ダントツの卵

ダントツの卵

2008年01月04日
XML
年明けのため業務量が一時的に増えているということで、
現場に行って作業をしてきました。

パートさんと一緒に作業をしていて
やはり耳にすることが、本部への不満。

毎回、必ず聞く話が「キャンペーン時のノルマ」に関するものです。

年に数回以上「○○販促キャンペーン」というのがあり、
そのときには職員全員が契約ノルマ(内部的には「目標」と言ってますが ^^;)を
課せられます。

それが、あまりにきつすぎる、というわけです。

この不満、ある意味うなづけます。

私も現場にいたときは、似たような理不尽さを感じていました。

不満の本質は、ノルマの高低ではないと思います。

ひとつは、キャンペーンの「意味」が充分に語られていないこと。

もうひとつが、通常業務とのギャップです。

日常業務で扱わない商品を意識して売ろうとするからこそ
「キャンペーン」なわけですが、
普段扱ってない商品なので、そのセールスには一定の慣れが必要です。

さらに売り手もそうですが、買い手だって慣れが必要なんです。

いつも、その商品について何も語ったことのない職員が
突然「キャンペーンなんです。これ買ってください」では、
お客さんの意識がついてきません。
(しかも売り手のセールストークが、いかにも「付け焼刃」)

「ゆでがえる」の話って、ご存知でしょうか。

蛙を水の中に入れて、少しずつ水温を上げていくと
そのことに蛙は気付かずに、とうとう高温のお湯の中で
蛙が死んでしまう

と、いう話です。

少しずつの環境変化には気がつきにくい、ということで
割とネガティブな意味に使われる話ですが、
見方を変えれば、少しずつ環境を変化させれば、
結構、極限までいけてしまうものだ、とも捉えられます。

要は、ある日突然に「キャンペーン」などという熱湯をかけるのではなく、
始まる以前から少しずつ予告や事前教育を行っていけば、
売り手も買い手も、それなりに対処ができるものです。

ニュースレターを上手に使っている方は、
この辺の設計も上手くやっていますね。

自分が今、本業にしているインターネット・プロモーションでは、
うまく「ゆでがえる」(いい意味で)をつくれるようになりたいな。

そんなことを感じた一日でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年01月04日 22時30分05秒
[実践記録・・思考編] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

バックナンバー

2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月

コメント新着

ポテクミ @ がんばれーーー\(~o~)/ もしかして、今日 締め切り?? 迷っ…
政宗MVP @ おとみ100さん 先日はどうも♪ こちらこそ、いつかコーチ…
政宗MVP @ ぴろくんさん 届きましたか~? 感想聞かせてくださ…
おとみ100 @ お久しぶり おとみです。 企画を立てると凄いですね…
ぴろくん@ くそー。明日か… 早く来ないかなぁ~^^

プロフィール

政宗MVP

政宗MVP

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: