November 16, 2009
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テーマ: 海外生活(7776)
カテゴリ: マラウイの学校


今週は、その採点をする教員たちが集められ、トレーニングが行われているそうです。

友人が

先月の試験監督 に比べれば、かなりマシ」

と言うので、試験監督と採点の業務内容の違いかと思いきや、

「今回、滞在するところには、 電気も水道もある し、
 近くの店で、 ファンタやビスケット、マンダシも買える。
 前回は、 携帯電話のチャージもできなかった からね」

とのこと。

   マンダシとは、揚げパンのようなもの。
   砂糖をちょっぴり入れてあるものもあるらしいですが、
   甘みはほとんど感じられず、油と炭水化物のかたまり。

   私は初年度、まったく食べられませんでしたが、
   2年目には、午前10時の休憩に2個買う日もありました。
   そりゃ、太るわ

ファンタ 、マンダシという響きが、とても懐かしかったです

soboとマンダシ


トレーニングはChiradzuluという、
私が住んでいたZombaの南西に位置する地区で行われているそうです。

マラウイの紙幣の肖像にもなっているJohn Chilembwe
1915年、マラウイの独立のために戦った場所に近く、
昨日、見に行ってきた。
カメラがあればなぁと、友人は言っていました。


日本なら、そんな名所、修学旅行や遠足で訪れるでしょうが、
マラウイは、国内でも移動の手段を確保することが困難です。

私たちボランティアが、頻繁に首都や大都市に出かけるのに対し、

「首都に1度も行ったことのないマラウイアンもたくさんいるよ」

と、同僚がぽつり言ったことがありました。



今やすっかり日本の便利な文明社会に浸かりきっている私ですが、

電気も水道も通っていない村で、

国家試験に取り組む高校生たち、

それを監督する高校教師たちがいる。



それをクリアにイメージできる自分であり続けたいと、思いました。



帰国後、日本の学校には、ぴかぴかの本がたくさんたくさんあって、
子どもたちが、ぴかぴかの教科書を全教科、
一人一冊ずつ持っていることが、まぶしかったです


マラウイでは今も、学校に教科書が1冊もない教科も、学校もあります。


日本の小学生が、ぴかぴかの教科書に落書きをしたり、
破ったりしているのが哀しく、注意をしたところ、

「ぼくの教科書をどう使おうと、ぼくの自由だ」

と、その子は言いました。


私たちが一人一冊全教科、ぴかぴかの教科書を使ってお勉強できるのは、
たまたま日本に生まれたから。

先人たちが頑張って、この国の繁栄を築いてくれたから。


世界でも稀有な豊かさを享受できていることを、伝えていけたらいいなと思います。




昨日から突然、右の白眼が鮮血してます。なぜ?

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Last updated  November 18, 2009 06:11:46 AM
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