マックの文弊録

マックの文弊録

2005.04.20
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数年前から「二十四気便り」と題して、雑文を書いてはネット上のお知り合いにお送りしてきた。(普通には「二十四節気」と言われているけれど、あれは正しくない。本当は「二十四気」というのが正しいのです。)

二十四気だから、概ね二週間おきにそれぞれの「気」は律儀にやってくる。やってくるが、こちらの文章は律儀には中々書けない。因みに今日20日は「穀雨」であるが、やっぱり未だ書いてない。小さな会社を初めて自分で立ち上げて、小さいながらも海外と取引もしたりしていると、これでも結構大変で、小さな大脳皮質は加熱し、小さなお金の流れを眺めながら小さな胸を痛めていると、随筆を書くための脳細胞なんて働かないのですね。

それでも、定期と不定期の半ばくらいで続けているうちに、二十四気便りを直接お送りする方は数百名にまで増え、最近はある会社のホームページでも紹介されるようになって、合計すると読者は千名を越えてしまっているようだ。

さて、そうなってくると、余り放埓なことも書けない気分になってくる。出張の飛行機の中で隣り合った人がパソコンをいじっているので覗きこんでみたら「二十四気便り」を読んでいた。などと言う嘘みたいな話を聞くと、緊張してしまいますよねぇ。どうも受取った知り合いが又転送したりもしていただいているらしい。

そうしたら、暫く前に昔の部下が「ブログで書いたらいいですよ。」と教えてくれた。ブログなんて名前だけは知っていたけれど、どうせネットの世界の怪しげなナントカだろうぐらいに思っていた。それでも思い立って調べてみたら、結構面白そうだ。もともと、インターネットが出始めの頃に、こういう「草の根型」のコミュニケーション・ネットワークは、人間の生活を一新するだろうと、大いに興奮したものだが、ブログはそういう性質を良く体現しているようにも見える。

「二十四気便り」には、自ら定めた倫理規定で、「仕事とセックスは持ち込まない」ことにしている。強烈な批判や、愚痴や怒りや泣き言も、突いて崩してかき回して、斜めにしたり逆さにしたりし、発酵させて、更にちゃんと包装して、リボンを掛けた上でしか書かない。一応書き上げた上で、その後文章を散々練りこむ。数千人もの方にちゃんとお目にかけるのだから、それなりに構えないと失礼だろうと思うのだ。それに人前で話したり、文章で発表することは、思わざる敵を作ることを覚悟することでもある。小心者の僕は、それに大いに緊張する。

そうなると、もっと気楽に書き散らせる場が欲しくなる。
伝統的な日記と言うものもあるが、あれは自慢じゃないが本当に三日しか続いたことがない。多分僕には日記は「自閉的」に過ぎるのだと思う。ちょっと外に漏れ出す部分がないと、なんだかつまらない。どうも始末に終えない性格だが、これは本当だからしょうがない。

数千人が読むから緊張するったって、ブログだって大勢の、それも不特定多数の人の目に触れるじゃないか。
それはそうだが、何となくブログは、ちゃんとしたスピーチではなく、つぶやきに似ているような気がする。トイレで鼻歌を唄っていたら、隣の小部屋に座っている人が居たようなものだろう。だからこうして始めてみた。

かつて高校生だった頃、「文弊録」(フヘイロクと読む)として、色々書いていた(当時は大学ノートだったけれど)のを思い出して、同じタイトルにしてみた。
これは、生の僕の心に近い。内容も何でも有りである。(ま、多少はお化粧したりお澄まししたりするけれど)
そう思って今週始めに登録したけれど、もはや最初からサボっていた。そうすると、ご親切にも「今日の日記を書け」というお節介メールが飛んでくる。だから、まぁともかくデビューだけはしておこうと、妙な時間に目が覚めてしまったのを機会に、こうして書いてみた。
・・・さて、これからどう続くか。





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最終更新日  2005.04.21 04:58:37
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