May 17, 2010
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カテゴリ: たまには「市民」
お久しぶりです。


学生時代の指導教官が、 「時代の限界」 という概念を教えてくださいました。

『龍馬伝』の台詞に感動するように、時を超えて変わらぬ真理もあるけれど、
その時代には見えなかったものが、見えるようになる時代もある。


   卑近な例で恐縮ですが、私は未だ、
   携帯電話を使いこなせないですし、今の流行の歌も番組も知りません。

   それは、私が自らつくっている「世代の限界」でしょう。


さらに、 「地域の限界」 とでも言いましょうか。

地域による価値観の差を、痛感させられております。


今の職場では、当番制で、戸締りをしてまわります。そのお当番の方に、

「ありがとうございます」

とお声かけしたところ、大先輩から、

「やっぱり、あなたの言葉遣いはおかしい」

と、ご指導いただきました。


その前日にも、私ができないことをしてくださっているその先輩に、

「お願いします」

と言ったところ、その先輩には、かなり不快な言葉だったそうです。


そんな失敗を重ねてしまってから、数日間、自省しました。

私は、社会人として働いた経験が、神戸の下町や、その近郊の漁村だけでした。

神戸の中でも、芦屋に近いハイソな地域は、京都に近い印象があります。


けれど、下町や漁村では、言葉はきつくても、腹に一物抱えていないと言いましょうか。

裏のない、安心感がありました。


先輩を不快にさせている猛省の中から、以下のことを発見しました。

私が過ごさせていただいた下町や漁村では、
お互いに支え合って生きていた歴史のなかで育まれた、
「おたがいさま」の感覚が残っているのかもしれません。

だから、今の自分にできないことを誰かがしてくれていたら、

「ありがとう」

と、口にしていた。


でも、今、私のいる環境では、その「ありがとう」が、

「あなたのためにしているわけではない」

と、不快を与えるようです。


私は、自分が周りの人たちに不快を与えているなら、職を辞すべきかと悩みました。

そんな私の感覚を、先輩方はまったく理解できないそうです。

社会のお役に立てないのであれば、その場を去るべきだと、
無意識に思っていた自分に気づかされました。


幸いなことに、私は「政治的市民」について考える時間をいただいたり、
それに関する著述に接する機会もいただきました。


地域差、価値観の差であり、優劣はありません。

でも、どれだけ自分がお役に立てるか。

そんな視点をいただけた、とても恵まれた環境に生きてきたことに改めて感謝しました。



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Last updated  May 19, 2010 05:59:48 AM


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