それがこちら、『わごむはわたさない』です。
運命の出会い
本屋さんで何気なく手に取ったこの絵本。 主人公の女の子が、お母さんに「捨てなさい」と言われたたった一本の使い古しの輪ゴムを、宝物のように握りしめるところから物語は始まります。
「え、たかが輪ゴムだよね?」
そう思った瞬間に、ヨシタケマジックにかけられました。
ここが好き!3つのポイント
「自分だけのもの」という尊さ お下がりでもない、みんなのものでもない。自分だけの「わごむ」。その所有感にワクワクする女の子の姿に、幼い頃の記憶が呼び起こされます。
凄まじい空想の広がり 輪ゴム一本で、お風呂に入ったり、悪い人を捕まえたり……。大人が見れば「ガラクタ」でも、子供にとっては「宇宙最強の武器」になる。その飛躍っぷりが最高に愉快です。
絶妙な「脱力系」イラスト ヨシタケさんの描くキャラクターの、なんとも言えない表情。深刻すぎず、でも真剣。この温度感が、読む人の心をフッと軽くしてくれます。
読み終わったあとの変化
この本を読んでから、道端に落ちている石ころや、お菓子の空き箱が、なんだか「可能性の塊」に見えてくるから不思議です。
「大人にとってはゴミでも、私にとっては宝物」
そんなシンプルだけど大切な気持ちを、ユーモアたっぷりに肯定してくれる。 子供はもちろん、「最近、何かにワクワクしてないな……」という大人にこそ読んでほしい一冊です!
いかがでしたか?ヨシタケシンスケさんの作品は、どれも日常の「あるある」を面白がらせてくれるものばかり。
わたしのわごむはわたさない [ ヨシタケ シンスケ ]
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