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今日のエントリーでは、【自由気ままなシンガポール旅行】の「その6」として、5月11日(日)の夕刻に有名な「ラッフルズホテル」を訪れて、カクテルの「シンガポール・スリング」が誕生したバーとしてコチラもまた有名な「ロングバー」で1杯引っ掛けたときの様子を画像で紹介します。↑コチラ、白亜の3階建て、コロニアル風の建物がラッフルズホテルです。戦争や全面改装のための休業期間があるものの、1887年開業から120年以上の歴史があります。ホテル入り口に繋がっている車寄せはアスファルト舗装や石畳ではなく、大きさがほぼ統一された玉砂利が敷き詰められていました。ホテル内での速度を落とすための砂利だと考えられていますが、雨が降っても水捌けがよくなるように工夫されていると思います。ちなみに私達は、マーライオン公園の近く、正確には「ザ・フラトンホテル」の脇を通っている大通りで捕まえた流しのタクシー(車種はMercedes-Benzでした)でホテルに乗り付けました。ホテル1階にあるブティック(売店)でお土産物やホテルオリジナルグッズなどをチェックした後、導かれるように2階にある「LONG BAR」に行ってみました。上画像は1階にあるバーへ通じる入り口付近の様子です。味がある「LONG BAR」のサインボードの下にも、方向を示す矢印の形をした案内表示に「SECOND STOREY」と書かれているのが分かります。階段を上がると、上画像のように「LONG BAR」は入り口が開けっ放しになっていました。昼間ということ、そしてほとんどの観光客と同じ「シンガポール・スリング」を飲むためにだけ訪れるということで、ドレスコードはなく、ノースリーブでもサンダルでも半ズボンでも何でもOKでした。バーに入るや否や、ウェイターさんに2名であることを告げると、カウンター席のほぼ真ん中から入り口寄りの席に案内されました。上画像は座ったカウンター席からバーカウンター越しのウッドシェルフを撮影した写真です。洋酒やリキュール類のボトルが並んでいましたけど、どことなく「そわそわ」した感じは拭いきれず、あまり落ち着ける場所ではないと思いました。↑お客さんのほとんどが注文する「シンガポール・スリング」がリストされているメニューカードです。まず、1杯27シンガポールドルというお値段にビックリ、円換算だと2,254.5円ぐらいに相当します。実際にはこれに税+サービス料が加算されますので、結局は1杯3,000円ほどになってしまいます。毎日のようにカクテルのレシピを訊ねられるのか、メニューカードには「FAQ」のように各成分の分量が記載されていました。ホテルのブティックでも売っている専用カクテルグラスに入って出てきた「シンガポール・スリング」を松木マフラーと一緒に撮影してみました。店内はやや暗かったため鮮明な画像ではありませんが、トロピカルカクテルの雰囲気だけでも楽しめてもらえると思います。カウンター越しで働くバーテンさんの姿と仕事を間近に見ることができました。バーのスタッフは多国籍軍でしたが、バーテンさんはアジア系の方が多かったと思います。何を作っているのかまでは分かりませんが、イケメソ君がカクテルを作っている姿も「おつまみ」になるかも知れません。カクテルを注文する、しないに関係なく、カウンターやテーブルには小さな麻袋に入った「落花生」が置いてあるので、好きなだけ食べることが出来ます。シンガポールスリングの値段分のもとを取るまでピーナツを食べると鼻血がでてしまうと思いますが、私は10個ほど食べました。食べた殻などは床に落として散らかしながら食べるのが「シンガポール流」みたいなことを書いてあるガイドブックが多いですが、私は日本人なので食べた殻は「くず入れ」に捨てました。今日のエントリーは以上です。シンガポール編はまだまだ続きます。
May 22, 2014
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今日のエントリーは、【サッカー女子カナダW杯の遠征記9】として、なでしこジャパンがW杯のグループリーグ初戦でスイス代表と試合をした6月8日(月)のランチで食べた「かつ丼」を紹介します。前日のサイクリングでお尻がやや痛くなっていたことを除き、この日も特に問題なく朝を迎えました。朝食後、すぐになでしこジャパンの試合を観戦しに行く仕度としてレプリカユニ、タオルマフラー、観戦チケットを準備し、スカイトレインを使って、いざダウンタウン方面に向かいました。途中、相方さんの買い物に付き合った後、「ダウンタウン」と呼ばれる地区に近い『ウォーターフロント駅』に行きました。最初、カナダドルのキャッシュが足りなくなってきたため、市中の両替商に立ち寄って手持ちのUSドルをカナダドルに両替したあと、ランチの腹拵えするためお店を探していました。ビジネス街で高いビルが建ち並ぶエリアで、上画像の【喜多の丼】という屋号のお店を見つけましたので、MTK48メンバーの間では恒例となっている、試合観戦前に「かつ丼」を食べる「験担ぎ」の儀式を執り行うべく、同店を選んでみました。今回のバンクーバー遠征で、いわゆる「日本食」を食べるのはこれが初めてでした。屋号に「丼」となっているだけあって、メニューには日本でお馴染みのものから、恐らく初めてお目にかかるような「独創的」なものまで、様々な丼メニューが用意されていました。試合前に「かつ丼」を食べるという目的を果たすため、私たちは浮気をせずに、上画像のメニューの真ん中にある「Katsu Don」を2つ注文しました。食に対してオーガニックやら地産地消やら、何かと意識が高いバンクーバーにあるだけに、ご丁寧に全てのメニューのカロリー表示まであるという「オマケ」がありました。敢えて、そのカロリーは記述しませんが、「4ケタ」だったねということで済ませることにしました。ただ、メニューの説明書きの一番下に書いてあった「"Either new or old fashioned"」というのが引っ掛かりましたが、これは「玉子とじ」の普通のかつ丼か、ソースやタルタルソースなどで食べる「玉子なし」のかつ丼かを注文時に選べるようになっていました。勿論、相方さんも私も「old fashioned」をチョイスしました。↑コチラは注文して着丼するまでの間、時間潰しのために撮影した【喜多の丼】の店内の様子です。壁に漢字で「丼」を描き、それを覆うように竹を吊しただけのブラインドが下がっているものでした。日本国内ではこんなディスプレイは不要か、誰も考えつかないと思いますが、これが飾られているだけで、店内が「和」の雰囲気が出ていたと思います。他にもお客さんがいたこともあって、上画像の「かつ丼」が着丼するまで10分ぐらいかかったと思います。「卵とじ」をお願いした筈でしたが、玉子が一部に固まっていて全体を覆うことなく、「とんかつ」が剥き出しになっている状態でした。実食してみたところ、煮汁の醤油成分が足りないこととダシが感じられなかったせいで、明らかに「味が薄い」と感じました。仕方なく、食べる際にテーブルにあった「卓上醤油」を少量ずつ垂らして味を調整していただきました。「とんかつ」に使われていた豚ロース肉も厚みがなくて、恰も「ハムカツ」を食べているような感じでした。このお店だけでバンクーバーの日本食のレベルを判断することは出来ませんが、事実として言えることは、明らかに「ハズレ」を引いてしまったということです。サッカー解説者の松木安太郎さんをリスペクトするサポーターグループである【MTK48】では、試合観戦前に「かつ丼」を食べることを「丼活」を呼んでいますが、この日、たまたま相方さんが「KATSUDON MTK48 MATSUKI」のTシャツを着ていたので、注文した「かつ丼」をフレームインさせて上画像のような記念撮影をしてみました。これで「かつ丼」が美味しければ、最高の組み合わせだったのですが・・・。今日のエントリーは以上です。明日のエントリーでは試合観戦前に立ち寄った【FIFA FAN ZONE】の様子などを紹介する予定です。
June 24, 2015
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前の記事の続きになります。吉祥寺東急百貨店のデパ地下「TOKYU FOODSHOW」にあるワインショップでシャンパーニュを購入する前に、相方が「女をみがく着物屋 kesa」という着物ショップで夏物の着物を見たいということで吸い寄せられるようにお店に入っていき、あれよあれよという間に「お買い上げ」しちゃっていました。それは別にいいんですけど、ショップカードを貰ってみると、そのウラ面にはお店の地図がプリントされていました。その中に目印になるランドマーク的な施設の位置が記されていたわけですが、一流都市銀行、東急百貨店やパルコ、丸井などの商業施設などは勿論ですけど、その中の一つに「サトウ」という文字が入っていました。その「サトウ」って何?・・ということになりますが、吉祥寺のことをよく知らない人でも「行列必至のメンチカツ」のお店と言えば分かる人も多いと思います。そう、「サトウ」とは「ミートショップ サトウ」のことを指していたのです。この日は雨上がりだったこともあり、「メンチカツ」を買い求める行列もいつもよりは短めでした。東京で働き始めて、初めて住んだ三鷹市からも吉祥寺は行動範囲だったこともあって、独身時代はチャリを飛ばして「メンチカツ」をよく買いに来ていました。相方と結婚してからは、恐らく初めての「サトウ メンチカツ」体験になると思います。比較的空いていたとは言え、この日もいつもの行列はしっかりできていました。画像のショップの左隣には「小ざさ(おざさ)」という和菓子屋さんがありますが、ここも超有名店で1日限定30本の幻の羊羹は朝6時までに並ばないと買えないとのウワサで、その後も最中(もなか)を買い求める人でいつも行列ができています。話を戻しますが、列に並んでしばらくすると行列をコントロールする店員さんがやってきて、購入札を配布してくれます。オモテ面です。名物のメンチカツは1個160円、5個以上買うと1個あたり120円になります。4個しかいらない人は、160円×4個=640円ですね。でも5個にすると、120円×5個=600円となりますから、わざわざ4個買う人はいないでしょう。ウラ面です。「このカードを持って順番にお並びください」とありますが、言わばこのカードが購入整理券の役割を果たしています。列を形成する際、周りの商店や交通の妨げにならないように、列を区切って待ってもらうのですが、中にはシステムが分からずわざとじゃなくても「横はいり」してしまう人が見受けられます。カードを持っていないとメンチカツは買えないルールになっていますので、このカードはトラブル防止の役目を果たしています。土日祝の購入限度は1人10個となっていますが、販売が10時~18時となっていて予定数が終了したらその時点で完売・売切れ御免ということになります。フライヤーにもキャパがありますから、1バッチあたりに揚げられる数には限りがあります。なので、次から次へと揚げていっても、10個近くの人が多いとすぐになくなってしまい、また揚げなくてはいけません。現に私たちのすぐあとのお客さんは5個欲しかったのですが、4個しか残っていなかったので、また1バッチ待たなくてはいけないことになっていました。私たちの待ち時間はそれでも30分もかかっていませんでしたが、混雑時は1時間待ちなんてことも普通にあります。家に帰ってから、晩ご飯としてお皿に盛り付けてみました。右斜め対角線上に3つ並んでいるのが「メンチカツ」になります。両脇のものは、同じくサトウで売っている「肉コロッケ」(1個100円)です。メンチカツ以外のお惣菜(叉焼、あんかけ無し肉団子、ロースカツ、ヒレカツ、コロッケ等)は、並ばずにすぐに買うことができます。メンチカツは「松坂牛」のミンチを使い、中身はタマネギだけというシンプルなものです。食べると肉汁がジュワっとなって、口の中に広がります。ソースなど無くても、大変美味しく食べられます。画像がありませんが、これに合わせて飲んだのは「ブルゴーニュ産のロゼ・スパークリングワイン」でした。ところで、なぜ関東では「メンチカツ」、関西では「ミンチカツ」と言い方が違うのでしょうか?関東では少なくともスーパーやお肉屋さん店頭にあるもののほとんどが「メンチカツ」と表記されています。私の経験上、名古屋辺りを境に言い方が大きく2つに分かれていると思います。例えば、関東のスーパーチェーン(成城石井など)が関西の店舗で「メンチカツ」を売る際にはやはり「ミンチカツ」と表示するのかなぁ・・なんて思っています。「探偵ナイトスクープ」のネタのようですが・・。吉祥寺に来る機会があれば、モデルの山田優さんも体験済みの「メンチカツ」をぜひとも行列覚悟で買ってみることをオススメします。
June 12, 2007
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12月に入って2度目の寒波のピークは過ぎたようです。周りを見渡しても、風邪ひきさんの姿を多く見かけるようになりました。これからクリスマスウィークに入っていき、忘年会などとも重なって、ますます外飲みや外食をする機会が増えると思いますが、体調を崩さないように年末を乗り切ってください。さてさて、今日のエントリーは昨日のエントリーに続いて、先月末に祖母に会いに行くために静岡へ帰省して、その時に食べたものなどを紹介します。今日は介護施設から外出許可をもらって、祖母を御前崎まで連れ出して食べたランチの紹介がメインになります。早速、前エントリーの続きから・・・、袋井駅に着いて、駅前ロータリーでバスの発車時刻まで待つことになりました。これも事前に静鉄ジャストライン株式会社のホームページでバス時刻表をチェックしていましたので想定済みでした。ベンチに座りながら、ふと見上げると抜けるような青空が広がっていることに気付きました。冬場の遠州地方は「からっ風」が吹いて寒い日もありますが、太平洋沿岸ですので概ね晴天が続きます。「遠州ブルー」と勝手に名付けた空を見上げつつ、お店も人通りも少ない駅前の様子を観察していました。バスは3番停留所から発車する秋葉中遠線という路線バスで、東京都内で走っているコミュニティバスを少し大きくしたぐらいの車体がやってきました。正午12:00発、袋井駅前から乗車したのは部活帰りの男子高校生2人と私達夫婦2人の4人だけでした。高校生2人は揃って「浅羽支所」あたりで下車しましたので、そこからは私達2人だけが乗客というサビシイ状況でした。その後も途中のバス停で誰一人乗ってきませんでしたので、終点の横須賀車庫前までずっと「バス貸切」の状態でした。終点で降りると、そこで待合わせをしていた私の母(以下「おっかさ」と表記します)が既に私達の到着を待っていました。おっかさと伯母、相方さんと私の4人で車(運転はおっかさ)に乗って、お婆ちゃんのもとへ移動しました。↑コチラが「あおばケアガーデン」の建物です。お婆ちゃんは、ここの2階の4人部屋の一室で、日々腰の痛みと戦いながら暮らしています。予め、施設に外出許可を申請していたので、すぐに迎えに行って、5人揃ったところで、御前崎方面に向かって国道150号線を西進しました。この日の目的のお店は「海鮮料理 みはる」というところで、マリンパーク御前崎や御前崎港の近くにあるお魚料理を中心としたお店でした。今日最初から数えて、この画像が4枚目ですが、どの写真もキレイな青空がバッチリと写っていましたね。「海鮮料理 みはる」さんの店構えはこんな感じです。こうやってマジマジと建物を見てみると、1階のみならず2階も客間になっていると考えられます。この日は、利用人数と到着予定時刻だけで席のみを予約しておいてもらいました。画像では「準備中」となっているのは、この画像は食後に撮ったものだからです。名前を告げて、お店に入ると、案内されたのは畳敷きのお座敷でした。一通り、それぞれ食べたいランチメニューを注文しました。メニューにあった、上画像の「自家製〆鯖」を別途注文して相方さんと私でシェアして食べました。こうして画像で見ると、先付というよりも「酒の肴」って感じですが、いつ運転を託されてもいいように、この日は相方さんも私もずっとノーアルコールで通しました。この日、私はレギュラーメニューではなく、↑「本日おすすめの4品」の中から、「太刀魚刺身」を選んでメインディッシュとし、追加料金500円でできるランチセットにしてもらいました。画像のメニューでは5品ですが、御前崎であがった地魚を使った定食は赤字で示された4品です。太刀魚刺身のランチセットは、↑こんな感じの構成でした。メインディッシュの「太刀魚の刺身」の他、ご飯、お味噌汁、小鉢、香の物、デザートという内容でした。魚料理を専門とするお店で出てくる「お味噌汁」は、ダシがしっかりしていて本当に美味しいと思います。味噌汁の具は「アオサ海苔」だけでしたが、それだけでも十分満足できるものでした。太刀魚刺身をアップで撮ってみました。銀色に光る皮がそのままついたお刺身は、身がコリコリっとしていました。味そのものは淡泊ですが、噛めば噛むほど独特の風味が出てきます。最近では太刀魚のお刺身やにぎり寿司を出すお店が増えてきていますが、拙ブログの読者さんの中には、恐らく"生"で太刀魚を食べたことがない方もいらっしゃるのではと思います。お店と目と鼻の先の御前崎港で水揚げされたばかりのお魚だからこそ、生のままお刺身で食べられるというアドバンテージがあります。副菜の小鉢にあった「カツオの煮付け」です。遠州灘で獲れる生のカツオは、静岡県西部地方では初鰹にはこれも"生"のお刺身で食べるのが普通です。マグロと比べて多少臭みがあることから、お刺身以外ではタタキ(土佐造り)や生姜醤油で煮物にして食べます。今回の煮付けは、一緒に白いご飯が進む濃い目の味付けでしたが、メインディッシュのお刺身に負けず劣らず、こちらの副菜も「美味しい!」の一言でした。最後に紹介するのはデザートの「レッドグレープフルーツのジュレ」です。グレープフルーツの果実が持つ酸味と少しの苦みが、甘さを抑えたゼリーで包まれていて食べやすく、定食を食べ終えた後でも別腹に吸い込まれていきました。90歳を超えているお婆ちゃんは、同店で「牡蠣フライ定食」を選んで食べていました。ご飯は少し残してしまいましたが、コチラが驚くぐらい牡蠣フライはほぼ完食していましたね。この日のお会計は5人で8300円、クレジットカードが使えないことを後で知り、ちょっと焦りましたが、たまたまキャッシュを持っていましたので事無きを得ました。お店を出たあと、近くにある「御前崎 海鮮なぶら市場」という海鮮マーケットに立ち寄って、我が家用に「しらす干し」を買ったあと、お婆ちゃんを介護施設に送っていきました。ちょっと腰が悪くなっていますが、コチラが圧倒されるぐらい元気で可愛いお婆ちゃん、「また会いに来るにぃ」と遠州弁で別れを告げて浜松方面に向かいました。今日のエントリーは以上です。
December 18, 2010
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次の月曜日「海の日」の祝日を含めた3連休に突入しました。と言っても、相方さんと私、双方で単発のアポがあったりするので、揃って遠出する予定はありません。天気予報によると、今日は一時雨が降りそうですが、日・月は晴れて暑くなるとのことです。お休みなのにムリして動いて、無駄に夏バテするようなことがないようにしたいと思います。さてさて、今日のエントリーは先日、私の母が舞阪で買ってクール便で送ってくれた「ちりめん煮干」を紹介します。おっかさ(遠州弁で母の意)は、私の好物をよく知っています。先月、弾丸帰省した際には、突然だったのでいつも用意してくれるものを調達する時間が無かったようで、今回その中でも「しらす干し」をわざわざ舞阪の実店舗まで行って、我が家に送ってくれたようです。↑コチラの贈答用箱に入って、チルド状態で届きました。箱には『舞阪名産』と書いてありますが、私があれこれ御託を並べて説明するよりも「浜松ブランド」の中で「鰻」や「三ヶ日みかん」などと同じように農産物を紹介している【浜松の元気】というWEBサイトの関連ページをご覧になってください。舞阪産しらすと言えば、「丸半堀江商店」が有名ですが、今回のものは「丸吉堀江商店」のもので、他にも「マルヨ堀江芳一商店」なんてものもあって、どこが"元祖"とか"本家"とか、そんな無意味な言い争いをするのではなく、「しらす」のみならず「舞阪ブランド」の海産物をネットのお取り寄せという形で全国に紹介しているようです。箱の上蓋を開けると、↑こんな感じで「しらす」の海になっていました。後で確認したことですが、このパッケージでたっぷりと700グラム入っていたようです。通販サイトでチェックしてみると、700グラム入りが送料別で2,670円となっていましたので、100グラムあたりでは、2670 / 7 ≒ 381円となりますね。東京の有名デパートで売っている「舞阪産しらす」は、グレードにもよりますけど、100グラムあたり500円から1,000円ほどということを考えると、この値段でも割安だということが分かります。「しらす干し」の中にはかなりの確率で「イカの赤ちゃん(稚イカ)」や「タコ」が混じっていることがあります。子供の頃は、わざわざこれを探して食べるのが好きでしたね。今回の700グラムの中にも沢山「イカちゃん」が入っていましたので、上画像のようにアップで撮影してみました。「釜揚げしらす」と違って、しらす干し(ちりめんじゃこ)は茹で上げたしらすを天日乾燥(期間はまちまち)させますので、日持ちがよくなるばかりか、一部のタンパク質が分解してアミノ酸になるため、より旨味を増すことになります。このしらすが届いた日の晩ご飯で、早速白飯を炊いて「しらす干し祭り」(笑)をしてみました。辛味大根をおろして、しらすに添えていただきましたが、何と言っても上画像のように、ご飯茶碗に山盛りにして一気に掻き込むのが「漢(おとこ)」のロマンと言えるでしょうか。今時の言い方をすれば、「ギガ盛り」とか「テラ盛り」なんでしょうねぇ。「SI単位系の接頭辞」なんて、敢えてお堅い書き方をしてみますが、私がコンピューターに出会った30年前は、せいぜい"キロ"から"メガ"どまりでしたので、ギガ、テラなんてものはまさしく「天文学的」な数字でした。もうじき"ペタ"が出てくるのかも知れませんね。一方、小さい方も"ミリ"か"マイクロ"あたりまででしたが、最近ではナノは当たり前で、ピコなんてオーダーもよく耳にします。話が逸れてしまいましたが、しらす干しが届いてから1週間が経ちましたけど、まだ完食できず半分ちょっと消費したところで冷凍庫に眠ってもらっています。この週末、また食卓にでてきてもらい、キレイに完食することになるでしょう。今日のエントリーは以上です。
July 14, 2012
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