
中学校から高校に進むと、多少真面目に机に向かう必要が出てくる。六畳二間に家族四人では勉強部屋なんてものは望むべくも無い。父は教員であったから、家にも書斎は無理だが一応本棚と机のセットがあった。それが一間の半分近くを占領している。同じ部屋は昼間は客間も兼ね、夜は両親の寝室になった。もう一間は食事の場所であり、来客時の家族の待避所であり、居間であり、そして夜は我われ子供たちの寝間でもある。だから勉強部屋などは無理であり、唯一勉強コーナーを作ることが出来るスペースは玄関を入ってすぐの、一坪に満たない上がりかまちの板の間であったが、これは早々と妹が「私がここを使う!」と唾をつけてしまっていた。
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