『プープープープー鳴らさないでください!』 朝、クルマのトランクを開けようとキーを差し込んだらクラクションが11回、プープー鳴りました。自分の車なのにドロボーとまちがえられました。まめ旦那はそれを目覚まし替わりに笑いながら起きてきました。クソー!激しい起こし方です。さっさとテントを片付けて、ホーレインフォレストへ行きました。ここもキャンプ場は楽にとれましたが、蚊が多いのが気になります。今日はアルミ箔でスペアーリブを包んで焼いてみました。うまく焼けましたが、食べにくいです。しかも、飯盒の蓋で火傷してしまい手が痛いです。ビジターセンターからHall of Mosesをトレイル。生きている楓の木から苔がしだれています。一見湿っぽい風景ですが、夏だけはカラッとしていて暑いです。少々疲れたので、もう一つのトレイルは断念してテントでお昼寝。夕飯はたたき牛肉たっぷりのカレーライス。うまい!!
『イチローは最高なのだ』 今朝は、昨日の残りカレーと少し炒めた残り御飯で朝食を済ませ、シアトルに戻りました。とても過ごしやすかったので、戻りたくないが仕方がないです。途中、ビジターセンターのおばさんの勧めでルビービーチに行きました。流木が流れついた浜で、潮が引いていてとても綺麗でした。マイナスイオン効果はあるのか?半島を一周するように南側からシアトルに入りました。この街のナビもだいぶ慣れてきました。シアトルセンターにあるInn at Queen Annへ。なんと、車は近くの高級ホテルの駐車場に一日10ドルで泊めてくれといいます。しかし、キッチン、レンジ、オーブン、冷蔵庫と一通りそろっているのには大満足でした。が、明日のマリナーズ戦のチケットが届いていないといいます。近くのFedexに助けを求めに行くと、おじさんはマリナーズまでTelしてくれ、「ネットで予約の時に不備があったのでは?」と教えてくれました。ありがとうおじさん。あきらめきれないから、とりあえずセーフコフィールドへ行ってみることにしました。球場の前で二本指を出して歩いてみると、お兄ちゃんが一枚36ドルのチケットを二枚で65ドルで譲ってくれ、あっさりと試合が観れることになってしまいました。なんてラッキーなんだ。時計を見ると7:07。おお、試合が始まっている。いそいで球場に入ると、そこは感動の世界。後ろでドナルドダックのような声のおばさんが盛り上げてくれ、イチローは第一打席こそ三球三振だったものの、第二第三打席に連続タイムリーを打って三打点。試合も10-3でマリナーズの圧勝でした。マリナーズTシャツを着てホテルに帰ります。
『ガーリックポテトはうまかったのに…』 ぷらぷらとシアトルの街を散策。スターバックスの1号店でビックマグカップを買い、ヘルシーなビーフサンドとチキンヌードルをいただきました。午後のスタジアム前はダフ屋が“I need ticket”のボードを持ってうろついているだけで、まだ人はまばらです。出直して開始2時間前に来ると、ダフ屋がゴロゴロ。負けじと2本指をあげるますが、今日はなかなかつかまりません。声を掛けてくるのはダフ屋ばかりでした。日差しと闘いながらしばらく粘り、ネット裏の36ドルの席を50ドルで手に入れました。ダフ屋のおじさんも、よくやった(?)という顔をしてくれたました。先着2000人のポスターは今日はもらえたが…中身はいまいち。でも名前の知らない選手二人にサインを入れてもらったのでよしとしましょう。国家が流れて試合開始!!昨日は聞けなかったのです。試合の方は、ドナルドダックの応援がないせいかマリナーズの大敗。イチローはヒットを打ったが、レーザービームの送球はサードのへたっぴにはじかれ、いつの間にか出てきた長谷川もHRを打たれていました。かわいそうだったです。試合は5-12と惨敗でしたが、イチローはヒットを打ったし、ガーリックフライドポテトは美味しかったし、なかなか楽しい経験をしました。帰りはやはり歩いて帰ります。