2011年07月05日
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カテゴリ: 秋山真之伝記
 封建制度というのは、簡単に言うと、

 将軍が大名に領地を与えて、その領地を大名がその臣下に分与して、各大名がその領地内の政治を行う制度

 ということになります。


 徳川300年の封建制度の下、各藩は独特の政治と教育を行い、特有の人材を生み出したと言ったのが、司馬遼太郎で、

 薩摩藩は、軍隊の司令官を生み、

 長州藩は、政治家を生み、

 土佐藩は、民権運動家を生み、

 肥前藩は、官僚を生んだ

 というような内容の事を、どこかに書いていたような気がします。


 それでは、秋山真之の生まれた四国の「松山藩」は、どのような人材を生みだしてきたのかということになるのですが、

 土井中照(ドイナカ、アキラ)さんはその著書「松山城の秘密」の中で、次のように述べています。

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 『松山人は、組織の中で生きるのに向く官僚的な性格を持っています。

 これは、徳川家親藩という松山藩での生き方が永年培われ、松山人に反映されたのかもしれません。』

 肥前藩は外様藩でしたから、肥前藩とはまた違ったタイプの官僚なのでしょう。


 その他にも、

 「仲間のことを気にかけているように見えるが、身の保身のためにやっている」

 とか

 「外面は良いが、裏では悪口やうわさをばら撒き、うわさは直ぐに拡がる」

 という意味のことなどが書かれていて、

 このような事は、人間社会に良くあることと思っていたのですが、松山人特有のことであるとしたなら、ちょっと怖い感じがしないでもありません。


 土井中さんは、松山市のお隣の今治市出身で、就職して松山市で生活されていたようです。

 松山市で生活されるようになって、いろいろと戸惑われることがあったのではないかと思うのですが、

 それも伊予国には8つの藩があって、それぞれの藩が特有の文化を醸成していたことが原因であるとしたなら、

 「封建制度」侮りがたしという気がします。


 ちなみに、「松山城の秘密」は1時間ほどで目を通せるボリュームの本ですが、松山城のこと、歴代藩主のことなどが簡潔にまとめられていて、お勧めの本です。

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最終更新日  2011年07月06日 02時35分20秒
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