日、Hammersmith Odeonでのライブ録音。 ジャケットがパソコンでの手作り風なので、どれくらいの枚数が流通しているのか不安を誘う。 若干音は籠もり気味だが、音源はステレオサウンドボードである。 メンバーはいわゆる第4である。 黄金期の2期は豪華3枚組のライブが発売されているし、DVDもあったりして充分堪能できる。 ボーカルがジョン・リンなってからは個人的にはバンドに対する熱が冷めてしまったが、正規のライブ音源・映像はあまりない。 つい最近、LIVE BETEEN THE EYES TOURの映像が初DVD化されたが、ジョン・リンのヘタレぶりは相当なもので、バックの女性コーラスにかなり助けてもらっている。 このCDはそれ以前のDIFFICULT TO CURE TOURのもので、こちらのほうが、断然声が出ている。 リッチーのギターはなぜか時々全然弾かない部分があるけれど、全体としてはパープル時代よりものすごくていねいにプレイしている。 ただいかんせんこれだけの曲目にもかかわらず1枚物であるので、一体どうなることかしらんと不安を感じながら聴いていると、9あたりからカットの嵐。12なんてほんの数秒だぞ。 マスターテープに起因するいたしかたがない理由によるものかもしれないが、どうでもいい部分(たとえば観客とのだらだらしたかけあい)はノーカットだけれど、曲の頭がちょん切れていたりとかなり悲しい。 1曲がかなりコンパクトになってきた時期ではあるが、リッチーのプレイを堪能したいという方はちょっと肩透かしを食らうかも。 ちなみに、中古CDショップで1000円で入手した。
2007年01月08日
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Disc 11.Jimmy Page 1957 2.Yardbirds with Jimmy 1967 3.Communication Breakdown, Japanese promo 4. Dazed and Confused, Supershow 5.Danish TV 6.Tous En Scene (complete) 7.Whole Lotta Love, Beat Club promo 8.Texas International Pop Festival (16mm) 9. Royal Albert Hall "alternate version"Disc 21.Royal Albert Hall 2.Julie Felix Show 3.Honolulu 1970 (8mm) 4.New York City press conference, 1970 5.Montreux 1971 (8mm) 6.Los Angeles 1971 (8mm) 7.Sydney 1972 8.Amsterdam 1972 (8mm) 9.San Bernardino 1972 (8mm) 熱心なゼップファンなら手元におきたい、2枚組DVD。簡単に言えばオフィシャルの「DVD」には収録されなかった残骸とでもいうべきもの。 2枚合わせて3時間以上もツェッペリンワールドが堪能できる。 音質はかなりよいが、映像はあまり多くを期待してはだめ。それに音と画像がまるで合っていないなんてのは日常茶飯事なので気にしないことだ。 さてDisc 1 の1は57年にBBC TVのHuw Wheldon Showに出演した若き日のJimmy Pageの姿が拝める。 Mama Don't Want To Skiffle Anymore / Cottonfieldを3人組で演奏している。「よくこんなの残っていたなあ」とたまげること間違いなし。 2はYardbirds featuring Jimmy Pageとテロップが出るが、ペイジがそれほど映っているわけでない。表情はまったく拝めない。 それはともかく、ツェッペリン結成前のプレイが堪能できる。67年にFrance TVに出演した際の映像。 曲目はThe Train Kept A Rollin' / Dazed & Confused / Goodnight Sweet Josephineの3曲をプレイ。 Dazed & Confusedはすでに完成している。 しかし、ツェッペリンの演奏と較べるとかなり見劣りがする。 3はなんと69年の日本でのプロモーションフィルムである。したがって当然ナレーションは日本語。 MTV で再放送されたものを収録。 Communication Breakdownにサイケなイメージ映像が被さっている。 4は69年3月25日のイギリスの StainsでのDazed & Confusedの演奏。 5は有名な69年のDanish TV 。残念ながら映像と音声が微妙にずれている。 しかも、こちらはすでにオフィシャルDVDに収録済み。 続く、6のパリの映像もオフィシャルに入っている。 7はドイツのWhole Lotta Love のプロモーションフィルム。中間部は省略。 8は69年のテキサスで開催されたInternational POP festival でのYou Shook Me / Dazed & Confused / How Many More Timesの演奏。 とはいってもブツ切れで短時間。 9はオフィシャルのメインとなった70年の Royal Albert Hall での演奏。ただし、別アングルのレアもの。 酔っ払いが撮ったようなでたらめなカットの連続だが、珍しいにはちがいない。 映像と音声も一部ずれているし、音声自体も好不調の波が激しい(恐らく左右と真ん中の音声が逆になっている)We're Gonna Groove / I Can't Quit You / Communication Breakdown / Long Tall Sally - Move On Down The Line - Whole Lotta Shakin' Going On / Something Else / I Can't Quit Youをブツ切れで収録。 続いてDisc 2だが、1は Royal Albert Hall の比較的きれいな音声と映像。 オフィシャルの映像と同じネタ? オフィシャルがいかに既存のフィルムを最新テクノロジーで蘇らせたかがよくわかる。We're Gonna Groove / I Can't Quit You / White Summer - Black Mountain Side / Whole Lotta Love / Communication Breakdown / C'mon Everybody / Long Tall Sally Medley. 2は70年、BBC TVの Julie Felix Show へのペイジの単独出演。 映像はよろしくない。White Summer - Black Mountain Sideをソロで演奏する。 3は70年のホノルルでのライブ映像。 音声はまったく別のオーディエンス録音。ただし、音質は抜群。映像はまたもブツ切れ。Immigrant Song / Communication Breakdownを一応やったことになっている。 4はBring It On Home をBGMにした、70年、ニューヨークでのインタビュー。 5は71年、スイスはモントローでの映像。 ほとんどがコンサートを待つファンが映っているだけ。 一部楽屋裏のシーンもあり。 曲はThank You / Whole Lotta Love。 6は71年LAフォーラムの映像と音声がバラバラもの。Immigrant Song / Heartbreaker / Stairway To Heaven / That's The Way / Whole Lotta Loveのハイライトのみ。 7は72年2月27日のシドニーでのライブ、およびインタビュー。 一部、オフィシャルで使用されている。 カメラは基本的にかなり上からステージを捉えている。 Whole Lotta Love / Rock & Roll / Let's Have A Party収録。 8は72年、アムステルダムでのHard Rock Heavenの謎の映像。「え?これだけ?」と言いたくなる。 最後は72年6月22日、San Bernardinoのバラバラブツ切れ映像でおしまい。 Heartbreaker / Stairway To Heaven / Dazed And Confused / Rock And Rollのハイライト。 いかにもアングラな出来だが、「あるだけなんでもかんでも入れちゃいました」という製作者の熱意が伝わってくる力作である。
2007年01月07日
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1) Custard Pie 2) The Lemon Song 3) Ten Years Gone 4) You Shook Me 30分少々の短い音源。 タイトルにあるとおり、ペイジとBlack Crowesのコラボレーション・コンサートのリハーサル風景。 とはいっても音質は最高だし、演奏も中途半端で終わることなく、きっちり最後まで演奏している。 正規盤のボーナストラックとしてつけても問題ないくらいだ。 ペイジのよれた演奏は若いサポートメンバーによって見事にカバーされている。 ラインナップは以下の通り。Chris Robinson: Lead Vocals Rich Robinson: Guitars Audley Freed: Guitars Jimmy Page: Guitars Ed Harsch: Keyboards Sven Pipien: Bass Steve Gorman: Drums
2006年12月29日
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1. King of Dreams 2. Cut Runs Deep 3. Fire in the Basement 4. Truth Hurts 5. Breakfast in Bed 6. Love Conquers All 7. Fortuneteller 8. Too Much Is Not Enough 9. Wicked Ways 89年に再び脱退したイアン・ギランの後任として加入した新ヴォーカリスト、ジョー・リン・ターナーを迎えて制作された第6期パープル、唯一の作品。 元レインボーのメンバーが3人となり、ジョンとペイスというホワイトスネイク残党組は創作意欲が枯渇し曲作りには参加はしてない模様。 よって、これははたしてパープルのアルバムなのか、新生レインボーなのかよくわからんが、そういったことを抜きにして鑑賞すれば、かなりの力作である。 後期レインボーと比較しても、リッチーのギターはかなり冴えているし、なんといっても曲がよい。 個人的には再結成パープルの最高傑作に押したい。 しかしながら、ジョン・リンへの風当たりは他のメンバーからも強く、さらに世間様は一層厳しく、まったく評価されずに轟沈したのは惜しい。
2006年12月28日
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10大ギタリスト解体新書、I Was There、Where Were You?初来日物語、ビートルズ「LOVE」解読法最終決定稿など、普段AERAを読むことの多いと思われる中年のオッサン向けのハードロック読本。 ツェッペリンをはじめとする、70年代のバンドに関する記事が多いのがうれしいね。ディープパープルがほとんど無視されているのが寂しいが。 記事の中心は各界のロックファンの思い出話である。結構「そうだったよなあ」とうなづいてしまう投稿が多い。 どうでもよいような重箱の隅をつつく記事や、やたら難解な表現で読者を煙に巻くこともなく、書き手の思い入れがストレートに伝わってくる。 地元の大型書店の音楽コーナーに行ったら、とんでもなく高く平積みされていた。
2006年12月24日
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1. Is There Something I Should Know? 2. Reflex 3. View to a Kill 4. Ordinary World [Single Version] 5. Save a Prayer [US Single Version] 6. Rio [US Edit] 7. Hungry Like the Wolf 8. Girls on Film 9. Planet Earth [Single Version] 10. Union of the Snake 11. New Moon on Monday 12. Wild Boys 13. Notorious 14. I Don't Want Your Love [Shep Pettibone 7' Mix] 15. All She Wants Is [45 Mix] 16. Electric Barbarella [Edit] 17. Serious [Edit] 18. Skin Trade [Radio Cut] 19. Come Undone [Edit] GREATESTというにふさわしく、前半は初期中心に、後半は80年末から90年末までの楽曲を網羅している。 デビュー当時は今でいう、ビジュアル系の扱いで、「けっ、なんだこいつら」と思ったが、実はかなりの実力派。 時代のあだ花とならず、こんなに長く続くバンドになるとは。 いわゆるニュー・ロマンティックスとかに分類されるポップロックバンドという立ち位置だったろうが、これはあまり安定感がよくないらしく、他の同系列のバンドもまもなく路線変更を迫られている。 彼らも例外ではなく、不遇の時代も長く続いた。 私はデビュー当時の彼らは結構好きで、「Girls on Film」「Planet Earth」「Hungry Like the Wolf」「Rio」といった曲は私のお気に入りのチューンである。 急速なエレクトロニクスの発展に伴い、コンピュータサウンドが人間の手による演奏を凌駕するのでは、なんて本気で憂えていた頃なので、ピコピコフレーバーの安っぽい音になっているのは80年代という時代を考えればご愛嬌か。 それに、今の音と比較すれば、結構人間が演奏している部分が多いことがわかる。 当時付きあっていた彼女と喫茶店に入ったら、彼らのプロもビデオが流れていた。 映像に力を入れるロックバンドがまだ珍しいころであったので、動くロックバンドを観るのはそれが誰であれとにかく新鮮で、食い入るように観ていたことを今でもよく覚えている。 しかし、彼らとの蜜月も最初の2作で終わってしまっているので、こうやって全キャリア通して編集されたベスト盤と聴くと、初めて聴く後期のナンバーは結構つらいものがある。 まあ、その辺は好みの別れるところだろう。
2006年12月22日
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ディスク:1 1. 21st Century Schizoid Man 2. Court of the Crimson King 3. Get Thy Bearings 4. Epitaph 5. Man, A City 6. Epitaph 7. 21st Century Schizoid Man 8. Mantra 9. Travel Weary Capricorn 10. Improv: Travel Bleary Capricorn 他ディスク:2 1. Court of the Crimson King 2. Drop In 3. Man, A City 4. Epitaph 5. 21st Century Schizoid Man 6. Mars キンブクリムゾンは紆余曲折を経て脈々と活動が続くが、ファースト・アルバム「宮殿」を越えることはできないままではなかろうか。 狂気と叙情性が混在したまさに傑作アルバムだと思う。 クリムゾンのしつこいくらい発売されるベスト盤にも必ずといってよいほどファーストからはほぼ全曲が収録されている。 さて、この2枚組は最初期のクリムゾンの貴重な演奏が収録されている。 まずはBBC のラジオ・セッションから4曲。 最初の2曲はファースト・アルバムのレコーディング前の5月6日録音で、後の2曲は8月19日録音である。 ともにスタジオでの収録で、ダヴィングが施されている。 続いて11月21日のニューヨークのフィルモア・イーストでのライヴが3曲。 これはマイケル・ジャイルズ所有のカセットを復元したもの。 以下は12月14日、16日、サンフランシスコのフィルモア・ウェストでのライヴとなっている。 曲の重複はお構いなしに、ガンガンつめこまれている。とにかく濃い演奏。 フィリップ卿のギターはそれほど印象に残らない。 究極のアナログシンセ、メロトロンが大活躍している。 なんとも安定性のないおどろおどろしい音色が炸裂し、怨念に満ちたような演奏が続く。 音質は最高とはお世辞にもいえないが、時代を考えれば、これだけ楽しませてもらえばもう満足。 個人的には2-6のホルストの曲のリメイクが壮絶。 エマーソン、レイク、パウエルのアレンジと比較すると、クリムゾンのほうが 圧倒的に「精神異常者」している。
2006年12月21日
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The Song remains the same / Celebration Day, Black Dog, Nobody’s fault but mine, Over the Hills and far away, Misty Mountain Hop, Since I’ve been loving you, No Quarter / Ten Years gone, Hot Dog, The Rain Song, White Summer / Black Mountain Side, Kashmir, Trampled Underfoot, Achilles Last Stand / Guitar Solo / In the Evening, Stairway to Heaven, Rock & Roll, Whole Lotta Love, Heartbreaker Watchtower Labelから出されている79年8月4日、すなわちネブワースの初日の模様を収めた2枚組ライヴDVD。 ノーカット完全収録。もちろんプロショット。 全体に画像は荒いが、充分に鑑賞に堪える程度。画像の乱れもほとんどない。 ネブワースのセットリストこの日と11日はまったく同じ。ただし、アンコールだけ異なる。 もちろん、音声のみのCDもたくさん出ているが、せっかくだから映像もあったほうがよいね。 この時期はジミー・ペイジのヘタレ度がスロットル全開なので評判がよろしくないが、もともと映像がほとんど残っていないバンドなので文句を言ったらバチがあたる。 確かに、ペイジのプレイはかなりよれよれ汗まみれで、途中で倒れるのではないか心配になるくらいだ。 とにかく完走(奏)してくれとはらはらするのは、まるでスーパアグリF1を応援している心境になる。 特に、Since I’ve been loving youのよれ具合はハンパではなく、一体どうしてしまったのかと本気で安否が気遣われる。 他のメンバーに目をやると、ロバート・プラントもかなり苦しそうに歌っている。 特に前半がひどい。後半は若干持ち直す。 ジョン・ボーナムのプレイはオカズがやたら入りまくるこの時期の演奏は個人的にはお気に入りだ。ただ、ドラムソロをやるモチベーションはないらしい。 ジョン・ポール・ジョーンズはいつものことだが、好調なのか不調なのかよくわからん。ヤマハの(当時としては)超高級の和音の出るシンセをうれしそうに弾いている。 見所はWhite Summer / Black Mountain Sideから Kashmirへのつなぎ。すわってギターを弾いていたぺイジがすくっと立ち上がり、それとともにバンド演奏が始める。ここはイチオシ。 続くTrampled Underfootは間奏部分でペイジもジョーンズも勝手にソロを始め、ボーナムもリズムキープが曖昧でドスンバタンと叩きまくり、曲がどこへ行ってしまうのかわからない暴走感覚がたまらない。 オフィシャルDVDで楽しめるのはほんの一部なので、ぜひともご覧あれ。 ブートを扱っているショップなら比較的に簡単に手に入る。
2006年12月19日
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ディスク 1 1 I'd Have You Anytime 2 My Sweet Lord 3 Wah-Wah 4 Isn't It A Pity 5 What Is Life 6 If Not For You 7 Behind That Locked Door 8 Let It Down 9 Run Of The Mill 10 I Live For You (bonus track) 11 Beware Of Darkness (alternate version, bonus track) 12 Let It Down (alternate version, bonus track) 13 What Is Life (alternate version, bonus track) 14 My Sweet Lord (2000) (bonus track) ディスク 2 1 Beware Of Darkness 2 Apple Scruffs 3 Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll) 4 Awaiting On You All 5 All Things Must Pass 6 I Dig Love 7 Art Of Dying 8 Isn't It A Pity (Version Two) 9 Hear Me Lord 10 It's Johnny's Birthday 11 Plug Me In - Eric Clapton 12 I Remember Jeep - Billy Preston 13 Thanks For The Pepperoni 14 Out Of The Blue ビートルズ解散後、1970年に発表された「第3のビートル」ジョージ・ハリソンの最高傑作といわれるアルバム。 アナログ時代は3枚組という作品にも関わらず、全米ナンバー・ワンを獲得した。 ずっと気になっていたけれど、今になって初めて鑑賞。ごめんね、ジョージ、合掌。結構よかったよ。 知っていたのは、シフォンズからの盗作疑惑もあがった1-1とオリビア・ニュートン・ジョンのヴァージョンはなぜか聴きまくった1-6のみであった。 プロデュースは「Let It Be」では何かと揶揄されたフィル・スペクター。 でも、ポールはともかく、ジョンやジョージはこの人を気に入っているらしい。 フィルの「音の壁」作りはこのアルバムではとても効果的に生かされている。 ジョージの弱々しいボーカルは全体的に控え目だし、もともとギターテクを披露するタイプでもない。さすれば何を目玉にするかというところだが、なんとなくいい感じで聴き通せてしまうのは、プロデュースの能力とジョージの作るお仕着せがましくないが、どこか印象的なメロディーの心地よいリフレインでは。 本人がどこまで狙ったがわからないが、曲調が統一され、それいてそれぞれの楽曲の粒がそれっているので、良質なトータルアルバムの印象を受ける。 ただ、アルバム後半で突然、アヴァンギャルドな雰囲気のロックンロールの曲(おまけに1曲が長い)が連発するのは驚き。 自ら構成し、自ら破綻させるコンセプトは、「ホワイトアルバム」風に作った「サージェント・ペパーー」といったらほめすぎだろうか。 後期ビートルズのアルバムに収録しても遜色ない曲も結構あると思う。 さぞかし、ジョージは歯がゆい思いでこれらの曲を暖めていたのではないかと推察される。
2006年12月18日
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1. 光なき世界 2. 悲しみの女王 3. ジェイル・ベイト 4. 剣を棄てろ 5. 戦士 6. ノー・イージー・ロード 7. ムーンシャイン 8. マザー・オブ・パール 9. 怒りの炎 10. リヴィング・プルーフ 11. バッド・ウェザー・ブルース 12. オープン・ロード 元祖ツイン・リード・ギターバンドのベスト盤。 それまでにもギタリストが2人いるバンドはいたであろうが、リズムとリードの役割が明確に分担されており、2人のギタリストが同時にソロを弾いて1つのハーモニーを奏でるという手法は全くもって斬新であったろう。 ただ、どういうわけか今まで聴く機会がなく(最近、このパターンが多いな)、このたびベスト盤を入手して聴いてみた。 感想はというと本当にもったいないことをした、ごめんなさい。すごくよいです。 プログレッシヴな楽曲とツイン・リードによる美しいハモリがなんともたまらない。 それに結構ハード、それでいてブルースの臭いもぷんぷんしている、これぞまさにブリティッシュ・ロックといった雰囲気を持っている。 ここで確立したスタイルが、後のアイアン・メイデンやジューダス・プリーストといったヘヴィメタル勢に受け継がれていくこととなったにちがいない。 現在はオリジナル・メンバーがアンディ・パウエルただ1人というが、ずっとがんばっているようだ。
2006年12月15日
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リッチー・ブラックモアの後を継いだギタリスト,トミー・ボーリンの追悼盤になってしまった武道館ライヴ。 30年来のパープルファンの私でも、よくぞ商品化したものだと、レコード会社の勇気を讃えたい作品だ。 ボーリンがこの時、腕を寝違えたとか、ケンカしとか理由はよくわからないが、運指がうまくいかず、スライドギターをやりまくっていてニュルニュルした音色が気持ち悪い。 イントロの「BURN」からおなじみのギターのリフが聴こえず、不安感を誘う。 4期の曲はグレンのファンキーなベースが心地よいし、結構みなさん生き生き演奏しているが、2期の曲ははっきりいって、そのへんのコピーバンドのほうがまだましといったところ。 初めて聴いたとき、「これ、まじめにやってんの?」と真剣に悩んでしまった。 デビットとグレンはまったくハモる気がなく、やたら「ワーオー」と叫びまくるだけ。 一説によると、麻薬の過剰摂取による錯乱状態らしい。 ボーリンのギターは前述の通りでまったく期待できず。 ジョンのプレイも凡庸。 「WOMAN FROM TOKYO」を含むソロパートもあまりにも不甲斐ない出来だ。おそらく編集されたのだろうが、すごく短いし。 それに途中から指が動かなくなったとかで、さらにヘボさに拍車がかかる。 というわけで健常者はペイスのみということだ。 アンコールの「HIGHWAY STAR」はある意味貴重。 いろいろ理由はあるにせよ、リッチーがいないと、ここまで堕落するのかということを証明してみせた一枚。現在では廃盤になったのも当然か。
2006年12月14日
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1. Burn 2. Mistreated [Interpolating Rock Me Baby] 3. Lady Double Dealer 4. You Fool No One 5. Stormbringer 私が人生において初めて買ったロックアルバム。家にもって帰って、ステレオのターンテーブルに置くまで、めちゃくちゃわくわくしたのを覚えている。 実は同時購入のレインボーの「虹をかける覇者」のほうが印象がよかった。というのも、なんだか音質がイマイチであったからだ。 あらためてCDで聴くとそんなことはないので、リミックスし直したのだろうか。 さて、内容はというと、R・ブラックモア脱退直前の75年4月のパリ公演を中心に構成された第3期パープルのライヴである。 いいとこ取りの寄せ集めのシングルアルバム。5曲しか入っていない。 厨房であった私は3期になったら演奏時間が短くなったのかしらとかアホなことを考えていた。 しばらくの間、3期の公式ライブ盤はこれしかなかったので、知る由もなかったが、3期メンバーによる2期のナンバーはかなり悲惨。 原因は2人のボーカリストがギランのまねも出来なければ、自分なりの曲の解釈もできかなったこと。 「Smoke on the water」や「Space truckin」はプレイしていたけれど、選から漏れたのは当然か。 だとしても、「Might Just Take Your Life」「Lay Down, Stay Down」は聴きたかった。 2枚組にするほどネタはないのであえなくボツになったのだろうか。 演奏はかなり力が入っている。 それにしてもイントロ長すぎ。特にリッチーのギターはよくいえば、ブラックモアズ・ナイトの片鱗を見せているが、考え方によっては酒場の流しのオッチャンみたいになっている。 グレンのベースはかなり強気で、ブンブンいって存在感満点。正直ウザい。 1枚物だけれど、ちゃかりドラムソロも入っている(編集がイアン・ペイスだからか?)。 それにしても、ジャケットに写っているお客さんみんな座っているけど、どうして?
2006年12月13日
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1. From the Moon 2. Open Fire 3. Hurricane 4. Mean Streak 5. Rescue Me 6. Black Tiger 7. Dirty Girl 8. Forever 9. Midnight in Tokyo 10. Hang 'Em High 11. Lipstick and Leather 12. Summertime Girls 13. Beautiful Dreamer 14. 25 Hours a Day 15. Barroom Boogie 16. I Believe in You サンフランシスコ出身のメタル・グループ。 ヴァン・ヘイレンと並ぶ西海岸メタルの代表選手であるである。 アメリカ的「みんなで歌おうぜ」系の大味のノリだが、スピード・メロディ・ヘヴィネスとヘヴィメタルに必須の3要素がばっちり含まれおり文句なしである。 アイアンメイデンなんかと較べると個性はイマイチ足りないが、つぼを押さえた曲作りがなされている。 この手のバンドのベスト盤はギンギンすぎて食傷気味になるか、反対にシングル曲ばかり集めてバンド本来の持ち味が出なかったりするが、本作品はうまい具合にまとまりのある内容となっている。 タイトルどおり81年から85年までの曲しか収録されていないので、バンドの全キャリアを俯瞰することはできないが、一番脂の乗っているこの時期だけ楽しめれば私は充分だと思うのだが。
2006年12月12日
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1 Desperation (02:43) 2 Warrior (03:50) 3 Rock City (03:29) 4 Overdrive (04:12) 5 Angel (03:37) 6 Tokyo Rose (04:20) 7 Heart of Fire (03:00) 8 Gypsy Queen (03:56) 9 This Is What I Get (04:09) アメリカのハードロックバンドはイマイチその大陸的な大きめノリと乾いたサウンドが好きになれず、手持ちのアルバムは少なかった。 このライオットもデビュー当時から気にはなっていたのだが、ちゃんと聴く機会がなく、現在に至ってしまっていた。 ひょんなことから某ウェブサイトでこのアルバムジャケットを目にして、「ああ、このネコかライオンかイタチかネズミか知らんがインチキ臭い宇宙人の格好しているジェケットが気になっていたっけ」と思い出し、ネットで衝動買いをした。 結論からいうとこれはあたりです。 結構英国の香りのするほどほどに湿った、それでいてなんともノー天気な音がたまりません。 音ネタがジュータス風だったり、エアロスミスだったりキッスだったり、はたまたメイデンだったり節操がないが、休憩なしの全曲ハードロックなのは潔い。 おまけにおいしいメロディを使ってもいじくりまわして組曲風にする気持ちはさらさらないようで、すべて3~4分で終了してしまう潔さ。 曲のメリハリは結構ついている。 なかでも2は名曲、文句なしのスピードチューンだ。独特のドライブ感はハードロックバンドでは結構隠し味になるベースが目立っているためか。なんかベースだけ変なコードで突っ走っていて面白い。 ちなみにHMVでは超廉価で販売中。 だたし、アルバム自体にはボーナストラックは一切ない。
2006年12月11日
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しかしまあなんというか、キッスというバンドも息が長いなあ。 メイクをしている分、歳がわからんというメリットもあるだろうが、パフォーマンスは衰えていないのがすごいね。 そんな彼らだが、やたらとベスト盤を出しまくるのはいただけない。 どこまでがめつくもうけるつもりなのか。 彼らはやはりライブバンドなので、ベスト盤で全貌を振り返るより、3枚出ているライブ盤「ALIVE」を聴く方がよいのではという結論に達した。 正直、それぞれ2枚組なのでしんどかったが、ヘボい選曲のベストよりずっと彼らのよさがわかると思う。 活きのよさはやはり1作目、75年5月16、17日のデトロイト・コーボ・ホールでのステージだ。 まだキッスがメジャーになる前のライブだ。というよりこの作品で一躍名を馳せたといった方がよいのかも。 プロデューサーがレッド・ツェッペリンらのエンジニアとして知られるエディ・クレイマーなのも気になってしまう。 続く2作目は77年のもの。 ちょっとばかりインターバルが短すぎ。よって受ける印象もたいして変化がない。 前回との重複を避ける意味で収録曲はダイジェスト形式で選曲されているのもなんだかねえ。 足りない分はコンサート前のリハーサル時にレコーディングされた曲で補っている。 さて、3作目になると随分貫禄が出てきた。 突っ走るロックンロールばかりではなく、ミディアムテンポのヘヴィな曲も堂に入っている。 みんなで盛り上がれる曲もだんだん増えてきて、もうコンサートというよりお祭りみたいになっているのが音だけ聴いてもよくわかる。 この3枚プラス「ALIVE4」(メルボルン・オーケストラとの共演盤ではないらしい)と収録したボックスセットも出ているようなので、興味のある方はせっかくなのでそちらをどうぞ。
2006年12月10日
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1. カミン・ホーム. 03:51 2. レイディ・ラック. 02:45 3. ゲッティン・タイター. 03:34 4. ディーラー. 03:48 5. アイ・ニード・ラヴ. 04:20 6. ドリフター. 04:00 7. ラヴ・チャイルド. 03:04 8. a)ジス・タイム・アラウンド/b)オウド・トゥ・’G’. 06:07 9. キープ・オン・ムーヴィング. 05:19 リッチーが脱退し、変わって参加したのがアメリカ人のトミー・ボーリン。 デビットとグレンの推薦だというが、さらにファンキー化してしまう危惧をバンドリーダーのジョンは感じなかったのであろうか。 アルバム自体は大変よい出来。 リッチーがいなくなった分、方向性が一本化されすっきりまとまっている。 曲調、アレンジ全てが異なり、全然違うバンドの音みたいである。 ジョンとペイスは若隠居を決め込んだのか、3人のフロントメンに全てを委託した模様である。 ペイスのドラムはどんな音楽にも順応性があり、いい感じでプレイしている。 反面ジョンのキーボードがほとんど聴こえない。 とにかく活躍しまくっているのはボーリン。ギターはかなりオーバーダビングされており、まさに弾きまくりといった状態(歌もちょっとだけ披露)。 従来のパープルサウンドは影も形もなくなってしまっているが、解散後の各自のソロアルバムを聴くと、これでもなんとかハード・ロックをやろうという気遣いがあったことがうかがわれる。 オープニングの1や6は新しいハードロックサウンドの到来を感じさせるが、ライブではついぞプレイされなかったのが残念。
2006年12月09日
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1. 嵐の使者. 04:07 2. 愛は何よりも強く. 04:26 3. 聖人. 04:32 4. ホールド・オン. 05:07 5. 嵐の女. 03:23 6. ユー・キャント・ドゥー・イット・ライト. 03:27 7. ハイ・ボール・シューター. 04:29 8. ジプシー. 04:07 9. 幸運な兵士. 03:16 前作「紫の炎」は大胆なメンバーチェンジにもかかわらず、大ヒットした。 そんでもって、よりファンクでソウルフルな路線でもよかろうと思って作ったのがこれ。 バンドの音楽性に関わる主導権が、リッチーから、デビットとグレンに移行したと思われる。 1や5は100%ハードロックで、恐らくはリッチーのアイデアから生まれた曲だろう。9の珠玉のバラードもリッチー作かも。 その他の曲はは若い2人の音楽的趣味、趣向が前面に出ている。 それを否定はしないが、なんだか全体にちぐはぐな印象はぬぐえない。 一番の問題は曲の構成が2期にくらべて安直になってきたこと。 やはりパープルは歌もさることながら、ギターとキーボードのバトルがないと寂しいよね。 この流れに、「黒い羊」を入れてもそれほど違和感はないと思うのだが、それを拒否られたリッチーはバンドを去り、レインボウを結成したのはご存知の通りである。
2006年12月05日
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1. 紫の炎. 06:00 2. テイク・ユア・ライフ. 04:36 3. レイ・ダウン・ステイ・ダウン. 04:17 4. セイル・アウェイ. 05:48 5. ユー・フール・ノー・ワン. 04:45 6. ホワッツ・ゴーイング・オン・ヒア. 04:56 7. ミストゥリーテッド. 07:27 8. “A”200. 04:05 普通、ガンガンヒットを飛ばしていたのに、ボーカリストを変えちゃうなんて自殺行為にも等しいと行為だ。 でもって、「やっぱやめとけばよかったなあ」なんて後悔するパターンが多いと思うのだが、新メンバーでまたしても傑作を作ってしまった。 8のようなお話にならない駄作もあるけれど、いきなり1のようなメガトン級に強力なナンバーから始められては文句も出ない。 「HIGHWAY STAR」「CHILD IN TIME「」SMOKE ON THE WATER」に並ぶ名曲をもう一丁こしらえてしまった。何度聴いてもすばらしいハードロックの名曲である。 ボーリストがデビットとグレンの2人になった(考えてみればハードロックバンドでツインリードボーカルなんて珍しい)ことを生かし、2、3、5といった歌い分け、ハーモニーといった今までになかった魅力も出てきた。 また、7のブルースはギランでは絶対に作れないし、また歌えないだろう。
2006年12月02日
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1. Woman From Tokyo 2. Mary Long 3. Super Trouper 4. Smooth Dancer 5. Rat Bat Blue 6. Place in Line 7. Our Lady 8. Woman From Tokyo - ('99 remix, bonus track) 9. Woman From Tokyo - (bonus track, alternate take) 10. Painted Horse - (bonus track, studio outtake) 11. Our Lady - ('99 remix, bonus track) 12. Rat Bat Blue - (bonus track, writing session) 13. Rat Bat Blue - ('99 remix, bonus track) 14. First Day Jam - (bonus track, instrumental) ロジャー・グローバーによるリミックスで各段に音質が向上し、音圧があがっている。 2期パープルの作品の中ではひときわ影の薄い作品。しかし、つまらんかといえばそんなことは決してないと思う。 確かにここ一発の曲がない。 ギランとリッチーの仲が最悪の時期にレコーディングされたせいか、リッチーのギターが若干控え目になっている。 その分、ジョンのキーボードがキレ気味に暴走しており、特に4と5のソロは迫力満点。 メジャーな曲は1しかないが、アナログ盤のA面の4曲はどれも歌メロがよい。 パープルの曲ではかなりメロデックでハードな曲が連続する。 それから、個人的には3のエコーの効いたドラムはカッコイイと思う。 B面の3曲は好みにもよるが、イマイチ。 5は一般に評価の高い曲だが、中途半端にファンクっぽいリズム好きになれない。これはギランよりグレンが歌ったほうが見栄えがするのでは。 ボーナストラックも満載。 14は単なるジャムセッションだが、パープルのライブ自体がジャムっぽいので聴いていてもそれほど新鮮には感じない。 それにギターはまったく入っていない。一説によると、リッチーはベースを弾いていたというが、本当か?
2006年11月30日
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1 Scarabus (04:54) 2 Twin Exhausted (04:08) 3 Poor Boy Hero (03:08) 4 Mercury High (03:32) 5 Pre-Release (04:23) 6 Slages to Bitches (05:09) 7 Apathy (04:15) 8 Mad Elaine (04:18) 前作のリリースからたった6ヵ月という短期間で発売されたサード・アルバム。よほど手ごたえがなくてあせったのかどうかしらんが、せわしない。 オリジナルLP発売時は来日記念盤としてリリースされた。 前作からの延長線上のジャズ、ファンクなサウンドを踏襲しながらも、これではだめだとハード・ロックへの歩み寄りをみせている。 ファーストが「駄作」、2枚目が「問題作」としたら、この作品は「意欲作」ぐらいのところか。「世間がどう言おうと、俺の道を行く」と踏ん張れなかったのは情けない。 ちなみに私がリアルタイムで購入したイアン・ギランの唯一の作品である。 1はそれなりの手応えを感じる骨太のロック。ちょっと「INTO THE FIRE」を思わせるが、詰めが甘い。 2曲目はちょっとファンキーな「HIGHWAY STAR」。このレベルの曲が連発できたら、このバンドもモノになったと思うのだが。 ギターとピアノのソロははじけているが、肝心のギランの歌の押しが弱いのが難点。 演奏はなかなか格好よいのだが、曲がつまらんのがこのバンドのぱっとしないところ。 まだ声が出るこの時期を無駄にしたのを後悔しているのは、ギラン本人なのでは。
2006年11月29日
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ファーストアルバムと違い、こちらは今でも元気に発売されている。 ファンキーなロックと割り切ればそれなりに楽しめるが、パープルの幻影を求めると、涙しか出てこない。 ジャケットがなんだかやたら勢いがありそうなので、衝動買いすると後悔することになる。1. Clear Air Turbulence 2. Five Moons 3. Money Lender 4. Over the Hill 5. Goodhand Liza 6. Angel Manchenio オープニングの1こそ、疾走感がそこそこあるが、聴いていくとだんだん黒人音楽臭さが鼻につくようになってくる。 これがギランのやりたかったことなのであろうが、やるせない気持ちになる。 間奏部分のフュージョンぽい演奏は長い分だけ睡魔に見舞われる。 ただ、演奏自体はバカテクなのでそれは期待してよいかな。
2006年11月28日
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ディープ・パープルを脱退して結成した自らのバンドのファーストアルバム。 パープルファンは何かしらの期待を寄せてLPを購入し、涙にくれたに違いない。 まずもってタイトルチューンからして、まさにオリジナルを冒涜するようなアレンジ。 プログレ風に始まったのはよいが、おなじみのオルガンによるリフを捨てたのは百歩譲って許すとして、ムード歌謡かもしくはサスペンス劇場のエンディングみたいな曲にしてしまったのは許せん。 これだけでもうすでに脱力であるが、他の曲もいいとこ勝負につまらん。 セカンドアルバム以降のファンキーロック路線も打ち出せておらず、むず痒いくらいぱっとしない展開が続く。 救いは演奏時間が短いことくらいである。 すでに発売も中止になったようで、曲目もよくわからなくなってしまったよ。
2006年11月27日
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1. ビコーズ 2. ゲット・バック 3. グラス・オニオン 4. エリナー・リグビー~ジュリア 5. アイ・アム・ザ・ウォルラス 6. 抱きしめたい 7. ドライヴ・マイ・カー/愛のことば/ホワット・ユー・アー・ドゥーイング 8. グンキ・ンサ 9. サムシング~ブルー・ジェイ・ウェイ 10. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト/アイ・ウォント・ユー/ヘルター・スケルター 11. ヘルプ 12. ブラックバード/イエスタデイ 13. ストロベリー・フィールズ・フォーエバー 14. ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー/トゥモロー・ネバー・ノウズ 15. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド 16. オクトパス・ガーデン 17. レディ・マドンナ 18. ヒア・カムズ・ザ・サン~ジ・インアー・ライト 19. カム・トゥゲザー/ディア・プルーデンズ~クライ・ベイビー・クライ 20. レボリューション 21. バック・イン・ザ・U.S.S.R. 2. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープス 23. ア・デイ・イン・ザ・ライフ 24. ヘイ・ジュード 25. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ) 26. 愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ) 私は生粋のビートルマニアではないので、楽しんで聴けたけど、オリジナル原理主義者(?)には神に対する冒涜ともいえるアルバム。 ポールとリンゴはかなり前向きにGOサインを出し、プロデュースはジョージ・マーティンなので、ファンがどうこう言うことではないのかもしれない。 以前、ビートルズのそっくりさん(ショッキングブルーだったっけ?)がビートルズのノンストップメドレーを出して、好評を博したけれど、その比ではない。 なにしろ本人演奏の楽曲を科学技術の粋を集めて、あちこちぺたぺたくっつけてしまったのだから。 で、どうかというとこれが結構面白い。 私はFMでオンエアされていたストロベリー・フィールズ・フォーエバーを聴いて、「なにこれ?でこで手に入るの」と思っていたら、フル・アルバム、それも80分満タンで発売さてしまった。 オープニングはやたらタメがやたら効いた「ビコーズ」、そこから間髪いれずリンゴの「アビィ・ロード」に入っている単純なドラムソロ、「ハード・ディズ・ナイト」のオープニングコードとともに「ゲットバック」がスタート。正直盛り上がる展開だ。 とまあ、ノンストップというより、音のコラージュになっている。 選曲は後期の作品がメインで、必ずしもメジャータイトルばかりではないのが、ミソ。 音源はオリジナルだけではなく、アンソロジーのようにマスターテープから採用されているようで、コアなファンはツレにソースが何か薀蓄たれる楽しみもある。 ただよくわからんのは、アルバムの後半になると、アイデアが枯渇してきたのか、ほとんど原曲のまま収録されていること。 凝るなら最後までやってくれ。オリジナル全曲をどこかで使うとかね。 それから、全曲リマスターされているので、原曲よりはるかにハイ・クオリティな音が楽しめる、というか、オリジナルアルバムも全部リマスターしろよ。
2006年11月25日
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詳細なデータと変遷研究で迫るロック・ギタリスト図鑑シリーズ第5弾。 ちなみに「リッチー・ブラックモア」は立ち読みで済ませた。 ジミー・ペイジの伝記や愛用ギターの解説、完全ディスコグラフィーなどが収録されている。 他の似たような書籍と比較すると、ペイジの音作り、ギタープレイについての記述が詳しい。 ただ、タイトルが「ジミーペイジ」となっているが、ほとんどレッドツッペリンの解説本だ。 ツェッペリンのディスコグラフィーにいたってはペイジよりも他のメンバー(特にジョン・ポール)のプレイについて熱弁が振るってあったりして、なんかちぐはぐ。 それからセカンドアルバムの記述は18ページもあるのに、4枚目はたったの4ページ、それも名曲「天国への階段」についてはほとんど無視なのはなぜ? ひとつの文章がやたら長く、すごくへたなもうざい。プロのライターの文章とは思えない。 だれも校正しようとしなかったのだろうか。勇気ある出版物である。
2006年11月24日
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1. Hello 2. Flyin' 3. Nickels and Dimes 4. Crime Wave 5. You're Like the Wind 6. N-N-N-N-O! 7. Take Me Away 8. You're My Reason 9. Just Like Me 10. See Forever Eyes 高校時代付き合っていた彼女が好きだったアルバム。 同名の日本のバンドがいて、そちらを買おうとして、間違えて買ってしまったが、こちらもよかったとかいっていた。 彼女の家で聴いたのか、借りて自分の家で聴いたのかよく覚えていないが、ジャケットだけは印象に残っており、ネットで偶然見つけて、懐かしくなって買ってしまった。 カナダ出身のいわゆるプログレハードロックバンドである。これがデビューアルバムなのかな? 改めて聴いてみると、B級レベルは脱していないような…。 ポップでわかりやすいメロディの曲が多く、かなりキーボードというかシンセが前面に出たアレンジである。 ただ、そのシンセが当時にしては新鮮だったのだろうが、今となっては仰々しい分だけ逆にチープな印象を受ける。 プリズムが好きだった昔の彼女に街でばったり会ったら、ただのオバさんになってしまっているのかなあ。
2006年11月23日
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1 カシミール - アングラ 2 幻惑されて - ブレイズ 3 流浪の民 - プライマル・フィア 4 ゴナ・リーヴ・ユー - ドロ 5 ロックン・ロール - エレジー 6 コミュニケイション・ブレイクダウン - ティエラ・サンタ 7 ノー・クォーター - グレイヴ・ディガー 8 ブラック・ドッグ - マスタープラン 9 移民の歌 - コンソーティアム・プロジェクト 10 胸いっぱいの愛を - マゴ・デ・オス 11 グッド・タイムズ・バッド・タイムズ - アクシス 12 天国への階段 - ホワイト・スカル ツッペリンのトリビュート・アルバムは本当にたくさんあるな。ネットで検索かけると全部揃える気が失せるほどヒットする。 本作品はそんな中、ヨーロッパのヘヴィ・メタル・アーティストが参加したレッド・ツェッぺリン・トリビュート盤である。 はっきりいって最近のメタルシーンにはまったく知識ゼロの私にとっては、全然知らないアーティストであるが、各人各様趣向を凝らしてゼップサウンドを解釈するより、ツッペリンのラウドな要素だけ抽出して、それを現代的なメタルの色に染めなおしたのは潔いのでは。 採用された曲はツッペリンの代表曲ばかりだが、1から3の流れは結構濃厚。この曲順はすごいぞ。寝る前に聴くと悪夢にうなされそうな灰汁の強いアレンジになっている。 この手の音は私は受けつけないのだが、こうやって聴いてしまうと、現代メタルのもっともコアな部分をすでにツッペリンが内包していたことに驚かされる。 耳が慣れたのか、次第にそれなりのノリの曲が続く。 アレンジがおもしろかったのは10。あまりにも印象的なギターーリフをあえて捨て、なんだかメイデン風の味付けになっている。これは秀逸。 リフをさらに強調して個性を発揮しようとするのが定番なんだろうが、まったく逆の発送だ。 ただ、最後は苦しくなったのか、おなじみの展開になるが。 それから12を割り当てられたバンドはきついだろうな。原曲がなにしろいじりようのない完成度なので、アルバム中もっとも凡庸な仕上がりになっている。 いずれにしろ、数あるゼップトリビュートの中でも最もインパクトのある一枚である。
2006年11月20日
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1 ストランデッド 2 キャント・レット・ユー・ゴー 3 フール・フォー・ザ・ナイト 4 ファイアー・ダンス 5 エニバディ・ゼア 6 デスペレート・ハート 7 ストリート・オブ・ドリームス 8 ドリンキング・ウィズ・ザ・デビル 後期レインボーの傑作ということらしいが、もう私はリアルタイムでこのアルバムを買うことはなかった。 というか、本日初めて聴いた。 どこか迷いがあった、前作、前々作にくらべればすっきりまとまっている。 とはいえ、産業ロック路線のわかりやすい展開の短い曲を詰め込むことにこだわりを持たなくなったという点を評価しての発言である。 「虹を翔る覇者」や「バビロンの城門」あたりのレインボーからすればなんと遠い所まで来てしまったのであろうか。 リッチーのギターは控え目で、その分甘ったるい、ジョン・リンのボーカルとこれといった個性のないキーボードが活躍している。 レインボーの全作品の中でももっともキーボードがフューチャーされているのではなかろうか。 ドラムは私の知らん奴からまた知らん奴に代わったようで、もうどうでもよいが、ますますリズムの刻み方が単調になっており、非常にいらいらさせられる。 7は確かによい曲だが、それだけの話だ。 レインボーだと思わなければ、結構よいアルバムかも。でもLP買わなくてよかったと思う。
2006年11月17日
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1 デス・アリー・ドライヴァー 2 ストーン・コールド 3 ブリング・オン・ザ・ナイト 4 タイト・スクィーズ 5 ティアリン・アウト・マイ・ハート 6 パワー 7 ミス・ミストゥリーテッド 8 ロック・フィーヴァー 9 アイズ・オブ・ファイヤー 前作からどのメンバーが入れ変わったのかもうわからなくなってきた。 このアルバムを最後に私はレインボーに見切りをつけた。 ジョン・リンのボーカルはどうにも好きになれなかった。4なんかは絶対グラハムやロニーのほうが上手に歌えると思う。 1こそ入魂のスピードチューンだが、考えようによっては「HIGHWAY SATAR」の焼き直し。中間部のクラシックパクリのギターソロも「KILL THE KING」みたいには決まらず、なんだかいただけない。 そんな風に考えてしまうとほとんど全ての曲が今までどこかで聴いたこのメロディーやリフが登場する。 一番ひどいのが6。これはどう聴いても「DO YOU CLOSE YOUR EYES」だろう。 むしろタイトルからして怪しい7のほうがオリジナリティがあったりして。 そんな中、2はリッチーの捨て身の攻撃とのいえる逸品。どこをどう解釈してもこりゃフォリナーだ。絶対確信犯だね。 それなりに売れたのかもしれないが、その割にはステージでは(多分)演奏していないのが謎。 8はタイトル・曲・アレンジどれをとっても安物臭い。9は「バビロンの城門」同様「カシミール」風だが完全にこけている。 このアルバムを手にしたころから、あまり新作LPを購入しなくなったような気がする。そんな私にとっては記念碑的アルバムだ。
2006年11月16日
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1 アイ・サレンダー 2 スポットライト・キッド 3 ノー・リリース 4 マジック 5 メイビー・ネクスト・タイム 6 キャント・ハプン・ヒア 7 フリーダム・ファイター 8 ミッドタウン・トンネル・ヴィジョン 9 治療不可 さて、更なる進化をとげたのか、どうなったのかわからんがまたもメンバー・チェンジをして、ジョン・リン・ターナー他2名(名前忘れた)が新たに参加して作ったアルバム。 知名度だけで判断すれば、かなりの格落ちになってしまった。 ジョンはリッチーのお気に入りのシンガーのようで。解散までヴォーカリストは彼が担当。その後も発作的にパープルに参加させたり、ブラックモアズナイトでも競演している。 声もルックスも甘いアーティストで、確かに当時の音楽業界はフォリナー、ジャーニーといったソフトなロックが席巻してたので、それっぽいジョンを起用したのは正解かも。 今度はオープニングからラス・バラードのカヴァーでスタートだ。泣きのメロディと骨太な音作りがとっても素敵。 ただアルバムとしてみると若干のインパクト不足は否めない。 このあたりからリッチーの曲つくりのアイデアが枯渇し始めたのかも。 6なんかは本人自ら何かのインタビューで「この曲はSOKE ON THE SILVER MOUTAINだな」とかいっていたのが自虐的。 また9のように露骨にクラッシクの名品からの寸借を多用し始めるようになったのもこの頃から。 音的にはコージーがいなくなったのは辛い。それにロジャーのベースプレイも凡庸。リズム隊に難あり。
2006年11月15日
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1 オール・ナイト・ロング 2 アイズ・オブ・ザ・ワールド 3 ノー・タイム・トゥ・ルーズ 4 メイキン・ラヴ 5 シンス・ユー・ビーン・ゴーン 6 ラヴズ・ノー・フレンド 7 デンジャー・ゾーン 8 ロスト・イン・ハリウッド アルバムを売るためには、魔女や王様がどうのこうのという歌詞を書くロニーとやっていたのでは埒が明かないと判断したのか、リッチーはついにこの天才ボーカリストと決別する決心をした。 はたして面倒くさくなったのか、コージーを残してメンバー一新。ベースとプロデューサーに旧友ロジャー・グローバー、キーボードにはドン・エイリー、そしてボーカリストにはロック畑というより、ポップ系のグラハム・ボネットを起用する。 「ロニー脱退」の悲報を耳にしたときは、「アホか」と思ったが、グラハムはとんだ拾い物だったのでは。 ロニーとイアン・ギランを足して2で割ったような典型的なシャウト系のボーカルを披露してくれる。 けれどもリッチーはパンキッシュなグラハムのルックスとアナーキーな人柄が好きになれなかったようで、新生レインボウのメンバーは当初から暫定的なものであったようだ。 しかし、アメリカ戦略を考えれば、この人選は正解だったといえよう。 1はリッチーにしてみれば精一杯ポップなナンバーだ。 そして極めつけはラス・バラードのカヴァーの5。初めて聴いたときは「これ本気?」と思ってしまった。曲自体はいいけれど、随分違う方向へいきつつある不安を古くからのファンは感じたに違いない。 けれどもアルバム自体の出来はさらに向上。なんといっても楽曲のよさが目立つ。 妙に軽いメロディーやリフも随所に見られるが、コージーのヘヴィ級ドラムが軟弱路線への転向を許してくれない。 もうちょっとこのメンバーでがんばってほしかったが、またもリッチーは大鉈を振るってしまうのであった(つづく)。
2006年11月14日
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1 ロング・リヴ・ロックン・ロール 2 レディ・オブ・ザ・レイク 3 L.a.コネクション 4 バビロンの城門 5 キル・ザ・キング 6 ザ・シェッド 7 センシティヴ・トゥ・ライト 8 レインボー・アイズ 前作はコアなヘヴィメタ・ファンからは 絶賛されたが、セールスはイマイチだった。 それが悔しかったのか、御大リッチーは本作品よりアメリカ進出を図るべく、ラジオ・オンエアーを意識した曲作りをするようになった。というのが「定説」だが、本当か? 確かに曲は短めになったが、中世っぽいおどろおどろしい歌詞やメロディはますます強化されたような気がするぞ。 1はタイトルに「ロックンロール」あるが、あまりロックンロールっぽくないリズムの曲だ。 ツッペリン風の凝ったリフが冴える2~4はなかなかのもの。特に4はアップテンポの「カシミール」といえなくもない。 アナログのB面は「オン・ステージ」ですでに披露された名曲のスタジオテイク。ライブの方が出来がよいような気がするが、まあ気のせいとしておこう。 印象の薄い6と7を挟んで、今となってはブラックモアズ・ナイト思わせるバラードの8でおしまいという構成だ。 楽曲・曲順・アレンジ、どれをとっても後に後継者を多数輩出したメロディアス・ハードロックの原点ともいえる完成度の高さだ。 リッチー、コージー、ロニーの3人がいたからこそなしえた奇跡の産物だろう。 なにしろ、ベースの大半をリッチーが弾いているし、キーボードはろくに聴こえないから、このトリオの作品といっても問題なかろう(でもジャケットには5人のイラストが描かれているのはリッチーの心遣いか?)。 ハードロックバンドとしては頂点を極めた感のあるレインボーだが、リッチーの期待とは裏腹にセールは悪化の一途をたどったのはなんとも皮肉である。
2006年11月13日
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クイーンの日本での人気・知名度は活動時をしのいでいるのではないかと思ってしまう。 ドラマ主題歌に便乗しての一時的なものかと思ったがそうでもないようだ。 彼らのオリジナルには、「オペラ座の夜」のようにコンセプトアルバムといってもよいものもあるけれど、シングルヒットだけ並べても結構見栄えがする。 そんな意味で「JEWELS」は果たしてどれだけ売れることを見込んで企画したのか知らないけれど、結果は大当たり。 「GREATEST HITS」シリーズを持っていても欲しくなってしまうほど、練りに練った選曲がされていた。 調子こいて発売されたのが本作品だが、まだこんなにおいしい曲が残っていたなんて、ちょっとびっくりである。 リマスターも施され、凝りに凝ったアレンジの輪郭がさらにくっきりした印象を受ける。 フレディはとってもうまいボーカリストで、とてもまねして歌うなんて出来ないが、聴いているとなんか一緒に歌ってしまう自分が怖い。
2006年11月12日
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1. Kill the King 2. Medley: Man on the Silver Mountain/Blues/Starstruck 3. Catch the Rainbow 4. Mistreated 5. Sixteenth Century Greensleeves 6. Still I'm Sad ジャケットがダサい。演奏時間が短い。日本公演のライブのはずだけれど、実はドイツでの公演も混在している。トニーカレイのキーボードがヘタクソ。コージーのドラム・ソロがカットされている。などなど文句をあげたら切りがないレインボーのライヴ盤だがそんなことは全部許したくなるほど、とにかくインパクト満点のアルバムになっている。 1はこの時点ではスタジオ版が未発表だが、ハードロックファンなら一回聴いただけで絶対ノックアウトされこと間違いなしのスピード、メロディを兼ね備えた名曲である。ギターとキーボードのユニゾンの間奏も完璧にツボに入る。 2はオリジナルに較べてかなりアップテンポになっており、いってみればまったく別の曲に仕上がっている。 6もスタジオテイクはインストだったが、歌入りになっており、ドラマチックな盛り上がりを見せてくれる。 高校生のとき、発売と同時に購入して、何度も何度もフルボリュームで聴きまくっていた。 特筆すべきはコージーのドラムで、とんでもなくアグレッシヴである。本作品が彼のよさが最も出ているものではないかと思うがいかがなものか。
2006年11月10日
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私がはじめて小遣いで買った記念すべきロックアルバム。そんな思い出を差し置いてもまさしくハードロックの名盤である。1. タロット・ウーマン 2. ラン・ウィズ・ザ・ウルフ 3. スターストラック 4. ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ 5. スターゲイザー 6. ア・ライト・イン・ザ・ブラック メンバーを一新したので、同じバンドとはいえないかもしれないが、ファーストと較べると演奏の勢いがまるで違う。 ヒョロヒョロしたキーボードのオープニングから、フェイドインしてくるリーッチーのギンギンのリフ、続けて爆裂するコージーのドラムが被さる1から、もう気分は絶頂に達してしまう。 全曲ハードロックで押し通し、バラードなしの潔さがある種ロックバンドとしての完成形を見せている。 よーく鑑賞すると、全然ベースが聴こえなかったりとバランスの悪さが目立つが、そんなことはおかまいなし、休憩なしで最後まで突っ走ってくれる。 巷ではアナログでいうところのB面の2曲(組曲風になっているのが秀逸)の評価が高いが、A面も捨てがたい。 3はシングルカットされたがこんなギンギンの曲が売れるわけない。何考えているんだ。 4はギターソロなしの短い曲だが、恐ろしく攻撃的。 ファーストアルバムでは「本当にパープル抜けてよかったの?」とリッチーにはいいたかったが、本作品にいたっては、「インロック」「マシンヘッド」と肩を並べる力作といってよかろう。 セール的にはイマイチだったが、ハードロック野郎にとってはバイブルとなる作品に違いない。
2006年11月09日
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