相変わらず、時間を見つけては西国街道を西へ西へと歩いています。
現在、相生まで進んでいるのですが、三宮以西の詳細を挙げるのを忘れてました。
西宮~三宮間と同じく、ちょこちょこ継ぎ足しながら歩いているので、
写真の見た目の時間がいきなり変わることがありますが、その辺はご容赦を。
では三宮をスタート。
三宮神社。慶応4年、ここの前で神戸事件が起きました。
備前藩の隊列がここを東に向かって歩いているとき、沖に停泊していた外国軍艦の水兵数人が隊列の前を横切ったそうな。怒った備前藩の人は水兵を切りつけ、
国際問題になってしまい、日本人が切腹させられたもの。
神戸大丸の北側を通り、元町商店街へ入っていきます。
元町商店街は1丁目から6丁目まであり、かなり長い商店街。大阪の天神橋筋商店街ほどではありませんが‥
商店街を抜けるとJR神戸駅前。ここに兵庫県の里程元標があります。神戸から各地までの距離を測る起点になるもの。
JRの高架をくぐり、神戸駅の北側へ出ます。
新開地の商店街の近くに西国街道の石標がありました。
再びJRの南側に出ると、八幡神社の前に湊口惣門跡が。昔の兵庫の街に入る際、ここの番所を通る必要があったようです。
八幡神社から南へ下り、国道2号線を越えます。ただ、2号線には横断歩道がありませんので、迂回が必要。
2号線を越え、さらに南下すると札場の辻跡。
ここ南仲町は兵庫の中心地にあたり、大きな高札場があったそうです。
ここを右折し、北西方向へ歩いていきます。
再び2号線を横切ります。今度は横断歩道あり。
JR兵庫駅の手前、柳原えびす神社の所に西惣門跡。
JRの高架をくぐり、兵庫駅の北側に出ます。
大開通り(国道28号線)に出ます。
ここからは広い道の歩道を歩いていきます。
高速長田の駅前からは県道21号線。
県道21号線はほんとうにまっすぐな道。単調な道を歩いていきます。新湊川を越えると、北側には長田神社。
山陽電車の西代駅。この辺りはまだ電車は地下を走っています。
須磨警察署の前を通り過ぎると妙法寺川。
この高架道路は阪神高速。県道21号線はここで右に行きますが、このまま直進し、阪神高速をくぐっていきます。
山陽電車月見山駅前。震災以前はこの先は行き止まりでしたが、きれいに整備されました。
その都市計画道路の完成記念碑。完成が2008年なので、随分時間がかかりました。
須磨寺駅の手前、幹線道路の北側には菅の井公園。
延喜元年、菅原道真が大宰府に船で流される途中、風雨が強くなったため、
須磨で一時避難。その際西須磨の旧家である前田家の人が井戸の水を汲んで
差し上げたところ、道真は大いに喜び自画像を前田家に与えたそうな。
そのことからその井戸を「菅の井」と呼んだとのこと。
道真フリークの私にとっては、なんとも興味をひくものがありました。
菅の井公園の先の右手の細い道に入り、須磨寺駅前へ。そこから国道2号線に合流します。
三宮から須磨まで10.5km。2時間弱、12,700歩でした。
ここからはしばらく2号線を歩いていきますが、続きはまた今度。
西国街道 その18最終回 Apr 23, 2011 コメント(4)
西国街道 その18続き2 Apr 22, 2011
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