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暖かい大阪市の午後でした。
梅田で<生涯学習のピアノ教室>と呼ばれるレッスンを済ませて、池田の仕事に帰るのですが、 シニアの皆様が、CDを聴いたり映画を観た時に感銘を受けた曲を、簡単にアレンジした楽譜を 自ら求め、練習してきてくださる場にいあわせるだけで、幸福感をいただきます。
このような意欲的な取り組みの側にあっては、私などは、せいぜい、ピアノのある場を提供して、 小さなつまづきを修正してさしあげるのが丁度くらいです。
生涯学習の理念が活かされ、いつでも誰でも好きな時間に学習することを叶えるには、 高級品が自由にならないことを何とかしなくてはいけないと考えています。
それが、営利と結びついてしまうとヤヤコシいことになってしまうので、境界線が難しいのですが、楽器に触れたい、立派なキャンバスに思い切り絵を描いてみたい等々・・・・・・、何事も極めようとするとお金というものを無視できません。
座右の銘のひとつに、松下幸之助さんの書かれた『道をひらく』という本があって、そのポケットサイズ版を持ち歩いているのですが、その中に「金の値打ちを生かして使うということは、国家に対するおたがい社会人の一つの大きな責任である。義務である」という一節があります。
生涯学習社会の実現や、教育制度を整えたい、乳児院を建てたいと思って動いている【今】が、松下翁の仰った、お金の値打ちを活かすことに繋ぐことが出来ているのかどうか…、常々考えています。
とはいえ、他の教室は何処も続かず、当方には稽古日に休まずに来るだけ来て、五分と持たずに荒れて、傍目には勝手に切れているようにしか扱われなかった女の子が、八年目にして、課題曲が気に入ったと見えてか、積極的に二十分ピアノの前にいた(この子にとっては大きな変化です)ことが、いつまでたっても嬉しい、小市民の一講師でもあるんです…。
2012-04-08 の日記 2012.04.08
15日の日記 2011.11.14
4日の日記 2011.11.03