膝痛



1)概要
膝は人間の関節の中でも、最も大きい関節です。身体の全体を支えている関節で常に、大きな重力を受けています。これは、特に、男性よりも女性の方に多く発症する痛みです。その原因の大半が股関節の異常にあります。

2)女性に多い?
女性に多い症状です。この多くは、股関節の異常が原因ではないかと推測される。女性は出産時にあるホルモンが分泌され仙腸関節が動きますが、これが上手く戻らないと歪んだままになります。これにより股関節に自覚するような痛みや異常は感じ無いのですが、骨盤全体の歪みを起こし長い間、股関節に対する『異常傾斜圧』が掛かり、これが膝関節にまで影響するようになって来ます。膝関節に歪みを起こし痛みを感じるようになって来る。

3)股関節を直す
股関節が悪いとは全く自覚しない人が多い。しかし、私が診ると明らかな異常がある人が多い。股関節だけを直すだけで解消される人も多い。しかし、慢性化した場合には限度がある場合も多く、膝関節が完全に壊れている状態の人もいる。この様な状態の人はある程度までしか改善されません。

4)慢性化とは?
私が言っている慢性化とは、膝に限らずどこの関節でも壊れていると判断される場合の事を言います。靭帯や軟骨組織の磨耗で元には戻らない状態のことを言います。この場合には完治が難しいです、この状態は特に、膝関節に多く見受けられる症状です。

5)膝は夜中に痛む事が多い
前述の痛みとは?、でも述べている様に、血行不良が原因です。膝は人体で最大の関節です。従って、他の関節よりも大量の血液を必要とします。寝ようとして布団に入ると、心臓の活動が低下し体全体の血流量が少なくなる。これは当たり前の体の機能ですが、当然、膝の血流量も少なくなりこの結果、痛みが増してきます。この夜中の痛みは、膝関節だけに特徴的に見られる痛みで、他の関節にはあまりありません。膝が夜中に痛むと言う症状は、相当慢性化している症状ですが、完治しないまでも、夜中に痛むと言う辛い痛みは、何度かの施術によって解消されます。



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