メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Jan 8, 2006
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「勝ち組・負け組」

という言葉が流行りましたが、私はあまり好きではありません。

と、言うか「大ッキライ」です。

今時、「2006年は勝ち組になるぞ~(^^)/」なんて堂々と書いている方を見るとなんだか淋しい気持ちになります。そんなこと意識してるのって「負け組」の人だって、、、

そもそも「勝ち組・負け組」が言われ出したのがバブル崩壊後でしたから、もう10年も前になるでしょうか。

 当時は、「価格破壊・激安」のかけ声と共に様々な業態でコストの削減が図られました。
あちこちのホテル、レストランにおいてもリストラが進み、「バイキング」や「食べ放題」に盛んにシフトしていきました。

 無駄遣いを止める事はもちろんいいことです。しかし、「コスト削減」の名のもとに多くの「文化」を一緒に失ってしまったように思います。経験を積んだ料理人は給与が高くなるので配置を異動されました。長く勤めたサーヴィスマンは現場を離れ事務職へと異動されます。

 では勝ち組・負け組を測る判断の基準は何所だったのでしょう。多くの場合は「株価」でした。株価の高低を論じるのはほとんどにおいて投資家です。

 こうなると、我々などは全くの「負け組」の部類に入ってきます。新聞紙上で取り沙汰されているような、何億円の単位の取引などは全く無縁で、料理でも値段の高価な部類に入ってしまうと、消費者の絶対数は少ないですし、また、流通の面から言っても足を運んでお店まで来ていただかないと全く提供できない訳です。増してや、「サーヴィス」などという形の無いモノを販売する以上、ネット上の取引などあり得ません。

もう、ニッチもサッチもどうにもこうにもブルドッ~グ♪、、、て感じですね。

「会社は株主のためにある」と言ってはばからない経営者、投資家もいます。

 しかし私は、規模の大小はあれ「会社・お店」は第一にお客様の為にあり、第二にそこで働く従業員の為にあるのでは無いかとも思うのです。

 我々のような職種や、「職人」として呼ばれる人々は、「勝ち・負け」の基準が違います。

お客様が、美味い!と思える料理を作れた。
お客様に感動を与えるサービスが出来た。
人が美しいと思ってくれる作品が出来た。

「勝ち組・負け組」って言葉もそろそろ流行遅れになって来ちゃったことですし、そろそろ新しい価値観が生まれてきてもいいんじゃないでしょうか。






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Last updated  Jan 9, 2006 03:05:45 AM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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