2021年03月24日
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カテゴリ: 本/書籍
今日は春めいて本当に暖かい1日でした。
私は・・・ 昨日から引き続いて寝落ち
まくりな1日でした。

あ、昨日は、バイトから帰宅後寝落ち。
氣付いたら16時過ぎ。
更に夕飯後も皿洗い後、新聞読みながら
台所で寝落ち・・・
ヤバいと思いPC付けずにベットへ
直行しんですが・・・
何となく、枕元に置いてあった単行本を
手にし読み始めてしまい・・・ 最後まで
読んでしまいました。
それが本日の紹介本です。
ただ、内容が重過ぎて、ついついでに
もう1冊ライトノベル読んでから寝たので、
今日は眠くて、午前中買い出し予定で、
父に声を掛けられるまで、爆睡でした・・・

午後は、起きている予定が、座ったらレディが
お膝にきて、そのまま抱っこモード入り。
結局誘惑に負けて、そのまま寝落ちしまいました。

それでは、本日の紹介はこちらの単行本です。

『舌の上の君』
(JUMP jBOOKS/集英社)
 ヰ坂暁著

最近紹介した文庫の著者さんの作品。
何となく、氣になってポチってしまった1冊。

私自身菜食主義では無いですが、正直
焼き魚とか、蟹の脚とか、生きている姿を
連想させられる料理は、苦手です。
食べられない事は無いですが、
食べる時は眼鏡を外して、見ない様に
して食べます。

見てしまうと、メンタルに来るのか、
味が分からなくなるんです・・・

ただ、同時に食べる行為そのものは
他の命を頂く行為であり、無駄にしては
いけないと理解はしています。
なので、可能な限り出されたモノは
残さない様に食べる様にはしてます。

で、本日の紹介本の内容は、思い切り、
カニバリズム(人肉嗜食)がテーマです。

主人公は料理人でしたが、異世界に
飛ばされてしまいます。
目覚めた場所は砂漠。
死にかけていた処を、救われなんとか
生きのびます。

その後、救ってくれた少女と過ごす中
少しずつ言葉等学習しますが、そんな中。
やはり興味を持つ対象は料理。

更に、少女と共に城へ。そして、ソコで
自分を救ってくれた少女の事を知ります。

少女は「サカラ」という、至上の美味を
宿した人間で、いずれ熟した時、調理される
存在と言う事実を・・・

少女は、彼に自分を調理して欲しいと
頼みますが、主人公はどうにも
“人肉文化”は受け入れられず苦悩します。
まして、共に過ごす少女を調理すると言う事は、
彼の中では“殺す”と言う事。

しかし、少女自身は、自分は調理される事で、
相手の一部となる事であり、神聖な行為と
頭から信じています。

異文化の宗教観念。すり込まれた思想。

主人公は、何とか、少女が熟すまでの期間
猶予を貰い、その間、料理の腕を上げていきます。

そして、悩んでいる間に少女に時は訪れ・・・

主人公はある決断をしましたが・・・

正直、最後はとても重くズーンと来る終わり方
でした・・・

人間も、他の動植物の命を奪い生きている存在
人肉自体は否定はしませんが、やはりそれでも、
健康な人間を殺してまで、食べる文化は、
私的には、色々読んでいて辛かったです・・・

相手を自分の中に取り込む事で、相手は
自分の一部となるのは理解出来る思考
ではあるんですけどね・・・

重いテーマなので、読み手を選ぶ1冊と
思いました。
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13時台のレディ。
  • 210324_133621.jpg

16時台のレディ。
  • 210324_161341.jpg

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最終更新日  2021年03月25日 00時24分11秒
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