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2008年09月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
おととい、オーストラリアン・バレエの『マノン』を観てきました
マノン
今マノンをやっているとの情報が入ってから、絶対行きた~いと思っていたので、チケットがとれた時はほんとに嬉しかったです(なんと、23日までだったので)
行きたいって思ったときにすぐチケットがとれて、その日のうちに観に行けちゃうのがありがたいです

トラムが遅かったせいで、余裕に着くはずがぎりぎりになってしまい、ロビーを走っていると開演するので席についてとの最終アナウンスが・・・
なのに、同じように走ってくる人の多いこと
なんだかおもしろい光景でした。

プログラムをろくろく広げる間もなく幕が開きました

真っ暗な舞台のまん中に、マノンの兄レスコーがマントをはおって静かに座っているところから始まります。
音楽と相まって、すでに悲劇的な重々しさが感じられ、同時に彼が物語の重要な鍵をにぎっていることが伝わってきます。

場面が変わって明るくなると、パリ郊外の宿屋の中庭。
すれた感じの人たちが集まっている中、デ・グリューだけは本をしきりに読んでいて生真面目な青年という印象でした。

初めてなだけに、マノンはいつ出てくるんだろう?すぐわかるかな・・・?と内心ドキドキしていましたが、心配は無用で、登場の瞬間わかりました。(やっぱりプリマの華やかさってすごい)

でも、私の予想のマノンとは少し違っていて、そこがまたよかったです。

真っ白なドレスに真っ白な帽子、真っ白な上着に身を包んだマノンはほんとうに瑞々しくてかわいかった

私はもっと、小悪魔っぽいというか、ちょっと悪女系で出てくるのかなと思っていましたが、そうなっていくのはこの後のほうで、登場のマノンはただ無垢なお嬢さんという感じで、とてもかわいかったです。

そんなマノンに目を留めた大金持ちのムッシューGM、一目惚れしたデ・グリュー。
それに気づいたレスコーは、マノンを使ってムッシューGMと取引きすることに。
けれど、その間に出会って恋に落ちたマノンとデ・グリューは、彼女がムッシューGMから盗んだお金を持って姿を消します。

『マノン』を観るのは初めて。
でも最後の沼地のパドドゥだけはガラで観たことがあって、かわいいマノンを観ながらがその場面が何度もちらつき、最後はああなってしまうのかと思うと少し痛々しくなりました。

しばらくパリで暮らしていた2人ですが、デ・グリューの不在時に、ムッシューGMとレスコーがやってきます。
この、デ・グリューが出かけてしまう前の2人のパドドゥがよかったです。
音楽も振り付けも、流れるように勢いを増して盛り上がっていきます。
まのん2
けれど、ムッシューGMから豪華な毛皮のコートと宝石のネックレスをもらったマノンは、あっさり彼に付き合うことを承諾
デ・グリューが戻ったときにはすでにマノンはいませんでした。

でも、なんか憎めないんですよね・・・マノンって。
周りの男達はみんなバカで欲深に見えますが、マノンはむしろどんどん美しく見えてくる。
彼女はただ、めんどうくさく考えることができない人で、そのときの感情のおもむくままに、そのときに欲しいものだけを求めて生きているようです・・・。

ムッシューGMと向かったパーティでも、ひときわ目を引くマノン。
追ってきたデ・グリューには知らん顔。
登場の場面とは対照的な、真っ黒に輝くドレスもまた素敵

デ・グリューはマノンを説得して連れ出そうとします。
が、彼女はすぐにはうなづかずに、もしムッシューGMからお金を巻き上げられたらね、と言って彼にカードを持たせます

デ・グリューはムッシューGMをだましてお金を巻き上げるのに成功、マノンと2人で逃げ出します。

もう1度パリに戻った彼らですが、ムッシューGMが警察を連れて追ってきます。
売春婦として逮捕されたマノンはアメリカへ流刑されることに・・・
レスコーはここで、ムッシューGMに殺されてしまいます。

この辺りは本当に、映画のようなドラマのような展開です
レスコーも血まみれになって死んでしまうし・・・
だんだん最初の楽しさや華やかさはどこへやら、すべての人が悲劇の渦に飲まれていきます。

流刑地のマノンは綺麗な髪もかられ、服はぼろぼろで、あのガラでのパドドゥの記憶がいよいよはっきりとよみがえってくるようでした。
同じように髪を刈られて、ぼろをまとった囚人達の踊りからは惨めさや醜さ、ちょっぴり怖ささえ感じました。

そんな姿になってもなお、マノンに魅了される男がここでも登場・・・
それはなんと、囚人の看守

その刑務所へデ・グリューが侵入、看守を刺し殺してマノンと逃げます。

そしていよいよ沼地。
疲れ果てて別人のようになってしまったマノンと、デ・グリューの最後のパドドゥ・・・

悲しくて虚しい
人はこんなにも変わってしまうんだなぁという感じでした。

今回の振り付けのマクミランは、フェリに、
「舞台で醜くなってもいい」
と言ったことがあるそうです。
人は時に醜くなって、周りを気にすることもできなくなることがあると・・・。

それにしても、ダンサーの姿勢って本当にきれい
特にマノンの人の、首から肩にかけての美しさにはため息ぽっ

やっぱりもっともっと、研究して鍛えていくしかない
そうして私も、あんなすばらしい舞台をつくる一員になれたら・・・

ターム3では、うまくいかなくて辛いことがたくさんあったけど、まだまだ夢を追いかけたいですウィンク





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最終更新日  2008年09月22日 21時03分59秒
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