まひろの部屋

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2017年12月20日
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カテゴリ: 舞台
ワキさんを送る会に参列してきました。絶対泣かないって決めて行ったのに、祭壇の前に立ったらやっぱりダメでした。

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出会った時は脇坂奎平、それから脇太平、和希太平と名前は変わって行ったけれど、一貫して豪快で熱い演出家でしたね。

ワキさんと出会った日の事を今も鮮烈に覚えています。ある劇団にいた時、私は薄幸の女性や、世の中や人を斜めから見るような、社会から外れた何処か影のある女性ばかり演じていました。そんな時、髭面のクマみたいな人が近づいて来て、

「違う。お前は光が似合う。お前がやる役はそうゆう役じゃない。お前の役は俺が書いてやる」って言ったワキさん。そして底抜けに明るい長屋の女房を下さいましたね。

ワキさんの作品が大好きで、台詞なんて無くていい。何でもいいから出して!!って駄々を捏ねた時も、

「俺はお前を中途半端な役で使うつもりはない。役を待て!!待つのも女優だ。俺の近くで芝居を観てろ!!盗め!!」って、むりやり演出助手をさせたこともありましたね。

最後まで誉められることがなかった。まひろ、バカか・・・って罵声ばかりで、心折れそうになったことも沢山。感情を荒立たさせ、半泣きで食いついた時もありました。いつも一発でノックアウトでしたけど。ワキさんはホントに喜怒哀楽の感情を引き出す天才です。

お酒を飲みながら構想中の作品をいつも熱く語り、ワキさんの頭の中のハチャメチャな『ドラキュラ』が、3年後に本当に上演された時は嬉しかった。何度も聞かされ、書きたい書きたいって言っていた構想中の『12人のイカれたオカマたち』、討入後の『忠臣蔵の女たち』はこれからそちらで上演するんでしょうね(笑)

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お花見にバーベキュー、三浦海岸、大好きなお風呂。遊ぶ時も飲む時も豪快なワキさんとの思い出は尽きません。今、私の回りにいる大切な仲間は、殆どがワキさんが繋いでくれた皆さん。感謝の言葉しかありません。

最後まで出来の悪い弟子でしたが、ワキさんと出会えて本当に幸せでした。向こうで沢山お芝居をして下さいね。

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ワキさん、大好きです。ありがとうございました。もう一度、会いたいです。





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最終更新日  2017年12月21日 19時51分40秒
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