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ある日の深夜、女は友人を迎えに行くために急いでいた。
しかし、信号は赤。女はまたため息をつく。
仕事先で新人が起したトラブルにクレームがつき、処理した
営業マンから注意されたことを考えていたからだ。
そんな時、突然
「どぉぉぉぉ~ん!!!!!!!!」
大きな音とともに衝撃がはしった。
後ろから追突されたことを理解するまでしばらくかかった。
頭が真っ白になり、心拍数は加速する。
後ろの車から男が降りてきた。女は起こったことのショックで
ずっと足がガタガタ震えていた。
「大丈夫ですか?怪我は?」
「だ・大丈夫です。車は?」
女の車は黒で、バンパーとナンバープレートが少し凹んでいる。
男の車は、ナンバープレートが曲がってるだけ。
「申し訳ありません。どうしますか?」
女はまだ頭が真っ白でどう判断していいのか、混乱していた。
「修理代の見積をとって連絡しますから、
名前と連絡先を教えてくれませんか?」
それだけ言うのが、精一杯だった。
男は名刺をバックから取り出すと、裏に携帯番号を書きだした。
お互いの連絡先を交わしたあと、2人は何もなかったように
その場を立ち去っていった・・・(続く・・・かも?)
やっぱり警察は呼ぶべきだったかなぁ~・・・と後悔しつつ、
その後の連絡のやりとりが面倒で保険を使いませんか?
と勧めてみたものの、相手の人は修理金額を見てから
決めたいって言われてしまいました。
まさか、保険かけてないの?それとも金持ち?