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やっぱりぶつかってしまった。この前書いた3日間のご近所のお手伝いと。
でも、この週末の2日間を差し出すので、今日は勘弁してもらいました。
さすがに、渋谷へお芝居観に行くので・・・とは言いませんでしたが。
今日のお芝居は、演出:長塚圭史
出演:森山未来・奥村佳恵・吉田鋼太郎・秋山菜津子・片桐はいり・ 辻萬長・ 橋本さとし
の「タンゴ」を観てきました。
1965年にポーランドで初演。
共産圏のお芝居って、私にはムズカシイんですよね・・・。
そう言えば、この夏観た「ロックンロール」も観ててしんどかった。
結末に、出口とか救いがないような。暗い気持ちになるし。
それでも観たのは、森山未来さんの舞台を観たかったから。
テレビドラマで有名になった俳優さんと言うイメージなんぞぶっ飛んで、
キレのあるダンス、身のこなし、よく通る声、舞台で絶対観たい俳優さんなんです。
吉田鋼太郎さんも、王様や貴族の役のイメージから、最近のコメディタッチの役どころも新鮮だし、
秋山菜津子さんも好きだし、片桐はいりさんも観たかったし。
で、ストーリーは、
父(吉田)と母(秋山)の世代が破壊した秩序。
年月が経って、その息子であるアルトゥル(森山)は、
何でも芸術だと言いながら、だらしない生活を送る親たちと祖母(片桐)の生活が、
自堕落で汚らしいものに思えてならない。
母は、使用人(橋本)と深い関係にあり、同居の叔父(辻)も迎合している。
そしてついに、家族相手に秩序の回復を求め、革命を決起する。
しかし、彼の革命の本心も、実は別の理由もあったり・・・どんでん返しが続く・・・。
革命の別の理由は彼女(奥村)にエエカッコしたかったり、
その彼女が奔放であるが上に、惹かれたりと、思春期の物語でありながら、
ファシズムであったり、目下の者の下克上であったり、いろんなお話がからんでいます。
観終わって、あ~良かったぁとは思いませんでしが、見ごたえはありました。
でも、スカッと笑ったり泣いたりして、中和したい気持ちもあります。にんげんだもの。
今年のお芝居はこれで終わり。
来年も、行きますよ~。