[感想] バス待ちのおばさんには遠い方の遺跡に行きなさいといわれたが、時間もないので近い方の世界遺産だけを見ることに。Orastioara de SusにはUNESCOの看板が立っているが、どう行けば良いのか...おじさんはもっと先だといいます。仕方無く家のある方に入っておばさんに聞くと、おばさんは少年をつかまえ、連れて行ってくれるように言ってくれています。少年も快く連れて行ってくれました。川沿いのトウモロコシ畑の道をズンズン歩いて行くが一向に着きません。そして、少年は荷物を持ってくれるとまで言いだしました。非常に申し訳ないです。一時間くらい歩いたか、たどり着いたのは只の穴ぼこ。茶色い石が落ちているだけでした。少年ことフロリーン君にファンタをあげると、「ムルツヌスク」とだけ言いました。そして17:20のバスがあることを教えてくれ、さらに先のバス停まで送ってくれました。そして、お礼に出した10万Lei札も受け取らずに帰っていきました。ありがとう。それしか言えないです。言葉も通じない外人を、これだけ見せるためだけにここまで連れてきてくれたなんて、ルーマニア人は本当に親切だとつくづく思うのでした。