July 11, 2009
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カテゴリ: 日本の生活
協力隊として派遣していただく際、
ある銀行のニューヨーク支店に口座を開くよう指示されました。

  金融機関があまり信用のおけない国へ派遣される場合、
  そのような措置がとられるようです。
  マラウイでもナショナルバンクの口座も開く必要がありましたから、
  ニューヨーク支店の口座が絶対に必要なものか、疑問ですが。


帰国した頃は、今以上に円高でしたから、
ニューヨーク支店の口座に入っているドルを
円に戻すのももったいないような気がして、寝かせてありました。

  いつかまた、その口座を使いたい願望もありました。


けれど、しばらく動きのない口座のお金は没収されてしまうそうなので、
解約し、同銀行の国内の支店の口座で、ドルを持っておくことにしました。

  その口座を使うお仕事への未練を、ようやくたち切れたのでしょう。


先日、解約手続きの書類を送りました。

一昨日、家族も寝静まった深夜に、突然の電話

「○○銀行のニューヨーク支店ですが、ご本人様確認のため・・・」

・・・日本が今、何時かご存知ですよね? メールにしてください

と、電話を切りました。


昨夜21時頃、再び電話

「ご本人様確認のため、生年月日とお母様の旧姓をおっしゃってください」

さらに振込先の口座番号と、金額を確認された後、

「口座開設の時と、現在の電話番号が異なりますので、
 出身小学校と、お父様のお名前をおっしゃってください」

電話番号を変えてはいないし、なぜ、そこまで語る必要があるのでしょう?

と、お聞きしたところ、

「今朝、日本時間の8時前にもお電話させていただきましたが、
 ご本人様はすでにご出勤なさったあととのことで、ご不在でしたし、
 なりすまし防止のためです」

・・・・・・。

パスポートのコピーを同封し、
3度電話していただいて、所在を確認され、
生年月日と母の旧姓まで語っているのに、
さらに自分のプライバシーを電話口で語らなければならないことに、
大きな抵抗を感じました。

マラウイでも、 ケニアかタンザニアか、
よくわかんない電話につながった
ことありましたしね。

私がなりすましかもしれないのであれば、
先方もなりすましかもしれません。

時差のあるニューヨークから、
何度もお電話いただいて申し訳ないけれど、納得できません。



数か月前、クレジットカードを申し込んだ際も、
郵便局から「郵便局では受け取れません」との通知が届きました。

  よくわからない文面だったのですが、
  本局のナントカ窓口なら受け取れるが、
  最寄りの郵便局へ転送はしないという主旨のようです。
小泉郵政改革 のおかげですね。

配達してもらうべく電話をしたところ、電話口で
氏名、住所、電話番号、生年月日、免許証か保険証の番号を
伝えなければ、配達してもらえないとのことでした。


個人の情報を守るという大義名分の一方で、
個人の情報を過剰に明かさなければ、自分のお金を動かすこともできない
理不尽さと不便さを感じています。


納得できない怒ってる

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Last updated  July 11, 2009 01:18:10 PM
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