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『円山屋ワインと食の小旅行 Vol.6 トスカーナ編』のメニューが決まりました。もちろんトスカーナ伝統料理です。そりゃあもう、王道を行かせて頂きます。 だって、ワインも直球ド真ん中の、伝統的サンジョヴェーゼばかり。 おお、ここはフィレンツェか?はたまたシエナか?とみまごうほどの完璧マリアージュを演出してしまおうじゃありませんか。今回は気合の入り方が違います。かなり鼻息荒いです。ぶもも、ぶももおお~~~っ!猪突猛進!! イノシシだって出てきちゃいますよ。...そう、本当にイノシシくん登場。。。ぶもも。トスカーナといえば、Cinghialeちんぎゃーれですもの。ぶもっ。。。 では、気になるメニューを発表...ぶもっぶもっ(←しつこっ)Menu' Tradizionale Toscano Antipasti toscani: 前菜 Finocchiona Toscana フィノッキオーナFinocchiona Toscana フィノッキオーナ Pecorino Toscano ペコリーノ トスカーノ Crostini di Fegato レバーパテのクロスティーニ Guanciale グアンチャーレZuppa: 温かいスープ Ribollita リボッリータPrimo:プリモ(パスタ料理) Pici al ragu' di cinghiale イノシシのラグーをピチでSecondo:セコンド(メイン料理) Tagliata di Manzo alla brace 炭焼き牛のタリアータDolce: a sorpresa サプライズデザートPer Vinsanto:ヴィンサントのおともに... Cantucci toscani カントゥッチ このワイン、このお料理で8000円...はすごい...!ちなみにピチとはトスカーナの超伝統的ロングパスタで、日本のうどんのように太く、食べ応えのある手打ちの麺です。麺に存在感があるため、イノシシのミートソースのように個性の強いソースを合わせるのが伝統的です。 また、リッボリータの『リ』とはふたたびを意味し、ボッリータとは煮た、という意味の言葉。つまり再び煮た、という料理なのですが、硬くなったパンと沢山の野菜、豆などを煮込んで食べる、素朴な農民料理。家にあるありあわせの食材に、硬くなったパンを毎日少しずつ足して煮返す、いわばリサイクル料理です。そんな貧しいお皿を、シェフがどのようにアレンジするのかとっても楽しみですね。 先に決まっていたワインは…といえば。 Lista dei vini ワインリスト(ワインは予告なく変更になる場合があります)1白:V.d.T. ビアンコ2007年 パーチナ :V.d.T. Bianco 2007 Pacina2赤:I.G.T.トスカーナ ロッソ2007年 モンテセコンド :I.G.T. Toscana Rosso 2007 Monteseondo 3赤:D.O.C.ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2003年 イル・コッレ :D.O.C.Rosso di Montalcino 2003 Il Colle4赤:D.O.C.G.カルミニャーノ2005年 ファットリア・ディ・バッケレート :D.O.C.G.Carmignano 2005 Fattoria di Bacchereto 5赤:D.O.C.G.ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ 2004年 サングイネート :D.O.C.G.Vino Nobile di Montepulciano 2004 Sanguineto6赤:D.O.C.G.キャンティ・クラッシコ リゼルヴァ ヴィーニャ・デル・ソルボ 1994年 フォントディ :D.O.C.G.Chianti Classio Riserva Vigna del Sorbo1994 Fontodi (8)デザート:D.O.C.ヴィン・サント・デル・キャンティ 1997年 パーチナ :D.O.C. Vin Santo del Chianti 1997 Pacina キャンティ地方のど真ん中で造られる自家消費用の白ワインを アペリティフ代わりに楽しんだ後は、 ひたすら、サンジョヴェーゼ。 4つのワインを同時にテイスティングしていただくのですが、 ブラインドといっても、ワインをあてることが趣旨ではありません。 あくまでも、先入観を持たずに飲んでいただくことが目的です。 (もちろん当たれば嬉しいというのはわかるのですが...) どれが何であるかをあてようと気合を入れるより、 それぞれがどう違うかを自分なりに感じてみてください。 同じ州の、同じブドウでここまで個性が変わるのか、 と驚いていただければ狙いは成功です。 ...え?6の後飛ばしてる?7が抜けてるじゃないかって? いつも抜けている店長ですが、今日は違いますよ! ちゃんと抜け目なく,わざとひとつ空けてあるのです。 それに良く見てください。8には()がついてるでしょう? そう、実はこの他にもワインをご用意しているのす。 ...しかも、とっておきのやつをね。 希望者のみ別料金 (2500円プラス)で、サプライズワインを開けてしまおうと思ってます。 サプライズといっても、トスカーナ特集で、これだけのワインが出揃って、 それでも、さらにまだ開けなければならないとすれば... おのずとわかろうというもの。 そう、トスカーナの、いや、イタリアワインの、といった方が正しいでしょう。 最高峰に君臨する、あの憎らしいまでに自信家のおやじが造るワイン。 せっかくですから、彼がいうところの「雑魚ども」がどこまで渡り合えるか、 じっくり飲み比べてみましょうじゃありませんか。 さあみなさん、ぜひ一緒にトスカーナを満喫しましょう! 『円山屋ワインと食の小旅行Vol.6 ~トスカーナ編~』11月1日(日)18:30スタート(18:00開場)お1人様8000円(料理・ワイン、税、サーヴィス込)Cucina Italiana MATU:ROにて。24名様限定ですのでお早めにお申し込みください。お申し込みは633-0101MARUYAMAYAまで。
2009年10月22日
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...街角だなんて言ったけれど、実は札幌は大通り、南1条西一丁目にあるCucina Italiana MATU:ROのウインドーでした。 バカンス明けで久しぶりに顔出してみて、びっくり。ディスコかはたまたデザインポスター展か?というようなグラフィックのこのポスター、実はまるやまやグループ社長Sのお手製。わたくし店長サノヨーコ、一応美術系の大学を卒業し、専攻はグラフィック・デザイン科となっておりますが、とてもじゃないけれどかないません。彼は本当に何やらせても器用で、びっくりです。...ただ、ちょっと凝りすぎ。カッコイイのは良いのだけれど、見た人がいまいち何の告知かわからない...。そう、これはあの、伝説の?マトゥーらないと!の宣伝なのです。(詳しくはグループ日記8月28日の記事をご覧下さい)http://www.vin-maruyamaya.com/maturo/blog.html#/detail/3387427352442556041 みなさん、よおくこの渦巻きを見てみてください。実はコレ、当日出品予定のワイン名が連なっているのです。さあ、よく読んで。そうそう、ぐるぐると。ちゃんと全部中心から外へ向かって、一字余さず読んでくださいよ! ほおら、あなたはだんだん60種類のワインが飲みたくなる...まとぅーらないとに来たくなる...チケットを前売りで買いたくなる。。。。。2枚も3枚も買いたくなるう。。。。。 社長!効果絶大です、このポスター。
2009年09月03日
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一週間ほどバカンスをいただき、家族でつくば合宿へ行ってきました。はじめの3日間ヴィナイオータの社長宅にお世話になったのですが、初日からモノホンワイン100本ノックとでもいうべきすさまじい特訓メニューで迎えられ、一家揃って撃沈(あ、火山だけは翌日元気だったか…。遊人くんとふたりして仮面ライダーきばだかディケードだかに変身し、二日酔いに伏せるわたしを聖なる剣でつついていた)。ああ、貴重なアッコマッソの1991年やフェノッキオのバルベーラなど、ボトルが開いていたことは覚えている。フランスのとんでもなく美味しいワイン(鼻ではソルデーラか??って感じの尊大さ)に、ものすごく驚かされたことも覚えている…造り手名もワイン名も覚えていないけれど。なんでもアレでも一番上のキュヴェではないとか。ああ、素晴らしいワインの数々が走馬燈のようにわたしの脳裏に浮かんでは消えてゆく。ヴィナイオータ滞在の残された貴重な二日間は、ひたすら体力回復にあてられ、大事な上京目的だったはずの野村ユニソンさんとノンナ・アンド・シディさんの合同試飲・食会にさえ参加かなわぬというふがいない合宿成果となってしまいました。...予選落ち。というわけで、わたしたちに飲まれるべく、息をひそめて栓をすぽんと抜かれる時を待ちわびていた美味しいワインたちは、いまなおヴィナイオータ倉庫で静かに眠り続けているのです。ゆるしておくれ...でも待っていてね。かならず戻ってくるから(涙)。というわけで、Tパパは仕事の都合で先にかえってしまい、残されたわたしと火山は日曜日に帰札。毎度おなじみバカンスぼけで、水曜日まで使い物にならず(かつて一度でも使い物になった試しがあるような口ぶりだけど)、リフレッシュのため、また、つくばの手みやげ(わたしが食べてきたキムチ歴ぶっちぎりでNO.1の一年熟成モノ)をスタッフに届けるため、MATU:ROにでかけてきました。MATU:ROランチ、名付けて(なぜ何でも名付けなければならないのかわたしにもわからないけれど...好きなんだろうな。多分)まとぅらんち!です。食べたものは...厚岸産カキとローズマリーのタリオリーニ。ガツガツ食べてしまってからハッと気づいて写真を撮ったので、実物はもっと量も具も多いし盛りつけもきれいです...ごめんなさい。手打ちの麺が最高に美味しかった。メインは真鯛のソテー。付け合わせの青ピーマンとフレッシュバジルのソースが絶品。すばらしくバランスのよいお皿でした。けっこうしっかり塩が効いていることがポイントと見た。。。この付け合わせだけでもあとドンブリ5~6杯は食べられちゃう。ホントに。実は本日のマトゥランチのお相手は、マルヤマクラス店の新星のりぴー(あ、今あんまり使わない方がいいかな、この愛称)こと典子さん。生まれながらのイベントプロデューサー(イベント奉行と呼んだ方が適切かも...うん、のりぴー改め、イベント奉行としましょう♪)である彼女と、日曜日にMATU:ROで行われるワイン会(まるやまやワインと食の小旅行~シチリア編)の打ち合わせという名目でランチに集まったのでした。毎回なのですが、少しでもまとまったお休みをいただくと、そこで休んだ日数と同じくらいの期間休養をとらないことにはなんとも仕事にならないという、燃費の悪い店長。それでも「ああ、いよいよ明日から仕事に復帰かあ」という暗鬱な気分のわたしを、いちぢくのコンポート&グラニテだなんていうアラフォー世代の乙女心を鷲づかみにしちゃうようなドルチェで盛り上げてくれたシェフ(涙)...感謝。ああ、これで明日も元気に仕事中にブログ書いて遊べる。よかったよかった。うんとこさと重い腰を上げて出勤する勇気もわいてこようというものです。そして「ああカキですよ、いいねいいねえ~~。この水菜のシャキシャキがまたよく合っちゃってるねえ~。」と、ワイン会の段取りに余念のないわたしたちふたりに、こんな素敵なワインをさらりとグラスで出してくれちゃう伊藤マネ、あなたも相当素敵です。ちなみにワインは最近グルッポ・ヴィーニヴェーリを抜けてしまったというラディコンさんのヤーコット2002年。激ウマ!抜栓1週間目にしてフレッシュの極み。マネ本人も驚いていた。現在グラス1杯1200円で飲めてしまいます。ぜひ一度試してみてください。その後出してくれたアントニオーロのガッティナーラ1999年。熟成したネッビオーロだけが持つことを許されるあの魅惑的な香りと、意外に若々しい果実味に上品な酸...店長かなり衝撃。蔵元を見直してしまいました。真っ昼間から他にもワインを頼んだからか、最後にこんなお口直しまでサービスしてもらっちゃいました。サルデニア名物のリキュール、ミルト。レモンのリキュールリモンチェッロは皆さんおなじみかと思いますが、こちらは小さな濃紫の実をつける薫り高いミルトのもの。サルデニアではジャムにしたり、枝を串焼きに使用してお肉を香り付けするなど、非常にポピュラーな灌木です。リキュールは少しほろ苦く、オトナな感じでいいですよ。若干メンソール感もある果物なので、すっきりします。4種類の日替わりパスタから1品、メインがお肉かお魚チョイス、本日のデザート、それに自家製フォカッチャ、ミニサラダ、さらにソフトドリンク一杯(わたしは当然エスプレッソ)がついて、なななんと、せんごひゃくえん!(平日限定メニューです。またワイン・リキュールは含まれません)...この内容で1500円は破格だと思いますがいかがでしょう?
2009年09月03日
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AUGURI! おめでとうございます!8月5日の午前10時45分、フランク・コーネリッセン氏の長女、Claraクララちゃん誕生との喜ばしいニュースがシチリアより届きました。3150g、元気な女のお子さんだそうです。フランク、あきさん、おめでとうございます。あきさん、どうぞゆっくり休んでくださいね…っていってもこれから大変かあ。 …ちなみにフランク氏によると、Claraという名前は彼が非常に慕っていた、亡くなったおばあちゃんからいただいたそうで、本当はKlaraと綴るところを、イタリアナイズしてCを使ったとのこと(イタリアではKはJ,Y,Xなどとともに外来文字)。実は、誕生前からこの名前にほぼ決定しているという情報をインポーターのヴィナイオータ社長から入手していたのですが、わたし:クララ…ハイジのクララちゃんかなあ?イタリアでハイジ人気あるし…O氏:クララの“くら”って、もしかして蔵と関係あるのかなあ?わたし&O氏:蔵良(くらら)ちゃん?Cantina Buona? (爆)。。。。。。 わたし&O氏:…なわけないよね。などというバカな会話をしたりしておりました。 そんな無理やりなあて字じゃなくてよかったね、くららちゃん。火山とは異母兄妹ということになります。一緒に遊んでちょうだいね♪
2009年08月07日
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円山屋 ワインと食の小旅行 Vol.4 ~シチリア編~ 2か月に一度の当番だなんて、まあゆったり!とのんびり構えていたら、何と月日のたつのは早いのでしょう。先日にフリウリから帰ってきたばかりかと思ったらもう出発間際…。ということで。格別に短い夏の終わりをひしひしと、早咲きのコスモスやらふらふら飛んでいるトンボやらに感じているくらいですから、9月なんてもうすぐそこ。次回のシチリアツアーをご案内しなければ!というプレッシャーを若干感じ始めました。…といってもご安心ください。シチリアですって?マイホームですよ。庭です、庭。目をつむるとすぐに、どおんとそびえるエトナ火山やタオルミーナの夜景、パレルモの喧騒やトラーパニの塩田風景がわらわらと浮かんでは消え…。お話ししたいこと、お伝えしたいことがありすぎて、収拾つかないかも…というくらいネタ帳びっしりです!4年間にわたるシチリア生活、遺跡や観光地にはほとんど行っておりませんが、ひたすら食べて飲んで(たま~に畑で働いて)暮らしておりました。イタリア人からみても、さまざまな人種・文化の入り乱れたシチリア島はエキゾチックで刺激的。あこがれの土地です。かつて地中海の真珠とたたえられ、学問・文化の中心地として栄華をきわめたシチリア島の多彩な魅力を、選りすぐりのワインとお料理で堪能しちゃいませんか。もちろん今回も、秘蔵の映像をたっぷり交えてご紹介いたします。さて、気になるワインですが、だいたい決まっているものの、候補がありすぎてどうにも絞れません。シチリアはものすごく広く、品種もタイプもまったく違うワインがゴロゴロです。できるだけ幅を持たせて、シチリアの縮図を表せるようなセレクトをと考えておりますので、もう少々お待ちください。9月6日(日)18:30スタート(18:00開場)Cucina Italiana MATU:ROにて。おひとり様6.500yen(ワイン代、食事代を含みます。税・サーヴィス料込。)*現金のみのお取り扱いとさせていただきます。 定員は24名とさせていただきますのでお早めにお申し込みくださいね。お申し込みは011-633-0101 MARUYAMAYAまで。
2009年08月07日
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パオロ・ヴォドピヴェッチ インタビューイタリアはフリウリ州、トリエステ県のカルソという、クロアチア国境ギリギリに位置する特殊な地域で、Vitovskaヴィトフスカ品種のみから1種類の白ワインを生産する36歳の生産者。店長サノヨーコが購読しているPorthosポルトスという雑誌が投稿しているYou Tube画像を入手しましたので、みなさんもご覧になってみてください。(残念ながら、楽天ブログでは外部動画のリンクが禁止されているため、当まるやまやグループの合同日記(Bloggerを使用)をご覧ください。http://www.vin-maruyamaya.com/maruni/blog.html#/detail/9108811352081641082動画は、今年の5月30日から6月2日にかけてウンブリアのSpoletoスポレートという中世の面影を残す美しい町(パオロ・ベアのワイナリーからすぐそば!)で行われたVini nel mondoヴィーニ・ネル・モンドというイベントの最中にポルトス編集部が取材した際のインタビューです。当店のWeb Shopで配信している『ほぼ日刊まるやまや』で最近ご紹介して、いままるやまやではこのパオロが2004年にのみ単一畑でリリースしたSOLOソーロというワインが大ブレイク中。http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/695326/695479/695581/695668/参考までに、動画の後にメルマガの文章もご紹介しておきますので、興味のあるかたはぜひメルマガ購読にご登録ください。このインタビューの中で、パオロが「カルソというのは、それ自体で多大な困難を抱え込んでいる、非常に貧しい難しい土地です。だからこそ、挑戦のしがいがあった。(中略)ヴィトフスカは昔からブレンドに使用されてきて、単体でワインに仕上げられることのなかった、過小評価されてきた品種。だけど自分は、この偉大な品種で勝負したかった。絶対いけるという確信があった。(にやりと笑って)少しずつだけど、自分の直感は正しかったって、いま実感しはじめている。」と眩しそうに眼を細めながら話しているのが印象的です。メルマガでも強調してしまいましたが、間違いなくイタリアで今一番、攻めている男です。どなたか記録しておいてくださって結構ですが、10年後、彼の名前はイタリアのワインを語る上で重要な意味を持つことになるはず。おそらく、ワインの世界でパブロ・ピカソのような存在になるのではないでしょうか。大げさでもなんでもなく、彼こそ本物の天才だとわたしは信じています。あ。すいません。これだけでも長くなってしまいましたので、メルマガの転載はまたいつかにします。とりいそぎ、メルマガのご購読はコチラから。http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/news.html?
2009年08月01日
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わっしょいわっしょい! 夏だ(ちょっと涼しいけれど)! 祭りだ!!屋台だ!!! 明日7月12日日曜日は、 今年で第8回目を迎える『夏祭りだ 裏参道』です。 なんと今年はMARU:NIチームも参加いたします。 どころか! 強力な助っ人を得て、人気シェフ3名による夢のコラボが実現。 “わいんや”さんの佐々木シェフと、EST EST ESTの宮下シェフがかけつけ、MARU:NIの長尾シェフとともに裏参道を美味しく盛り上げてしまおう!という贅沢な企画なのです。 MARU:NIでは夜を徹して準備を整えております。 気になるメニューは、 骨付きラムロースの炭火焼き●●600円 平田牧場三元豚肩ロースの串焼き●●400円 エビとホタテ 南仏野菜の串焼き●●600円 中札内産手羽先のスパイス風味炭焼き●●5本で600円 石狩産 新じゃがのフリット●●300円 栗山産 ゆであげ白とうもろこし ピュアホワイト●●300円 おおお~~~。とても屋台のメニューとは思えませんね。 ワインもすすみそうです…。 そう!ワインも気合いが入ってますよ。 なんとグラスで15種類もご用意しています。 泡、白、赤なんでもござれです。 ビールやソフトドリンクもご用意していますから、 お子様連れも大歓迎ですよ。 わたしも(あ、すいません。店長マンマヨーコです)子連れで 遊びに来ちゃおう(←手伝う気ゼロ)と思ってます。 うちの火山(三歳です)は大のお祭り好き♪ 「お祭りだよ」というひと言で「わっしょいわっしょい!」 「どんどこどんどこぴいひゃらら~~~♪」とひとり囃子で勝手に 盛り上がってくれます(もちろん踊りつき)。 明日、MARU:NI屋台のあたりからぴいひゃら聞こえたら、ウチの 息子かもしれません…。みなさんのご来店、お待ちしておりま~~~~す!!
2009年07月11日
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さてさて、久々にイベントのご案内でございます。 ワインと食の小旅行vol.2~フリウリ編 という、まるやまやらしからぬ素敵なネーミングで行う、ショップ企画のワイン会第2弾! 第1弾はアルザスをテーマに、我らがシュレールやら、石ちゃんイチオシのビネールやらのワインをがしがしと、MARU:NI長尾シェフの料理とのマリアージュも楽しんでいただきました。あっというまに定員となってしまい、2日に分けて開催したんですよ。こりゃあ、チームイタリアも負けてられません!というわけで第2弾は、当店の直営イタリアン、マトゥーロで7月5日の日曜日に行います。マトゥーロといえばマトゥーらnight!という恒例(って2回開催したっきりか...)の無茶飲みイベントもあったはずなのですが、それはまた次回のお楽しみにとっておいて、と。今回はネーミングからも分かっていただける通り、もう少し文化性の高いワイン会を狙っております。特定の地域のワインとそれに合わせた料理を楽しんでいただくというだけでなく、歴史的背景や食習慣、実際にその地域でどのようにワインが造られ、消費されているのかということまでご紹介しようと思います。涼しい日が続いていた、いや、寒かったといってよい札幌ですが、やっと暑くなってきたことですし、ここは爽やかに白主体で。。。イタリアで白といえばやっぱりフリウリ!店長サノヨーコ、4月にフリウリに行ってきたばかりですので、その時の写真や造り手のエピソードなどをまじえながらも、やっぱりそこはまるやまや、堅苦しくなく、気軽に楽しくワインを楽しんでいただこうと思います。ワインも、採算度外視のごっつい組み合わせです。飲み物だけでも元がとれてしまうくらいです。このワインたちに井藤シェフの料理がフルコースでついて...安すぎ!!札幌近郊の方は、ぜひぜひご参加ください。 『円山屋・ワインと食の小旅行vol.2~イタリア・フリウリ編』会場:Cucina Italiana MATU:RO(クチーナ・イタリアーナ マトゥーロ) 7月5日(日)18:00会場 18:30スタート おひとり様 6000円(お料理・ワイン・税・サーヴィス料込み)*ご予約・お問い合わせ ワインショップ円山屋011-633-0101及びマトゥーロ011-241-0707まで。 当日のメニューとワインリストはコチラです。*メニュー・ワインは変更になる場合もございます。ご了承ください。 Menu'Cocktail di Gamberetti con peperoni rossi小海老のカクテル、赤ピーマンとともにポレンタと道産牛、きのこのラグー Polenta con ragu' di manzo e funghi道産さつまいものニョッキ トマトソースGnocchi di patate dolce, salsa al pomodoro魚介のラザニェッティLasagnetti di pesceスズキのオーブン煮 レモンとローズマリー風味Branzino al forno, con limone e rosemarino道産牛バラ肉の赤ワイン煮 シナモンをきかせてPancetta di bue al vino rosso e cannellaメロンのスープとパンナコッタzuppetta di melone con panna cottaLista dei viniピエロパオロ・ペコラーリ ロッサルバ 2007Pierpaolo Pecorari Rossalba 2007リヴィオ・ニコリーニ マルヴァジア・イストリアーナ 2005Livio Nicolini Malvasia Istriana 2005ラディコン リボッラ・ジャッラ 2001Radikon Ribolla Gialla 2000ヴォドピーヴェッチ ヴィトフスカ 2003Vodopivec Vidovska 2003モスキオーニ ロッソ・モスキオーニ 2004Moschioni Colli Orientali del Friuli Rosso 2004
2009年06月19日
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ただいまです!(ほんとは只今戻ったわけではないですが…) イタリアから戻ってきてもう1か月近くたとうとしているのに、まだ一度もブログを更新していなかった。しょこたんか円山屋店長かと噂されるほどの鬼の更新魔ともあろうこのわたくしが!なんという失態…。今年も4月恒例、ヴィッラ・ファヴォリータとヴィッラ・ボスキの2か所で行われた自然派ワインのイベントにでかけ(ついでにヴィーニタリーも顔出して)、主に北イタリアの造り手を訪問してきました。だいたい一年に2回、春と秋にイタリアに出かけるのですが、春はこのイベントに5日間とられてしまうため、どうしてもスケジュールがタイトになってしまいます。ヴィーニタリー開始日前日にイタリア入り。こちらも毎年恒例で、各イベントへのアクセス便利なガンベッラーラはラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレ宅に輸入元のV社社長とともに泊めていただき、イベント終了後すぐに出発。今回はすべての旅程彼と行動をともにしました。何年ぶりだったでしょう、彼との珍道中は。途中数々の(くだらなかったり傑作だったりの)熱いワイン談義から下ネタまでなんでもござれの車中トークも、非常に懐かしかった。ロンバルディアはヴァルテッリーナ(すごい景観の畑でした!)、アルトアディジェ、プロセッコで有名なヴァルドッビアーデネ、フリウリ、エミリア、ピエモンテあたりをめぐって最後はエミリアのストッパで下してもらい、エレナに空港まで送ってもらって日本に戻ってきたのが先月の21日。それから今までぼんやり過ごしておりました。イタリアに行くたびに、リハビリに必要とされる日数が増えていきます。久しぶりにアンジョリーノ先生とゆっくり話して、つくづく思いましたが、やはり先生は素晴らしい。彼のワインも素晴らしい。ちょっとした調べ物をしていたら、アンジョリーノのヴィッラ・ファヴォリータ開催に関するインタビューをYou Tubeで見つけたので、ご紹介します。インタビューの中でとっても面白い、彼らしいコメントをしているのですが、今度時間のある時に翻訳します。い、いつかきっと。必ず。あ、多分、おそらく…できたらいいな。http://tr.youtube.com/watch?v=f8xZjsvVC14*You Tubeの画像を直接貼れるかと思ったのですが、楽天ブログでは許可されていないようですので、上記のリンクでご覧下さい。
2009年05月16日
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約2ヶ月ぶりの更新です。はじめは更新しない日が続くと罪悪感にさいなまれ、こんなズボラな店長のページを、それでも時々チェックしてくださる方に申し訳なくて仕方がなかったのですが…。何事も度を越すと、視点が変わってしまうというか、とある境地に達してしまうというか…もしくは単に開き直ってしまうだけか、ちょっと前とは感じ方が変ってきています。ブログ更新しなきゃ…というプレッシャーは、S社長の「メルマガ書け!」命令より重苦しいかそれ以上と思われていたのに、今や…。ああ…なんと、ついに更新などしてしまった!という挫折感のようなものまで感じられる始末。あと一週間がまんすれば、まるまる2ヶ月、ブログ開設以来のなまけ記録更新だったのに…なんというていたらく、と。無念。 毎日チェックしてくださる貴重な読者のかたも、日記を楽しみにしているのではなく、もしや「コイツ、まだ更新してないでやんの」と、何ヶ月間怠け続けられるか見届けてやろう的な気持ちでチェックしているだけなのかもしれない。皆様のご期待に添えなくてもうしわけないです。店長、あっさりと、こんなに軟弱な内容で更新してしまいました。イタリアに、行ってきまあ~~~す。だなんて。明日、出発だなんて。それであわてて更新してるだなんて。お恥ずかしい限りです。なんだかちょっと前の日記でも、行ってきます!と書いていたような…?もちろん、「帰ってきたら、しっかりイタリアのニュースを更新します!」だなんて口が裂けても言い…書きませんよ。「出来ない約束はしない!」という新年の抱負を、たった二つ前の日記で公開してしまっているのですから。同じ間違いは繰り返すまい。うん。成長してるな、これだけでも。とにかく、今回の渡伊における目標はただひとつ。…お財布をスラれないこと。これだけ達成して帰ってこれれば上出来です。ついでにイカした造り手でも見つけられれば、こんなに嬉しいことはありません。
2009年03月31日
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Orcia Rosso V.d.T. 2007 Santa Mariaオルチャ・ロッソ (ヴィーノ・ダ・ターヴォラ) サンタマリア 皆様、サンタマリアが新しくリリースしたV.d.Tオルチャ・ロッソ、買えました?何を隠そう、わたくし店長サノヨーコ、買えませんでした…。買いそびれてしまったのです。だって出勤日でない日に勝手に売り切れてるんだもの。…ひどい、ひどいわ。12月にマリーノのところで飲んで以来、日本への到着を心待ちにしていたあの信じられない飲み心地の赤があ...。悲しい。あまりにも切ない。輸入元のH氏がきっとかわいそうなワタシに同情して自分の分を分けてくれるに違いない。落ち込むのはまだ早い、うん。輸入元が販売を開始する前に、どこから噂を聞きつけたのか(茨城の某酒屋さんにうっかりインサイダー情報を流した張本人がよくものうのうと!この口か?この口がいうんか?…by輸入元のHさん、と勝手に怒っているところを想像)問合わせが殺到し、既に完売寸前。当店でもなんとメルマガ発送後5時間で24本完売。その後若干追加した分も即日予約で完売…という恐ろしい勢い。早速驚きの売れ行きをサンタ・マリアのマリーノにメールしたところ…。こんなかわいらしいメールがすぐに戻ってきました!イタリア語わからなくてもコレを見るとなんとなくすごく喜んでる感じ伝わってきませんか?Che bello, che bello, che bello, che bello ma che bello!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! siamo felici. Quest'anno saranno disponibili 1333 bottiglie. Io ne terrei circa 200 per la vendita in Italia. Può andare bene? La distanza in linea d'aria tra Montalcino e il nostro vigneto a Poggio Rosa, Località Selvarella è di circa 10 Km. Per la strada di circa 20 Km. Grazie ancora per questa bella notizia Un abbraccio e buona domenica con Kazan Marino P.S.: per favore ringrazia ancora una volta Hiro per la sua pazienza.なんて嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、うれしいったら嬉し~~~~~い!!!!!!わたしたちほんっとにシアワセ!!!!今年出す分(2008年)は1333本造ったから、イタリア用に200本くらいとっておこうと思ってるんだけど、それでいいかな?~(中略)~もう一度言うけれどこんな嬉しい知らせを本当にありがとう!ギュ~~~ッ!火山とよい日曜日を過ごしてね。マリーノP.S.お願いだから改めてヒロ(インポーターH氏)に、応援してくれてありがとうって感謝の気持ちを伝えておいてね。 ………という感じでしょうか。ほんっと、かわいいんだよね~、マリーノ。というわけで皆さん、次回は今回の600本ってほど少ない数ではなさそうですので今回残念ながら完売で購入できなかった方、次の入荷を楽しみにしていてください!ではここでなぜか火山の写真を。実は彼が着ているパジャマ、ふたりからのクリスマスプレゼントでルイザが選んでくれたものなのです(なぜ写真の彼が怒っているかは忘れてしまったけれど)。 せっかくサンタマリアに泊まったのに、マリーノとルイザを撮った写真がないので(毎度ろくな写真を撮ってこない使えないクルティエ)、これで許してください。そういえば、このオルチャ・ロッソをご紹介したメルマガに、マリーノとルイザからのメッセージはコチラ、と書いておきながら肝心のHPにそのメッセージを載せておくのを失念しておりました。すでに完売してしまった今、何の意味もないかとも思いましたが店長に二言はない!と遅ればせながらメッセージ、載せておきました。なぜ完全SO2無添加なのか?ということについて。…ほんと、いまさらですけれど。サンタマリアのページはコチラ。
2009年02月08日
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あけましておめでとうございます(エエ~~??)。 行ってきます!…バタバタと出発したっきり、一体まるやまやの店長サノヨーコはどこに消えてしまったんだと思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。あのマメな店長がイタリアから戻っても「ただいま」の挨拶もせず、ろくろくブログも更新せずに一ヶ月も音沙汰ないだなんて絶対におかしい、何かあったに違いない…と。まさかまたイタリアで身包みはがされ、日本に帰国できずローマのテルミニ駅のエスカレータ前に正座し、首から「Ho fame(お腹がすいています)」と書いたダンボールの切れ端を下げ、物乞いする姿を想像し涙を流している方までいらっしゃるのでは…。実は今まで放浪の旅にでかけておりました。昨年のお正月に「月に2回はブログを更新する」となどというご大層な抱負を書き込んでしまったがために、夜毎睡魔と闘いながら「有言実行」「継続は力なり!」と老体に鞭打って何とか11月まではその志を貫いてきたというのに…。12月に更新したのはただ一度だけ。颯爽と成田第一空港北ウィングのインターネットポイントから更新したあの「(…バタバタ)行ってきます!」がワタシの昨年最後の日記となってしまった。今までの血のにじむような更新の努力もすべて水の泡。無常観に打ちひしがれ、ブログなんて、ブログなんてえ!と荒波砕ける岬にたたずんで力いっぱい叫ぶため、放浪の旅に出ていたのですが…。というのは全くのでたらめで、ただひたすらに時差ボケ、正月ボケと戦っておりました。ふと気がつくともう鏡開きをとっくに過ぎていた。どこまでボケ倒せば目が覚めるのか。メルマガをご購読の方々は、わたしのボケぶりをすでにご存知のはず…。でも今は大丈夫ですよ!すっかり目が覚めました。それ!2008 ひく 1958 わ、ごじゅうです!ほらね、ご安心ください。行きっぱなしで帰ってこない店長。飲みっぱなしでメルマガを書かない店長。年賀状もらいっぱなしで返事も出さない店長(皆々様(10枚にも満たないとはいえそれだけに!)毎年こんな店長を見捨てないで年賀状をくださる慈悲深い皆様、本当にごめんなさい。サノヨーコは店長失格です。人間失格です。ううう、どうかお許しを(涙)よし寒中見舞いを出そう!とは思っていた…のですが…)。月に2回はブログを更新するぞというささやかな目標さえクリアできない落ちこぼれの店長…。そんな店長今年の豊富はもう決まっています。「できない約束はしない」というわけで、今年もこのまるやまやBlogをよろしくお願いいたします。たま~に、本当にたま~~~~に気が向いたらチラッとチェックしてみてください。もしかすると、ひょっとすると更新されている…かもしれません。
2009年01月14日
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毎度おなじみ、バタバタです。ただいま成田空港です。あと15分でローマ行きの便に飛び乗らなければなりません。土曜日にアリアンナ&エレナのイベント出張から戻り、昨日リアルワインガイドの原稿を書き上げ、やっつけで荷造りし、このままローマまで。うわ、呼び出しかかった。それでは、行って来ます!
2008年12月03日
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おかげ様で超満員御礼です!いよいよ明後日に迫りました。まるやまや姉妹店のクチーナイタリアーナMATU:ROにてのイベント“ふたりの女性ヴィニェロン”はおかげ様でご予約で超満員となってしまいました。エレナとアリアンナからは今朝「気持ちはもう日本だよ。待ちきれない(byエレナ)」「今いくよ~~~~!きゃ~~~~~あ!(byアリアンナ)」とメールが届いておりました。今回は成田から直接札幌入りして札幌に2泊、その後名古屋・大阪・東京へと移動することになるのですが、スケジュール表を見ると毎夜欠かさずワインパーティー。観光する暇がほとんどない…。エレナはもう20年も前に日本に来たことがあるといっていたけれど(イベント案内に「以前に日本に来たときには気絶してしまったとか…」と書いておいたところ多くの方から「なぜ?どうして?」と質問があがっていたらしい。すいません、意味深なこと書いて…。理由は明後日直接本人に聞いてみましょう。)アリアンナは日本ははじめて。せめて京都観光に一日割いてあげたかった…と悔やみつつ明日から怒涛の日々へと突入。少ない時間の中で、日本の文化や風習なども伝えたく、何を食べさせようか、何を見せようかというのは大問題。店長サノヨーコのプライドにかけても、「ニッポンってすごい!」と思ってもらわなくては!まずは明日、札幌屈指のおすし屋さんで(サッサイアが飲めるおすし屋さんです☆)ガツンと魚文化の真髄を見せつけておいて、Venvenute(Wellcome)!! といきましょう。乾杯は何のワインにしようかな?わたしはこのイベント同行後、札幌に戻り中2日あけてすぐにイタリアに出発。またまた2週間マンマ不在です。かわいそうな火山。薄情な母親を持ってホントに不憫な子だよ…とほほ。強く育つんだよ。エレナとアリアンナも君の成長を楽しみにしているんだよ。イタリアのワイン業界を背負っていくのは君…かどうかは全く未知だけれどね。
2008年11月22日
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アリアンナ・オッキピンティ&エレナ・パンタレオーニ来日イベント【in 大阪・in 東京】お待たせいたしました! ふたりの女性ヴィニェロンの来日イベント、大阪・東京でのスケジュールが決定しました。大阪は11月26日(水)、東京が11月28日(金)、でいずれも19:30分から受付開始です。ふたりのワインもさることながら、大阪・東京ともに大人気のレストランでの開催。ワインに合わせて供されるお食事も、とっても楽しみです。わたくしサノヨーコも、通訳として大阪・東京ともに参加いたしますので、MARUYAMAYAのメルマガで普段ふざけてばかりいるわたしの、バリバリ仕事をしている本当の姿を見に来て下さい! きっと、そうか、メルマガでの不届き者ぶりは仮の姿なのだな、と安心してお買い物ができるようになるはずです!?当店でもチケットを販売しておりますので詳細はコチラからご覧ください。http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/695586/695592/833978/
2008年11月07日
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発表! MATU:RO イベントワインリストイベントまであと3週間をきってしまいました。おかげさまですでに30名を超えるご予約をいただき、残席あとわずかです。当日のワインが決定しましたのでご紹介します。☆ラ・ストッパ(エミリア・ロマーニャ)●アジェーノ 2005白・辛口 マルヴァジア60%、トレビアーノ40%30日間のマセラシオン。褐色の濃密な味わい。●グットゥルニオ フェルモ 2006赤・中重口 バルベーラ60%、ボナルダ(クロアティーナ)40%タンニンしっかり、爽やかさとまったりとした旨みのバランスがよい。●マッキオーナ 2003赤・重口 バルベーラ60%、ボナルダ(クロアティーナ)40%エレガントで素朴な味わい。ラ ストッパのフラッグシップ ワイン。●ストッパ 2001赤・重口 カベルネ ソーヴィニヨン、メルローのブレンド濃厚な果実味と新樽のニュアンスがしっかり、気品を感じる。●ヴィーニャ デル ヴォルタ(マルヴァジア パッシート) 2006白・極甘口 マルヴァジア80%、モスカート20%屋外で天日干しのパッシート、フランス産の小樽で10ヶ月熟成。旨味たっぷりでスパイシーな風味もあり、後味に爽やかさが残ります。ガンベロ ロッソ2009年版の"トレ ビキエーリ"獲得! ☆アリアンナ オッキピンティ(シチリア)●イル フラッパート 2006赤・重口 フラッパート100%フルーツたっぷりで、「しっかりと芯の強い女性」のイメージ。●シッカーニョ ネロ ダーヴォラ 2006赤・重口 ネロ ダーヴォラ100%バランスがよく、頑強さと繊細さを兼ね備えた長熟ワイン。以上6アイテムです!そしてそして!…マトゥーラないと!恒例?“店長の自腹でサプライズ☆ワイン”もトーゼンご用意。札幌会場の方は楽しみにしていてくださいね!
2008年11月06日
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カッシーナロエラからの4通の手紙(2、3、4通目)2通目のメールより(2008年10月8日 23:42 現地時間16:42)僕らのワインを理解するために絶対に知っておいて欲しいことがある。それはバルベーラというやっかいなブドウ品種の特性。バルベーラというのは、アルコール度数が非常に高くなる可能性と、かなり強烈な酸の両方を持ち合わせた品種。だからまず、何よりも可能な限り美味しく感じてもらえるための微妙なバランスを見つけだすことが大切になってくる。僕らがワインに対して常に求めているもの、それはこのバランスという一点に集約されているといってもよいくらい。それには何が必要か。畑からはじめるしかない。どこまで収穫を遅くできるか(ほとんどヴェンデミア・タルディーヴァ(ヴァンダンジュ・タルディヴ=遅摘み)といえるかもしれない)というギリギリの限界点まで、土壌とブドウ樹を自然な農法でケアしていくためには、信じられない努力が必要になる。僕らのバルベーラは、とにかくテリトリーに結びついている...フランス人ならテロワールって呼ぶだろうけれど。ブドウ品種の特性を尊重しながら、つまりフレッシュな酸を生かしつつ、いかに果実のやわらか味と凝縮感を際立たせられるようにというのが課題だ。ROERA 05 ロエラ2005年10月の初旬に手作業で収穫。セメントタンクで醗酵しその後9ヶ月もセメントタンクで熟成。翌年の8月にボトリング。☆☆☆テイスティングノートバルベーラらしいアルコールとフレッシュな酸の両方が適度に感じられる。ブルーベリーやアルコール漬けのチェリーなどのようなフルーティーな香りがあり、ファイナルノートはややバルサミック。とても一般的に好評なワインで、カルディンやサン・マルティーノほど重く(重要ではなく、とすべきか?負荷を与えない?impegnativoってどんぴしゃりの対訳がなくて困る…と旧友O氏に話したら、『大変』という名訳を頂戴しました!)ないのに、リリース直後から飲みやすく、ちゃんとバルベーラらしさも楽しめるし、最初から最後まで通してどんな食事とも相性が良いという非常に親しみやすいワイン。「ごめん、もう行かなきゃ。続きは夜書くね」と終わっていました。3通目のメールより(2008年10月9日 4:09 現地時間23:09)SAN MARTINO サン・マルティーノ200410月の初旬に手作業で収穫。セメントタンクで40日間かもし醗酵した後1年間オークの大樽で熟成、さらにセメントタンクでもう1年熟成させてから、つまり収穫の翌翌年の8月にボトリング。さらに次の春まで、18ヶ月ボトルで寝かせてからリリースされた。この畑を他の畑から区別するのはその砂粘土質の多さで、まさにそれがそのままワインの特徴に現れている。サン・マルティーノは、カルディンに比べると野暮ったくはあるが、やわらかく丸みを帯びていて、僕らにとっては、このワインこそが本当によくバルベーラという品種の特徴を体現しているように思える。☆☆☆テイスティングノート鼻ではフローラルブーケを感じるが、後に残る感じはスパイシーで口の中では例のフレッシュな酸というやつもしっかり感じる。がっしりしたボディーだがなめらかで、長い余韻。このワインを飲みながら、最初の前置きをもう一度思い出して欲しい。つまり、力強い骨組みと酸のバランスという点を。ボトリングしたばかりの2005年と2006年も、この2004年と似通ったラインを保ち、最低でも6~7年後が飲み頃と思わせるポテンシャルを感じさせる。ここで彼らは 「一休みして何かちょっとお腹につめこんだら、いよいよカルディンにとりかかるからね!」 とメールを区切っています。そしてそのぴったり30分後に最後のメールが届いていました(イタリア人の食事時間としては最短の部類でしょう!)先に書きましたが、現在収穫中です。翌朝は5時には目覚め、緊張に満ちた1日を送らなければなりません。ではそのカルディンを。4通目のメールより(2008年10月9日 4:28 現地時間23:28)Cardin Selezione カルディン セレツィオーネ特に良い年のみ、ごくごく少量(平均して1000本くらい)造られる特別なワインで、はじめて造ったのは2000年ヴィンテージ。もともとは、自分たちの研究目的で造ったものだった。樹齢50年の畑から、1ヘクタールあたりたった30キンタル(1キンタル=100kg)まで収量を落としてブドウを厳選したら、どこまでバルベーラのポテンシャルを引き出せるか挑戦してみたんだ。 ...そしたら究極のワインが湧き出てきちゃった。たくましくって、力強くて、なのに、信じられないほどスルリと喉に落ち込んでいく。実は16度以上アルコール度があるのだけれど、しっかり酸が存在しているから、くどくなっていない。2000年のあとは2001年がたったの500本、2003年が1000本。セレツィオーネ2001はとても閉じているワインだけれど、まだまだフレッシュでとても奥深い土のアロマが特徴。2003年は強いアルコール感とスピリッツ漬けのマチェドニアのようなフルーツを感じ、ファイナルノートはカフェやチョコレート...なんと、ホントにチョコレートと食べてもぴったりだった!瞑想ワインと呼びたいほどで、おこがましいけれどアマローネを思わせる。まだどうなるかわからないけれど、恐らくほんの少しだけカルディン2004年もセレツィオーネを造れそうで、2003年に比べると弱いけれども良い意味で分りやすいワインに仕上がっている。<<最後に付け加えられていたふたりのメッセージ>>ここで書いたことが、ほんのちょっとでも試飲会に参加する人の役に立てばいいんだけれど...。もちろん、試飲会が成功してくれると嬉しいな。ここでは、あえて食べ物ともマリアージュについては言及しませんでした。日本で僕らの料理が全部わかるかどうか不安だし。と、いうわけでもう寝ます。翻訳がんばってね。と、締めくくられていました。オレンジ色で書いたあたりを読むと、彼らのかわいらしさが伝わるのではないかと…。単にわたしの琴線に触れてしまっただけなのかもしれないのですが。わたしは恐らく、今後彼らのワインを飲むたびに、このチャーミングな4通のメールを思い出してしまうと思います。どうか、愛するピエロとクラウディオを応援してくださいね。
2008年10月17日
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最近で一番感動したこと~カッシーナロエラからの4通の手紙(1通目)~先日東京の超有名レストラン・ワインバーのプロフェッショナルを招いて、カッシーナ・ロエラの全アイテムとヴィッラ(フランチャコルタの造り手)のテイスティング会が行われました。輸入元が企画したもので、わたしが紹介している造り手ですから試飲会用の資料を準備しなければならなかったのですが、実はロエラのふたりに「追加でコメントください」とお願いしたのが試飲会2日前の10月8日午前1時過ぎ(現地時間で7日の午後6時過ぎ)。彼らは現在収穫の真っ只中のはず。もしかしたら連絡取れないかもしれない...。いよいよになったらわたしがワインを全部買ってテイスティングコメントを書きお茶を濁そうか...と考え始めた頃、「ごめん、今メール見た。ちょっと収穫中でバタバタしてるけど、かならず今日中に返事するからね」というメールが届いたのです。...それが20時。現地はちょうど午後1時。お昼ご飯で戻ってきたのでしょう。その後、3通に渡ってワインの詳しい説明を書いてくれたメールには、「収穫中だけれど、ぶどうが逃げるわけでなし、さあ、ふたりでどっかりワインの前に陣取ったよ、これから書くからね」 「ごめん、ちょっとご飯食べるから、食べたら続き書くからね」 など、忙しい時に申し訳ないと何度も謝り続けていた私への配慮さえ感じられるフレンドリーなコメントつき…。メールを読むうち、彼らの優しさと仕事に対する真摯さに感動してしまいました。ああ、この仕事やっててよかったって思うの、こういう奴らがいるからだよなあ、としみじみ…改めて彼らのワインを飲むと、本当に気さくでまじめで温かい人柄がそのまま瓶詰めされています。飲む人にそれがほんの少しでも伝わってほしいと思い、彼らからのメールをそのまま翻訳してみました。ショップの商品ページと重複していますのでそちらを読んだ方はオレンジ色の部分だけでも読んでみてください。わたしがなぜ「ワインは人だ」と言い切れるのか、少しでも分っていただけるのではないかという気がするからです。
2008年10月17日
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Vendemmia 収穫風景 前回の日記でご紹介した、11月に当店にやってくるシチリアのアリアンナ・オッキピンティから送られてきたメールに「ちょっと見てみて~。笑えるよ。」とのコメント。彼女の収穫後の一場面が軽快なロックの音楽とともに覗けます。http://ariannaocchipinti.blogspot.com/2008/10/vend-hill-show.htmlそしてぜひ見てみてほしいのが、彼女の動画が終わった後、画面の下にコンテンツとして表示される見出しの、白いシャツをきた白髪のおじさんが移っているタイトルの動画。イタリアのSKYテレビのCMなのですが、タイトルが「サッカー収穫」。わたしはサッカーにうといのでわからないのすが、もしかしてこの白髪のひと、有名なサッカーの監督か何かなのでしょうか?田園の収穫風景がドラマチックに移されていくのですが、刈り取られているのはブドウではなくサッカー選手…。選果のシーンなどが笑えます。「コイツはちょっとデブだからパス!」みたいな感じで。イタリアらしいシャレの利いたCMですね。興味のある方はぜひこちらの日記も見てみてください。アリアンナのたくましい姿が見られます。http://ariannaocchipinti.blogspot.com/2008/10/vendemmia-2008-sorsi.html
2008年10月17日
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La Stoppa & Occhipinti ふたりの女性ヴィニェロン私が日本に紹介しているワイナリーのオーナーふたりが日本にやってきます。東京、名古屋、大阪と、札幌の4か所でイベントを行いますが、札幌では当店の姉妹店のレストラン、クチーナイタリアーナMATU:ROでディナーを企画しましたので、ご案内します。ふたりの女性ヴィニェロンと一緒に楽しむSpecialワインディナー2008年11月24日(祝)19:00~21:00おひとり様 6500円(グラスワイン6種類、お食事、税・サーヴィス料込)イタリアの女性ヴィニェロン2人を迎えて、ワインティスティングディナーを行います。ふたりはいずれも、有機農法やビオディナミを取り入れ、過剰な現代技術を排除したナチュラルな醸造を目指す"自然派"と呼ばれる今話題のワイナリー。自然派を謳うワイナリーは最近数多くみられますが、自分たちで畑仕事からボトリングまで全てこなすような小さな造り手の中で、女性のヴィニェロンというのはまだまだ少数派です。きっと、彼女たちでなければわからない苦労やエピソード、逆に女性ならではの新しい視点も存在することでしょう。実はこのふたり、プライヴェートでも非常に仲のよい友人同士で、畑仕事や醸造に関して頻繁に意見交換するなどして刺激し合っている関係。中部イタリアと最南端のシチリア島という、ブドウ品種も気候もまったく違った土地にありながら、なぜかふたりのワインが似通った優しさを醸し出しているのは、そんなところに理由があるのかもしれません。今回は、このふたりを日本に紹介しているクルティエであり、当店のWebショップの店長でもあるサノヨーコがガイド役をつとめ、堅苦しくならないよう気さくな会にする予定です。同じ料理を口に運び、一緒にワインを飲みながらそのワインが造られた背景や疑問点などを造り手本人から聞ける貴重な機会です。お料理は、ふたりがよく自分たちの料理に合わせる秘密のレシピも取り入れて、スペシャルコースをご用意いたします。お席に限りがありますのでお早めにお申し込みください。Elena Pantaleone / La Stoppaエレナ・パンタレオーネ / ラ・ストッパ(エミリア・ロマーニャ州)1973年にピアチェンツァに父が買ったという広大な敷地を持つ牧歌的なワイナリーを、彼女の代になってよりクオリティーの高いワイン造りにシフト。エミリアで一番の名声を誇り、全国的に見ても中堅と呼ばれる以上の実力を持つ。昔地元で造られていた白ワインというコンセプトで赤ワインと同じように造られたアジェーノが最近メディアで頻繁に取り上げられ人気急上昇。4ヶ国語を操る知的なエレナ。来日は2度目だが初めての時は気絶したそう。Arianna Occhipintiアリアンナ・オッキピンティ / ワイナリー同名(シチリア島)若干23歳にしてファーストヴィンテージ2004年をボトリング。自らの名を冠したワイナリーを立ち上げた。シチリアで最も人気と名声のあるCOSは彼女の叔父にあたり、セラーを遊び場に育った。将来絶対に自分のワインを造ると小さなころから心に決めていたという。シチリア女性を絵に描いて的にし、狙い撃ちしたかのような典型的地中海美人の彼女は、その情熱的で強いまなざしとハスキーな声が印象的で、男性の造り手たちからも絶大な人気が。性格は頑固。
2008年10月10日
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札幌の人気フレンチLe Muséeル・ミュゼにて、フランスワインのスペシャリスト(よっ!当店の社長Sがワインプロデュースした素敵なイベントを行います。リストを見ればワインだけでもこれでは安すぎ、というすごいセレクション。Sちゃん自分で飲みたいの選んだだけなんじゃないの?という気もしないでもないけれど、フランスワインには経験の乏しいわたしも是非参加したいような魅力的な内容です。さらに繊細でアーティスティックな料理で有名な石井シェフの特別コース料理がついてこのお値段…。まだ若干ですが残席ございますので、お早めにお申し込みください。 9月28日(日)18:00開場 18:30開宴 15,000yen(ワイン・税・サーヴィス料込み。カードでのお支払いも可能です)円山公園の落ち葉も紅く色づく今日この頃、長い夜を贅沢に楽しむ季節がやってまいりました。食材の宝庫、北海道の秋の味覚を堪能したく、ワイン会を企画致しました。合わせる(マリアージュさせる)ワインは全て、フランスから蔵出しで到着した稀少なブルゴーニュ古酒の数々。石井シェフの創る秋の味覚と、時代を越えたブルゴーニュ古酒の魅惑を一緒に体験しませんか・・・Wine Liste1.Brut Réserve Special 1978 ブリュット レゼルヴ スペシャル/R. Renaudin ルノーダン2.Brut Réserve Special C.D 1985 ブリュット レゼルヴ スペシャル C.D/R. Renaudin ルノーダンタイユヴァン本店からハウス・シャンパン生産の依頼を受けたはいいものの、「求められた数が多すぎて断らざるを得ませんでした・・・」というRMがここ。コート・デ・ブランの北西端、エペルネの2km南にあるムシー村に1930年に創業。現在はドミニクとクリストフのテリエ兄弟から息子のアントワンヌ君に世代交代中。実は、ここの古酒はロンドンとアメリカのインポーターとの間で火を吹くような奪い合いになったのですが、なんとか最後の残り在庫分を分けていただきました。フランス国内では、ラファイエット・グルメなどのワイン専門店が買い漁りました。3.Pouilly-Fuissé 1992 プイィ・フュイッセ/Domaine René Guérin ルネ・ゲラン「造り手を見ればワインが分かる」。まったくその通りです。この凛とした面構えと装い。ワイン造り一筋に生きてきたヴィニュロンとしての、清廉な風格。プイイ・フュイッセの伝説的名人ルネ・ゲラン。「私は、純粋に自分が飲みたいと思うワインを造ってきました。それは、まずなりよりもバランスが均整であること。酸の質。そして、根の深さに由来するミネラル分と滋味が豊かであること。これらを満たしたワインは、10年以上熟成させてはじめてその真の姿を現しはじめ、20年経っても生き生きとしています」「数多の中から私のワインを選んでいただけるお客様には、飲み頃を迎えた状態でワインを販売してあげたい」というゲラン翁珠玉の作品です。4.Puligny-Montrachet 1987 ピュリニー・モンラッシェ/Lou Dumont LEA Selection ルーデュモン レア・セレクションワインの買い付けのために毎日のように生産者を訪ね歩いているルーデュモンの仲田さんが、地道な活動の中で見つけた蔵出し古酒。メゾン・ルー・デュモンにクルチエ達がビン買い("シュル・ピル"といいます)条件で持ち込んでくる古酒の中から、コストパフォーマンスが抜群なものだけを仲田さんが厳選して紹介してくれるのが「レア・セレクション」です。これぞまさしく、ブルゴーニュ古酒の"いいとこどり"であります。尚、セレクション各古酒の生産者名は非公開です。あくまでも"仲田印"です。5.Beaune 1er Cru Bressandes 1973 ボーヌ 1級畑 ブレッサンド/Domaine Besancenot ブサンスノボーヌに本拠地をおき、5代にわったてワインを造る歴史あるドメーヌ。小規模な家族経営ですが、コート ド ボーヌに約11ヘクタールを所有しています。伝統的な長期熟成型ワインをしっかりと仕込む事で知られます。ドメーヌの当主ベルナール・ブザンスノ氏が秘蔵していたプライベート・ストックの古酒。ドメーヌにて大切に保管されていた古酒は、氏が大切にストックしていただけに、香り・果実味ともに素晴らしい逸品。氏が、奥様との離婚により慰謝料捻出のため、断腸の思いで手放す事になった秘蔵のもの。注目したい生産者の一人で、ワインは口いっぱいに満たすに足りる。おどろくほど濃密な、強く深い味わいで、どっしりとした重みさえ感じる。傑出した1級畑を多数持っている。 6.Volnay 1er Cru Clos des Chênes 1979 ヴォルネー 1級畑 クロ・デ・シェヌ/Domaine Bitouzet-Prieur ビトゥゼ・プリュールこれらの古酒は、当主ヴァンサン・ビトゥゼとその父ジャン・ビトゥゼの手によるもので、その品質は、ほとんどのプロや愛好家が、ブルゴーニュの古酒に対して抱く理想に限りなく近い、完璧なものです。女性として史上2番目のマスター・オブ・ワインとなり、サザビーズのワイン部門長を務めながら「Wines of Burgandy」など多数の名著を著したセレナ・サトクリッフ女史をして「寝かせておいて裏切られることはない」と言わしめた、その「寝かせておいた」蔵出し古酒です。そもそもヴァンサン・ビトゥゼさんの信念自体が、「ヴォルネーのテロワールの偉大さは、長期熟成させてはじめて分かる」というだけのことはあります。7.Chambolle-Musigny 1er Cru Les Feusselottes 1989 シャンボール・ミュジニー 1級畑 レ・フスロット/Domaine Christian Confuron クリスチャン・コンフェロン名門貴族コンフュロン一族にあって異色のちょいワルオヤジがこの人、フィリップ・コンフュロン。いつもラフな格好をして「人生は楽しんでナンボさ」とおどける無頼派の彼ですが、ボンヌ・マールはともかくなんとミュジニーまで持っている純血サラブレッドであります。ヴォギュエで修行したというその腕も確かで、「Le Guide Fleurus (ソムリエガイド)」で超高得点を連発するなど、フランスのプロ筋から厚い信望があります。ドメーヌはヴージョ村にあり、1985年に彼が継承。今回の古酒もすべて彼の手によるものです。85年当時から事実上無農薬のリュット・レゾネ、最少量のSO2使用、新樽もまったく使用していないという・・・*尚、当日のお料理はワインに合わせた秋のスペシャルメニューをご用意しております。お申し込みは、直接下記レストランまたはMARU:NI Shop011-530-0101まで。Le Musée札幌市宮の森1条14丁目3-20 TEL/FAX : 011-640-6955www.musee-co.com
2008年09月22日
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この記事は、9月6日配信のメルマガ『ほぼ日刊まるまや』で書いた記事が呪いのように長く超大作になってしまったために、興味のある方だけに読んでいただけるよう、メルマガで一部を、全文はブログ上で公開することにしたものです。一部内容が重複しておりますのでご了承ください。 イタリア白ワインの聖地、世界遺産のチンクエテッレまぶしい太陽と海からの冷たい風、唯一無二の土壌。絶壁とみまごう急斜面に広がる宝石のような畑...。ポテンシャルの高い品種とストーリー。全てがそろうワインの聖地にただひとつ足りなかったもの。......情熱を持った生身の人間。Samuele Heidi サムエーレ・ハイジ (チンクエ・テッレ/リグーリア)誰もがイタリアを代表する比類なき銘醸地とあがめ、認めながらも実際に偉大なワインを数え挙げると決して名がでない。いたずらに景観だけが語られてしまう特殊な場所。それがチンクエテッレだ。世界遺産に登録され、世界中から観光客が訪れるが、持って帰るのは観光用に手入れされたブドウの段々畑の写真だけ。イタリア各地の星付きレストランのワインリストにも、申し訳程度にチンクエテッレは登場している。しかしそれはワインの品質で選んだというより地方を網羅するためであったり、有名アペラシオンをカバーしておく、という程度の扱いであることが多い。どんなにワインにこだわったお店でも、みかけるチンクエテッレはいつも「協同組合」のものだった。他に選択肢がないのである。誤解がないようにいうけれど、チンクエテッレ協同組合のワインのレベルは非常に高い。素晴らしいワインだとさえ言いたい。けれどそれは決して誰かを魅了したり、感動させたりとかいう種類のワインではないのだ。わたしは長い間、どうしてこの素晴らしい土地で、もっと緊張感のあるワインが生まれないのか不思議でならなかった。ここまで条件はそろっているのに、と。だから去年の6月にイタリアに出かけた際、カーゼ・コリーニのロレンツォ博士に「チンクエテッレにおもしろい造り手がいるんだけど」と言われた時にはいちもにもなく飛びついた。...それがね、笑える話なんだ。とロレンツォが続ける。彼はチンクエテッレ協会から土壌の調査・コンサルティングを頼まれ、もう20年も前から研究を続けているのだという。その関係で、チンクエテッレのDOC認定官能テスト(テイスティング)にも何度か呼ばれたことがあり、そこでこのハイジのワインに出会った。「ワインを飲んですぐ本物だ、と思ったんだ。これだけずば抜けて美味しく、他のものはみなつまらなく思えた」ところが、その会場で唯一認定されなかったワイン、それがハイジのワインだったと聞かされたのである。「一瞬わたしの味覚がどうにかしてしまったのかと思ったよ」けれど後日その造り手と知り合う機会があり、畑とセラーを見せてもらい、やっと事情がわかったのだ。「彼は唯一、ワインを造るということがすなわちブドウをケアすることだと分かっている人間だった。ほかのワインと違うのはあたりまえだよね。...醸造についても同じことだったよ」ロレンツォは、飲んですぐに培養酵母や余計な添加物など使用していないことはわかったのだが、さらにその驚くべきブドウの凝縮度やエキスなどについては畑とセラー、そしてなにより、サムエーレ・ハイディ(便宜上ハイジと読んでしまいましたが、Heidiハイディと発音するようです)本人、ロレンツォから見れば自分の息子より小さな若造とも思えるほどの青年と話をすることで、「なるほど」と思わされたのだいう。「目が違う」と、彼のセラーを訪ねた後でロレンツォが指摘していました。Tシャツにちょっとずり下げたデニム姿のサミュエルは、一見典型的なイタリアの若者。よく日に焼けていて海が似合う。「彼女は自然に造られているワインを専門に扱っているエージェントだよ」とロレンツォがわたしを紹介してくれると、緊張した面持ちで、そして若干迷惑そうな、いぶかしむような鋭い視線をわたしに向けた。あまりフレンドリーとは言えない第一印象だ。チンクエテッレという白ワインの銘醸地という伝統に縛られた土地で、異端ととらえられながらも、ひとり孤高に自分のスタイルを貫くためには数多くの偏見と闘わなければなかったはず。興味本位の訪問など迷惑なのだろう。「長い熟成に耐えうる白ワイン、赤ワインと全く同等に複雑さを持ち、テロワールを表現しうるミネラルを備えた強いワイン」そこを目指す上で、また余計な手出しをしないために、自然と白ぶどうでもマセレーションする手法に行き着いたし、自分のおじいさんはそうやってワインを造っていた。タンクから飲ませてもらったワインの色を見てもおどろかないどころか、そうこなくちゃという喜々とした態度でテイスティングする私を見て安心したのか、ぽつりぽつりと語り出してくれた。チンクエテッレでは、どんなくだらなく見える(失礼、でも本当だ)ワインでもべらぼうに値段が高い。その理由を、土地の有名さからだと思ってはいけない。一度でもこの地を訪れれば、納得できるはずだ。ドイツのモーゼルはかくありなんという感の、想像を絶する急斜面。畑の上に立たせられるだけで、足元を見降ろすと転げ落ちそうで怖いほどだ。ブドウを運ぶのに使っていたのだというトロッコのような小型のモノレールに乗せてもらったが、ジェットコースターの100倍スリルがあった。段々畑は非常に幅が狭く、いっさいの、小型の耕運機さえ入れない状態。ボルドー液を撒くのさえ手動のポンプだけだ。肩で30kgあるタンクを担いで、この急斜面を下りるところを想像しただけでも、足がすくむ。先に共同組合くらいしか飲むべきワインがないようなことを書いたが、造り手自体がほとんど残っていないのである。みな放り出してしまったのだそうだ。どんなに真面目にワインを造っても、価格競争となると全く分がない。共同組合にブドウを買ってもらい、観光業で食いつないでいくのが農家に残された唯一の道だったのだ。最高の白ワインが生み出されるに違いない約束の地であることを知りながら、その極端な生産効率の悪さからワイン造りをあきらめるしかないという厳しい現状。その真っ只中でサミュエルは育ったのだ。「絶対に偉大な白ワインを造り出すことができる」という信念だけを秘めて...。彼はまったく独自に、誰からも影響を受けずに今のやり方にいきついている。一口飲んだ時の第一印象は、「マッサヴェッキアの白にとても似ている」だった。「ヴェルメンティーノ(マッサヴェッキアビアンコの主要品種)を強く感じる」とわたしがいうと、「おかしいな、ほんの少ししか入っていないけれど」といわれた。確かに、ぶどうじゃない。スタイルなのだ。そして、偉大...Grandeグランデ...とよばれるワインだけが持つことを許される、強烈なアフター。わたしは個人的に、ワインの香りにおいて重要なのは、はじめにグラスから香るアロマではなく、飲み下した後に鼻から抜けるほうの香りだと思っている。そのアフターが素晴らしい。アタックにある多少強めの樽も、アフターでは全く気にならない。そして余韻。このサムエーレとかいう男の子(ごめんね、わたしから見ると...)、まだ26歳とか言ってなかったっけ?…恐ろしいヤツだ。間違いなく、グラヴナー級のヴィニェロンに出会ってしまった。10年後、チンクエテッレは世界遺産としてでなく、サムエーレ・ハイジという名前によってその偉大さを世界に示すことになるだろう。<<以上>>ふう~~~。ひさびさの大作で、息切れしちゃいました。メルマガではちょっとはしょりすぎたかしら?最初の5行と最後の5行くらい残して割愛してしまいました。でもその方がいいですよね。もう迷惑ホルダーはごめんだし。でも、この造り手は、わたしの6年という短いクルティエ歴の中では、1,2を争う大発掘です。インポーターさんはヴィナイオータさん。わたしがイタリアから興奮して電話をかけると「あ、その名前知ってる!まったく別方向からも、絶対行ってみろっていわれてたんだ。確か家にサンプルがあるよ」との答えにびっくり。彼がやってくれるなら、サミュエルの未来は決まったも同然。鬼に金棒です。その衝撃の出会いから1年以上たってしまいましたが、やっとこさ日本に入荷してきました。===サムエーレ・ハイジの詳細はコチラ=== ↓ ↓ ↓ ↓ ↓http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/695326/695479/695571/828375/
2008年09月05日
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見てくださいコレ~~~!!PASTAらないと!ワインリストListino di Vino*m=maturo 1maturo=1yen (1マトゥーロは1円に相当します)~Spumante スパークリングワイン~プロセッコ種(ヴェネト州)Prosecco Sur Lie プロセッコ シュール・リー Casa Coste Piane カーサ・コステ・ピアーネ ………300m~Bianco 白ワイン~ペコリーノ種(マルケ州)Offida Pecorino オッフィーダ ペコリーノ 2004Le Caniette レ・カニエッテ ………500mヴィトフスカ種(フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州)Carso Vitovska カルソ ヴィトフスカ2004Zidarich ジダリッチ ………700mマントニコ種(カラブリア州)Val di Neto Bianco Efeso ヴァル ディ ネート ビアンコ エフェーゾ2002Librandi リブランディ ………600mボスコ種/アルバローラ種/ヴェルメンティーノ種 (リグーリア州)Cinque Terre チンクエ・テッレ 2006Samuel Heidi サミュエル ハイディ ………700m~Rosato ロゼワイン~モンテプルチャーノ種(マルケ州)Marche Rosato"Don Chisciotte"マルケ ロザート "ドン・キショッテ" 2005 Allevi Maria Letizia アッレーヴィ マリア レティッツィア ………300m~Rosso 赤ワイン~フレイザ種 (ピエモンテ州)Freisa del Monferratoフレイザ デル モンフェッラート "フィオル ディ リゾ" 2006 Daniele Saccoletto ダニエレ・サッコレット ………300mカリニャーノ種/モニカ種 (サルデニア島)Piccadeピッカーデ 2006 Panevinoパーネヴィーノ ………400mピニョーロ種 (フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州) Colli Orientali del Furiuli Pignoloコッリ オリエンターリ デル フリウリ ピニョーロ 2003Moschioniモスキオーニ ………1200m サンジョヴェーゼ グロッソ種 (トスカーナ州)Brunello di Montalcinoブルネロ ディ モンタルチーノ 2003Paradiso di Manfrediパラディーゾ ディ マンフレディ ………1500m*m=maturo 1maturo=1yen (1マトゥーロは1円に相当します)われながら、よくもまあこんなにマイナー品種ばっかり...とあんぐりしてしまいます。が、単にレアな品種を寄せ集めたわけではありません。世間的には名を知れらていないような品種でも、ワインになった時の個性、熟成のポテンシャルの高さなどにこだわって、イタリアにはまだまだこんなに面白いブドウがあるんですよ、と実感していただけるようなチョイスにしたのです。有名どころでいえばブルネロの品種、サンジョヴェーゼ・グロッソが入っていますが、それ以外のブドウ、プロセッコ以外で聞いたことがあるものがひとつでもありますか?あ、モンテプルチャーノは比較的名が通っているかな?今回の目玉といえば、そのブルネロ(店長サノヨーコが日本に紹介し、上陸して間もないというのに"ソルデーラを超えるただひとつのワイン"とまで噂され、すでにカルト的な人気を誇っているパラディーゾのことです!)もさることながら、大大奮発はモスキオーニでしょう!最新のワイナート誌のイタリア特集でなんと2004年が98点をマークしてしまったピニョーロを出してしまいます。こんな貴重なワインが一杯1500マトゥーリで飲めてしまうなんて、太っ腹すぎる!ワイナート誌のコメントをちょぴっと読んでみましょうか?髪の毛を掴んで引きずり回すような暴力性を秘めた硬質なタンニンを、ゆるぎない自信に満ちた濃厚な果実味が抑え込み、タイトに縛り上げて、陶酔的な甘さとおそるべき緊張感を同時に体現する、狂ったように力強い、これぞピニョーロ。花、カシス、ブルーベリー、ハーブの清涼感のある香り。<<ワイナート誌46号より抜粋>>…ときて、なんと飲みごろに至っては2024年と書いてあるのです。2004年ヴィンテージのコメントですから20年後、ってことですよ。いったいどのようなワインなのか興味を持たずにはいられないコメントですよね。 わたしは7,8年前に飲んだきりですが、非常に個性のはっきりした、他人に媚びないクールなワインだったのを覚えています。確かにタンニンはすごかったですけれど。今回出すのは2003年ヴィンテージでとても暑い年でしたから、比較的飲みごろになるのが早いはず...とはいってもどれだけガチガチなんでしょう?楽しみです。羊のアニョロッティぐらいないと厳しいかもしれませんね。
2008年09月04日
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日曜日にイベントやります!!姉妹店MATU:RO9月7日に行われる楽しいイベントのご案内です!毎度おなじみギリギリ告知でございます。もう日曜日には予定が…というお客様には本当に申し訳ありません。でも、この企画を見たら、予定変更する価値大、とわかっていただけるはず…。告知が遅かったため、まだ残席ございます。皆様のご参加をお待ちしております。楽しいですよ~~~!美味しいですよ~~~~~!! 第2弾PASTAらないと!札幌の短い夏はあっという間に過ぎ去り、ぐんと秋めいてきました。ワインがより美味しく感じる季節ですね。待ってました、の食欲の秋!です。夏にはちょっぴり減退していた食欲も、ふたたび盛り返してくる頃です。そこで、PASTAパスタです!どんなに多彩なイタリア料理も、主役はなんといってもパスタ料理です。パスタはその形状とソースの組合わせによるバリエーションが無限。超シンプルなアーリオ・オーリオのスパゲッティからオーブンで上げるラザニアまで、ズラリと並ぶメニューからひとつだけ選ぶのはなかなか大変な作業です。ほんとうは、あれも、これも食べたい。‥だったら、あれもこれも食べちゃおう!魚介のカバテッリとくれば、白ワインの定番ヴェルディッキョで流し込むかはたまた聞いたことのないペコリーノという品種に挑戦するか?アニョロッティときたからにはピエモンテの赤がいいか…ん?このワインにこのパスタ…絶妙!…なんてベストマッチングを選んじゃったり。そう、マトゥーらないと第二弾、パスタらないと!のテーマはAbbinamento Regionaleあっびなめんと れじおなーれ(地方料理と地方ワインのマリアージュ)。ワインは徹底的にイタリア土着品種にこだわります!しかも、日本初上陸の魅力的なワインがわんさと登場!おなじみ「こども銀行 MATU:RO紙幣」のチケット制で、今まで知らなかったイタリア独自の品種を沢山試してみましょう。日時:2008年9月7日(日曜日)19:00~おひとり人様 3500yen *パスタ10品、デザート付 (ワインは別途チケット制)お申し込みは直接MATU:ROまで011-241-0707パスタだけでなんと10種類!井藤シェフ自慢の作りたて手打ちパスタに、違いを感じて頂くためにあえて乾麺も1~2種。一番好きなパスタの形状はどれですか?好みのソースは??ソースとパスタの形の相性も大切です。いろんな地方のいろんなパスタを、旬食材を彩りよく組合せた井藤シェフのアレンジで、札幌にいながらにしてイタリア全土を食べつくしてしまえ!というゼータクな企画。みんなで上手におだて...いやいや盛り上げれば、お約束!の夜更けの「アーリオ・オーリオもオマケに出てきちゃうかも?●●●メニューの一例●●●パッパルデッレ帆立のジェノヴェーゼソース仔羊肉を詰めたアニョロッティ魚介ソースのトロフィエアーリオ・オーリオ仕立てかぼちゃのニョッキ バターとサルビアソースラグーソースのラザニア他5種ワインが自慢のマトゥーロも、今回だけはパスタが主役。10種類の多彩なパスタメニューと最高に合う1本を見つけ出すのが今回のミッション。せっかくだから、地方料理をより楽しめるようイタリア土着品種にこだわって、パスタを引き立てるワインを探します。が!マリアージュは実際やってみないとわからない。想像上では「お・合いそう!」と思っても、いざ試してみると「‥‥‥」逆に「ええ?」と思う組み合わせが以外にイケちゃったりするから面白い。ワインは現在MATU:ROスタッフ総出で検討中。メニューを見て、「このワイン、品種は絶対に合う!」と思ったら、ぜひブログに書き込んでください。皆さんのご意見をお待ちしております。そしてもちろん、皆さんの参加をお待ちしております。お申込みは直接MATU:ROまで!(011-241-0707)
2008年09月04日
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買い物自慢札幌はすっかり秋一色といった雰囲気だけれど、わたしはまだまだ夏の余韻に浸っているのである。ああ、楽しかった東北旅行。青森でとても素敵な工芸品屋さんを見つけ、浮かれて色々買ってしまった。一番のお気に入りは、こども用スリッパ。こども用と侮ることなかれ、天然染の麻でできており、何より素敵なのがこのソラマメ状のフォルムである。もう一目惚れ!鮮やかだけれど落ち着いた朱色にすいよせられてパッと手に取ると、火山が「あか!あかっ!あかあ~」と最近覚えたばかりの数少ない色の単語を使って叫んでいる。「かわいいね、買ってあげようか」という前からつかんで離さない。速攻お買い物カゴ入り、まずひとつめ。一緒にいたO氏のところのユート君も「僕も」とばかりにママを見上げるのだが、残念ながら在庫はこれだけという。とても心惹かれている様子なので(よくわかるよ、ユート君!)取り寄せてもらうことにした。最終的に色違いの青にしたのだけれど、赤の渋い色合いからは創造できない鮮やかなターキッシュブルーが届いたと後に聞いた。それはそれで素敵そうだ。よく見ると小さく鹿の模様が刺繍されている。芸が細かい。 その後はもう次々に好きなものを見つけてしまい、何をあきらめるかで一苦労した。大人な雰囲気のお店で「マンマッ、マンマッ、マンマッ~~~~!」と叫ぶ火山に適当に相槌をうちつつ自分のお土産を吟味するわたしをみてO氏の奥ちゃまTちゃんは「やっぱりあのひとおかしいわ」と(若干)あきれたらしい。あとでO氏にいわれてしまった。しかし、モノ、大好きなのです。本当にコレだけはどうにもならない。「モノに対する愛、隠せない~♪」とムーンライダース(古いな~)も歌っていたではないですか。子供用の飯茶碗。これも秀逸。飛行機やうさぎさんの乗ったヘリコプターが絵付けされているのだけれど、ファンシー路線には傾いていない。食器に限らず子供用デザインは、特に動物柄だったりするとあまりにもバカにした漫画チックなものが多いけれど、こういうのはなかなかない。ほのぼのしているけれどサン○オなんかのキャラクターのように醜悪でなく...当然買い物カゴへ。ご飯の時間が楽しくなるに違いない。スリッパと食器を一緒に撮影するのは少し気がひける。手前の箸は別の物産展で購入。青森ヒバを用いた5角形箸。その場で子供の手に合わせてカットしてくれ、余った部分で箸置きを作ってくれた。ヒバは殺菌作用が強くカビにくいという。 自分用には麻の文庫本カバーとハンカチを3枚購入。ここにはないけれど他に贈り物として同じ麻のハンカチと、親しい人に贈りたくなるやわらかくて使いやすそうなガーゼのハンカチを2枚求めた。ハンカチは他にも素敵なものが沢山あった。薄墨色の麻布でできた文庫本カバー。細い金糸銀糸で刺繍が入った大判の麻ハンカチと朝顔模様のガーゼハンカチ。 ああ、モノに対する愛…隠せない。
2008年08月31日
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ジャムの女王、あんず東北旅行の際お世話になったO家、O氏の奥ちゃま実家などにお礼の品を送ろうしたのだが、はて?何を送ろう。母が「夕張メロンがいいんじゃない?とうもろこしとかは、農家なんだから作っているんでしょう?」とメロンを勧める。しかし、わたしは贈答用メロンというものに対してどうも懐疑的である。先日も高級なメロンをいただき、家族で食したのだけれど、頭痛がするほど甘かった。明らかに、農産物の、自然の創造物のプロポーションを逸していた。最近はスーパーなどでも果物の糖度を表示してあるところが多いが、贈答用の高級ブランドメロンともなれば出荷前に糖度計で計り、一定の基準を満たしていないものははじかれてしまうに違いない。「贈ってみたらハズレだった」なんてことが許されないのだ。わたしが食べたのは夕張ブランドではなかったけれど、とにかくむせ返るほどに甘くて、8分の1切れ食べたら喉が渇いた。焼け付くようなべったりした甘さ。いつもは汁まで飲み干す果物好きの息子も最後まで食べ切れなかった。度を越して甘いのである。そのくせ、あまり香りがしなかった。甘けりゃいいってもんじゃないよな~と思う。イタリアにも様々な種類のメロンがあるけれど、こんなに甘いものには出会ったことがない。これほどの甘さを得るために、どれだけの労力が払われているのだろう?「ううん、メロンかあ~」と思ってよくいく国産野菜だけを扱うスーパーに出かけたら、偶然あんずを発見。しかもあきらかに生食用ではない。小粒で、皮がきたなくて、ひと目であまり防カビ剤など使われていないことがわかる。1kg269円也。みると「青森産」とある。ジャムしかない!早速6パック買い求める。どかどかカゴに放り込んでたら、「奥さん、これで何なさるの?」と隣で見ていた主婦と思われる年配の方に声をかけられる。「ジャムです。すごく美味しいんですよ。種は手でとれるし、皮ごとざくざく切るだけでいいのでとても簡単なんです。」奥様ではないけれど無視して答えると「砂糖の分量は?」と聞かれ、気がつくと他に3、4人主婦の輪が出来ていた。わたしがレシピを説明すると、皆2パックほど買って帰っていった。ホク〇ンさん、感謝してね。今回は贈答用なので、よく熟したものだけを別によけて、セレツィオーネ(セレクション)バージョンも作ってみた。かなり厳しい選果をしたつもりである。 未熟果が30%くらい混じったミックスバージョンと、未熟果だけを集めたバージョンも作った。未熟果のほうは、火の通りが悪いので小さめにカットする。セレツィオーネのほうは、食べてみると非常に甘いので砂糖を他のものより10%程度少なくしてみた。ミックスで25%、完熟だけのセレツィオーネで15%と、完熟版は砂糖少な目のわたしのジャム歴の中でも極端に低い。ちなみに、イギリスの一般的な家庭のクラッシックレシピは果実と砂糖が1対1である。 こちらが未熟果いりのバージョン。小さめにカットしてある。 こちらが完熟バージョン。ざくざく切っただけでもすぐ火が通る。どちらも煮始める前に砂糖につけて水分を出しておく。あんずなどの香りがデリケートな果物は、加熱時間が短ければ短い方が良い。完熟果のみの場合はある程度やわらかいので加熱時間は短くてすむが、その分ペクチンが少ないし砂糖も少ししか入っていないので、固まりにくい。結局ミックスの方が45分、完熟の方が20分で好みの固さに達した。ただし、完熟バージョンは量も少なかったし口の広い浅い鍋を用いて一気に水分を飛ばしたので、同じ条件で作ったらもっとかかったかもしれない。 できたジャムがこれ。このまま冷凍保存できるし、完全には凍らないのでフリーザーから出して手でもめば、即席シャーベットが出来る。ううん、やっぱりアンズはジャムの女王!今回使用したあんずは香りが弱く、シチリアで作ったような具合にはいかなかったけれど、それでも完熟バージョンの美味しさは他と食べ比べてみれば歴然。そういえば、完熟果を煮ているときには全く灰汁が出なかったのも興味深かった。エグみは未熟果からくるんだね、やっぱり。なんだかワインにも通じるような...。
2008年08月31日
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砂糖菓子3部作を書いた後にメルマガを書き始めたら、とてつもなく長くなってしまい、勝手に送りつけるメルマガでこの長さは…と戸惑いをおぼえたため、一部割愛してショートバージョンにしてみました。こちらがその完全版です。「斜め読みでも読みきれなかったよ。」…絶対Sちゃんに嫌味いわれるんだろうな。カッシーナ・ロエラCascina Roera(ピエモンテ州)8月26日配信『ほぼ日刊まるやまや』インテグラルバージョンこの文章は、MARUYAMAYAのメールマガジン用に書かれたものです。~飛躍的に腕を上げたふたり。相当のレベルです~ずっと、ずっと、追い続けてきました。 ここまでスゴくなるとは、正直想像できなかった。写真左がクラウディオ、右がピエロ。真中は彼らの友人でエージェントでもあるスイス人。 まがいなりにもクルティエという仕事をしていると、沢山の造り手と知り合うことになる。見つけてきた造り手が最終的に日本へ輸入される確率はといえば、わたしの場合で言えばイチローの打率よりちょっと低いくらいのものだ。それが紹介して商談が成立する確率となると、イチローの打率よりはぐぐんと高くなる。...うう~ん、そう、わたしがイタリアに行って財布を盗まれる確率程度に高い。紹介する前に何度もサンプルを取り寄せたり訪問したりして吟味するからだ。またまた長くなってしまったくだらない前置きはさておき、カッシーナ・ロエラのピエロとクラウディオとはこの仕事を本格的に始める前からの付き合いである。紹介してくれたのはトリンケーロのエツィオ。「すごく頑張ってる奴らだから一度行って見るといい」と。エツィオは常に信頼できる情報源である。他人のワインにも辛口であると同時に「良いものは良い」とはっきりした態度を取れる。お茶を濁したりしない。だからこそ自分のワインを「なんて爆弾なんだ!」と褒めたりしても、単なる自画自賛に聞こえない。おなじ町でワインを造っているのだというカッシーナ・ロエラのワインを、「カッフェ・ローマ」という彼らの暮らすカスティリオーネ・ダスティ町のバール(オーナーは名物男で、すごいワインの目利だ)で飲ませてもらった。なるほど悪くない。その程度の印象しか当時は持たなかった。その後2003年にフランクと一緒に彼らの畑を訪ねた。今でもフランクが彼らの畑を見た瞬間の、「ヒュウ~」という口笛と驚いた表情とを覚えている。とにかくよく手入れがされていた。当時わたしはまだ畑仕事は収穫くらいしか手伝ったことがなく、フランクがいう「これは大仕事だ」という意味がよくわからなかったのだけれど、ふさふさと茂る雑草をよく刈り込み、太陽が適度にあたり風通しも良いように整然と枝を結び、ひとつひとつのブドウがそれはそれはつやつやと、決して多くない割合で枝に残っていたのだけは覚えている。タンクから飲ませてもらったワインの旨みが強いのとものすごく余韻が長いのにも驚いた。けれど、別室で飲ませてもらったボトルからは、その時感じたようなパワーがない。美味しいくてきれいだけれど、よそよそしい。ヴィンテージが違うとはいえここまで個性が変ってしまうものだろうか。フィルターを細かくかけすぎていたのだろうか。美味しいのだけれどパーソナリティーに欠ける、そんななんとなくすっきりしない印象だけが残った。それでも、毎年気になってサンプルを送ってもらい、機会あるごとに仲のよいインポーターさんらにテイスティングしてもらったが、みな口をそろえて「悪くないんだけれどね~」と結ぶ。けれど、確実に毎年美味しくなっている、という確信はあった。そこへきて今年のヴィッラ・ファヴォリータである。ラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレ先生が主催する、自然派ワインイベントの参加者リストに、彼らの名前を見つけたときの嬉しかったこと!そうだよなあ、がんばってたもんなあ、と身内気分だ。通訳業に負われてろくろくテイスティングできず、ウロウロ会場を回っているといきなりヴィナイオータのオータ氏に呼び止められた。「ちょっと、コレ飲んだ?」カッシーナ・ロエラだった。わたしが他のインポーターさんに紹介しようと話を進めていたのでなければ、彼自身が取り扱いたかったのだという。改めて彼らの前に立つ。「Posso assaggiare qualcosa? 何か味見しても良いですか?」と白々しくグラスを差し出すと、ピエロが自信ありげに「どれからでも」と6本くらいあるボトルの上に手を広げた。そして、そのどれもがもの凄く、本当にものすごく美味しかった。よくぞここまで...と涙まで出そうになる。すっかり身内だ。長かったなあ、いや、たった5年でここまで腕を上げたとしたら、あっという間と表現すべきなのかもしれない。あとで知ったのだけれど、同じくカスティリオーネ・ダスティでひと知れず偉大なワインを作り出すカーゼ・コリーニのロレンツォ・コリーノ博士も、彼らのコンサルタントとして畑の仕事におけるさまざまなアドバイスを与えていたのだという。ピエロが「畑仕事だけじゃなく醸造についても教えを請いたいのに、自分は素人だからって相手にしてくれないんだ」とぼやいていた。なるほど。カッシーナ・ロエラにトリンケーロ、カーゼ・コリーニ、役者が揃ったという感じ。それぞれ2kmと離れていないほど近くに畑を持ち、おなじバルベーラというブドウからワインを造っているというのに、ここまで個性が違うというのもおもしろい。そして、ここまでレベルの高い3つのワイナリーがひとところに集まっているというのも、偶然とは思えない。切磋琢磨するには、石同士が近くなければ...。フリフリのオズラヴィアにひしめく玉石たちの例みたいに。
2008年08月25日
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弘前、大阪屋の『冬夏』東北へのヴァカンスで滞在した弘前は、城下町だけあって情緒ある家並みに歴史ロマンが漂う素敵なまちで、今も昔ながらの仕事を続ける老舗のお菓子屋さんや染物屋さん、塗り物屋さんなど歩いて回るのに楽しいところが沢山あった。歴史的建造物に指定されている古い建物の所在地を示すマップを見ながら「大阪屋」という和菓子屋さんを訪ねた。そこで出会ったのがこのお菓子。美しいお菓子が並ぶウインドウの後ろに、それは見事な津軽塗りのせいろが置いてある。「昔はお殿様へのお菓子はこれで蒸し上げたんですよ」とお年は召しているがしゃんとした上品な女性が説明してくれ「おひとつどうぞ」と勧めてくれた。写真とは違い、味見用なのか真ん丸く小ぶりに作られている。見た目はシンプルな和三盆菓子だ。ところが。衝撃の食感なのである。一緒にいたO氏夫妻も同様に衝撃を受けたとみえ、顔を見合わせている。「うわあ、これはなんともはや…。驚くほど軽いね」やっと出たのはその程度のコメント。この世のものとは思えない重量のなさなのである。「つい昨年まではね、献上品ということで、一般にはお売りしてなかったものなんです。それがやっと皆様にもお出しできることになりまして…」原材料を見ると砂糖・米粉・塩とだけある。シンプルの極みだ。「冬夏、というんです。」と先の老婦人が教えてくれた。なるほど。…なるほど。早速2箱求める。ひとつは自宅に。もうひとつはレストランのスタッフに。和菓子嫌いのフレンチシェフ長尾クン。これには参ってくれるだろう。意外だがエスプレッソにもとてもよく合った。こんなに衝撃を受けた食べ物、久しくなかったような。誰かに教えずにはいれれぬような。大切な人にはどうしても食べて欲しくなってしまうような。弘前に出かけたら、ぜひ大阪屋さんへ立ち寄ってみてください。
2008年08月25日
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Meringa di CAINO 土曜日自宅で食べたおやつはカイーノのメレンゲだった。わたしは大のメレンゲ好き(好きなものが多すぎてごめんなさい)。イタリアにいた頃も良く食べた。卵白と砂糖、少しの塩だけを使ったいたってシンプルで素朴なお菓子だけれども、それだけに本当に美味しく出来ているものは少ない。イタリアでは、バール・パスティッチェリア Bar-Pasticceriaと呼ばれるカフェ兼お菓子屋さんというべき存在のバールが多数あり、日曜日ともなると親戚や友人宅を訪ねるための手土産にと、ピッコロ・パスティッチェリアPiccolo Pasticceria、いわゆるプチ・フールをトレイに山ほど買いに来るひとたちでにぎわう。メレンゲはそこでお菓子として買われたり、朝食がわりにカプチーノと一緒に食べられたりしていた。決して主流ではないけれど、どこのパスティッチェリアにもあったから存外リクエストの多い定番なのだろう。メレンゲは、たいていこのパスティッチェリアで購入できるし、パニフィチオPanificio(パン屋さん)でも焼きメレンゲを売っているところが多い。そして大抵の場合、ものすごくデカイ。そりゃあもう、日本人だったらなんじゃこの特大あんまんみたいのは?と驚いてしまうくらい大きい。ローマのレストランで働いていたときに、すぐ近くにあったバールでよく買って食べた。ダモーレD'Amoreという名前だったかな?メレンゲはやや甘すぎるきらいがあったけれど、季節になるとでてくるモンテ・ビアンコ、つまりモンブランにはこのメレンゲが丸ごと1個埋まっていて、たっぷり絞った栗のピューレクリームは甘くなく、むちゃくちゃ美味しかった。あんまん大のを一度に2個くらいペロリ。すごい満足感。上に乗ってる生クリームも甘さ控えめで固めに立ててあってね、モンブランだからね、頂上は白く覆われてないとね...。以来日本でモンブランの台がスポンジで出来てるのは食べなくなってしまった。モンブランはメレンゲで勝負です。イタリア全土で非常にポピュラーな存在だといえるメレンゲだけれども、実は中が半生でトロリと仕上げたものと、カリッと中心部までよく火を通したものと2種類あって、店によって違ったり2通り作っている店があったりする。わたしの母が昨年の6月に一緒にイタリアに(子守のため)ついてきてくれたときにピエモンテでこのお菓子を食べ(たしかイザベッラのところにあったのをもらったはずだ)、いたく気に入ってしまったので時々買ってかえる。それは中がとろ~りバージョンだったけれど。ピエモンテでは「日本ではあまり見かけないわよね~。もの凄く甘いのになんだか後引いちゃう。」と特大あんまん様のを2,3個続けて食べていた。結構すごい砂糖の量だと思うのだけれど。そう、当たり前だけれどメレンゲはごくごく甘いのだ。卵白以外の部分は砂糖なのだから仕方がない。なのにがっつり食べられてしまうのは口の中ですぐには溶けないため、甘さとして認識されにくいからか。このままでザコザコ頬ばってもよいし、砕いてエスプレッソなどに浸して(すぐには溶けませんよ)食べても、またアイスクリームに混ぜ込んでその食感ギャップを楽しんでも良い。エスプレッソやビターチョコレート、キャラメル系のジェラートに混ぜると最高に合う。あのヴェッキオ・サンペーリをふんだんに使ったジェラートを食べられるサン・クリスピーノというローマのジェラート屋さんでもこのメレンゲを混ぜ込んだものが2種類(チョコチップ入りかなしかの差)あって、常に人気だった。さて、ここで紹介したメレンゲは、カイーノというトスカーナの星付(今はわからないけれど)レストランの女性シェフ、太って恰幅の良い、イタリアの陽気なマンマを体現したようなおっかちゃんがひとつひとつ手作りしているもの。焼ききった方のタイプ(でないと日持ちしない)だ。ちょっと値段は高いけれど(この袋で2300円也)、写真でわかるかどうか(ライター置いてみました)これはあんまん大ではなく小ぶりな方とはいえ、クッキーかなにかと比べるとかなりひとつひとつが大きい。しかもこの写真の状態で、すでに6個食べた残りである。数えたらこの袋には26個入っていた。日持ちもするし、安いくらいではないかと思う。イタリアで食べたどのメレンゲよりも肌理が細かく、カリッと仕上がっていると同時にしっとりとさえ感じるなめらかさもある。これは、ほとんど和菓子の世界では?まあこれが茶菓子として出されてしまったら、規格外のサイズから「通好み」とは見なされないだろけど...。 断面図。このキメの細かさが伝わるかしら。 そういえば、東北でショッキングな和菓子に出会った。というわけで、砂糖菓子3部作その3へと続く...。
2008年08月25日
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Pietro Romanengo 金曜日のおやつはピエトロ・ロマネンゴのピスタチオ・シュガーだった。「Sちゃん(社長)なんか買っていい?ムショーに甘いものが食べたい。あ、福江クンが来た。オハヨウ。福江クンカフェ淹れようよ、カフェ。これ開けるから」とひとりで喋り続けながら(誰も一言も口をはさんでくれない。なぜだろう?)ぺりりとロマネンゴの繊細で美しいロイヤル・ブルーの薄紙をはがし、ぽりんっとひとつ齧ってみた。「わ、むちゃくちゃ美味しいよ、すっごく美味しいよ、ねえったら」と言っているのに誰も手をつけない。わたしだけがボリボリ食べている。本当は10個くらいいっぺんに口に入れてみたくなったのだがエスプレッソもまだ来ないからぐっとこらえる。ほどなく福江クンが(はっと今気がついたんだけれど、なぜ彼だけ実名で出てしまったのだろう?社長はSちゃん表記なのに...。きっとこのブログがMARUYAMAYAのもので、ここで一度でもワインを購入したことのあるひとならば「MARUYAMAYAの福江と申します。この度は~という暗いサンクス・メールを受け取ったことがあるはずであり、メルマガにも何度も実名で登場しているのだからFと書いたところでどうせ誰だかわかってしまうはず...とでも思ったのだろうか。それともSちゃんと違って悪口を書くようなことはないから油断したのだろうか。いずれにせよもう遅い。ごめんね、Fクン。すっかり本題からそれてしまった。そう、そのFクンがエスプレッソを淹れてくれたのでさらにボリボリとピスタチオ・シュガーをつまみ続けたんだった。今日のお豆はジャマイカ・カフェではなく、アルベルト・ベラーニ。コモにあるメーカーで、ジャマイカには及ばないがそれでもかなりイイ線いってると思う。ちなみにFくんはエスプレッソを淹れるのがとても上手だ。スタッフみんなからバリスタと呼ばれている。粉の湿り具合によって微妙に粉をプレスする圧力を変えたりして、常にほどよい濃さでサーヴィスしてくれる。彼が淹れるとなぜか香りも甘さが引き立ち、後味のえぐみも出ない。使っている豆は同じなのに。「あ~おいし~~」とカフェとピスタチオを交互に口に入れて幸せにひたる。やっとSがひとつポチっとつまんで「美味いね」とクールにうなずいた。ボリボリ食べたっていいのに。わたしはロマネンゴの砂糖菓子が大好きで、色々食べているつもりだったけれどピスタチオナッツだけまだ制覇していなかったのだった。想像はしていたけれど、やっぱりコレも上品な味だ。とにかくナッツそのものも美味しいんだよね。ピスタチオってあのミックスナッツに殻つきで混じってる緑のやつですよね、というアナタ。アナタが想像しているあのしなびた化石みたいな食べ物とこのピスタチオは縁もゆかりもありませんからお気をつけください。全くの別物です。ううん、困った。今までは1位:アニス、2位:松の実、3位:アーモンド、だったのだが(アーモンドとシナモンの順位は時々入れ替わる)、ピスタチオ、かなり追い上げてきました。お~~っと早い、早い、ピスタチオ、抜くか、抜くか、メダル圏内に入るか~~っ!!っとひとりオリンピックごっこをしてみたりする。アーモンドは抜かれてしまうかもしれない。アニス、松の実は余裕だな。などとひとり表彰台に上る砂糖菓子たちの姿を想像しながらピスタチオシュガーをつまんでいる内に、Fくんはまるやまやへと出かけてしまった。一粒も食べずに。珍しくカフェも飲んでいかなかったから体調でも悪いのか、わたしの食べる勢いに圧倒されたのか...。あとで配達のときに戻ってくるからとって置いてあげよう、と思って包みをみると4粒しか残っていなかった。
2008年08月24日
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The 日本の夏休みお盆も明けて、また日常の生活がはじまってしまった。今年の夏休みは、火山とふたり東京・つくば・東北へとヴァカンスへ。つくばではインポーターO氏の奥ちゃまの実家でお世話になった。彼女の家は代々続くお米農家で、北海道ではなかなか目にすることのない、由緒正しき日本の田園風景を楽しめる。広大な敷地にでんと構えた日本家屋、ものものしい石蔵、長い縁側、板張りの廊下...。わたしたちが到着すると玄関先では梅干し用の梅が干してあった。蝉の大合唱に取り囲まれ、もぎたてのトマト、きゅうりやいんげん、ゆでとうもろこしを山ほどほうばり、水遊びしたあとは手作りのアイスクリーム。O氏の長男遊人くんは火山よりちょうど6ヶ月大きい。2、3歳の年の頃だと、まだ一緒に遊ぶという感覚はなく、おのおのが好きなことをしているという感じではあったがそれでも仲良くプール遊びなどしていた。 つくばへお邪魔してO氏の新居&新セラーなどを見学させていただき、いったん東京へでかけインポーターFくんの結婚パーティーに参加したのち、ふたたびO氏一家と合流し東北へと旅立った。火山も遊人くんも大の祭り好きなのだ。弘前のねぷた祭りは日本三大祭りに数えられる青森ねぶたとは違い、ずっと小規模で家族的。孫が太鼓たたくから応援さきたべ、的ノリで観客側ものんびりしたムードが漂っていた。それでも火山は大きな和太鼓のリズムに圧倒され、手にしていた食べかけの焼き鳥を握り締めたまま、1時間近くも微動だにせず山車がゆくのを食入るようにながめていた。思い出にと買って帰ったねぷた金魚のちょうちんを見るたびに今でも「やあやあど~」と叫んでいる。よほど印象に残ったのだろう。 一方弘前在住のO氏友人のはからいで行列に参加させていただいた青森ねぶたでは、そのあまりの規模・音量の大きさに負けてしまったのか「らせら~」のねぶた囃しが迫ってくるたび驚いて泣き叫び、わたしから離れなかった。せっかく着付けまでしてもらったのに。それでも、翌日見た会場ねぶたは火山から見ても美しかったらしく、焼きそばをもりもり食べながら楽しそうに眺めていた。夏祭りの人ごみと喧噪、海で初めて見た花火大会...。団扇で暑さをしのぎつつ枝豆をつまみながらビールをぐびぐび。火山にとってはなにもかもが初めての体験。絵にかいたように典型的な日本の夏休みを体験させてあげられ、あとあとまで思い出に残るすてきなヴァカンスとなりました。東京ではあまりの暑さにぐったりしていたわたしも、東北のからりとした空気と祭りのムード、美味しい漬物の数々などですっかり元気になり、夏休みを満喫して帰ってきました。残った問題は、アタマの中の夏休みモードをどうやって切り替えるか、ということかな
2008年08月18日
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Confettura di Prugna Giapponese 火山が食べるかと買ってきた杏があまりにまずくて、砂糖をまぶして20分くらい置いた後15分だけ煮て即席ジャムをつくった。杏は皮ごとでも短時間で美味しいジャムになる。それでそろそろ完熟梅の季節ではと思い探すと、あったあった。小粒だけれど1kg500円なり。早速ジャムです。3kgつくりました。 シチリアにいた頃は毎年大量にジャムを仕込んだ。日本に帰ってきてもその熱は冷めず...しかし果物が高くて割りにあわない!ヨーロッパにある果物で作ろうと思うとあまりに高価なので、日本独自の果物~夏みかんや梅など(これならイタリアと比較して悲観したりせずにすむ)で作るようになった。わたしが暮らしていた町はエトナ火山の標高700mに位置し、冬には雪だって降る比較的冷涼な土地だったけれど、さすがは地中海性気候、一年を通してさまざまな果実を収穫することができた。保存食作りの一年はフィノッキエットで始まる。野生のフェンネルだ。上質のワインヴィネガーとオリーブオイルににんにくとアンチョビで味付けしたフィノッキエットを漬け込む。これはもう造るはしから完売御礼だった看板商品。実際よく食べた。ふいのお客様があっても地元のチーズやサラミをスライスして、皿のはしにコレを添えておけばとりあえず前菜になった。2~4月いっぱいと仕込みの時期が長い。摘めば横から脇芽が出てくるので穴場を押さえておけば収穫が楽なのです。その後はもう毎月何かがある。もちろん毎年全てを作っていたわけではないけれど、試作などもかなりしたのでここに書ききれないアイテムだってあったはず。たった一度だけ造った野生に近い品種の黄桃をデ・バルトリのブックラム、しかもオールドヴィンテージに漬け込んだコンポートとかみたいに。これにはレナート・デ・バルトリも感動して食べてくれたっけ。5月にはさくらんぼ、6月に杏、キウイは一年だけ試して以後やめた。ジャム向きの果物と思えない(本当いうと果物としてもあまり美味しくない)。7月はブラックベリーとプラム、すももに桃。8月はレモンといちじくと桑の実、それから忘れちゃいけないトマトソース造り。毎年牛乳瓶をためておいて100リットル以上作った。9月10月はりんご、11月にはマルメロと花梨、そしてブドウの収穫時には摘果したぶどうでモスタルダ作り。ここには畑にあるクルミやアーモンドも入れるので事前に木の実の収穫もする。栗もよくとったなあ。冬になるとオレンジ。冬も終わりに近づくとブラッドオレンジ=シチリア名物タロッコだ。色々造ったけれど、とにかくダントツで美味しかったのは杏です。わたしの中では杏はジャムになるために生まれてきた果物。生食より数倍美味しい。日本では残念ながら美味しい生の杏にあたったことがない。熟しているものは大概実がぼけている。木の上で熟させないからだろうか。シチリアで食べた杏はすごく美味しかった。でもジャムはまた別物、である。そしてイタリアでもシチリアでしか見ない野性の杏で作ったジャムといったら...。この杏はノートNOTOあたりに昔はあったといわれる絶滅寸前品種で、maialino子豚ちゃんという俗名で呼ばれている。直径2~3cmくらいの小ぶりの実だが、これはわたしのジャム歴過去最高の出来。ジャムを造るという行為がこの上なく好きなのである。正確には食べ物をそれが一番美味しい瞬間を狙って瓶に閉じ込め好きなときに好きなだけ取り出して食べる、そのまま食べたりアレンジしたり...その保存食というシステムそのものを愛しているのだと思う。味は劣るのに値段は高いというオフシーズンの野菜や果物を有難がって食べるより、何倍も気が利いている。それでもジャム。何がなんでもジャム。コンフェットゥーラConfettura,マルメッラータMarmellata(ものの本によると、コンフェチュールは果物のジャム、マーマレイドは柑橘のジャム、だそうだ)。家中を満たすあの甘く切ない香りが、ジャム作りをその他の保存食作りから別格に位置づけているのだと思う。狭いテラスに、どかりどかりと椅子と大なべを持ち出し、好みの音楽をかける(ジャムの下準備にはロックの方が向いている。普段はクラッシック党だけどこの作業にはあまり合わないみたい...NirvanaのUnplugedとかよくかけてた)。テラスからはエトナから細く立ち上る煙も見える。雲ひとつない晴天の日にこの白い一本の筋を眺めながら作業するのは気持ちがいい。一人でもぜんぜん苦じゃなかった。まあ、量によるけれど。なかなか減ってゆかない山と詰まれた果実の箱を横目でちらちら見ながら、延々と種や芯を取り除き続けるあのうんざりするような労働(花梨が一番キツイ...恐ろしく固い)も、50リットルの特大銅鍋を屋外用のガスコンロにかけ、秘薬を混ぜる魔女みたいにかき混ぜ続けて腕がだるくなってしまっても、瓶詰めし逆さまに並べられたバラバラサイズの瓶を数える瞬間のあの充実感できれいさっぱり帳消しなのだ。朝起きてエスプレッソを淹れ、パンをスライスしてぱかぱかぱかと3、4種類のジャムを食卓に広げる。ヨーグルトにもどばどばかける。さあ、次は何味にしようかな~なんて悩みながら始まる、こんな幸せな一日のスタートが他にあるだろうか?
2008年07月20日
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RWG仲間です!先日当店のイタリアンMATU:ROにイタリアワインのバイヤーである川頭義之さんが見えました。イタリア専門のクルティエとしての先駆者的存在であり、またワイン誌のライターとしてもイタリア・日本の両国で活躍されていらっしゃるシニョール川頭。新しく日本に輸入されるワインのプロモーションで札幌にいらしたのですが、直接お話しするのは今回がはじめて。ワインバイヤーのはしくれの、ほんとの端っこにいるなんちゃってクルティエからみれば、大先輩にあたる川頭さん。緊張していましたが、お会いするととても気さくでさばさばした体育会系(実際ラグビー部だったとか)の方でした。「ところで次回の原稿内容はきまりましたか?」と開口一番。実は川頭さんがテイスターとして執筆しているリアルワインガイドの最新号に、わたくしサノヨーコもコラムを書かせていただいているのです。雑誌の冒頭でも触れられているように、イタリアワインのレビューコーナーに代わるものとして、この号から川頭さんとわたしの2つのイタリアワインコラムがスタート。わたしが担当しているコラムのタイトルは『サノヨーコのイタリア~~ンな店長日記』というかなりイケているネーミング(絶対石ちゃん凍結してる…言い訳するわけじゃないけれど編集長が独断で決めたタイトルなのっ!)で、わたしのなんちゃってなクルティエ体験やショップで日々繰り広げる失敗談など自由に綴っています。これから毎号連載される予定ですのでみなさんぜひ読んでみてください!当店のWEBショップでも販売しております。http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/695586/695592/806024/ふたりのコラムはページも前後続きで仲良く紹介されていました。...そこで社長Sがいきなりケータイで記念撮影を。はやくブログにのせなければわたしのおぞましい収穫おじさん写真(by 社長S)を店長の部屋にアップするぞとメールで脅してきました。 ちゃんと載せましたよ。たたた頼むからあれだけは世間の目にさらさないでえ~!お嫁にいけなくなっちゃう!!
2008年07月11日
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最近なぜだか非常に忙しい。なぜだろう?やりたいことは沢山あるのに、本当に沢山あるのに全く追いついていない。ブログだって更新したい。メルマガだって書きたい。イタリアから帰ってきたら沢山メルマガ書きます!だのイタリアの土産話もブログで公開しますだのと言っていたのに何一つとして実行していない…。言い訳するわけじゃないけれど(でた!得意の言い訳の言い訳)、ブログでイタリアでのさまざまな出来事を紹介しようったって、手元に写真が一枚もないんだもの。話せば長~~いことなので、長々話させてもらうけれど、実はイタリアに行って2日目にカメラを盗まれちゃったのです。ちなみにそれは買ってまだ3ヶ月足らずの母の所有物。イタリアを発つ前に「あなたそんなカバンで大丈夫なの?お母さんの肩からかける貴重品入れ持って行きなさい」と心配する母の金言を「何年イタリアに住んでたと思ってるのおかーさん。だあいじょうぶだって!」と一蹴して元気に飛び立っておきながら「パスポート緊急発行するから戸籍謄本ファックスしてください」と蚊のなくような声で電話し、ついでにささっと「実はカメラも一緒に盗まれちゃったんだよね…。新しくてもっといいやつ買って返すから、さ」とさらに小声で告白するアホ娘に「あたりまえでしょ!!!」とごもっともなお返事を返す清く正しい母。教訓その1。他人の所有物を持ったままイタリアを旅行するのは控えましょう。教訓その2。身内であっても控えた方が賢明でしょう。一部事情をつぶさに知っている人間がこのブログを読んでいるとわかっているので書き込まれる前に自分で白状してしまうと、カメラだけじゃなくって、かばんごと盗まれちゃったんですよね。そりゃあもう一切合財。パスポートにクレジットカード、NOKIAの最新式の携帯、現金は幸運なことに30ユーロ足らず。不幸なことにちょっとした事情から日本の荷物も一緒に入っていて日本の携帯、日本の免許証、電子辞書、新しく買ったばかりのサングラスまで…。しくしく。着いて2日目ですよ。やんなっちゃうよね、ほんとうに。それも、ヴィーニタリーの初日だったんですよ。これからあちこちのワイナリーを回って、トスカーナやらラツィオやらシチリアやらさらにはパンテッレリア島くんだりまで出かけていって、バシバシ写真を撮りまくりざくざくブログにアップしてしまうのだ~というわたしの壮大な計画はすっかり出鼻をくじかれ、あっさり全てをあきらめてしまいました。ああ、写真さえあれば!ジェノヴァの南にあるイザベッラの別荘で見た、たわわに実るレモンやグレープフルーツの瑞々しさ、ニセモノじゃないかと疑りたくなるほど碧いパンテッレリア島の海とダンムーゾの低く白い屋根、腰が抜けるほど美味しかったイカ墨のリング形パスタやなんかの数々を、手に取るように口に入れたかのように鮮明にお見せすることができたのに!!!何もかもドロボー、お前のせいだあっ!!!。。。。。ああ、ちょっとだけスッキリした。明日もいち日がんばろうっと。
2008年07月04日
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マトゥーらないと!グラスワイン発表大変お待たせいたしました!つつつ遂に、発表です!!ワタクシ店長サノヨーコは最近このイベントの準備にかかりっきりで、他の仕事一切していませんでした。んでもって、堂々と自慢しちゃうもんね。こんなグラスワインリスト、イタリアだって不可能だろうなあ。そしてこの価格!はっきりいって儲けゼロです。というかひとりでもテイスティングしたいというお客様がいらっしゃればボトルを開けなければならないことを考えれば、全くペイしないボトルもでてしまうほどです。それでもやるのだ!やらねばならぬのだ!Dobbiamoなのだ!…ダダダダダダダダダ…じゃじゃじゃじゃじゃ~~~~~~~、ぱんぱかぱあああん ぱかかかあああ~~~~ん!第1回マトゥーらないと! グラスワインリスト発表!!!(そこでCM)というのは冗談で、ついに完成しました!沖縄から飛行機代かけたって損はしないぞ的自信に満ちみちた、史上最強グラスワインリストです。フェリチタ岡谷シェフも張り切ってくれています。もはやフェリチタ定番となった真ツブと生姜のパスタや、今がまさに旬の地芽でつくる木の芽ペーストの冷製パスタはすでに確定。わたしも真ツブのパスタは食べたことがありますが、キモのほろ苦さがアクセントでまさに絶品。木の芽ペーストは未経験なので今から楽しみです。グリーンオリーブとケイパー、実山椒をたっぷり使った緑あざやかなペーストらしく、合わせるワイン(絶対ヴィトフスカで試してみたい!)をアレコレ想像してしまいますね。それから!これもご期待。北海道ならではの食材○○○を使ったリゾットは、そのイタリアはヴェネト地方で春のみ食される希少な山菜が手に入れば作ってくれるということになっています。これはヴィーニタリーの季節に毎年欠かさず食べていたヴィナイオータのオータ社長など泣いて喜ぶのでは???ああ、手に入るといいなあ。あと10席ほど残席がございます。ご予約はお早めに!!!=============================2008年6月15日 Sunday 18:00~21:00(先着30名様限定)立食形式:おひとり様 4,000円(※ ワイン別料金)*当日グラスでお好きなものだけをご注文いただけます。ご予約:CUCINA ITALIANA MATU:RO 011-241-0707まで。============================= 【おことわり】ワインは種類により、1本しかご用意できないものもございます。コルク臭などのトラブルにより予告なく変更・キャンセルさせていただく場合もございます。また希少ワインなどで30名様分ご用意できないものもございます。グラスワインはなくなり次第終了とさせていただきますので、どうしてもテイスティングしたいものはお早めにオーダーいただきますようお願い申しあげます。さてさてさて。Buona degustazione!!!! ☆Wellcomeドリンク☆カミッロ・ドナーティ ソーヴィニョン フリッザンテ2004(無料:お1人様一杯までとさせていただきます)★まずは一杯ビールでも★ドリ・フォンテイネン『グーゼ セレクティーC』(自然発酵・樽熟成のベルギービール)Drei Fonteinen Gauze Selectie C60ml:300円★ワインリスト(スティル)★1.ロアーニャ『ランゲ・ビアンコ 2006』Roaggna Langhe Bianco 200660ml:300円2.3.ラ・ビアンカーラ『サッサイア 2006』 SO2無添加バージョン&添加バージョン飲比べLa Biancara Sassaia 2006 Senza SO2& SO2aggiunto60ml:2種セットで500円、単独の場合各60ml:300円4.フランク・コーネリッセン『ムンジェベル・ビアンコ 3(2006)』Frank Cornelissen Mungebel Bianco 360ml:400円5.6.7.ラ・ビアンカーラ 『ピコ 2006』3クリュ違い飲比べLa Biancara Pico 2006 Monte di Mezzo&Faldeo&Taibane各60ml 3種セットで1200円(単独不可)7.8.9.ヴォドピヴェッチ『ヴィトフスカ 2000、2001、2002』飲比べVodopivec Vitovska 2000/2001/200260ml:3種セットで1200円単独の場合各60ml:500円10.ラ・ビアンカーラ『タイバーネ 2000』La Biancara Taibane 200060ml:700円11.フランク・コーネリッセン『ロッソ・デル・コンタディーノ 4(2006)』Frank Cornelissen Rosso del Contadino 460ml:300円12.マッサヴェッキア『マッサヴェッキア・ロザート 2005』Massavecchia Massavecchia Rosato 200560ml:500円13.エドアルド・ヴァレンティーニ『チェラスオーロ・ディ・モンテプルチャーノ 2003』Edaldo Valentini Cerasuolo di Montepulciano 200360ml:900円 30ml:500円14.ロアーニャ『ドルチェット・ダルバ 2006』Roagna Dolcetto d'Alba 200660ml:300円15.アリアンナ・オッキピンティ『イル・フラッパート 2005』Arianna Occhipinti Il Frappato 200560ml:400円16.パオロ・ベア『ロッソ・デ・ベオ 2002』Paolo Bea Rosso de Beo 200260ml:600円 30ml:400円17.サンタ・マリア『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2002』Santa Maria Brunello di Montalcino 200260ml:700円 30ml:400円18.ロアーニャ『バルバレスコ 1999』Roagna Barbaresco 199960ml:500円 30ml:300円19.アッコマッソ『バローロ ロッケッテ 2001』Accomasso Barolo Rocchette 200160ml:800円 30ml:500円20.ヴィリオーネ『バローロ 1999』Viglione Barolo 199960ml:600円 30ml:400円21.カーゼ・バッセ『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2001』Case Basse Brunello di Montalcino 200160ml:2800円 30ml:1500円22.エドアルド・ヴァレンティーニ『モンテプルチャーノ・ダブルッツオ 2001』Edaldo Valentini Montepulciano d'Abruzzo 200160ml:3300円 30ml:1800円☆以下のワインは、当日まで秘密です。高価格のものはハーフポーションもご用意いたします。23.当店オーナー今村昇平提供サプライズワイン 価格未定24.ヴィナイオータ 太田久人さんご提供サプライズワイン 価格未定25.フェリチタシェフ 岡谷文雄さんご提供サプライズワイン 価格未定26.野村ユニソン 萩野浩之さんご提供サプライズワイン 価格未定27.葡萄酒蔵ゆはら 後藤美香さんご提供サプライズワイン 価格未定28.葡萄酒蔵ゆはら 湯原大さんご提供サプライズワイン 価格未定★ワインリスト(デザートワイン)★29.ラ・ビアンカーラ『ガンベッラーラ・レチョート・リゼルヴァ 1999』La Biancara Gambellara Recioto Riserva 199960ml:1000円 30ml:600円30.ラ・ビアンカーラ『レチョート・マンカート 1998』La Biancara Recioto Mancato 1998 60ml:800円 30ml:500円また以下のワインは無料でテイスティングしていただけます。(お1人様1杯まで)☆アルフィエロ・ボッファ『バルベーラ・ダスティ モントリヴェ 1999』マグナムAlfiero Boffa Barbera d'Asti Montrive' 1999 Magnum☆ラ・ビアンカーラ『サッサイア 2005』マグナム La Biancara Sassaia 2005 Magnum☆店長サノヨーコ提供サプライズワイン 19??年 (サノヨーコ私物)Vino del 19?? a sorpresa
2008年06月11日
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お詫びと訂正 6月4日に配信いたしましたメールマガジン『ほぼ日刊まるやまや』上、本ブログの日記、また店頭でお配りしておりますイベントのチラシの中に誤りがございました。(誤)酒蔵ゆはら商店 →(正)葡萄酒蔵ゆはら(会社名は湯原商店)(誤)野村ユニソン萩野浩史氏 →(正)野村ユニソン萩野浩之氏葡萄酒蔵ゆはら様、萩野浩之様ご両人に多大なご迷惑をかけたこと、また読者に謝った情報をお伝えしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます。ブログの中の過ちに関しましては既に訂正いたしましたが、対応が遅れましたことを重ねてお詫びいたします。MARUYAMAYA店長:佐野洋子
2008年06月08日
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MARUYAMAYAグループ6月営業日のご案内●MARUYAMAYA実店舗&楽天業務火曜日定休に加え、以下の日程の営業時間をイベントのため通常12:00~20:00までの営業時間を12:00~17:00までに変更させていただきます。またそれに伴い、MARUYAMAYA楽天ショップにおきましても、17時以降のご注文、お問い合わせは翌日12:00以降の対応とさせていただきます。6月14日(土)12:00~17:006月15日(日)12:00~17:006月16日(月)12:00~17:00●●レストランMARU:NI マルニ6月15日(日)の閉店時間を22:00に変更させていただきます。(ラストオーダー21:00)上記以外は通常通り火曜日定休とさせていただきます。●●●レストラン Cucina Itliana MATU:RO クチーナ イタリアーナ マトゥーロ6月15日(日)のディナーはイベントのため貸切りとさせていただきます。上記以外は通常通り月曜日定休とさせていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいませ。
2008年06月08日
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第1回 MATU:RA night!6月15日(日)開催決定MARUYAMAYAグループの代表取締りマンマ、サノヨーコです。 と名乗ってさっき姉妹店MARU:NIのブログをやっつけた。またしてもお得意のリサイクル(リユースか?)記事である。同じタイトルで3つも日記書いちゃった。言い訳するわけじゃないけれど、全く同じじゃないんですよ。ちょっとだけ変えたりしています。どうでもいいことだけれど。最近すっかりMARU:NIから遠ざかってしまい、全然SHOPの店頭にも立たず、かといって楽天のメルマガも書かず(昨夜実に1ヶ月ぶりに書きました!大不評『ほぼ月刊!まるやまや』の購読申し込みはコチラから → http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/news.html? )、一体何をやっているんだ、なんて誰も気にしてはいないでしょうが、子育てだけに追われていたわけでもどこかで飲んだくれていただけでもなく、ちゃんとMATU:ROのイベント準備などをコツコツと進めていたのです。準備、と言ったって仲良しシェフやらインポーターさんやらに電話して「遊びに来ない?」といっただけとう気もしないでもないけれど、それも立派な仕事だもんね。 * * * * * 昨日MATU:ROのランチ営業に出勤してみると、イベントチラシが出来上がっていた。じゃじゃじゃん!その名も『マトゥーらないと!』。MATU:RA Night!、である。ふふふふふ。「このガサイネーミング考えたのサノさんですか?」と石ちゃんに聞かれ、朝から気分を害したマンマ。自分ではかなり"イケてる"ネーミングだと思っていたのに...。maturareマトゥラーレという成熟するという意味のイタリア語を原語で動詞活用せずに日本語化してしまっただなんて知的な造語ねっ...と悦に入っていた自分が急に恥ずかしくなってしまった。「なんか昔よくこういう名前ってありましたよね~」と、ここぞとばかりに攻撃してくる感じの悪い石ちゃん。やわらかに世代ギャップを強調してくる。マンマすっかり意気消沈。ランチ営業ヘルプもそこそこに、ブログで鬱憤を晴らすことにした。ちなみにガサイ、とはダサイとちゃっちいの意味を併せ持つ言葉なのだけれど、もしかして北海道の方言かしらん?(“ちゃっちい”は標準語?)それとも秋田かしら(石ちゃんは色白秋田美人です)...。 いずれにせよ上方育ちのわたくしには理解しかねるわね、ホホホ。さて、ちょっぴり気も晴れたことだし早速イベントを告知しなくては!というわけで、ネーミングのガサい第1回マトゥーらないと!というのはこんな企画です。*以下店頭でお配りしているチラシから抜粋しておりますので文章のガサさはご了承ください。 東京、表参道のリストランテFelicita'フェリチタの岡谷 文雄シェフとMATU:ROマトゥーロ井藤 史晃シェフによるコラボレーションディナー!井藤シェフが代官山の名店CHIACCHERE(キアッケレ)でシェフを勤めていた頃からの友人であるふたりが、札幌でもおもしろいことやっちゃおうと初コラボ。ナゼだかそこへイタリアのモノホンワインの伝道士ヴィナイオータの太田久人、自然派ワインの生き字引 野村ユニソンの萩野浩之まで予定乱入しちゃって、なんだかすごいことになりそうな第1回MATU:RA night。これは絶対参加しナイト! →ヴィナイオータHP http://www.vinaiota.com/# →野村ユニソンHP http://unison-wine.com/ =============================2008年6月15日 Sunday 18:00~21:00(先着30名様限定)立食形式:おひとり様 4,000円(※ ワイン別料金)*当日グラスでお好きなものだけをご注文いただけます。ご予約:CUCINA ITALIANA MATU:RO 011-241-0707まで。=============================岡谷 文雄 Fumio Okayaイタリア各地の郷土料理を日本に広めた第一人者。 1989年よりイタリアへ渡り、ミラノ・フィレンツェの3ツ星レストランなどで修行、各地の郷土料理を学ぶ。六本木の名店「ロッシ」を経て、1999年より表参道「フェリチタ」料理長。ワインへの造詣が深く、イタリアの名立たる生産者とは厚い信頼関係で結ばれている。アルド・コンテルノやダルフォルノ・ロマーノ、ラ・ビアンカーラなどを日本に紹介したのも彼。無類の酒好き。 →フェリチタHP http://www.felicita.co.jp/index.php ============================当日のGlass Wine 予定リストブルネッロ・ディ・モンタルチーノ[2001]カーゼ・バッセモンテプルチャーノ・ダブルッツオ[2001]エドアルド・ヴァレンティーニピコ[2006] 3種クリュ違い飲み比べ ラ・ビアンカーラ============================などをはじめとして30種類以上のイタリアワインを全てグラスでお飲みいただけます。高額ワインはハーフポーションもご用意する予定ですので、できるだけたくさんのワインをお試しください。全種をクリアーされた方には特別プレゼントをご用意し、ちゃおうかな?(今この瞬間の思いつき!)次回のメルマガおよびブログにて出品予定ワインリストを公開いたします。お楽しみに!なお、今回わたくし店長サノヨーコが個人所有ワインを出品致します。ものすご~~~~いワインですので、そちらもご期待ください。はっきりいって、このワインを飲むためだけでもイベントに参加する意義があります、うん。前夜祭、後祭も企画中ですのでそちらも次回のメルマガをご覧ください。札幌だけでなく北海道全域、さらには北海道外からのご参加もお待ちしております。イタリア料理、イタリアワインがお好きな方、絶対に6月15日(日曜日)の夜は予定を空けておいてくださいね!!
2008年06月03日
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カメハメハnight!今はたと気付いてしまったのですが、もしやわたしは4月一度も更新していなかった??ウソ~~~お???あれあれあれ?でもイタリア行く前にギリギリ2回更新していったはずだから帰ってきてもしばらく余裕があったはず...と思ったらそれは3月だった。冷静に考えてみれば3月30日に出発してしまったのだから、帰ってきた時点で月が替わっているのは当たり前...。ああ、年の初めに心も新たに「月2回は更新する」と公言してしまっていたのに!こんなに控えめな目標さえ満足に遂行できないとは...。でもよく読み返してみると"できれば"ってつけてる。http://plaza.rakuten.co.jp/maruyamayablog/diary/200801070000/ 参照...じゃ、O.K.ということで。よしっ。そう、前向きに行かなくては。ここで落ち込んでしまうと、あとは野となれ~という得意の開き直りでひと月に1回が2ヶ月になり、さらには3ヶ月に1回とどんどん目標を下方修正してしまうことになるのは目に見えている。でも、おかしいなあ。結構更新していたような気がするんだけれど。と気になって調べたら...ホラ見たことか!ちゃんと4月にも2回更新してたじゃないかあ。ただそれが姉妹店のMARU:NIのブログでやってだけの話です。http://plaza.rakuten.co.jp/maruni/diary/20080420/見てみて!20日と21日にちゃんと日記書いているのです!ああ、救われた。有言実行!大事大事。不言実行ならもっとカッコいいけれど、言ったってできないんだから言わなきゃ絶対やらないもの。小さい頃からいつも母に「できない約束してくるんじゃないの!」と叱られていたっけ...。また大風呂敷広げてきて、とかホントにちゃらんぽらんなんだから、とか。耳は痛いけれども長年連れ添って親しみさえ覚え始めてしまう数々の言葉たち...。極楽トンボ、か。言いえて妙だ。お調子者とか取らぬ狸の皮算用なんてのもあったなあ。それにしても、この歳になってまで親からこっぴどく叱られてしまったりすると、どこまでも情けなくなってしまうものですね。これでもワタシも人の親...。確かに、2歳の子供をつれて食事に行ってべろんべろんになって帰ってくるというのはさすがの極楽トンボでもどうかと思うよね。マンマ失格、か。キツイなあ。ででででも、ね。言い訳するわけじゃないんだけれど、本当に美味しいワインばっかりですっごく楽しかったんだよね。みんなでワイワイお酒飲むとかいうのも久しぶりで。多分すっごく酔い(良いって打ちたかったのに!何でコレが変換の第一候補なんだ?)リフレッシュになったと思うんだ。世の中には、ワタシみたいに潔くリフレッシュすることができなくて、鬱憤をため込んでしまう不幸なマンマというのも多数存在するのではなかろうか?年中無休のマンマ業だってほんの少し息抜きしたい時があるはずだし、なきゃおかしいと思うんだよね。それがうまく出来なくて、フラストレーション抱え込んじゃう方が怖いと思う。それが行き過ぎると虐待とか極端な行動にでちゃったりとか。だから、たまにはハメはずさないと!関係ないけれどハメはずさないと、ってカメハメハナイトって聞こえるね。本当にとことん関係ないけれど、大の大人が、しかも子供のいる身で「ハメはずさないと!」なんて他人に呼びかけるのもはばかれるから、あの人頑張りすぎちゃってるなあなんて思ったら「カメハメハnight!」って言ってあげるようにしようかな。何のことかわからなくって変人だと思われるだろうからハメはずしても驚かれないだろうし。ええと...、久しぶりに夜ブログを書いて脳みそが疲れてきたようなのでここら辺でやめておきます。もう月2回という公約は十分に果たしたし。なんだかまた言い訳しちゃったような気もするけれど、まあそれがわたしの人生だから。あ、年初の抱負に「言い訳はしない」もオマケに書いてあったね。あれ?日記は簡潔に短く、とかも書いてある?なんだかワタシって...。マンマ失格以前に、人間失格...?は、恥の多い生涯を送って来ました。 お母さん、こんな娘で本当にごめんなさい
2008年05月15日
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Scusami Kazan, sono la pessima mamma. 一昨日「オハヨ~」と起きてみると母に怒鳴られた。「お早うじゃないわよッ!!何考えてるのっ」と普段穏やかな母が激昂している。昼間っかっらあんなに酔っ払って帰ってきて、火山になにかあったらどうするの!というのだが、自分ではそれほど酔っていた記憶がないのである。というか、記憶そのものがないのである。言われてみれば、どうやって帰ってきたのだろう?恐らくタクシーだとは思うのだけれど皆目見当がつかない。ふう。確かに二日酔いである。そんなに飲んだ覚えもないのだけれど...。前日はMARUYAMAYAグループ(よ、大企業!)の合同ジンギスカンパーティー。2号店のMARU:NIがオープン以来初の3連休をとったのにあわせて今わたしが時々ヘルプで入っているイタリアンの新店MATU:RO(マトゥーロと読む)のメンバー、それにショップMARUYAMAYAチーム(といってもMARU:NIにもMATU:ROにもヘルプで入っている当店きってのマルチプレイヤー福江クンと社長だけだから書かなくても良いのだけれど...いや、わたしも一応店長なんだからまるやまやチーム所属になるのか?)が全員集まってサッポロビール園に行ってきたのです。飲んだワインはこれ。 左からSauvingnon Frizzante Bottazza 2004 Camillo Donati, Chardonnay2003&Rebula2003 Mlecnik,Barolo Le mie vigne2002 Accomasso,Chianti Classico Vigna del Sorbo1994 Fontodi,Montepulciano d'Abruzzo2001 Emidio Pepe, Trebbiano d'Abruzzo1997 Edoaldo Valentiniまだ日本では発売されていないけれど、ムレチュニックのシャルドネ2003はヤバかった。こんなに美味いシャルドネを飲んだのなんて何年ぶりだろう。ヴァルテルが自らヴィンテージを〇で囲んだだけのことはあるね。…大満足。最近こっち系のワインに手厳しい感じのあったSちゃん社長もこれは大絶賛。え?サッポロビール園じゃなかったのかって?フフフ。飲み放題コースにしてワイン&グラス持ち込みをお願いするという離れ業、やってしまいました。個室だしいいでしょう。残念ながらMATU:ROのセカンドシェフ、斉藤クンと期待のトップソムリエ候補の梅ちゃんだけは欠席。この写真を見て悔やむがよい。わたしは火山連れでの参加。もうワイングラスを見た瞬間から彼は飛ばしまくり。くぴくぴ飲んでいました。もちろん、できるだけ量を飲ませないよう努力はしたけれど...。宴もたけなわ、ジンギスカンより海老の姿焼きの方が気に入ってしまった火山は4匹目の海老とおにぎり2個を平らげたあたりから騒ぎはじめ椅子から下りたがってしまった。火山は声が非常に大きい。騒ぎ出すととてもうるさいのだ。「マンマッ、マンマッ」とすぐ隣にいるワタシを大声で呼ぶ。が話は盛り上がってきてるしワインも美味い。こんなに色々飲むのも久しぶりである。面倒なので「ほ~ら火山バローロだよ」といってちょろっと味見させてあげるととてもごキゲンに。つ、使える。味をしめたワタシは火山が騒ぐと「今度はペペだよ~。この2001年メチャメチャ美味しいよ~」などといってごまかし続けた。どんな母親だ、と社長Sにののしられつつ、最後はヴァレンティーニで閉める。やあ、白飲むのなんて本当に久しぶり。やはりスゴイなあ。コンディションもむちゃくちゃ良かったけれど、ミネラルびしばしだった。さすが火山が生まれたその日にお亡くなりになっただけあるよエドアルド、などと感心しながら手酌でたっぷり注いで飲んだトレッビアーノが効いてしまったのだろうか...。わたしがぐいぐい飲みながら「店長サノヨーコで~す!当面の目標は火山のパパ探しでえ~~すっ!」なんて叫んでいる間、火山を抱っこしてエレベーターの上り下り(エレベーターのボタンを押すのが3度の食事より好き☆by kazan)に辛抱強く付き合ってくれていた、MARU:NIの伊藤マネ、本当にありがとう。火山、こんなマンマでごめんね。
2008年05月15日
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午前2時半を過ぎてしまった。 今回は魂の夜がやってきたわけではなく、毎度おなじみ荷造りナイト。トランクはギリギリ20.8kg。許容範囲内でしょう。そのほかに手持ちの荷物で6kgほど(本当はだめだけれど)。実はほとんど、12kgほどは造り手に渡すお土産なのです。この何日かお土産をそろえるために奔走していました。なんせイベント中に会う造り手の数がすごいもので、こまごましたものを買っても結構な量になってしまうのです。 グルッポ・ヴィーニヴェーリやアンジョリーノの主催するヴィッラ・ファヴォリータ、ヴィーニタリーなどのワインフェアーがまとめてヴェローナで行われるため、ひさびさにちゃんと仕事をしに行ってきます。今回は火山を置いていくことにしました。18日間母親不在…。とんでもない話のような気がしないでもないけれど、恐らく連れて行く方がとんでもない事になるので、いたしかたがない。まあウチはものすごいおばあちゃんっ子なので問題なし、なはず。それはそれでちょっと寂しいけれど。 示し合わせて同じ便でイタリアへと向かうヴィナイオータしゃっちょうに「リーチかかってんじゃない?ブログの更新」とおどされ、ああ、このままイタリアに出発したら月2回という年始の控えめというかささやかというか後ろ向きというか、な公約さえも果たせなくなる…とあわてて荷造りの途中で日記を書き始めたのでした。4月からウサギ組さんから子リス組さんへ進級(?)する火山を美容室に連れて行って髪を切ってもらったところ、ギョッとするほど大人びてしまったのでその写真までご丁寧に更新しちゃったりして…。こんなことしている暇があったら、荷造り終わらせればいいのにね。というわけで、行ってきます。本当は行く前にメルマガのひとつも書いておこうと心に誓っていたのだけれど、とてもそんな余裕はなかった…。お土産が全て悪い。帰ってきたらいっぱい書くので許してください。
2008年03月30日
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魂の夜再来。朝の4時半である。頭の中をスカートのようなエプロンのような不思議な花柄の衣装をつけた隠遁者(かどうかわからないが髪も髭も長かった)が5,6人輪になってフラダンスを踊り続け、ついに一睡もできなかった。というのは嘘で、イタリアのあちこちに電話していたらこんな時間になってしまった。現在イタリアとの時差は8時間で、つまり今アチラは夜の8時半である。夕方5時から7時までは日が沈むまで畑に出ている造り手を捕まえるのに最適な時間帯だったのだ。かつ食事を邪魔する心配もない。時差のおかげで冬時間は日本が夕方の5時以降にしか電話がかけられないから結構不便。それでも向こうがやっと朝の9時だからなあ。昼食は自宅でとるという造り手が多いから、日本が夜の9時あたりに電話するというのもアリなのだけれど、どっこいわが家では火山が就寝前に最低20回は繰り返す「絵本読んで!」攻撃の真っ最中。とても電話などしていられない。ちなみに魂の夜の幕開けを盛大に飾った今夜の空襲は32回にも及んだ。ひとつの本を3度は読んだとはいえ10冊くらいやっつけたということか...。今日は特別ヘビーな攻撃だった...一斉大空襲か。4月にイタリアに行くのでその手配をしていたのだけど、久しぶりにイタリア語をいっぱい話してどっぷり疲れてしまった。しかも電話。簡単な単語さえつっかえつっかえで恥ずかしかった。そしてますます目は冴えてゆく。一時間後にもう一件電話をしなければならない。「夜の9時過ぎにダンナが帰ってくるから彼に聞いて」の一点張りなのは次回日本にご紹介しようとしているとある造り手の奥さん。アンジェラという。「時差があるので」ともう10回くらい説明しているのに、夜中の12時に電話している私に対して5時間後にかけ直せと命令する。彼女の知っている範囲のことでいいからと確認しようとしても質問にかぶせて「あたしは何にもわかんないからダンナに聞いて」とくる。まあ、慣れない異国からの問い合わせに戸惑っているのかもしれない、といっても彼女と話すのはもう5回目だけれど。4回目の電話でやっと日本にはインポーターがいないことをつきとめた。3回目までは何度言っても「うちは中国にはもうワイン送ってるんだってば」と電話を切りたがられた。だから日本と中国はちがうってば!ヴィーニタリーに参加するかどうかくらい、これくらい規模の小さい家族経営のワイナリーなら知っているはずなのに、何か質問しようとすると「ダンナに聞いてくれ」なのだ。人の話は全く聞こうとしないくせに「実はあなたたちのワインをとあるところで飲んで非常に気に入って...」というと「そりゃあそうよ!」と急に大声で威張る。 ...なかなかやるな、アンジェラ。そういえば、電話を切る直前に「9時過ぎね、9時過ぎ。あ、10時過ぎの方が確実だわ。」と軽~く言ってのけてたな。「だから時差が...」と言おうとしたらもう切られていた。今は4時45分。あと1時間15分か...。ま、もう寝ようったって寝られないからいいけれど。 あれ?それにしてもおかしいなあ。東京でのマグマナイトについてのご報告をしようとしていたはずだったんだけれど...。せっかく時間があったのに、どうしてこんなことになってしまったんだろう?いざマグマについて書こうという時になって急に睡魔が...。決してマグマ苦行、い、いえマグマ修行のご報告をしぶっているわけではないのですよ。 ただ今の今、朝の5時10分になって、モーレツに眠くなってきてしまっただけなんですう。ああ、その上これからあのアンジェラの夫に電話しなければならないなんて!まだ一度も話したことのないそのダンナとやらの写真を見てみる...。4回目の電話の最後にアンジェラに頼み込んでダンナに資料を送ってもらったのだが、ワインの値段を聞いたのにラベルのコピーと非常に画像の荒い顔写真しか添付されていなかった。アンジェラに負けず劣らず(彼女には会ったことないけれど想像はつく)手ごわそうな面持ちだ。白髪の長髪にに酋長髭をたくわえ、ちょっとパドレ・ピオ(分る人はわかるんだろうなあ~)にも似てなくもない禁欲的なまなざしだが、単に人相が悪いだけかもしれない。...はっ!さっきわたしの頭のなかで繰り返しフラダンスを踊っていたのはコイツだったのか?などとと意味のわからないことを書いていたらもう5時をとっくに過ぎてしまっていた。早くアンジェラのダンナに電話しなくては。「プロントPronto!」とやたら大きな声でアンジェラおばちゃんが出る。「ああ、さっきのお嬢さんね。」「ちょっと、一応あんたの電話番号教えといてよ。今度こちらからもかけられるように。」電話番号を3度も繰り返させて書き取ると何を思ったか突然「で、今そっちは何時?」と聞いてきた。朝の5時ですがと静かに答えるわたし。「あら大変!あなた、明日かけなおす?それとも今ダンナと話したい?」もちろん本当は二度とかけたくないですだなんていえないのでダンナに電話を渡してもらったが、夫婦というものは長年一緒にいると似てくるものなのか、受話器に向かって丁寧に「はじめまして。」と挨拶をするわたしの声にかぶせて「あんた、なに、中国からかけてるんだって?」と大声で怒鳴っているのが聞こえてきた。
2008年03月06日
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手が荒れていることは、良い造り手の証なのか? メルマガバックナンバー(2007年2月21日配信)今回は久々にグルッポ・ヴィーニヴェーリから、ウンブリアのパオロ・ベアをご紹介いたします。彼のひととなりは非常に社交的、いつもおしゃれで、50歳を過ぎて気ままな独身を貫き、大の女好き。(*店長注:彼はこの後ついにその独身生活に終止符を打ちます。「自分でも信じられないことだけれど、俺結婚するみたいだ!」と皆に報告していました。)ヴィーニヴェーリメンバーの奥様方からは「いつも若々しいわねえ、手もきれい。きっと畑で働いていないのね」なんてからかわれたりしていますが、まあ当たらずも遠からず、といったところでしょうか。 彼らの畑では、お父さんのパオロと弟のジュゼッペが毎日畑で働いていますが、ジャンピエロは建築家としての顔もあり、またモンテファルコの市政にも関わっているため、実際の畑仕事を全てこなすことは不可能です。グルッポ・ヴィーニヴェーリについての説明は、 http://www.rakuten.co.jp/maruyamaya/695326/695479/704293/ をご覧ください。こう話すと、まるで彼は名前だけで何もしていないと思われてしまいそうですが、それは違います。実はワインの品質を今のレベルにまで引き上げたのは、このジャンピエロなのです。わたしが彼らのワインを初めて飲んだのは今から8年前で、おそらくサグランティーノの1993年あたりだったと思いますが、当時はとにかく泥くさいワイン、という印象が強かった。奥にはちゃんとフルーツが詰まっているけれど、なにせ臭くてざらざらしていた、と覚えています。 昔ながらのお百姓さんワイン、なんていわれるととても自然なピュアな味を想像してしまいますが、その"昔"がどの程度昔なのか、というのはかなり微妙なことです。100年以上遡れば、植物を、大地の力を敬い自分たちに必要な分だけを感謝の気持ちとともに分けていただく、という姿勢で畑に出ていたのでしょうが、それがちょっと昔、50年くらい前になると、化学肥料が開発され、除草剤や殺虫剤などもその弊害も知らずに有難がたがられ、楽をして大量の作物を手に入れる、という生産効率第一の考えが一般の農家にもはびこってしまいました。わたしが暮らしていたシチリアでも、自家用の菜園であるにもかかわらず、作物は大きければ大きいほど、多ければ多いほどいい、と思い込んでいるひとたちばかりだったのに驚いたものです。ジャンピエロは、父親が変わり者で、そういった化学肥料などには見向きもしなかったという幸運に恵まれたとはいえ、それでも収量を制限する、凝縮度を上げるために摘果してしまう、という行為を受け入れさせるのに相当な説得が必要だったと話していました。パオロにしてみれば、こんなに沢山ぶどうが実ったのに、もったいない!という気持ちだったのでしょうし、実際畑で作物を育てているひとの立場としては、それはごく普通の反応なのかもしれません。イタリアにも、3年ほど前から自然派のワインだけを輸入する業者もでてきて、アルティジャーノ(職人的)ということを強調するためにワイナリーのカタログを、彼らの両手をアップにした写真を並べて作っていたことがありました。(そのしわだらけの、爪の間に土が詰まったところまで見せるために)が、わたしにはそのような考え方はあまり公平だと思えません。汗水たらして毎日畑で働いているひとのワインでも、その無知、無関心がゆえに、結果ワインには沢山の添加物が使われていることだってあるし、また逆に、ジャンピエロのような例もあるからです。また、偏見にもとらえられてしまいますが、一般に素朴なお百姓さんよりもある程度社会でインテリ層と呼ばれるような職業についている人の方が、環境問題に関心を持ったり、農産物の安全性を疑問視したりする傾向が強いのも確かです(もちろん例外はあります)。ジャンピエロは、他人とのコミュニケーション能力に長け、ヴィーニ・ヴェーリの中でも広報、外交の仕事を担当して活躍しています。そういう彼の特徴が、消費者の立場に敏感で「ひとりよがりにならないワイン造りを目指す」という態度にも表れており、専門家・素人の区別なく、彼らのワインを飲むひとの意見を非常に重要視します。その一方で、どんなに有名で人気が出たとしても、それが彼の目指すところでない場合には断固として相手にしない強い態度をとることもできる、バランスの良いひとでもあります(イタリアでは6年ほど前にカプライをはじめとするモンテファルコのワイナリーが一躍脚光をあび、それによってサグランティーノブームが起きました)。そういった意思の強さ、自分たちのワイン造りへの信念などのほうが、ゴツゴツの手よりも、ワインの質を物語ってくれるのではないでしょうか。
2008年02月07日
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Moscerino(モシェリーノ)という言葉を初めて耳にしたときはなんだかおかしかった。群がって飛ぶ小さな昆虫の総称ということになっているが、わたしはそれをショウジョウバエに対して使われていたのを聞いたのである。響きがかわいらしかったことと、話し言葉のなかで発音されるとくぐもってムショリーノとも聞こえたりするので、虫=ムシがムショリーノ? 冗談じゃなくて? という感じだった。ブドウの収穫期になるとこのショウジョウバエはどこからともなくやってきて、大繁殖する。正確には、収穫期ではなく醸造時である。ブドウをつぶしてアルコール発酵がはじまる頃に、彼らはがぜん張り切りだすのだ。アルコールが大好きなのである。何気なく手にした本に、-ショウジョウバエという名前をだれがつけたのかは知らない。少々大げさだが、よくぞつけたという名前である。ショウジョウとは「猩々」のことである。酒が好きでいつも飲んだくれている、あの伝説上の大きなサルのことである。 -『人間はどこまで動物か』日高敏隆著(新潮文庫)と書いてあって目からウロコ、わたしも「確かによくぞつけてくれた!」と深く感心してしまった。知らなかった、のです。今まで。みんな知っていることなのかな。猩々バエ...なんと風雅な。アルコール醗酵中、とくに開放桶での醗酵を何桶か別々に分けて行っている場合など、この猩々バエが媒体となってワインに好ましくない物質を桶から桶に移してしまうのではないかと造り手から聞いたことがある(カステッラーダのニコだった、確か)。つまり、いくつか桶があるなかでも醗酵がうまく進んでいるものもあれば、多少揮発酸が高く、わるくすれば酢酸も発生してしまいそうだなんていう調子の悪い桶もある。悪い桶で酔いつぶれたモシェリーノ君がふらふらとやってきてお尻についた酢酸菌などを良い桶にまでくっつけていってしまうのではないか、と。フランクはさらに、酔っ払って溺れ死んでしまうか、急性アルコール中毒でコロリと逝ってしまうかしたモシェリーノ君の死体の匂いがワインに移ってしまうと思い込んでおり、何かのワインをテイスティングしたときに「やつだ!」とモシェリーノ(の死体)の香りを断定していた(わたしは信じなかったけど、もちろん)。というわけで日本では風雅な名前を持つモシェリーノ君もワイン醸造界ではあまり歓迎されない存在なのです。アルコール発酵が終わるたびにすべてのアンフォラ(テラコッタの壺)の液面に浮ぶ可哀相なモシェリーノ君の死体をティッシュに吸い付けてひとつのこらず取り除くという気の遠くなるような作業を行ったこともある(なぜ自分でやらないのだ、フランク!と思いつつ...彼は細かい作業が苦手である。気が短いのだ)。レ・トラーメのジョヴァンナ・モルガンテ(キャンティの造り手)は、ひとつひとつの桶にモシェリーノが入り込まないよう目の細かい網でキャップのようなものを手作りして上部を覆っていたっけ。「なんて女性的な細かい気遣い!」と感動したフランクはすぐさま似たような網を造って真似していた。かぶせるときにどうしても何匹かは入ってしまうので「使えねえ」と怒って放り出していたけれど...(それでまたティッシュである)。先の本によると、猩々バエは本物の(といっても空想上の存在だけど)猩々のようにお酒が好きで酔っ払うために寄ってくるのではなく、腐ってアルコール発酵をはじめるほど熟れ過ぎた(つまり鳥などに狙われる可能性の低い)果物を探し出すためのシグナルとしてアルコールの香りをキャッチするのだそうだ。だからきっといくらそれがすごい、たとえばマグマのようなワインだったとしても「なんだワインか、ちえっ」とがっかりされていたに違いないのだ。そう考えると無念のまま虫けら同然に(!)死んでいった彼らが少しだけかわいそうになるね(←嘘)。猩々ならば酔って死ねれば本望かと言えなくなってしまった訳だけれど、少なくとも、モシェリーノたちがアンフォラにたどりつく前に、とフランクが天井からつるした無数の超強力ハエ捕り粘着リボン…(ハエだけじゃなく私にもよくくっついた)…あれに張り付いて死んでいくよりは幸せだったんじゃないかな。
2008年02月03日
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まるやまや・まるに合同新年会この"合同"ってところがいいんだな。すごく大きな会社みたいに聞こえるもんね。昨日はレストランMARU:NIが定休日のため、ショップ閉店後レストランスタッフ全員とまるやまやのスタッフ(実質福江クンひとりか)、どこの所属とも言いかねるジョーカー的存在のSちゃん社長とでまずはレストランで軽く食事会&飲み会、その後ワインショップのお得意様でもある琴似の美味しく温かい居酒屋「どらちゃん」へ移動してみんなでワイワイ盛り上がったのでした。わたしは最近なかなか家でゆっくりワインを飲めないので、テイスティングしなければならなかったワインたちがたまってたのを、ここぞとばかりに持ちこんで出席。かばんにワインのボトルを5本も入れて地下鉄で出勤するのはなかなかにハードだった。そのかばんを左手にかけ、右手だけで11.5kgの火山をかかえて保育園に送り届けるのも結構いい運動になったという以上のものだった。わたしはいくら太っても腕だけはわりと細めだったのが自慢だったのに、最近はもう二の腕がたくましくてたくましくて...。最近のママさんたちってみんなこぎれいでスタイルもよいけれど、よくよく見るとやっぱり二の腕だけはしっかり筋肉がついているひとが多い。すべてのおっかちゃんの二の腕はたくましい!か。で、そこまで苦労してワインを運び込み、いざ集まってみると...。シェフ長尾クンと伊藤マネージャーが、こともあろうに二日酔いで現れたのだ!!レストラン関係の友人たちで集まって朝まで飲んでたらしい。10人で25本空けたとか。長尾クンにいたっては帰国してから初めて吐いたなどといって青い顔をしている。Sちゃん社長が気前よくマッサヴェッキアのビアンコを開けてくれることになっているというのに!!!福江クンも伊藤マネージャーもワインに関しては恐ろしく勉強熱心だし、あまりにもワイン経験の浅い丹後君もいたりということで、今日はちょっと先輩風ふかせてガラにもなく「比較試飲しやすいアイテム(恥ずかしい~!お勉強会みたい...)」をチョイスしてえっこらえっこら運んできたのに!じゃあドリフォンのグーズでかんぱーい、と席に着くと長尾シェフの手にしたタンブラーの中の薄茶の液体はマセレーションしたオズラヴィエとかのはずはなく、ウーロン茶。......死刑!!!それでもさすがに若いのと体力あるのとで、まったく口にモノをいれられないのではないかというくらい具合が悪そうだったのにちゃんと食事も食べていたしマッサヴェッキアにいたっては「この匂い好きです」といって飲んでいた(グーズはだめだった。あの酸味は二日酔いにはきついかもね。長尾くんビール全くだめだし。健康なときならビールがダメだからこそ試して欲しいものなのに。ドリフォンは...)まあ許してやるか。ちなみに本日のお飲み物は●ドリ・フォンテイネンのオード・グーズ セレクションC(ベルギーの野生酵母・瓶内2次醗酵ビールの澱部分だけ集めたキュヴェ)●マッサヴェッキア・ビアンコ2004●ラ・ストッパのマッキオーナ2003●ラ・ストッパのマッキオーナ1985●カーゼ・コリーニのバルベーラ・ダスティ ブリッコ2003●同じくブリッコ2003、他の樽より新しい樽(新樽ではない)で熟成したキュヴェでした。一番おもしろかったのはマッキオーナ2003年。これは本当によかった。久々の新アイテムでヒット。エレガントでフェミニンなバルバカルロともいう味だった。福江君が飲む前からひたすら楽しみにしていた(一度飲んでいるのに)マッサ・ヴェッキアビアンコは今日は本調子じゃなかったみたい。ちょっと残念。アルコール度18度くらいありそうなブリッコは確かに美味しかったのだけれど、みんなノックアウト、って感じだったね。あけたの最後の方だったし。二日酔いのひとには酷なチョイスだったかな?本当に強いから。そして、このブログ上で面接を申し込んできた(昨年11月16日の日記のコメント)かなり奇特な人材、石田幸子さんが秋田から到着。宴に加わった。今週からMARU:NIのスタッフとして働いてもらうことになったのだ。早速マッサ・ヴェッキアを飲んでもらって(多少調子は悪かったとはいえその美味しさのレベルは少しも損なわれていなかったので)自然なワインの大ファン、けれどイタリアワインは全然知らないんです、という彼女にご挨拶代わり。「これ、すっごく美味しいですね。何にもわかんないですけど」と彼女。ようこそ、まるやまやグループへ。
2008年01月16日
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明けましておめでとうございます。へなちょこブロガーのサノヨーコです。なまけものブロガー仲間のオータ社長にご挨拶(!)の電話をしたら「一ヶ月以上も更新していないね。勝った!!」と嘲られ一念発起しました。せめて月に2回は更新しよう!まるやまや店長、2008年のささやかな抱負である。小さい頃からよく「出来ない約束するんじゃない」と母親にしかられたっけ...。(昔からお調子者だったんだなあ。)ああ、月に2回...。それさえ確約できる自信がないなんて。だってもう1月7日でしょう?31日までにちゃんと更新しなければいきなりアウト!2008年の目標は3週間で挫折に終わってしまう...。なんだかそれに良く似た状況をいくつもいくつも経験している気がする。昨年はよく"また火山が熱を出した"書いていたけれど、秋にはまる1ヶ月保育園を皆勤したりして、1歳8ヶ月になった息子はだんだん体が丈夫になってきていたのです。10月のMARU:NIオープン、さらに翌月にはレストランまでオープンして本当にあっという間に過ぎ去ってしまった2007年。レストランのディナー営業にもヘルプで入り、火山とはほとんどすれ違いの日々。夜は寝顔しか見れず、朝は保育園に連れて行くためにバタバタで、ゆっくりしていられない。けれど一番大変だったのはわたしの両親で、保育園のお迎えから夕食、お風呂、寝かしつけるまで全て彼らにまかせっきりだった。1歳8ヶ月の平均的に元気な男の子を持つ母親ならわかってもらえると思うけれど、それはなかなかにパワーのいることだ。かわいい孫のためと頑張っていた両親の疲れもほぼマックスに達していた年末、それでも1月からはまた通常の昼勤務に戻るということでほっと一息、我が家には久しぶりに穏やかな空気が流れていた。「大変だったけれど、火山も本当に強くなったよね」「熱出しても長引かないし、第一めったに熱出さなくなった」「この調子で来年も元気に育ってくれればそれが一番」などといかにも年の瀬!といった話題でうなずき合っいてたのだ。そして大晦日。待ってましたの39度越え。それでこそ火山だ。久しぶりの熱、久しぶりに側にいるマンマとダブルで条件が整い、彼は甘えに甘えまくった。世界中のワガママは全部自分が引き受けてやる、と決意でもしているかのごとくどんなことにも首を縦にふらなかった。全てがNOである。抱っこしてと泣き喚くから抱っこすると下ろせと暴れ、床に下ろすと今度は足にしがみついておいおい泣いた。お腹が空いたと泣いては与えられた食べ物を片っ端からひっくり返し、食べ物がひっくり返ったといっては怒って突っ伏した。もう自分でもどうしていいのかわからないのである。泣き叫ぶ、というけれど文字通り毎回100%本気の絶叫なのだ。それが延々と一日中続き、その状態で新年を迎え熱が下がってからも彼は決意を変えようとはしなかった。日本の聖母とあがめられるほど優しいわが母も「こんな子供見たことない。ちょっと甘やかしすぎなんじゃないの?」とあきれている。一度さすがに我慢がならなくて「いい加減にしなさいっ!!!!」と大声で怒鳴ったが彼は一向にひるむ気配がない。断固たる態度で泣き続けた。そんなこんなで2008年の佐野家のお正月はまあ控えめにいって最低だったのです。「火山という名前がいけなかったのかねえ」なんてセリフが真面目に飛び交っていた。「誰に似たんだろ?」と誰もが言いそうなセリフは当然誰も口にしない。実に重苦しい空気でおせちをつつき、お雑煮を飲み込んでいた。すぐ横の床で放っとかれた火山が突っ伏してぎゃんぎゃん泣いているのだから仕方がない。すっかり具合がよくなってからも状況はあまり好転せず、やっと今日が保育園の初日。保育園が始まれば多少もまれて社会復帰してくれるだろう、とわたしとわたしの両親はかなり期待していた。間違いなく朝保育園では修羅場が繰り広げられるであろうと想定していつもより早く出かけ、予想通り30分以上もマンマの足を離さないという抵抗にあっても遅刻せずにお店に出勤したのです。この2ヶ月まったく手が回らなかった楽天の仕事もきちんとしよう、今日こそメルマガも書こうと決意しながら開店の準備をしていると携帯が...。火山の通う保育園からである。もちろん火山が熱を出したのだ。出勤してまだ1時間もたっていないが迎えにいくしかない。自宅に戻ってみると火山の熱は下がっていた。すこぶる元気である。相変わらず些細なことで泣き叫ぶけど、それでも若干ニコニコしている時間が増えたかな。さんざん暴れていたけれど10時前に眠ってくれた。そんなわけで日記でも更新するかという気にもなったのです。ブログというものも、毎日更新している時には一日でも更新しないと罪悪感さえ覚えてしまうものなのに、いざ一ヶ月も空いてしまうと今度は逆に更新するのにもの凄い勇気とエネルギーを要求されてしまう。そこに要するエネルギーは非更新日数に比例すると思いがちだけど、臨界点のようなものがあって1ヶ月を越えた時点でがが~んとグラフが跳ね上がってしまった。どうせくだらないことばかり書いていたくせに、さあいざ何を書けば良いのだと構えてしまうのだろうか?他人はそれを開き直りと呼ぶのかもしれない...。新年早々長々と書き連ねたこの日記、単に更新してなかった言い訳にもとれますね。わたしにとっててはこの1年のしめくくりとしてあまりにショッキングで象徴的な事件だったのですが。ああ、小さな彼は彼なりにこんなにストレスをため込んでいたんだなあ、という自分を責める思いはもちろんあるのですが、その辺は書きだすと湿っぽくなるしさらに言い訳じみてくる気がするのでやめておきましょう。2008年の目標。できれば月に2回更新する。それから言い訳をしない...かな? 日記は簡潔に短く!のほうが良いかな?あいかわずのだめだめ店長ですが、2008年もよろしくお願いいたします。
2008年01月07日
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ヴィーニヴェーリminiが終わって...2日に東京から戻ってまいりました。東京では11月30日にプロ向け試飲会、12月1日には一般のお客様との食事会が2部制で行われ、いずれも大盛況のうちに終了することができました。札幌会場の親密で温かい雰囲気も印象的でしたが、東京はやはり規模も大きくさらに1日がこのグループのほとんどの造り手を輸入するインポーター、ヴィナイオータの太田氏のバースデイだったこともあり、異様な盛り上がりぶりでした。(札幌会場の模様はコチラから。当店の2号店、MARU:NIのブログです)http://plaza.rakuten.co.jp/maruni/diary/200711300000/ダリオ・プリンチッチを日本に紹介している都合上わたしは通訳として参加してきたのですが、どこの会場でもプロ・アマを問わず来場した皆さんが興味を持って、非常に注意深くワインを試飲したり質問していたのが印象的でした。また、普段はメールでしかやり取りをしたことのないまるやまやのユーザーの方々に直接お会いできたのも大変嬉しく、無理して東京まで出てきてよかったとひとり頷いておりました。6組の造り手たちは皆、ヨーロッパのどの地方でも見られないほどの盛況ぶりに驚き、また自分たちがスターのように扱われることに戸惑いながらもファンの反応をみて感激していました。「サッカー選手でもここまで騒がれまい」とサインや握手を求める人々を前に照れて冗談ばかり飛ばしていたスタンコ(ラディコン)。ムレチュニックのヴァルテルは「わたしにとってどれほど12時間のフライトがつらいかは想像がつくと思うのだけれど(彼は身長2m)、そのつらさがいっぺんに吹き飛んだ」と涙さえ目に浮かべて感動していました。「人間は想い出を糧に生きてゆく生き物であり、良い想い出を作り続けていかなければ生きていけない」と話してから「日本での数々のシーンを一生忘れないだろう」と語った詩人(と周りから呼ばれている)のローリス(コステピアーネ)。ラ・カステッラーダのニコも日本の一般愛好家のレベルの高さと熱心さに驚いていたし、あまりに多くのファンから写真撮影を頼まれて「ワイン売るよりマネージャーやって撮影料とるほうが儲かるかも」と奥さんのモニカにからかわれたのはヴォドピヴェッチのパオロ。みんなみんな、心から日本で出会った人々に感謝していました。パーティーの締めくくりに挨拶した主催者の言葉を借りれば、「彼らが自分たちの信じるやり方でワインを造り続けていけるように、わたしたちみんなで応援していきましょう」。…ほんとだ、うんうん。地方を問わずご来場頂いたみなさん、また残念ながら今回はこられなかったけれど普段から彼らを応援してくださっている方々、本当にありがとうございます。久しぶりに長時間一緒に過ごして、わたしも改めて彼らの素晴らしさを思い知りました。ワインのこととなると真剣で、あるふたりの造り手の白ワインのどちらが旨いか(というよりはどちらも偉大なのは大前提でどちらが上か、かな?何のワインだったかは改めてご紹介します)という話題で2対2に分かれ、ほとんど殴りあいになりそうな勢いで激論しちゃったり、修学旅行中の中学生のように悪ノリして大騒音で往来を行進したり、もう50歳を超えているとは思えないはしゃぎぶり。楽しかったとはいえ、どっぷり疲れて帰ってきました。それこそ修学旅行の引率から戻った落ちこぼれクラスの担任みたいに。さて、試飲会で先行公開した初上陸ワインなどがどんどん入荷してきます。忙しくなるぞ...。
2007年12月05日
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またまたリサイクル記事です。申し訳ありません。が、グルッポ・ヴィーニヴェーリmini がやってくるという一大事に先駆け、少しでも造り手の情報を載せておこうかと古いメルマガを掘り起こしております。もちろん既にお読みの方はとばしてください。“クラッシック”ととらえるか、“品格”ととらえるか。カステッラーダの清潔感。メルマガバックナンバー(2007年5月17日配信)偏るなあ、と思われてしまうかもしれませんが、あのグループはまとめて片付けてしまえ、ということで、前回に引き続きオスラーヴィエチームを取り上げます。みんな体が大きいと書きましたが、そのなかでも一番の巨漢、ニコ&ジョルジョ・ベンサ兄弟(ふたり揃うと迫力。身長は多分190cmくらい、手なんて熊のグローブみたい)の、ラ・カステッラーダです。ここでいうクラッシックとは、保守的、というニュアンスをちょっぴり含ませています。ローマに“グスト”というレストラン・ワインバーがあって、オスラーヴィエチームのワインは古いヴィンテージも含めて豊富に揃えています。そこの店長のダリオという男性はかなり昔から彼らのワインを飲んできたわけですが、4年ほど前にカステッラーダのワインのことを「中途半端」だ、と批評していました。その頃、グラヴナーはアンフォラ(テラコッタの壺)での醸造をはじめていたし、ラディコンの長期マセレーションによる白(琥珀色?)ワインも市場に出てきて話題になりつつあったし、そういったいわゆる前衛派に比べるとカステッラーダは昔と変わっていないではないか、と。 変わっていない、といわれれば確かにそうかも知れません。ほかの人たちのように目に見える劇的な変化というのは、醸造の技術面からみてもワインの出来上がり具合からみても、90年代に入ってからは見られません。そして個人的な見解では、今後もそういった急激な変化などというものは現れないように思います。ラディコンやヴォドピヴェッチ、フランスのダール・エ・リボなどの白ワインばかり続けて飲んでいると、透明で濁っていない白ワインでは物足りなく感じてしまい易いことは確かです(わたしもそうでした)。知らない白ワインに出会うとき、色調が濃くて瓶底に澱が沢山たまっていたりすると「お、いいねえ」なんて期待してしまったり…。つい、そういうワインの方が複雑な味を持っているようにも感じてしまいがちです。現実には、マセレーションをすればするほど色が濃くなるかというとそうではないし(例えば通常マセレーションをほどこさないラ・ビアンカーラのピコの99年、はじめて1週間程度実施した年は、他のヴィンテージより色が薄くなった)、マセレーションの期間の長さに比例してタンニンが増してゆくか、というとそれも違うようです。ワインの見かけが普通で風味がクリーンであることで、シンプル(ノーマルというべきか)な印象を与え物足りないという感覚につながってしまったのでしょうか。主に醸造を担当するお兄さんのニコはかなり神経質なひとで、ほかの造り手にくらべても還元香や不潔な澱の臭いなどに敏感で、醸造・熟成期間中多大な注意払っています。またそういった問題に対してものすごく研究熱心です。かといって細かいフィルターを使うとか、清澄してしまうというわけではありません。ただ、より注意深いのです。ブドウを容器にぶちこんだらあとは瓶詰めまで放ったらかしという態度とは、根本的に袂を分かちます。技術的、職人的、といっても良いかもしれない(他のひとのワインを飲むときの観察態度も技術的です)。その神経質さは、ブドウへの扱いにしても同じ事です。完熟具合のチェックや選果にも厳しいのでしょう。比較的恵まれないヴィンテージのワインであっても、彼の場合にはある程度の厚みを感じることができます。またリリース直後でもバラバラな感じがすることはほとんどなく、うまくまとまっていてエレガントな印象を受けます。その反面、実はものすごい果実の凝縮味があるのに、そつ無くきれいにまとまっているためにそれがわかりにくい、という場合も多いのです。あらゆる点でバランスが良いのでしょう。彼らのワインの底力を思い知らされた例としては“ビアンコ・デッラ・カステッラーダ リゼルヴァ1996年”。2003年秋に彼らのワインのインポーター、オータ氏がイタリアで挙式した際にディナーで饗されたのですが、いやもう、ただただ驚きでした。この時には、ヴィーニ・ヴェーリのメンバーがほとんど出席して、ひとりが最低一種類はワインを提供していたので、ほかにも沢山良いワインがあってどれも素晴らしかったのですが、これは群を抜いていました。華やかで上品なのに、凝縮したフルーツが爆発しそうなほどパワフルで、わたしは近くにマグナムをキープしておかわりしまくってしまいました。そしてぐいぐい飲めた。ワインが大人しく、控えめに感じられるときでも、絶妙のバランスを保っているだけというケースもあるんだなあと実感したものです。
2007年11月16日
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気がつくとアクセス数が10000回を超えていました。本当に申し訳ありません!!!ありがとうございます、じゃないのか???だって、1万アクセスのうち、7000アクセスくらいは「そろそろ更新してるかな?」とチェックしてくださったものに違いない、と思うのです。そして6500回くらい「ほうら、やっぱりまだ更新してないんだから」とあきれられていたに違いないのです。月に1、2回しか更新していないなまけものブログを見捨てずにチェックしてくださっている皆様、本当にありがとうございます。現在まるやまや2号店のMARU:NI(マルニ)のレストランオープニングのため夜サーヴィスに入っており、かつて火山が寝た後(時々)書いていたブログが、たま~にしか書けない日々が続いています。社長のSちゃんは「一個いっこが長すぎるからだよ!」と文句を言っていますが(そしてその通りですが)、心の余裕がないことが一番の理由でしょうか。ネタは毎日わんさわんさと出てくるのに、書く時間がない!マルニでは、やる気のあるスタッフを募集しております。ワイン好きの方、毎日おもしろいワインが試せる楽しい職場ですよ!!!
2007年11月16日
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グルッポ・ヴィーニヴェーリmini in札幌何を食べさせるか。何を見せるか。札幌にヴィーニヴェーリのメンバー6人プラス奥様方がやってくる際、食べさせるもの。非常に大切な問題である。札幌に着いたその日はプロ向け試飲会と一般向けディナーがあるため外に食べに行く時間はないが、次の日はまる一日フリー。夜はがっちりうちの社長Sちゃん行きつけのお寿司屋さんに予約を入れてある、が日中の行動はまだ未定。どこへ出かけるか、を決めないことにはお昼ご飯の選定もできない。電車で小一時間くらいのところなら札幌を離れることも可能だ。しかし、小樽か…?運河の街、ということではおそらくその大先輩クラスのヴェネツィアがある州、フリウリからやってくる人たちである。…ちょっと気が引ける。市内観光…。日本のひとならともかく、イタリア人に時計台や赤レンガを見せて「異国情緒ねえ」というのもまたちょっと違うような気もする。その前の大阪京都がハードスケジュールだから、ゆっくり買い物する暇がないのでショッピングにあててしまうというのも奥様方には喜ばれそうだけれど。奥様方といえば、温泉に連れて行ってあげようかとも思ったが彼女たちの性格を考慮して今回は却下。オスラーヴィアBad Boys(ボーイズっていう年でもないけれど)、同級生チームのラディコン、カステッラーダのニコ、ダリオの奥様方は仲もいいけれど傍から見ていてもライバル意識むき出しでかなり怖い。一緒に露天風呂に放り込もうものなら、「あら、あなた意外とお肌きれいじゃないの?」「あら、あなたこそウエストまだまだくびれてるじゃない?」なんていったおどろおどろしいバトルがはじまってしまいそうで怖いよね、とヴィナイオータ社長と電話で会談。すぐさま温泉は却下(ほんとはもっとその話題で盛り上がったんだけれど)。と、本題からそれてしまったけれど、何を食べさせよう?ラーメン、というのもちょっと違う。ふたつの違った文化を見せるのに回転寿司(外国人はやっぱり喜ぶ)も連れて行ってあげたかったのだけれど夜も寿司だし。ううううん、どうしよう?とにかく中途半端な食べ物は食べさせたくない。本当に素材にこだわっている人がいるのならがっつりいくら丼とかうに丼とかいうのもありかな?と思うけれど札幌のことをよく知らないわたし。どこに連れて行けばまっとうなものを出してもらえるのか知らないし。どなたか、良いアドバイスください!木曜日のお昼、何食べさせたら良いでしょう?
2007年11月15日
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