日記

2002.09.28
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我が家の初ディズニーランドは、朝からつまずっきっぱなしだった。
朝一、さぁ、出発という時になって、荷物を車に積み始めたら、パパの分の荷物がない。
「あれ、パパの荷物は?」
「俺、支度してないもん。」
まるで、あたしが支度するのが当然かのような口ぶりである。
「大人なんだから、自分でしてよっ。」
と言っても、何もする気配もなく、仕方ないので、私が、パンツや靴下、着替えなどを、袋に突っ込む。なんで、あたしが、あんたの分までしなきゃいけないの・・・と、怒りたいところを、朝からけんかしては後味が悪くなるので、ぐっと我慢する。
外は、朝から土砂降りの雨である。天気予報を見ても、1日中雨らしい。がっかりしながらも、雨で空いているかもしれない、という一縷の望みを胸に出発をしたが、東名に入ってすぐ、事故渋滞が始まっていた。トラックが横転した事故だと言う。いつもなら、20分の道が、90分もかかってしまった。その上、首都高まで事故渋滞、きっと呪われているに違いないと思ってしまう。
予定では、8時到着のはずが、大幅に遅れ、10時30分を過ぎていた。
雨も激しく降っている。もう、出鼻をくじかれっぱなしである。
でも、雨の中、やはり人出は少なく、入り口もすんなりは入れる。
あらかじめ、「ディズニーランド裏技集」みたいなもので、予備知識を仕入れていたのだが、込み合う日は、入り口でもだいぶ待たされることがあるそうだ。よし、いいぞとばかりに、ワールドバザールの中を、「プーさんのハニーハント」のファストパス目指して猪突猛進していたその時、なんと、くまのプーさんが、ヒョコヒョコと目の前を歩いているではないかっ!!
我が家が今回、ディズニーランドぐんだりまで足を伸ばしたのは、ひとえにうちの娘が、プーさん大好きだからなのである。パパは、娘と毎日プーさんの歌のビデオを見ていて、全曲歌いこなしているくらいだ。
そのプーさんが、私の「ディズニーランド裏技集」によると、なかなか会えないと言われている、そのプーさんがいたのだ。
私たちは、猛ダッシュでプーさんに向かうが、やはり同じようにプーさん狙いの家族連れが、2重3重の輪を作ってしまっている。この壁突破は至難の業であるが、ここは娘のためとあらば、たとえ火の中、水の中である。私たち夫婦は、娘を抱っこしたパパが、絶妙なかわしで人の輪をくぐりぬけてプ-に近づき、カメラを手にした私は、ジリジリとプーの正面ににじり寄っていく。
パパが、プーの横に陣取るが、プーさんもあちらこちらの家族連れの写真に入るため、なかなか私たちのカメラ正面に向いてくれない。だめか、とあきらめかけたその時、パパが思わぬ行動に出た。なんとプーの首を掴まえ、強引にこちらを向かせているのである。あの照れ屋なパパが(以前の日記「照れ屋にもほどが・・・」参照)娘のためなら、プーの首を掴むとは。首をつかまれたプーさんも、顔の表情は変わらないが(ぬいぐるみだから当たり前だが)驚いたように、こちらを振り向いたのだ。絶好のシャッターチャンス到来と私は、シャッターを切り始めた。
・・・が、その瞬間、娘は泣き出はじめてしまった。大人サイズのプーは、娘の中のプーさんと結びつかなかったらしい。たしかに、プーさんは、デカかった。ビデオでは、男の子よりも小さなプーが、パパの頭一つ大きいのだから。
せっかくのプーさんの横での写真は、パパがプーさんの首を掴まえたところから、娘が泣くまでを連写したお笑い写真になってしまったのだった。
その後、無事、「プーさんのハニーハント」のファストパスも手に入れたため、5分も並ばずに乗ることができたのにもかかわらず、娘は、並んでる最中に熟睡してしまい、肝心のアトラクションの最中は夢の中なのであった・・・・
こうして、プーさん好きの娘のための家族旅行は、なんの目的も果たされなかったのだった。
ただ、雨は、午後から上がり、娘はご機嫌に園内を歩き回り、パレードも鑑賞できた。そして、興奮してしまったのか、ホテルに着いても暴れ周り、眠ったのは11時過ぎていた。
私とパパは、疲れ果てたボロ雑巾のようになった。そしてパパは、
「もう、俺ディスに-ランド行きたくない・・・」
とつぶやいていた。





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最終更新日  2002.09.29 20:39:43


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