今月、大学病院で 鼠径(そけい)ヘルニア
の腹腔鏡手術を受けることになった娘
予想外の事に私も不安がいっぱいで、不安を解消するためにネットや書籍で関連の記事や文献を読み漁って情報収集をしていました
中でも実際に子供さんが手術を受けられた方のブログは、とっても参考になります
不安やとまどいや、たどった経過など、すべてがストライクです
「何がどうなるのかわからない不安」
そして会う人すべてに 「ウチの子が脱腸で」
と話すのが日課になってます
私の仕事がちょっぴり医療系、という事もあり、話す相手によっては有意義な情報を入手する事もできます
おかげで、はじめのうちの不安はかなり解消されましたが、次はそけいヘルニアそのものに関する事、病院による処置の違い、手術に関する疑問、入院に関する些細なこと、などなど新たな「?」が持ち上がってきました
こりゃ直接担当医に聞いたほうがスッキリするな~と思うのですが、入院するまでの間、受診はないのです
インフォームドコンセントが当たり前の時代、娘がかかっている病院でもいたるところで
「わからない事は気兼ねなく担当医や看護師にお尋ねください」
と表記されているのですが、診察時以外で聞こうと思うとどうすりゃいいんだ?
1.
病院の代表番号にかけて担当医の名前を告げてつないでもらう
2.
病院の代表番号にかけて小児外科の外来受付につないでもらう
3.
直接、小児外来に行って「担当医と話がしたい」と言う
4.
担当医の居室の前で張る
パッと浮かんだプランは以上4点
仕事柄、「4」は可能なんですが、患者の母親としてはヤバいので却下
同理由で「1」も却下
「2」が順当なところでしょうが、都合上「3」の「直接、小児外来の受付に行く」を選択しました
ポイントは、診察表を調べて担当医が診察している時間帯を狙う事です
小児外科外来まで赴き、看護師の方に
「オペを控えている患者の親だが担当医に聞きたいことがある」
と告げると、娘の名前、患者IDを尋ねられました
「ちょっとお待ちください」と言われ、看護師さんは診察中の担当医のところへ
「カルテが必要なので、診察扱いにさせていただくので、受付に行って診察券を提出してほしい」とのお返事
ま~、そりゃそうだわな、と受付で手続きをしました
予約外だからかなり待たされるかな~と思いましたが、思った以上に早く呼ばれてびっくり
いや、他にも待ってる患者さんがいるのに悪いなぁと思いつつ診察室へ
この時すでに「しょうもない疑問や質問ばかりなのに、申し訳ない」という気持ちムンムンでちょっと後悔気味の私がいました
がっ、担当医の先生も看護師さんも笑顔で出迎えてくださって、ちょっと胸をなでおろす私
私の用件は
「縫合の仕方を、傷口の目立たない埋没法でやってほしい (なんなら縫合だけ形成外科のドクターにやってもらいたい)
」
「オペ1週間前くらいに麻酔のチェックはしないのか」
「全身麻酔の導入方法を教えてほしい」
「入院日、オペ日のスケジュールを教えてほしい」
「オペ後、どのくらいの間、点滴をつけておくのか」
「土曜日に退院後、月曜日からの保育園登園は可能か」
「オペ担当は誰か」
「オペ1週間後に夏祭りの踊りに参加できるだろうか」 ちょっと質問のレベルが下がってきたぞ~
「入院時、親の付き添いは可能か」 病院によっては完全看護で付き添い不可のところもあるのですが、ここはどうなのかハッキリしなくて
メモを片手に以上の事をお願い&質問しました
ドクターは、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいました
縫合法は、埋没法が標準らしく、ひと安心
やっぱり女の子だし、そのあたりは気になったので…
麻酔のチェック(パッチテスト)は入院初日にするそうです
そして、麻酔関連のくわしい説明も、その日に麻酔担当医からされるそう
入院日は、麻酔のチェックのほかは比較的ヒマらしい事が判明
オペ日は、手術開始時間によって絶飲食の時間が決まるそうですが、ウチの子の場合は午前中開始なので、前日夜から絶食、当日朝から絶飲のようです
オペ後は麻酔から覚めるまで点滴をして、目が覚めた後は外すそうです
保育園も、 (もちろん調子が良ければ)
月曜日から
オペ担当医は直前にならないとわからないそうです
オペ後の夏祭りの踊りも (調子が良ければ)
親の付き添いも「事情が許せば、ぜひ、付き添ってあげてください」
はぁ~、疑問をすべて吐き出せてスッキリ
娘の脱腸 2008年07月27日
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