メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Aug 18, 2005
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さて、テーブルマナーの発展形です。エレガントさを加えてみましょう。

 「エレガント」に、というと男性諸氏にはちょっととっつきにくい言葉かもしれません。かと言って、あまり適当な言葉が見当たらないですねぇ、、、


パォ~~ン!     
          …それはエレファント


 うーん、「粋」に食事するというか、かっこう良く見せるちょっとしたコツでしょうか。

 食事中の姿勢は、腰を支点にしたやや前傾姿勢を取ります。和食でも何でも猫背はいづれにしてもよくありません。ただ、これも自然と目の前のお相手の話に熱中したり、卓上の料理に神経が向かえば人は前屈みになるものです。

 食卓では何か明るい話題を用意しておくこともマナーのひとつです。宗教、スポーツ、政治、病気、悪口など個々意見の分かれる話題や、暗い話題は避けることも心遣いであるともいえます。

 卓上のフォークナイフは「ごく普通に」握ってみて下さい。例えばドライバーや、ペンを握るのと同じように。
 お皿の上でナイフ・フォークを使用することは「細かい作業」でもありますので、人差し指を添えると安定がよくなりますし、また、フォーク・ナイフはなるべくお尻に近いほうを握るほうが、フォーク・ナイフのラインが長く見えて綺麗です。

 ナイフは脇を締めて前後に動かすだけで、近頃の料理は簡単に切れやすくなっています、しかし、あらかじめ細かく切ってしまうのはせっかく中に蓄えられた肉汁などが流れ出てしまうことから、一口分づつ切って口に運ぶ方が美味しく召し上がって頂けます。

 普段使い慣れているお箸にみられる角度は、体の正面から見て横方向に向いています。フォークを同様な角度で持ってしまうと、いざ口に運ぶ時についつい顔が横を向いてしまいます。正直、テレビのレポーターの方なんかでもいちいちフォークを口に運ぶ時に首をかしげるような仕草になるのをよく見かけますので、「フォークは縦方向に口に運ぶ」というのがちょっとしたポイントです。

 フォークを右手に持ちかえるのはマナー違反ではありません。切る必要の無い細かいものなどは右手に持ち変えたほうが上手くすくえます。例えば「豆類」。すくいにくいものなどはフォークの背で一旦つぶしたものをすくうというのが食べやすい方法です。

 ライスも同様ですね。なぜか「ご飯」が「ライス」と呼ばれると急に洋風な感じになってしまう。ヨーロッパで流通しているお米やフランス料理で使われるお米は日本の「ジャポニカ米」でなく、パラパラとほぐれる「インディカ米」ですので豆と同じ様な食し方が適しています。
 右手のナイフで左手のフォークの背に盛るという行為は、逆に日本人の器用さから来ています。実際、この技術はなかなか欧米人にマネ出来るものではありませんでした。

 とあるNASAの技術者が日本を訪れた際に、日本人が器用にライスを食べるのを見たことから、日本人の技術はやはり優れていると感じて、スペースシャトルの多くの部品に日本の技術者が作った製品が使用されるようになった、、、って言うのは私の作り話です。スイマセン。

 料理の献立のうちでグリーンサラダなどは比較的食べにくいかもしれません。軽いために、葉が逃げてしまうためです。こういった場合は右手にフォークを持ち替えて、左手に持ったパンで軽く押さえるというのもひとつの方法です。

 スープの場合はスープスプーンを45度くらいの角度で口に持ってくるのが綺麗とされます。取っ手のついた食器、ブイヨンカップは以前は持ち上げて食べてよいこととされていましたが、最近は持ち上げず、手前か向うへ傾けて最後までは食べることが多いようです。やはり、スープも食べるという観点からすする音は嫌われます。

 バターは多くの場合卓上にある程度の大きさで提供されます。普通こちらで2~4名様分があるのでバターナイフで自分の分だけパン皿に取ります。
 パンは一口づつ手でちぎって下さい。通常はパンをバターナイフで切ることはしません。また、パンは基本的に無くなったらどんどんおかわりを持ってきてくれますが、メインディッシュの前にお腹が一杯になってしまわないようご注意を。

 パンの追加がいらない場合やワインの注ぎ足しがいらない場合は、サービスに来た際に器の上に軽く手をかざしてください。これが「おかわりは結構です」という合図になります。

 骨付きの食材などが供される場合一緒に出てくるのがフィンガーボウル。銀製品の小ぶりな深い器で中に水かぬるいお湯が入っています。食材に骨が付いているので、手でつまんでもらった時に指先を洗うために出される食器です。とはいえ、なるべくなら使わずに済む方が良いというのが現代的な考えです。
 左手側に添えられますので使用する時、骨を掴むのは左手のみを使用するのが原則です。グラスなどに跡が付くことから右手を汚してしまう事は避けられます。そのため両手を一度にフィンガーボウルの中に入れる事は行儀の悪いこととされています。






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Last updated  Aug 19, 2005 01:15:36 AM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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