『カラス』
電線の上のカラス
見下げて笑っているのは
わたしの気弱さ
だけど本当は
それは自分の心の声
カラスの鳴き声に
共鳴しただけ
カラスは笑ってなんかいない
彼らは
生きることに精一杯
遊ぶことに精一杯
恋することに精一杯
わたしの事など
見ちゃいない
自分の気弱さも
カラスの声と一緒に
あの空の向こうへ
飛んで消えて行けばいいのに
『2012年 冬の風』 2017.04.03 コメント(8)
『漠然と考える未来』 2017.04.03 コメント(8)
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