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2010.11.16
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カテゴリ: お芝居を観にいく

やっぱりぶつかってしまった。この前書いた3日間のご近所のお手伝いと。

でも、この週末の2日間を差し出すので、今日は勘弁してもらいました。

さすがに、渋谷へお芝居観に行くので・・・とは言いませんでしたが。

今日のお芝居は、演出:長塚圭史 

出演:森山未来・奥村佳恵・吉田鋼太郎・秋山菜津子・片桐はいり・ 辻萬長・ 橋本さとし

の「タンゴ」を観てきました。

1965年にポーランドで初演。

共産圏のお芝居って、私にはムズカシイんですよね・・・。

そう言えば、この夏観た「ロックンロール」も観ててしんどかった。

結末に、出口とか救いがないような。暗い気持ちになるし。

それでも観たのは、森山未来さんの舞台を観たかったから。

テレビドラマで有名になった俳優さんと言うイメージなんぞぶっ飛んで、

キレのあるダンス、身のこなし、よく通る声、舞台で絶対観たい俳優さんなんです。

吉田鋼太郎さんも、王様や貴族の役のイメージから、最近のコメディタッチの役どころも新鮮だし、

秋山菜津子さんも好きだし、片桐はいりさんも観たかったし。

で、ストーリーは、

父(吉田)と母(秋山)の世代が破壊した秩序。

年月が経って、その息子であるアルトゥル(森山)は、

何でも芸術だと言いながら、だらしない生活を送る親たちと祖母(片桐)の生活が、

自堕落で汚らしいものに思えてならない。

母は、使用人(橋本)と深い関係にあり、同居の叔父(辻)も迎合している。

そしてついに、家族相手に秩序の回復を求め、革命を決起する。

しかし、彼の革命の本心も、実は別の理由もあったり・・・どんでん返しが続く・・・。

革命の別の理由は彼女(奥村)にエエカッコしたかったり、

その彼女が奔放であるが上に、惹かれたりと、思春期の物語でありながら、

ファシズムであったり、目下の者の下克上であったり、いろんなお話がからんでいます。

観終わって、あ~良かったぁとは思いませんでしが、見ごたえはありました。

でも、スカッと笑ったり泣いたりして、中和したい気持ちもあります。にんげんだもの。

今年のお芝居はこれで終わり。

来年も、行きますよ~。






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最終更新日  2010.12.08 20:52:32
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