love&peace♪マチオの脱力生活日記!

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2006/11/27
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カテゴリ: いじめについて
 「いじめとは何か?」「いじめとはどういうことなのか?」について、議論が尽くされていないのではないか?と感じる。「いじめはよくない」「いじめを無くそう」と唱えるとき、ではいじめとはいったいどういう行為を指して言うのかが、実際のところ曖昧模糊としていてはっきりしていないのではないか。「いじめとはどういうことなのか?」を定義づけることなく、「いじめは何故よくないのか?」、「いじめをするという行為が、いじめる側いじめられる側それぞれにどういう結果をもたらすのか?」「いじめに対してどう対処していくのか?」といった、いじめに取り組むかぎり避けて通れない命題に対して明確な答えは見出せないのではないかと考える。以下は、「いじめとはどういうことなのか?」という疑問に対する私見である。これだけが正しいのだと言うつもりは無い。ただ、「いじめとは何か?」について、すべての人が自分の言葉で考えてみることが必要だと思うのだ。かつてのいじめられっ子として、オレにとって「いじめ」とはどういうことなのか、改めて考えながら書いてみたい。

 「いじめられている人が『いじめられている』という気持ちを持ったら、それはすべていじめである」ということをまず言いたい。からかいの対象になったり悪口や無視といった嫌がらせ行為あるいは直接的な暴力や言葉の暴力を受ける場合はいじめに限らず多々あるだろう。その時に、そういった行為を受ける側に「いじめられている」という認識がある場合には、それらの行為はすべて「いじめ」として捉えられるべきであろうと考える。いじめが否かは100%、その行為を「受ける側」つまり「いじめられる側」が決めることであって、いじめをする側が「これはいじめではない」ということは決して認められない。ただ、ここで注意しなければならないのは、いじめられる側においてさえ、いじめの事実を否認する(せざるを得ない)現状がはっきりとあることだ。自分以外の他者に対してはおろか、自分自身に対してさえいじめられていることを認めることが困難なことはままあるのだ。そしてそのことが、いじめの問題を見え難く、判り難くしている大きな原因であると思う。
 この、被害者が何故だか胸を張れないようにせしめるところが、そしてさらにそこに付け入るということこそが、いじめと言う行為のこの上なく卑劣な部分だと考える。「いじめられること」=「劣っていること」という誤った認識が、おそらくはほとんどの場合において被害者の側に植え付けられることが大きな問題なのだ。いかに不当なものであっても、故意に大勢の周囲の人間たちから貶められるという経験は容易に人から自信や自尊の念を奪い取ってしまうものだ。

 そこで、「いじめられる」ということはどういうことなのか?を、さらに突き詰めて考えてみたい。

 「いじめられる」ということは、不当に人としての尊厳を傷つけられ、奪われるということだ。人権という言葉を持ち出すまでもなく、人であれば誰でも、お互いに尊重しあうということが社会生活を営む上での約束事であることは、誰でも知っていることだろう。「人としての尊厳を奪われる」ということは、どんな場合でも正当ということはないと考えるのだが、ことさら「不当に」と書いたのは、その行為が不当なものであるという認識がいじめる側に絶望的に欠如しているに違いないからだ。「どんな人でも、ひとりの人間として尊重されるべきだ」ということ。「どんな人でも、いわれなく貶められたり辱められたりされてはならない」ということ。これらのことを自らに願わない人間はいまい。そしてこれらのことを自らに願うのであれば、論を待たずして他のすべての人間の同等の権利を認めなければならない。そのことに目を瞑って行われる行為がいじめなのであり、だからこそ不当であり卑劣なのだ。いじめとは、誰もが人として生まれながらに備えている「ありのままの自分でいて安心して生きる権利」を脅かす行為なのだ。いじめとは、そういう「罪を犯す」行為なのだ。これはもうはっきりと「犯罪」と言っていいほどのものだと考える。

 いじめがどういうものかを語る上で、もうひとつ「多対一」ということに触れないわけにはいかないだろう。例えば集団でのシカト(無視)あるいは村八分と呼ばれる扱い。最近では集団で同時刻にいっせいに悪意のあるメールを送りつけるといういじめもあるようだ。ネット上での掲示板への誹謗中傷なども、やはり集団で行われるか、または「匿名」というかたちで、自分自身を「集団の一部として」巧妙に隠さなければ行われない。いじめに手を染める人間は、このようにその行為を集団で行うということによって、「自分だけではない」あるいは「みんなやっていること」と、自らの行為の罪や責任が軽減されるように誤解しているに違いないと思う。実際は、本来問われるべき自らの行為に対しての罪や責任を逃れようとする自己欺瞞の罪を重ねることに他ならない。
そして、これがいじめの悪魔的に卑劣な部分なのだが、いじめに加担する人間すべてが「同調し参加しなければ自分がターゲットになる」という脅迫の暗示とその恐怖にさらされることになるのだ。いじめに直接的に関わっていない人であっても、このことは容易に想像できると思う。ここで強調したいのは、しかしながらそのことを言い訳にして罪を逃れ自らの責任を免れようとする心の動きは、やはり絶望的に「卑しい」ということだ。真に己に自負を持つ者の心の動きではあり得ない。 

 そして、不当な自尊心を補わんがために、自らを脅かす行為と知りながら、それに手を染めることで否応無く互いに脅かしあい、恐怖に耐えられず自らの弱い心に負けて実行しまたそれによって自らを貶め、集団で行うことで罪と責任からは自己欺瞞によって逃れようとし、挙句ひとりの咎無き犠牲者に己の弱さ卑しさいやらしさを悪意に変えて送りつけるのだ。いじめとはまさにそういう行為であり、またこれらのことは「集団で行われる」ということと深く関っている。

 いじめとは、卑劣で卑怯であり悪辣だということは言うまでもなく、ほんとうにもう何やってんだかわからない程に理不尽で不条理で反吐が出そうなほどに頭の悪い行為なのだ。いじめをする人間はそれによって間違い無く自らを不幸にしている。そしてそのことに気付けない究極の馬鹿であり阿呆であり「終わってる」人間たちだ。そういう連中が不幸であろうがどうしようが自業自得なんだから放っておけばいいようなものだが、始末に終えないことにはそうした馬鹿な変態連中が自己欺瞞で「ちょっとはマシな自分」めいた感覚を味わわんがために、徒党を組んで自分たちの卑しさいやらしさを集めて、いじめられる人の尊厳を傷つけて耐え難い苦痛を与えているのだ。人間として救いが無いのは実は、いじめをやめて謝罪しない限りにおいて、間違いなくいじめている側の人間なんである。

 だから、今いじめられている人たち、かつていじめられていた人たちに言いたい。

 決して、「自分のせいだ」なんて思わないでほしい。「自分の何かが間違っていただろうか?」とか、疑問を抱く必要なんかまったく無い。
 悲しいことに世の中には、いじめという行為に手を染めてしまうどうしようもなく頭が悪く心が鈍く、気高さとか自負心とかとは一切無縁であり、容易に自分自身さえ誤魔化してしまえるような、それでいて徒党を組まなければ怖くて自分の意見や気持ちひとつ言うこともできない臆病で卑しくいやらしい変態連中がそれはもうたくさんいるのだ。ほんとうに救いようが無くて、心の底から、これはもう決して皮肉ではなく、いじめをする人たちこそ心から可哀想に思うほどだ。あなたが今いじめられているか、あるいはかつていじめられていたことに原因が挙げられるのだとしたら、ただひとつ、「あなたはそういう人間ではなかったから」に他ならない。いじめを受けるということは、この上なく不条理で理不尽でつらくて耐え難いことだけれども、だからこそ、その上に「自分を責める」という重荷を、自らに背負わないでほしい。

 今いじめられているとしたら、あるいはかつていじめられていたのだとしたら、あなたは「自分の受けた痛みを他の誰かに与えることで自らを慰めようとしなかった」のだから、「次に与えられる人の気持ちを思いやり、誇りを持ってその痛みを自らの内に留め置いた人」なのだから。それはきっと、あなたが想像する以上に遥かに、かけがえなく素晴らしいことなのだ。真に得難い、美しい心の在り方なんだ。他の誰がなんと言おうと、あなた自身は、そういう自分の素晴らしさを正しく認めてあげてほしい。今感じているであろう耐え難いつらさもどうしようもないほどの悲しい気持ちも、そうした自らの素晴らしく美しい心のゆえであることにもどうか目を向けて、そのことを感じてほしいのだ。
 今いじめられている人たちは、いじめている人たちとは正反対に、偽りの虚しいしあわせからは最も遠く、胸に秘めたつらくせつない想いは、心のかたちの美しさとして、美しい心を持つというしあわせとしてたった今この時点ですでに報われているのだとオレは信じるから、どうかどうか、死なないでください。つらくてもどうか生きて生きて、自分自身のかけがえのなさ素晴らしさに気付き、感じてよろこんでほしい。そうした偽りの無いしあわせが、この世界にたくさんたくさんあってほしいと、心からそう願う。





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Last updated  2006/11/27 08:14:02 PM
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