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かの遠隔操作事件について少し動きがあったようですね。「自称真犯人」がマスコミ等に「暴露メール」を送付しました。この事件について少しだけ書いてみます。 この事件は、客観的に見ても大変興味深い事件だとは思うのですが、「だからフリーソフトって危ないよね」的な世論になられると結構困るというか悲しい立場にいるので、そういう意味でもちょっと気になるのです。(ただしメールは一部のみ抜粋)>もともと、私は海外サイトで拾ったウイルスジェネレータで作ったものを使うだけのスクリプトキディでした。>>iesysを作る以前にも多数の人に感染させています。>>何らかの実行ファイルにくっつけてあちこちで配布する手口が中心です。 スクリプトキディとは自分ではプログラムを書く能力のないのに、他の悪意のハッカーの用意した攻撃ツールを使って一丁前にハッカー気取りをする人たちのことです。 既製の攻撃ツールを使ってこれまでも感染を行っていたようです。 文章からすると、iesysが初ウイルス作成あるいはウイルス作成の経験が浅いとも取れます。確かに iesys は既存のウイルスと比較するとかなり技術的要求水準の低いソフトウエアのようです。>「遠隔操作」可能なウイルス、一旦感染させたら、遠隔操作して大抵の実行ファイルに感染させることは可能です。>>昨年、片山氏の弁護団からポータブルアプリケーションという言葉が出たときやっと真理に近づいたと思いました。>>もちろんUSBメモリを差して自動実行されるタイプではありません。今のOSではそれでは感染しないです。>>片山氏は感染した実行ファイルを、確認しただけでも数台で使いまわしていたので、それぞれのPCに感染させることに成功。片山氏以外の遠隔操作はiesysを使ったのになぜか、片山氏のPCはウイルスジェネレータで作成したウイルスで遠隔操作したようです。この自称真犯人、なぜこのようなことを書いたのか。それはiesysでは、片山氏を被害者に仕立て上げるには機能が足りなさすぎるからです。iesysは感染能力がないため次々と複数PCで感染を広げることはできませんし、掲示板を経由して操作のやり取りを行うため、様々な情報を取得を取得するにも時間がかかりすぎます。>・自宅(OCN)のPC>>・IP【60.36.185.80】の会社PC>>・toshibaのリモートホストのPC この3つで重要なのは、「IP【60.36.185.80】の会社PC」です。このIPアドレスは何でしょうか。whoisで調査しましたが、「該当するデータがありません」とのこと。事件当時は使われていたのでしょうか。どうやら日本のアドレスではあるみたいですが…。これ自身が正しいとすると秘密の暴露にもなり得ると思うのですがどうでしょう?。さらっと調べてみたところ、片山氏が以前勤めていた会社名というのは報道はされていないようですが…。2014/5/17 23時追記: 60.36.185.80は岐阜県に本拠地を置く人材派遣会社のIPアドレスのようでした。東京に支社があるわけでもIT関連の技術者の派遣会社でもないようです。また、片山氏が「開発」を行っていたならば、人材派遣会社ではなく、派遣先のIT企業であるはずです。あと、自称真犯人がIPアドレスで会社を書いたのが気になります。なぜ会社名を書かなかったのでしょうか?。ひょっとして自称真犯人は、片山氏の当時の勤務先を特定できていないのではないでしょうか?。 あと、片山氏の複数PC(とスマートフォン)に遠隔操作ツールを仕掛けた(仕掛けることができた)ことになっていますが、どうやって同一人物と判断できたのでしょうか?。ちょっと気になります。>もっとも、iesysにも.exeや.batの実行機能を実装してるので、他プログラムに感染させることは可能です。 任意のプログラムを実行することは可能ですが、他のプログラムにiesys自身を感染させることはできないはずです。 >携帯マルウェアについては、片山氏がスーファミエミュのapkファイルなど入れて動かしていたので、一瞬のタイミングで紛れ込ませることに成功しました。 apkファイルはAndroidの実行ファイル(パッケージ)です。一見もっともそうに書かれていますが、「一瞬のタイミングで紛れ込ませる」って何でしょう?。ものすごく曖昧な表現です。片山氏はPCからapkファイルをダウンロードしてAndroid端末にインストールしたのでしょうか?。そんな面倒くさいこと片山氏はしたのでしょうか?。そもそも自称真犯人はAndroid用の遠隔操作ツールも持っているのでしょうか?。PC用の遠隔操作ツールとは明らかに別のツールが必要です。>片山氏本人がPCに保存していて私が盗んだ「docomoメモ2012.txt」にトラブル経緯が書いてありました。>>対応した副店長の氏名も書いてありました。「名刺もらった、アニメキャラみたいな名前だな」と本人コメント。 技術的なことは何もないですが、このコメントは秘密の暴露でしょうか?。警察が片山氏PCを調査すればこのファイルが本当にあるのかはすぐわかります。…でも、警察が「これは真犯人ではありません。愉快犯です。」といっても信じない人たちはいそうなので、もっともらしく書ければそれでよいのかもしれません。>雲取山、江ノ島は片山氏がルート検索していたのを確認しました。 ルート検索したから、証拠をその場所に隠したのでしょうか?。本当に行くともいつ行くともわからないのに?。自分ならば、本当に行ったことを確認してから隠しに行くと思いますが。スマートフォンにマルウエアを感染させているならGPSから位置情報を得ることはできるので、原理的にはそれも可能なはずです。 しかし自称真犯人は、片山氏の行動をGPSで追って後から証拠を隠したといえない事情があります。雲取山はともかく、江の島は片山氏が首輪をつけたとされる時刻(2013年1月3日午後1時半頃~午後3時半頃)から、真犯人からのメール(1月5日(土)午前0時34分)までは時間がなさすぎます。 また、片山氏が江の島を訪れたとして、猫に全く触らずに帰ってしまう可能性も監視カメラにうまく映ってくれない(あるいは映りすぎて首輪をつけて「いない」ことが分かってしまう)可能性もありますよね?。自称真犯人にとって、ルート検索さえすれば行った事実はなくてもよかったのでしょうか?。>iesysは元はegserviceという名前のVC#プロジェクトでした。>>egserviceは片山氏のIP【60.36.185.80】の会社のPCから盗んできたものです。>>リネームの上、AssemblyInfo.csなどビルド情報をそのままにしたまま、全く違うプログラムに改造しました。>>インストーラであるcofeeも盗んだものです。こちらは元の名前のままです。>>つまり、事件に関連する実行ファイルのいくつかは、元は片山氏本人か同じ会社の人が保存していたVC#のプロジェクトファイルというわけです。 egserviceは検察側の主張(http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140311-00033448/)で「F:\vsproj\egservice」からと思いますが、この中でFドライブは片山氏自身がTrueCrypt(暗号化ツール)を使って自身で構築したドライブと認めています。片山氏はその中にvproj隠しフォルダがあったとしています。egserviceが片山氏が以前勤めていた会社のプロジェクトファイル名だとすると、これらの証言と矛盾します。 それと、自称真犯人はなぜこのような面倒くさいことをしたと書いているのでしょうか?。片山氏を犯人に仕立て上げるなら、iesysのソースを片山氏の自宅PCの隠しフォルダに転送するほうがよほど簡単で確実に仕立て上げられます。会社PCに保存して消去だと完全に上書きされてしまう可能性もありますし、片山氏の離任に伴いフォーマットされてしまう可能性もあります。また、警察に「偽の証拠」を見つけさせるにせよ、削除されたファイルを復元して…といった不確実なものより片山氏の自宅PCに「ばん!!」と残っていたほうが良いと思います。警察が会社のPCを調査しなかったり証拠を見つけられなかったらどうするつもりだったのでしょうか?。 あと、検察側の主張によると、『「wbcap」の文字列を検索し、特定の文字列をiesys.exeのソースコードに含まれている文字列「UTF-8」に置換した』とか、『サクラエディターで「F:\vsproj\egservice\upld\upld.php」を編集した』のような「さりげなさ」すぎる証拠まで残っているようです。いくら犯人に仕立て上げるといっても普通ここまでやる必要はないですよね。真犯人にとって警察は「ちょっと証拠を残せば勝手に犯人と決め付けてくれる存在」なのに…。片山氏の件だけやっている操作の内容が複雑すぎます。>片山氏PCからそれらプロジェクトのソースが発見されたor復元されたとすれば、内容がiesysとは全く違うとは言え、GUIDが完全一致してるはず。>>検察はこれを「片山が犯人」の根拠にしてると想像しています。>>3.4×10の38乗通りのパターンを持つ.NetのGUID(128bit)が一致したならさすがに宇宙規模の奇跡ですよね。 GUIDを完全一致させたいなら、先に書いた通り自前で作ったiesysのソースコードを片山氏PCに転送するだけでよいはずです。なんだか技術的なことを書いてケムに巻こうとしているようですが、一般的な技術情報を書いているにすぎません。>iesys等のバイナリからから検出されているPCの情報、”TKY_DEV_PC07″とか”TKY_DEV_PC07_2″とか”Hewlett Packard”とかの文字列は、>>盗んだプロジェクト内のAssemblyInfo.csで定義されてるので、どこでコンパイルしようとそのまま反映されるというわけです。AssemblyInfo.csって、VisualStudioのプロジェクトでは必ずできますが、特にC#初心者にはよく分からないファイルですよね。証拠となる文字列を埋め込んだというよりは、紛れて入ってきた文字列である可能性は高いですね。そもそも、片山氏はC#を使えないと主張していたわけですから、C#のプロジェクトに従事していなかったはずです。自称真犯人が片山氏PCからC#プロジェクトを盗んだとするとここでも矛盾が発生します。まあ遠隔操作ツールからファイルサーバーにアクセスできたと考えられなくもないですが、普通はC#のソースを管理するならVSSなりTFSなり使いますよね?。あと、自称真犯人は(iesysより高機能な)既製ウイルスジェネレータを使ったと告白しているのに、なぜiesysを作ったのでしょうか?。まあ、片山氏の件はiesysでは無実の人を犯人に仕立て上げるのが難しいからと思いますが、自称真犯人が実際の真犯人とすると、iesys自体が存在意義を失ってしまうと思います。…とこの文章を書いていて思ったのですが、もしかするとこのメールの目的は片山氏が真犯人ではないと警察に思わせるためではなく、世論的に片山氏は犯人ではないと誘導するためのものかもしれません。先にも書いた通り、警察ならこれが真犯人なのか愉快犯なのかはすぐにわかるはずなので。最後に いろいろ書いていますが、この事件についてそれほど詳しくニュース等追っていたわけではないので、何か抜けているところや精度の高くない記述があるかもしれません。コメントを募集します。
2014/05/17
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超久しぶりのブログ。何年振り? Windows 8からWindows 8.1にアップグレードしたとき、MySQL 5.6がインストールされていると、サービスがなぜか消えてしまうらしい。必ずかどうかはよく分からないが、インターネット上でも同じ現象に遭遇した事例がいくつかあった。 自分の環境では A5:SQL Mk-2の検証のために、MySQL 5.5とMySQL 5.6を同居していたのだけれど、MySQL 5.5は平気なのに、MySQL 5.6はサービスがきれいさっぱり消えてしまっていた。プログラムや、データベースのデータはたぶん大丈夫そう。 なぜ、MySQL 5.6のサービスが消えるのか(あるいは消してしまうのか)はよく分からなかったけれど、以下のようにしてサービスを復元することはできるようだった。1.管理者権限でコマンドプロンプトを起動 スタート画面からコマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」をクリックする。2.以下のコマンドを実行(サービス名やディレクトリ名等は適宜変更すること) > sc create MySQL56 binPath= "\"C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.6\bin\mysqld\" --defaults-file=\"C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 5.6\my.ini\" MySQL56" type= own start= auto DisplayName= MySQL56 追記:以下のコマンドでもいいみたい?。 > mysqld --install MySql --defaults-file="C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 5.6\my.ini"
2013/11/04
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久しぶりのブログ。ふと思い立って、LinuxやUNIX環境でWindows アプリケーションを動作させる Wine を使い、A5:SQL Mk-2の動作検証を行った。■試した環境 OS : Ubuntu 11.04 Wine : 1.2.3 ("$ sudo apt-get install wine1.2" でインストール) 記事中では一部1.3系についても言及 A5:SQL Mk-2 : Version 2.6.2, 2.7.0 のベータ版(未公開のナイトリービルドなども含む)■現状の成果 A5:SQL Mk-2を起動し、SQLエディタ・テーブルエディタ・ERエディタを動作させることに成功。フォント設定は利用者が適宜行う必要あり。ERエディタはWine側に対応が必要。OracleとMySQLに対して直接接続にてSQLの実行などが出来ることを確認。 印刷やExcelへの出力(テーブル定義書の出力も含む)などについては未検証。■とりあえず問題点 フォントを設定しないと日本語表示が化ける。 → オプションダイアログより全体のフォントと、SQLエディタのフォントを適宜設定 A5:SQL Mk-2 Version 2.7 系では自動で代替処理するなどもう少し突っ込んだ修正をするかも。 → ER図はER図プロパティから変更。コメントやシェイプオブジェクトのフォントも個別に設定 データベースツリーが正しく動作しない。 → 最新のベータ版で修正 タブを切り替えると表示が乱れる場合がある。 → 最新のベータ版ではある程度改善(不完全?) テーブルエディタを開こうとするとエラー → MDACをインストールすると良い。(Windows 2000と同じ状態) → 最新のA5:SQL Mk-2 ベータ版では必ずしもMDACは必要なくした(Oracle, MySQLなら不要)。 半透明APIがサポートされないらしい? → ノーケア ラベルの改行がされていない → ノーケア ERエディタは表示した瞬間・または少し操作するとフリーズ → Wine 1.2.3も1.3.15もフリーズ → gdiplus.dllをnativeライブラリを利用するように設定するとフリーズしないが、ライセンス的に問題あり?(後述) → WineのgdiplusにてGdipDrawString関数にGDIフォントのリソースリークあり(後述)■Wineのgdiplusについて調査 どうも、文字表示時にリソースリークを起こしている模様。Wine 1.2.3のgdiplusのソースを読んでいくと、GdipDrawStringにリソースリークを起こしているらしき箇所を発見。Wine 1.3.15でも該当は修正されていなかったが、Wine 1.3.25では実装がガラリと変わっており、該当不具合も無くなっている(不具合を修正したのか、実装を変えた時に不具合も勝手に消えたのかは不明)。 Wine 1.3系はまだベータ扱いであるし、Wine 1.2.3を修正してコンパイルし、gdiplusのモジュールだけ手動で更新してみることにする。■Wine 1.2.3のビルドとgdiplusモジュールの入れ替え手順ソースは http://sourceforge.net/projects/wine/files/Source/ から取得。以下で展開$ bzip2 -dc wine-1.2.3.tar.bz2 | tar xvf -Ubuntu標準ではモジュールが足りないらしいのでインストール(やらないと./configureでエラー)$ sudo apt-get install flex$ sudo apt-get install bison$ sudo apt-get install xserver-xorg-dev$ sudo apt-get install libfreetype6-devdlls/gdiplus/graphics.c を修正GdiDrawString()内で以下の行を見つけ出し修正(Wine 1.2.3では3920行目のはず)修正前 DeleteObject(SelectObject(graphics->hdc, CreateFontIndirectW(&lfw)));修正後 DeleteObject(SelectObject(graphics->hdc, gdifont));上記の修正を行ったうえでmakeを行う。特定のDLLだけmakeということも出来るみたいだが、とりあえず普通にmakeしてみる。$ ./configure$ make makeは終わるまで待たなくとも良い。dlls/gdiplus/gdiplus.dll.so が出来たらそれをコピー。古いgdiplus.dll.soは念のため保存。 $ sudo mv /usr/lib/wine/gdiplus.dll.so /usr/lib/wine/gdiplus.dll.so_$ sudo cp dlls/gdiplus/gdiplus.dll.so /usr/lib/wine/gdiplus.dll.soA5M2.exe を起動し、ERエディタでフリーズしないか確認する。 ちなみに、1.3.25はリソースリークはないが、縦方向のAlignがうまく動作しないなどの問題がある。■Microsoft製ライブラリをMicrosoft以外のOSで利用することについて追記 とりあえず、Microsoftさんはいい顔しないだろうなぁと思う。調査したが、自分はYesともNoとも言える立場にないので、以下の記述は単なる個人的な意見。 MDAC 2.8 SP1に付属のmdaceula.rtfでは特に明記されていない。ただし、「本契約書に特に規定されていないすべての権利は、マイクロソフトによって留保されます。」と記載されているのでマイクロソフトがNoといったらNoかもしれない。Yesと言ってくれる可能性は期待できないと思う。 gdiplusの再配布モジュール(KB975337, Platform SDK Redistributable: GDI+)のeula.txtでは「The supplement is identified for use with one or more Microsoft operating system products」と記載されており、さりげなくMicrosoft製のOSのみに限定している気がする。しかし、ライブラリって「サプリメント」なの?。まあ、補助的なソフトウェアだから…?。 winetricks ではMDACもgdiplusも普通に入ってしまう。ライセンス上問題ないと判断している?。 ちなみに、gdiplusの再配布モジュールのeula.txtは、アプリケーションに添付しろとも添付するなとも書かれていない。ほかのソフトウエアで添付されていなかったのでA5:SQL Mk-2でも添付しなかったけど良いのかな?。
2011/08/01
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久しぶりのブログ A5:SQL Mk-2とGPLの問題で少々悩んだので書いてみたいと思います。 そもそも、A5:SQL Mk-2はGPLではなく、GPLのソースコードを1行でも含んでいるわけではないのですが、ちょっと衝撃的な事実を知りました。 MySQLに接続するために、プロプライエタリアプリケーションからMyODBC(GPLのMySQL用ODBCドライバ)を使うと、Oracle(MySQLの著作権者)ではこれをGPL違反と判断するようです。むしろ、プロプライエタリアプリケーションからの接続を禁止するために、MyODBCはLGPLではなくGPLとなっているようです。(かつてLGPLでしたがGPLへ変更された経緯を持ちます。) 調べてみたところOracle社ではGPLのライブラリコードが実行時に動的リンクであってもプロプライエタリアプリケーションと同じメモリ空間に読み込まれる場合、そのプロプライエタリアプリケーションはGPLライブラリコードと結合されているため派生物であると見なしてGPL違反であると判断するようです。 さらにはMyODBCでいうと、MyODBCドライバの利用時ではなく、MyODBCを利用可能となるプロプライエタリアプリケーションを公開した時点でGPL違反とするようです。この考え方を厳密に適応すると、例えばMicrosoft Officeに付属するMicrosoft QueryもMyODBCを利用することが可能であるためGPL違反となり得ます(!)。 この考え方が妥当であるかどうかは本質的に法律の問題を含み、国ごとに司法に判断をゆだねなければなりませんが、この問題を回避するためA5:SQL Mk-2はOracle社の著作物を含まないMySQL向けの直接接続クライアントライブラリを内蔵することとしました。 ここで法律上のリスクを避けるために、何が結合と見なされ派生物となりGPLの影響を受けるのか調べる必要が出てきました。 GPLの発行元であるFree Software Foundation(以下FSF)の解釈によれば、「二つのモジュールを一つのプログラムに結合すること」は次のように考えられているようです。-- GPL FAQ 日本語版より引用 ---------------二つの部分を一つのプログラムに結合する要件とはなんでしょう? これは法的 な質問であり、究極的には裁判官が決めることです。私たちは、適切な基準は コミュニケーションのメカニズム(exec、パイプ、rpc、共有アドレス空間での ファンクションコールなど)とコミュニケーションのセマンティクス(どのよう な種の情報が相互交換されるか)の両方に依ると考えています。モジュールが同じ実行ファイルに含まれている場合、それらは言うまでもなく 一つのプログラムに結合されています。もしモジュールが共有アドレス空間で いっしょにリンクされて実行されるよう設計されているならば、それらが一つ のプログラムに結合されているのはほぼ間違いないでしょう。逆に、パイプやソケット、コマンドライン引数は通常二つの分離したプログラ ムの間で使われるコミュニケーションメカニズムです。ですからそれらがコミュ ニケーションのために使われるときには、モジュールは通常別々のプログラム です。しかしコミュニケーションのセマンティクスが親密であったり、複雑な 内部データ構造を交換したりする場合は、それらも二つの部分がより大規模な プログラムに結合されていると考える基準となりうるでしょう。-- 引用終わり ------------------------------要約すると次のように考えられます。・同一のメモリ空間にあるかどうか・コミュニケーションのセマンティクス(どのよう な種の情報が相互交換されるか)に依るOracleがプロプライエタリアプリケーションからMyODBCへ接続することがGPL違反とする根拠は「同一のメモリ空間にあるかどうか」に該当するためと考えられます。ただしこれは何らかの判例に基づくものではないですし、ODBC規格のようなOSの標準機能を介して「間接的に」動的結合されるような場合を想定していないようにも感じられます。「コミュニケーションのセマンティクス」についてはFSFにおいてすら明確な基準が設けられているわけではなさそうです。「複雑」がどの程度を表すのかを知る術はありません。 独自のMySQL向けクライアントライブラリを内蔵し、MySQLサーバーへ接続を行う行為はFSF(やOracle)の指す「結合」に相当するのかを慎重に判断せねばなりません。 かつてMySQLはクライアント・サーバー間のプロトコルを「GPLプロトコル」と称していたようですが、法的に無理があったと判断したのか現在ではそのような記述は見受けられません(少なくとも自分は見つけていません)。基本的にはプロトコルには著作権は認められないようです。 標準ではないプロトコルを利用し、GPLとプロプライエタリアプリケーションが連携する数少ない事例としてSambaを考察してみます。SambaはMicrosoft Windowsで利用されているSMBプロトコルを利用するGPLプログラムですが、当然通信するのはプロプライエタリであるMicrosoft Windowsです。SambaはMicrosoft Windowsの派生物ではないですし、もちろんMicrosoft WindowsはSambaの派生物ではありません。このことから、ネットワークを介してGPLとプロプライエタリアプリケーションが連携しても、それは結合ではなく派生ではないと見なされると考えることが出来ます。 以上のような考え方でA5:SQL Mk-2から独自のMySQLクライアントライブラリを利用し、MySQLサーバーへ接続する行為はGPL違反に当たらないと判断するに至りました。しかし、これは自分の理解の範囲での考察であり、もしも「間違っている」とか「考慮が足りない」などありましたら、ご連絡頂けたらと思います。 コメントはブログに記述して頂いてもかまいませんし、 松のページ掲示板 または、松のページに記載されるメールアドレス宛へお送り頂いてもかまいません。よろしくお願いします。
2010/11/30
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2ヶ月半ぶりの日記。 前回、情報処理試験(データベーススペシャリスト)を受け手から全然ブログを書いていなかったのだね。 あの日から2ヶ月半、今日はその情報処理試験の合格発表でした。結果は(なんとか)合格!!でした。大喜び!!。 点数はそれほど芳しくなかったので割愛。午前I、II、午後I、IIそれぞれ後10点ずつ高ければ格好がついたのだけれどな。まあ、試験勉強もロクにしていなかったので合格しただけでも良しとしなければなるまい。どうも今回は試験制度が変わったばかりな事もあって特別合格率が高かったようだ。比較的簡単に合格できたのかもしれない。 色々とIPAの情報処理技術者試験のページを見ていると、「統計情報」なるページを発見。 その中の「年齢別 一覧表」を見てちょっとびっくり。データベーススペシャリスト、11歳で受けてる子がいる!!。まあ、さすがに受かってなかったが。一番年齢の低い合格者は17歳…ってコレ高校生じゃん。34歳が受かって大喜びしてるのがちょっと悲しくなる。しかし高校生でデータベースなんか勉強しても面白くも何ともないだろうに…。ちなみに、17歳のデータベーススペシャリスト合格率は驚異の40%。試験勉強しっかりすれば受かるものだったのか??。 さらに驚いたのは13歳でプロジェクトマネージャ試験を受けてる子がいた!!。もちろん落ちてたけど。しかしなんだ?プロジェクトマネージャが中学生なんてプロジェクトは絶対ヤダぞ?!。 …とりあえず秋はネットワークスペシャリストかな。
2009/06/30
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すみません、またしても勉強ほとんどしませんでした。そんなんで受かるはずないのに…。 ということで、本日は情報処理技術者試験受けてきました。自分の受けた区分は「データベーススペシャリスト」です。 データベースなら得意だろう?なんて言われますが、業務分析とかいろいろ難しい内容とか出るので毎回ヘトヘトなんです。 今年から資格制度が変わり、午前I・午前II・午後I・午後IIの4つの試験をこなさねばなりません。 午前I・午前IIは、マアマア何とかなったかな?。さすがに午前問題で落ちたくはないです。とか言いつつ、午前Iの一問目からかなりドギマギしました。 午後Iは今年は思いのほか難しかった気がします。3問中2問選択で、問2と問3を選択したのですが、問2が非常に難しく感じました。問3は比較的楽に解けました。90分の内、問2に60分、問3に30分くらいの時間配分でしょうか。 午後IIは、去年こっぴどい目に遭ってしまって警戒していたのですが、(勉強しなかった割に)思っていたほどひどい出来ではなかった気がします。2問中1問選択で、問1を選択しました。120分の試験ですが、110分くらいで途中退出しました。 自信のほどは正直ないのですが…どうなるかな?。
2009/04/19
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この本は、名前にラブがついているとおり、恋愛小説です。 "たっくん" とまゆの物語。 裏表紙の紹介では、「… 甘美で、時にほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説 - と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。…」とあります。これに釣られて買ってみたものの、最初は「くだらないドンデン返しだったら承知しねーぞ?」と思っていました。んで、感想はというと、まあ、良くできています。実は最初、「最後から二行目」を別の意味に(強引に)解釈してしまったのですが、どうも、裏表紙のこともありしっくりこず、いろいろと調べてみると、確かに「実は」とんでもないストーリーでした。詳しくはネタバレになってしまいますので避けますが、一ついえることは、「課程はどうあれ、この物語で最終的に不幸になった登場人物はいない」ということです。 そういう意味で、ハッピーエンドなのかもしれません。うーん、うーん…。 しかし、最近思うのですが、自分はこの手のミステリって、作者の仕込んだミスリードに必要以上にはまってしまう性格な気がします。作者の種明かしすら踏み倒してそのままミスリードしてしまうと言う。嗚呼。良い子ちゃんな性格なのですよ。イニシエーション・ラブしかし、情報処理試験(データベーススペシャリスト)の勉強せないかんかったのに、こんなの読んでる俺って…。
2009/04/19
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ちまたで話題の映画、「おくりびと」の原作…というか、元ネタとなった本らしいです。ただ、映画の方でも、「原作」とはなってはおらず、名前も「納棺夫日記」と、よりインパクトのある感じ。 かなり薄めの本ですが、文春文庫からの「増補改訂版」となるに当たってそれでもかなりの量が書き加えられているようです。 じつは、この本の作者の青木新門さんは、自分と同じ富山県の入善町出身なのです。黒部の太陽の話もあったし、ちょっぴり自分内で入善町フィーバー?。 内容は、第一章・第二章・第三章と分かれていて、それにプラスして「『納棺夫日記』を著して」が記されています。 第一章・第二章は、ちょっと日記っぽい構成で、映画での「穢らわしい」という台詞もここで出てきます。 第三章以降は少し趣が変わって、生死というものに関しての作者の考え、思ったことが書き連ねられています。ただ、浄土真宗に根ざした書き方をしているため、ちょっと浄土真宗でない方はちょっと違和感があるかもしれません。万人に勧められる本ではないかもしれません。 自分はまあ、そう敬虔ではないですが一応は北陸の地に生まれ、浄土真宗を多少は身近に感じていたのか、それほど苦なく読むことが出来ました。 ところで、この本には病床に苦しむ正岡子規の言葉が紹介されていました。「悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違ひで、悟りと言ふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった」うん、そうか、自分など平気で死ぬことも平気で生きることも出来てないな。精進。
2009/04/12
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A5:SQL Mk-2 Version 2.4 beta 5を公開しました。 今回の修正ではデータベースツリーで、これまでのテーブル・ビュー・シノニム・プロシージャ以外のオブジェクトを列挙できるようにしました。 実際に列挙されるオブジェクトの種類はRDBMS製品により様々ですが、インデックス・制約・シーケンス等です。ただし列挙できるだけで、オブジェクトを編集したり何かのプロパティを表示できるわけではないです。とりあえず、SQLエディタが開いているときに、オブジェクト名をダブルクリックすると、キャレット位置にオブジェクト名が挿入されます。ただしこの機能は現時点では、Oracle 8i以降, PostgreSQL 7.3以降, DB2 v8.1以降のみの対応となります。Oracleが一番多くの種類のオブジェクトを表示できます(今のところ)。そのほかのRDBMSについては追々…。 他には、ERエディタの線分で、始点と終点に記号をつけることが出来るようになりました。矢印とか丸とか菱形です。もちろん、線の角度に従い、記号の向きも変わります。記号を大きくして、始点か終点をドラッグしてグルグルするとちょっと楽しいかも?。ダウンロードはこちらから。
2009/04/12
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ちょっとおもしろいブログ記事を見つけました。 VC10のインテリセンスについて なるほど、Microsoft お得意のインテリセンスといえど、やっぱ実装は相当汚いのだね。まあ、昔のことを書いた記事なので、今はどうか知らんけど。 A5:SQL Mk-2(というか、前身の「あまのいわと5」)にいわゆるインテリセンスの機能(SQL入力支援機能)をつけたのは、2006年の1月のことでした。 最初は、「とりあえず、Ctrl + Spaceでテーブルの一覧を列挙してみよう!!」から始まり、・from句でテーブル名が現れたらその次にはエリアス名があるかもしれないね。テーブル名かエリアス名が現れたら、その後ろにはピリオドとカラムが続くかもしれないね。・from句にテーブルが1個なら、エリアス名なしでもカラム列挙しなきゃね。・サブクエリー対応しないとツカイモノにならないよね。・サブクエリーの括弧の中にキャレットがあったら、その括弧内だけで解析し直せばいいよね。・unionも対応しなきゃね。・カラム名と一緒にデータ型も表示したらいいよね。・with(共通表式)なんてのも対応しなきゃね(かなり面倒)。等々、どんどん機能を追加してきました。以前、ECMAScriptインタープリタ(AM6)を実装したことがあり、字句解析・意味解析は全くの独学ですが経験がありました。さらに言うと、大昔の専門学校時代に計算木(計算式を解析して木構造にする)を実装したこともあったので何とかなるかなーと考えていたのです。かくして、なんとかSQLの入力支援機能は実装されました、がやっぱりソースはものすごく汚いです。SQLはC++に比べれば遙かに言語仕様は単純ですが、結構ひどい有様です。A5:SQL Mk-2がソースコードを公開しないのはこのSQL入力支援機能のソースがあまりにも汚いからだ!!…というのは言い過ぎですが、なかなかメンテナンスはうんざりするものがあります。今更作り直せない。でも、Microsoft作っても汚くなるなら、自分が作ったのも汚くても仕方ないよね。(まあ、今のVC++の実装は知らんけど、知らんけど、知らんけど)
2009/04/06
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本日は新入社員が入ってきました。…そして、4人は行ってきた内の一人が…平成生まれでした。嗚呼、いつかその日がくるとは思っていたけれど。少しショック。
2009/04/01
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久しぶりにA5:SQL Mk-2のこと。 ずっと作ろうと思っていたのだけれど、ようやく!!ER図作成機能にシェイプオブジェクト(図形オブジェクト)を扱う機能をつけてみました。 A5:SQL Mk-2は元々SQL開発環境として開発がスタートしたけれど、最近ではERモデリングツールとして使われることも多くなってきた模様。 四角・角の丸い四角・楕円・円・×・スティックマン、線と塗りつぶしを表現できます。塗りつぶしは半透明も表現できます。背景として、画像ファイルを表示することも出来ます。それと線分を扱うことも出来ます。 これで、表現力がずいぶん上がったはず。 あと、サブモデルも表現できるようになったし、だいぶん使えるようになってきたかな?。ベータ版ダウンロード
2009/03/29
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3/21と3/22にフジテレビで2夜連続で、ドラマ「黒部の太陽」が放送されます。それ関連だと思うのですが、「黒部の太陽」の原作が本屋に置かれていたので買って読んでみました。 黒部川第四発電所(黒四ダム)を建設する上で現地まで資材を運ぶための「大町トンネル」を掘るお話です。当初は順調に進んでいた工事も、1/3ほど進んだところで大量の水が噴き出す「破砕帯」にぶつかり工事が中断してしまう…。 どちらかというと原作は史実に基づき、その中に人間ドラマを織り込んでいく形式をとっています。NHKのプロジェクトXにも通じる感じかも。フジテレビのドラマはどうなるでしょうか。今日、同じくフジテレビのエチカの鏡でその前段の特集をやっていましたが、フジテレビらしく人間ドラマ的な「皆で困難を乗り越える」的な描き方を強くするのかな、という気がします。 実は、自分は黒部の太陽の現場にほど近い富山県入善町(にゅうぜんまち)の出身です。ドラマでSMAPの香取慎吾さんの演じる笹島信義さんも同じく入善町です。なんかものすごい親近感。テレビで入善弁…というか、イントネーションが出たのが懐かしく感じます。これはテレビドラマもばっちり見るぞ。(補足) エチカの鏡では、入善町のことを「にゅうぜんちょう」と呼んでいましたが、正しくは「にゅうぜんまち」の誤りです。黒部の太陽新装版
2009/03/15
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よんでみました。 最近ちょっと古めの小説読んでいるのは古本屋に通っているせいです。 んで、内容はというと、最初の方はオタクっぽい人たちの登場&状況説明で読みにくいかな~と思うのですが、全般を通してみると、典型的な勧善懲悪で、起承転結がはっきりしており、とても気分のよい読後感にさせてくれます。なかなかお勧め。 だけど、「凄腕プログラマ=ハッカー(クラッカー)」っていう図式はどういうものなのかなーと思うわけですよ。この辺は誤解しないでほしいなーと思います。凄腕プログラマでもネットワーク犯罪しない人はいっぱいいますよ。というか普通しませんよ。 元々ハッカーという語は「手斧一本で丸太小屋を造れる位の能力を持った人(職人)」の意味であり、転じてコンピュータ業界では「何かプロジェクトが問題に突き当たったときに自身の技術力とアイディアで解決へ導くことのできる人」です(ただし解釈・定義は様々)。彼らは生産こそすれ、破壊は行いません。彼らはリスペクトされるべき存在なのです。アキハバラ@deep
2009/03/08
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先週、ついに松のページで累計アクセス数が500,000アクセス(セッション)を突破しました。いやー長かったな。まあ、ほとんどここ1~2年のアクセスだけど。 途中何度かプロバイダを乗り換えてページのURLも変わりました。カウンタプログラムもプロバイダごとに変えているので一貫した数え方ではありませんが、ともかくも500000アクセスまできたのは素直にうれしいです。 次は1,000,000アクセスですね。いつになるかな?。
2009/02/28
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この本は2000年頃のドラマが原作みたいですね。テレビ朝日系列でしたが当時実家のある富山県ではテレビ朝日系列の局がなかったために見ていませんでした。 映画になったのを(見ませんでしたが)知っていたので何となく読んでみることにしました。 おもしろいです。山田と上田の凸凹コンビが数々の超常現象のトリックを暴いていく一話完結方式の内容です。 これは、レンタルビデオでも借りて映画の分だけでも見てみるかなあ。TrickTrick 2どうでもいいけど、TRICKとTRICK2でずいぶん表紙の感じが違うなあ。
2009/02/22
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この作品、人死なないです。奇跡です!?。この手の作品は人死なないと見せかけといて、途中でいきなり病死とか過労死とか持ってくるから油断ならんなと思っていたのですが、最後まで人死は出ませんでした。 主人公はバブルも終わりに近づいた1988年に銀行に入社した現在(2005年ごろ?)融資課長。 支店長の無理やり融資した5億円が焦げ付き責任を取らされ…。 事件の黒幕を追い詰めていく主人公が「爽快」なはずの小説ですが、ちょっとやらしい感じ(エロではなく)を受けてしまいました。 いや、やらしいと言うか、これから二十数年間、サラリーマンやってく自身がそがれてくんですよ。ああ、世の中世知辛いね(?)。 まあまあ、面白いといえば面白いかな?。オレたちバブル入行組
2009/02/01
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今回のネタは「聖者は海に還る」です。以前読んだ、「嫌われ松子の一生」と同じ作者の本ですね。 人の心を操ることを題材とした作品ですが、なんともいえない読後感があります。 ネタバレは避けますが、これまで読んだ中でも面白さはかなり上位かもしれません。まあ、やっぱり人死はでますが。これ、映像化しないかな?。「次どうなっちゃうんだろう?」感が強いので、映画よりも、テレビドラマのほうが良いかもしれない。 しかし何ですか。このストレス社会だし、自分も一度カウンセリングとか受けてみるのも良いかもしれない、なんて思ってしまいます。比留間先生みたいな先生のカウンセリング受けたいな。 なんとなく「ジキル博士とハイド氏」をちょっとだけ連想しました。聖者は海に還る
2009/01/18
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久方ぶりの日記です。 A5:SQL Mk-2 Version 2.3 をリリースしてから約一ヶ月半経過したのですが、ボチボチ不具合がでてきました。 ということで、Version 2.3.1 をリリース…と思ったのですが、ちょっと手を加えすぎてしまったためビビリ症が出てきたので、Version 2.3.1 release candidate 1 (リリース候補1)です。 本質的にポリシーとして、バージョンの 0.1 単位まではメジャーバージョンアップとして機能追加を行い、0.0.1 単位のリリースでは不具合修正のみと言う方針でしたが、Version 2.4の開発開始が遅れているため、Version 2.3 (2.3.0) → Version 2.3.1の修正で、結構な数の機能追加を行いました。 とりあえず、1週間くらい様子見て大丈夫そうなら、Vectorにアップします。http://www.wind.sannet.ne.jp/m_matsu/developer/a5m2/beta/
2009/01/12
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行きつけの本屋でブルーバックスシリーズがなんだか充実してきたので買って見ました。 高校生くらいの時はあまり本は読まなかったのですが、物理に少々興味があり、時折ブルーバックスは買っていました。 んで、「マンガ 量子論入門」です。 マンガと付いてはいますが、挿絵の多い量子論の解説書といった趣です。またこの挿絵が味(と言うかへんな癖)があっていい感じです。 内容は、黒体放射の何とかとか、アインシュタインの光電効果から始まり、ハイゼンベルクの行列力学・シュレーディンガーの波動力学・ディラックの量子代数を経て、EPRパラドックスあたりで締めくくられます。 ですが、入門書とあるとおりやや駆け足な内容で、なんだか話が飛びとびになってしまっている気がします。残念ながら、あんまり内容は理解できませんでした。 常日頃「人の死なない本が読みたい!!」と言っていますが、量子力学の本となると人は死にませんが、シュレーディンガーが猫を半殺し(?)にします。いや、半殺しじゃないけど。猫が生きている状態と死んでいる状態が重なり合うんだよね。 ああ、難しい。 マンガ量子論入門
2008/12/21
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今回は超有名な古典ファンタジー、「不思議の国のアリス」を読みました。 一度読んでみたかったんです。この話。それにこの本は童話だし絶対人死なない。まあ、ハートの女王様の口癖は「この者の首、はねなさーい」だけど。 なぜ読みたかったかって言うと、この「不思議の国のアリス」の作者は数学者なんですね。数学者が考え出す、ファンタジーにとても興味がありました。 不思議の国のアリスを読んだ、当時のイギリス女王陛下が、「次に出版する本を読みたい」といったところ、数学書を献上したとか何とか。 んで、感想ですが、あんまりロジカルな話の進行ではなかったですね。まあ、10歳の子供に聞かせるために作った本ですから、仕方ないかもしれないですね。長編ですが、全体で一つの話を構成するのではなく、小さな話の連続として書かれたものでした。 後もう一つ、この「不思議の国のアリス」は、現在世の中に多く出ている、オンラインソフトウェア(フリーソフト・シェアウェア・その他…)に若干の影響を与えた作品でもあります。 作中の最初のほうに、DRINKME(私を飲んで)とかかれたビンが登場するのですが、オンラインソフトウェアによく同梱される、READMEと呼ばれるファイルはこれのオマージュであるという説が有力なのです。 自分のA5:SQL Mk-2にも同梱されていますね。まあ、そんなこんなで「不思議の国のアリス」はなんだか親近感の有る作品なのです。 最後にもう一つ、この表紙って「ハチクロ」の挿絵ですね。柔らかい感じの絵がいいです。
2008/12/07
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普段から人が死なない本が読みたいとか言いながらまたしてもミステリです。当然人が死にます。殺されます。冒頭から。 言動不一致ですかね。この次は人の死なないはずの本を読みます。 てことで今回読んだのは石持浅海で、「扉は閉ざされたまま」です。 誰が誰をどうやって殺すかは初めから読者に公開されます。7人が大学の同窓会で久しぶりに会いペンションにて、伏見亮輔が後輩の新山を密室を作り、自己に装って殺害します。 そこそこ面白かったです。同窓会に参加した碓氷優佳は頭脳戦で伏見亮輔を追い詰めて行きますが、「犯人を特定→警察でてきて逮捕」と言うわけではないのですね。 なんか、シリーズになるらしい?です。買ってしまうかも?。 人の死なないミステリとかないかな。密室みかんツマミ食い事件とかそんな感じで。主人公は小中学生で良いや。無いかなあ、そんなミステリ。扉は閉ざされたまま
2008/11/30
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本日、A5:SQL Mk-2 Version 2.3 をVectorにて公開しました。 今回の目玉は、Active Database Software 社の Active Query Builder を搭載してGUIによるクエリーの組み立てができるようになったことと、ERエディタがA2サイズ用紙まで対応(印刷はA3まで)し、表現力が上がってUNDO/REDOに対応したことでしょうか。 あとは、何気にカラーカスタマイズができる様になったとか、細かな修正は盛りだくさんです。 開発者な方々、使ってやってください。実行イメージ(SQLエディタ)新搭載クエリーの設計と分析http://www.wind.sannet.ne.jp/m_matsu/developer/a5m2/index.html
2008/11/27
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なんかちょっと前に流行ってた気がしたので、ウッカリ買ってしまいました。本当にウッカリです。 すみません、ごめんなさい。ポジティブなこと何も言えない本でした。 とりあえず、「読みにくい」です。まあ、古典で文体が現代とは違うので読みにくいのは致し方ないのですが、読み物としても、そう面白いとは思えないです。 まあ、「蟹工船」のほうは多少なりともストーリーとか盛り上がりとかあった気がしますが、「党生活者」は、ほとんど日記を読んでいるようです。ただ、「蟹工船」は「主人公がいないために読みづらい」とよく言われるようですが、自分としてはそれはありませんでした。書き方としてはこれもありなのかもしれません。 全般的になんだか共産党の「思惑」というか、「プロパガンダ」と言うか、そういうのが見え隠れしてなんだかいやらしいです。こういうのをプロレタリア文学というのですね。 もしかすると「正しい」目標を持っているのかもしれませんが、自分たちが正しいと狂信的(ちょっと強すぎる表現かな)に信じているようでやや怖い感じがします。 ややナナメに読んでしまいました。 一応念のために書いておくと「共産主義」という考え方を否定しているわけではないです。…念のため。念のため。蟹工船改版
2008/11/26
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人の死なない小説が読みたい!!。 ってことで、「レヴォリューションNo.3」です。No.1やNo.2がないか探してしまいました…。第1弾だそうです。 内容は不良っぽい高校生の男の子たちがお嬢様学校の学園祭に潜入してナンパするとかそんな感じ。 いい感じです。これならば誰か死んだりすまい。高校の男の子たちの青春物語なのだ!!って思って買ったら、早々に一人病死しました…チキショウ。 お嬢様女子高潜入作戦編とストーカー撃退編の2本立てです。俺的にはストーカー撃退編の方が面白かったかな?。ちょっとハラハラして、推理小説テイストもアリーの。 ちなみにストーカー撃退編でも約2名人死にが出ます。まあ、話の筋上チラッと出るだけだけど。 まあまあ、面白かったです。男の子たちの微妙な掛け合いが楽しいです。レヴォリューションno.3
2008/11/17
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ふと偶然にもこんな商品の発売を発見してしまいました。HHKB PRO2の日本語配列版PFU Happy Hacking Keyboard Professional JP白 PD-KB420W 【PC家電_002P2】 Happy Hacking Keyboard Professional JP です。ちょうど先週末の金曜日が発売日だったんですね。ソッコーで買ってしまいました。 本当は「墨」が良かったんだけれども「白」しか残っていなかったのでそれにしました。んー、無刻印も発売してくんないかな? ただ、比較的完成された英語版に比べ、ちょっと日本語版キーボードの配列はもうちょっと考える余地が有るような…。 有る程度カスタマイズは出来るのだけど、例えば、右シフトキーの位置はFnキーがよかったんじゃないかとか、右Fnキーがどうにも押しにくい位置に有るとか、日本語キーボードなら左Fnキーの位置にCtrlが来てほしい(これはカスタマイズ可能)とか。カスタマイズするくらいなら初めから無刻印のほうが良いとか。更には、Fn同時押しのHome,End,PgUp,PgDnは英語キーボードの配置を踏襲しているけど、Fnキーがずれているんだから、これらのキーもその分だけずれていて良いとか。 まあ、多分色々人によって意見が有る部分だろうとは思うが…。松的 HHK 日本語配列案 まだ書くこと有るような…カーソルキーの位置はどうしようもないだろうな。ほんの微妙にキーの高さを低くとかすると良いかも(ほんの微妙にね)。あと、Fnキーは手触りを変えてほしい。FやJのようにボッチをつけるか、ザラザラのタッチにするとか。右Altの右にShiftを配置するように書いたけど、Shiftでなくとも良いかも。 右Fnの位置は気に食わないけど、慣れるんだろうなあ。 あと、USBハブは付いてないんだな。微妙に残念。
2008/11/16
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なんか、ミステリ小説読み過ぎらしいです。 ついに夢の中で殺人事件が起こってしまいました。しかも連続殺人です。これはマズイ兆候だ。何ぼなんでも読みすぎなのだろう。 ってことで現在読んでるのが、またしても東野圭吾の「探偵倶楽部」です。(まだ読み終わっていない) 会員制の探偵「探偵倶楽部」が会員(やその家族)の依頼を受けて事件の真相を解決していくという感じで、きわめてオーソドックスな探偵物のミステリです。 その分だけ安心して読めます。まあ、安心はしても殺人事件は起こってしまうのですが…。ミステリ作家さんは夢の中で殺人事件が起こったりしないのかなあ。 短編集なこともあってか、テレビドラマ向けっぽい印象かな。傑作ってわけでもない気がしますが、比較的軽く読めるミステリでいい感じです。探偵倶楽部次はミステリじゃないの読もう。
2008/11/12
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どの小説が面白いかなあと散々悩んだ挙句に「聖女のこうし…」もとい、「聖女の救済」を買ってしまいました。なかなか本買うと気って悩みます。面白くなかったらヤだなあとか。 子供ができず離婚を切り出された妻が夫を毒殺するところから話は始まります。妻が怪しいと睨む内海刑事…しかし妻には完璧なアリバイが。果たしてその毒殺の方法とは?!。 …本当にこんな方法可能なのだろうか?。これ実際やったら毒物以外のところで鑑識が「あること」に気づきそうな気がするのだが。虚数解って言うのはどうかなあ?。 SPring 8とか出るのがガリレオシリーズっぽくてよい。そういえばテレビ版ではEPR相関の話題もチラッとだけ出てたな。 感想だけ言うと、容疑者xの献身のほうが感動したなあ(あれ?)。聖女の救済もう一冊、「ガリレオの苦悩」こちらは文庫化するまで待とうと思ったのだけれどやっぱり買ってしまいました。「聖女の救済」は長編だったのに対して、こちらは短編集です。時系列では「ガリレオの苦悩」→「聖女の救済」のようです。この本から内海刑事が小説版にも登場します。テレビ版より、ややしっかりした女性で、細かい事(犯行の痕跡とか)に気がつく印象。5編の短編のうち、2編はテレビ版「ガリレオΦ」と同じ内容。ガリレオφはこの2編を原作としているのかな?。犯人が名指しで湯川准教授に挑んできたりします。だがこの犯行方法、ちと無理がないか?以下、我慢できずにちょっぴりネタバレ。本を読んだ人だけ読む事を推奨(白文字で書いているので選択して反転させて読んでください)-ここから--------------------------------------------------- 高速道路でターゲット車両と並走し、指向性のスピーカーによって特殊な音波を聞かせ平衡感覚を失わせて事故を起こさせる、と言うのが犯行方法。 しかし、高速道路で走っているので相当「音が流れてしまう」はず。風が吹いていれば、さらにそれは予測が困難なはず。それにウィンドウも閉まっていたはずなので、これまた相当「遮音(反射)されてしまう」はず。運転席に届く頃には流れて反射して減衰して歪んで、さらに車の中に入った音に関しては乱反射して指向性を保てなくなるのではないかな?。 運転席の内海刑事だけに音を聞かせて(攻撃して)、後部座席の湯川准教授には全然聞こえないってのはちょっと無理があるように思う。 さらに湯川准教授の使った、どんな外的要因があっても平衡感覚を保てるヘッドホンのような装置…そんなドラえもんばりの便利道具は、ちとご都合っぽい気がします。 いや、面白かったんだけどね。…ついつい科学的な検証につい茶々を入れたくなります。(ゴメンナサイ) ちなみに、平衡感覚が狂うほどではないけど、超音波式の自動ドアなどのセンサ、なぜか時々聞こえてしまいます。不快な音と言うか刺激と言うか。たまに聞こえちゃう人がいるみたいですね。-ここまで---------------------------------------------------ガリレオの苦悩 なんだかんだ書いて、毎回読んでいるのは湯川准教授って俺の理想像だからなんだなきっと。科学とか雑学とかに詳しくってカッコイイ!!。
2008/11/08
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本日Vecterにて A5:SQL Mk-2 Version 2.2.3が公開されました。 Version 2.2.2からの変更点は以下のとおりです。・テーブル定義書の出力で、「外部キー情報(PK側)」の内容が間違っていた不具合を修正した。・ERエディタでエンティティカラムの「デフォルト」にカンマの含まれる式があった場合、正しく扱えない不具合を修正した。 もうしばらくしたら、Version 2.3を公開しようとも考えていたので時期的に微妙かなとも思ったのですが、割と重要な不具合と思われるので地味ーに公開しました。
2008/10/30
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A5:SQL Mk-2にてER図が開けなくなる不具合が発覚しました。 ER図でエンティティのカラムにおいて「デフォルト式」の値に「カンマ」を使うと、ER図ファイルを正しく扱えなくなる不具合です。ERエディタのプロパティ画面より 具体的には、Version 2.2系およびVersion 2.3 beta 1~21では、カラムのデフォルトとコメントの値が正しくなくなる現象が起きます。Version 2.3 beta 22~25ではそれに加えて読み込み時にエラーが発生します。 原因は、a5erファイル内で情報をカラム区切りで扱う箇所があり、カンマをデータとして扱う祭、ダブルクォートで括られていなければならない部分が括られていなかったため、読み込み時に情報の区切り箇所を誤判断して読み込んでしまうためでした。 対処としてVersion 2.3 beta 26を公開しました。さらに近いうちに Version 2.2系のメンテナンスリリースとして Version 2.2.3も公開します。http://www.wind.sannet.ne.jp/m_matsu/developer/a5m2/beta/index.html 修正されたバージョンでは読み込めなくなったER図ファイルを読み込むことができます(読み込めない場合もあります)。バージョンアップをされない場合は、デフォルト式としてカンマつきの式を扱わないようにしてください。 また、読み込めなくなったER図は以下の手順でも読み込むことができるようになります。1.ER図ファイル(*.a5er)をテキストエディタで開く2.デフォルト値にカンマを使っているエンティティのカラムを探す3.以下のようにデフォルト式をダブルクォートで括って保存例 (エンティティはファイル中の[Entity]セクションに保存されます)修正前:Field="日付","SALE_DATE","@DATE","NOT NULL",0,to_date(\q29991231\q,\qyyyymmdd\q),"",$FFFFFFFF修正後:Field="日付","SALE_DATE","@DATE","NOT NULL",0,"to_date(\q29991231\q,\qyyyymmdd\q)","",$FFFFFFFF
2008/10/21
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SQL開発環境(ツール)の一ジャンルとしてSQL整形という機能があります。 A5:SQL Mk-2でもこれまで、SQL整形機能がありました。これまでも他の同種のSQL整形ツールと比べても高速かつ高機能だったと自負しているのですが、本日公開した Version 2.3 beta 25ではさらに空白の取り扱い(付加・除去)について整形ルールを見直して、より高精度なSQLを出力できるようにしました。目標は「SQLのコードレビューをしてもそのまま通れるSQL」です。 また高速性についても、これまで、通常のSQL整形はかなり高速だったのですが、むしろ複数行から1行への整形(SQLを1行にする)は遅かったのでデータ構造を見直し、かなりの高速化を達成しました。 100KBや、1MBほどの整形を他のSQL整形ツールと比較するとその高速性が確認できると思います。他のSQL専用ツールと比較して、数倍から数十倍の速度差が付くこともあります。(まあ、そんなに大きなSQLはないでしょうけどね。でも一度Hibernateの自動生成した、50KBのSQL(しかも1行)を見たことがあります。)http://www.wind.sannet.ne.jp/m_matsu/developer/a5m2/beta/index.htmlSQL整形例-整形前-----------------------------1行コメントselect distinct a . * -- 1行コメント,func1(a . aaa+1*2*3/4),"a"."aaa"||'aaa'+1,func2(func3( 123 )),( 1+( 2*3 ) ),@@SQLSERVER_ENV as"aaa",case a . bbb when '1' then '一' when '2' then '二' else '' end , case when a. fff = 'ccc' then 'O' else 'X' end,case a .fff when '1' then case when a. ggg = 'ccc' then 'O' else 'X' end when '2' then (case when a. hhh = 'ccc' then 'O' else 'X' end) else '' endfrom TB_NAME a inner join (select カラム1,カラム2,カラム3 from テーブル名 whereカラム1 != カラム2) テ on a.aaa=テ.カラム1where a . aaa=@aaa AND テ . カラム2 = :bbb and a.ccc >= 3 and a.ddd = 3 and A.DDD
2008/10/19
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ちょっと前ですが、伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読みました。しゃべるカカシの出てくるやつです。伊坂幸太郎作品は風変わりな、あるいはマンガみたいなキャラクターが出てくるのが特徴ですね。 なんだかゆったりと話の進む「個人的に好きな感じ」の小説でした。んーでも、城山君の話はいらなくない?。あんまり書くとネタばれになるのでこの辺で。 なんだかこの作品は映画化とかすると良いかも。ドラマよりは映画だなとかそんな感じです。 この人の作品は「魔王」も読んだのですが、これはぱっとしなかったです。何を訴えたかったのだろう?。何だろう?、俺的にこの人の作品は当たり外れが有るなあ??。オーデュボンの祈り魔王 次、「容疑者Xの献身」、ミーハーなもんで。つい。 東野圭吾作品はロジカルで頭使う感じなのでちょっと離れていたのですが、まあ面白い。日付のあたりにトリック有るなとは思ったのですが、種明かしではちょっぴり「それは無いんじゃない?」という気がしないでもない。でも最後のページはちょっとグッと来ました。書き方がうまい。容疑者Xの献身
2008/10/13
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何だそれってことでゾイドです。ゾイドって何だって話はとりあえず置いとく。 甥っ子の家に行って来ました…もとい、姉貴んちに行って来ました。 どうも甥っ子(5歳)にはオモチャを持ってきてくれる叔父さんという意識が有るらしく、どうも「俺>サンタさん」な図式らしいです。そう思われると頑張っちゃうじゃないですか。 ちゅうことで、姉貴んちに行く前におもちゃ屋を物色。 昔ゾイドが流行ったころ、自分は今一歩ゾイドに興味がわきませんでした。どうも恐竜とか、昆虫型ロボットというところにリアリティを感じられず…。お小遣いの価格帯よりちょっと上ってこともあったのかもしれませんけど。 まあ、でも甥っ子のオモチャとしてはかなり良さげ。ヤッターワンのラジコン(前進+後退しながら曲がる)とどちらにしようか迷った挙句、ゾイドを買ってしまいました。 ああ、男の子向けのオモチャって楽しい。ゼンマイを巻くと、2足歩行しながら、頭と腕を動かして、さらに尻尾を振るんです。男の子心をくすぐるっ。甥っ子以上に俺が遊びたかったのかもしれません。 でもゼンマイをめいっぱい巻いてもほんの10秒そこそこしか動かない気が…。なんか動力ユニット?を交換すると電池式になるらしい。ああ、タカラトミーいい商売してるね。 でも買ってから気づいたのだが、対象年齢が15歳以上だった。まあいい。ZOIDS ゾイド エヴォドライヴ ZED-2 ゴジュラスマリナー…名前といい見た目といい、東映に訴えられないの?。
2008/10/05
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久方ぶりにA5:SQL Mk-2のことです。 今回のベータ版では、なんとなく?ツールバーなどの色を変えられるようにしてみました。(テーマカラー「薄蘇芳 (うすすおう)」を設定したところ)困ったときのグラデーションですね。適当にグラデーションにさえしとけばなんとなく格好が付く?。 なんとなく思いつきでつけた機能ですが、当初メニューバーは灰色のままでした。でもツールバーが色つきになっても、メニューバーだけ灰色のままだとちょっとしまりがないですね。 どうもSetMenuInfo というWindows APIを利用することで手軽に背景色を変更できるハズなのですが、どうもMDIアプリケーションだと怪しげな動作をするような…。 仕方ないのでメニューをオナードローにしてみたり、いろんなタイミング(イベント)でメニューの背景色を変更しなおしてみたり…。なかなか面倒です。もしかするとまだ変なところ有るかも?。ちょっとメニュー背景の描画はドツボにはまってしまいました。 もうそろそろ、機能追加も確定してリリースの準備を始めたいところです。
2008/09/23
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えー、ついに Googleがブラウザを公開しました。まだベータですが。ということで早速入れてみましょう。 Windows Vistaで動かすとAeroを使った視覚効果が美しいです。なんだか最近はこういう一見シンプルそうで使い方のよく分からないUIが流行みたいですね。 Beta版なので機能についてどうこう言っても仕方ないですが、Javaアプレットが動作しないです。あと、レンダリングエンジンがSafariと同じWebkitなるものだそうで、それのためか微妙にSafariっぽい動きをしているようです(?)。 自分の「松のページ」では右上にお勧めページへ遷移できるプルダウンを表示していますが、実は日本語・英語の2ヶ国語対応です。でもChromeもSafariもきちんと判定できずに英語表記で出てしまいます。…これはJavaScriptがブラウザによって微妙に仕様が違うためかも。ChromeやSafariのせいでない?。あと、プルダウンの中身も、インデントをつけて見やすくしているハズなのですが、インデントが消されて全部左詰めされちゃってます。…ガッカリ。(Chromeもafariも) あと、JavaScriptエンジンはGoogle謹製のV8と呼ばれるもので異常に速いらしいです。(試してない) ということでお次は、Chromeの兄弟ブラウザのSafariです。 なんかこれだけ異様に表示が違う。…アンチエリアスの使いすぎはちょっとなーとか思います。長い文章にアンチエリアスが付いているとちょっと読むのが疲れる気がします。あと、Appleらしく?、VistaのAeroはどこ吹く風で、ウィンドウの外見も独自のものになっています。…ちょっとウィンドウのリサイズがしにくい。 …すんません。あんまり好きではない。 お次は常用しているFirefox3です。「今度のキツネは爆速ダゼ」とか言っていた気がしますが、そこそこ速いPCを使っているので、あんまり関係ないです。無数に公開されているアドオンで強化できるのが良いですね。ジェスチャのプラグイン(All-in-One Gestures)だけははずせません。 あとはAero対応は特に何も。テーマで外見を拡張するのが前提なので、Windows版だけAeroの外見で…というのは無理なのでしょう。 避けて通れないのはIEこと、Internet Explorerです。 Aeroバリバリの外見で、アドレスバーの周囲まで半透明です。Windows標準装備ということで可もなく不可もなく…というか、どうしても「コレ」が基準になるのですよね。IEより優れていないことには存在価値すらないという世界。 こんなもんかと思いましたが、Operaを混ぜてやらないのは不憫なので久々にOperaも導入。 そもそも自分がジェスチャを使い出したのはOperaを使っていたせいです。かつてはWindows・Linux両対応の稀なブラウザでした。決して悪いブラウザではないのですが、レンダリングエンジンが独自で、Opera非対応のページが時々在ることと、メモリ食い(派手にメモリリークしてたっぽい)のと、極めつけはホリエモンに買収されたおかげで一時期バージョンアップが滞った(しかも訴訟問題に)とか色々いわくがついてしまい、使用を中止しました。 今でも、当時のOperaの使い勝手をFirefoxを使いアドオンを使って追い求めています。 はてさて、どのブラウザが市場を制するかな?。SEとしては作るWebアプリケーションの対応が大変なので、あまり多くのブラウザが乱立するのは困るのだけど…。
2008/09/05
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今回は「夢をかなえるゾウ」を読んでみました。面白さはマアマアかな。でも関西弁をしゃべるインドのゾウの神様「ガネーシャ」のキャラに頼りすぎてるような…。ほとんどガネーシャの勢いで話が進行します。 うーんとも思うのですが、ひょっとしてこれって実用書?って感じもします。ガネーシャは主人公に毎日課題を一つずつ出すのですが、これがなんだか「やってみようかな」なんて気にさせるものです。まあ、そのつもりで買ったんじゃないのでしないんですけどね!!。 「成功したい人!!」は読んでみるべきなのかもしれません。(?)夢をかなえるゾウ【夢をかなえるゾウ】で人気のゾウの神様とっても小さいけれど神様の彫像ですミニミニ神様象神ガネーシャ 0725夏得10
2008/08/28
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相変わらず、「しゃばけ」シリーズ読んでます。 現在は第六弾の「ちんぷんかん」読んでますが、ついに長崎屋が火事になりました。「しゃばけ」シリーズはなんだか妙に火事が多いですが、ついに長崎屋まで焼けてしまいました。「火事と喧嘩は江戸の華」とも言いますが。 んでもって若旦那、煙吸って死にそうになります。病弱なので死にそうになるのはいつものことですが、今回はついに三途の川まで来てしまいました。 ああ、どうなっちゃうの?若旦那!!。 ちなみにシリーズ第五弾の「うそうそ」は久々の長編ですね。あまりに面白いので一気読みしてしまいました。うそうそちんぷんかん いっちばん
2008/08/17
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ついに地デジテレビを導入しました。300GBのハードディスクを内蔵した東芝のRH500の37インチモデルです。東芝 37RH500 37V型デジタルハイビジョン液晶テレビ(300GBハードディスク内蔵 録画モデル)REGZA(レグザ)(家電21さんで買いました) 37インチは一人暮らしには大きすぎるかな~とも思ったのですが、長く使うことを考えて37インチにしました。 しかし、結構前にマンションが地デジ対応になったと連絡があったのですが、なぜかアナログのみしか受信できず、地デジが受信できませんでした。 どうしようかと思案したのですが、以前買ったPC用ワンセグチューナーについていた外付けアンテナを外の物干し竿に付けてみたところ何とか映るようになりました。 これ↓(長さ10cmそこそこ・室内だとさすがに映らない) 不動産屋に確認してみないかんな。
2008/08/06
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ええと、8/1のことですが、変な迷惑メールが6件ほど着ました。最初の5件は「何もせず確実に○○万円ゲット!!」みたいなメールです。よくわからんが、「これで、スネ夫に負けないラジコンが買えます。」とか書いてある。笑うところか?。そんでもって、6件目のメールは、以下の内容。■6件目メール全文(一部マスクしてます)---------------------------------------------xxxxxxxx@xxxxxxxx.xx.jp 様いつもお世話になっております。株式会社ロムスカ・インターナショナルの佐藤晋治郎と申します。本日、送り元名:野比のび太送り元アドレス:romuskaXX@yahoo.co.jpで、5通程、メールマガジンをお送りさせていただきましたが、何名様より、苦情のメールをいただきましたのでメール差し上げました。本メールマガジン(のび太情報)は、弊社の運営するインフォロム「http://c.accessmail.jp/?XX&XXXXXXXX&XXXXX&XXXXメールマガジンをご登録いただいた方、もしくは弊社商品をご購入され、メールマガジンをご希望の方にお送りさせていただいております。しかし、お恥ずかしながらメールマガジンを配信するのは初めてなので、弊社、不手際により見覚えのない方にもメールが届いてしまいました。深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。大変お手数ですが、こちらのメールマガジン(のび太情報)に見覚えのない方は、下記より、メールマガジンの解除をお願いいたします。【購読解除はこちら】http://accessmail.jp/z.phpX?XXXXXXXX&em=xxxxxxxx@xxxxxxxx.xx.jpご迷惑をおかけした方には、謹んでお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/株式会社ロムスカ・インターナショナル佐藤晋冶郎support@romuska.comhttp://c.accessmail.jp/?XX&XXXXX&XX&XXXXX&XXXX_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/---------------------------------------------どうも、わざと間違ったフリしてメール(6件目)を送り油断させてURLに誘導し、「生きたメールアドレス」を回収しようとしてるんじゃなかろうかと。知りません。こんな会社。メールマガジンも、この会社の商品も買ったことありません。て言うか、なに売ってるんですか?。情報商材?。やり方がアコギだ。とりあえずプロバイダの迷惑メール設定で着信拒否設定する。調べてみると、「株式会社ロムスカ・インターナショナル」なる会社、ホームページはあるけど、表紙だけだ。住所も連絡先も会社案内も何もない。「Coming Soon!」とか書いてある。怪しすぎる。
2008/08/04
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えーと、本日から夏休みに入りました。5日間ですね。つまり、土日もあわせると9連休ということになります。ああ、もう2日間過ぎちゃってるじゃないか。 家でダラダラ…ということで最近こんな本読んでます。このあいだ、フジテレビでドラマになっていたようですが、見逃したしね。しゃばけ読んでますというか、これはよみ終わりました。あまりに面白かったので、続編も買い込みました。こっちは今読んでる最中。ぬしさまへねこのばばおまけのこ「しゃばけ」だけ長編で、続きは短編集です。面白いんだけど、チョイチョイ人が死ぬんだよなあ…。一応ミステリーだからか?。人の死なない(おもしろい)本が読みたい。
2008/08/04
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ADSL回線を使っていたのですが、どうもどこか故障したようでインターネットにつながらなく(つながりにくく)なっていました。 ということで、フレッツ光引いてみました。 早くて快適!!…と言いたいところですが、意外と速さを体験できる機会は少ないようですね。ところどころ速いのは体験できますが。 なんとなくこれ見よがしに? CentOS 5.2 とか Ubuntu8.04 をダウンロードしてみたり?。こんなの書いてみました。
2008/07/21
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なんか、どうもADSLモデムが故障したみたい。パソコンからインターネット繋がりません。なので携帯からカキコ中。 いい機会なのでフレッツ光を申し込んじゃいました。 パソコンからインターネット繋がんないのは不便だな。
2008/07/06
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久々にA5:SQL Mk-2のこと。 A5:SQL Mk-2 Version 2.3 beta 12 を公開しました。 最近ちょっと時間が取れなくて(本ばかり読んでるから?)あまり進んでません。そろそろ、ER図編集機能でVIEWに対応とかいろいろしたいのだけれど…。まとまった時間がほしい。 http://www.wind.sannet.ne.jp/m_matsu/developer/a5m2/beta/index.html
2008/06/22
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今週は裏庭(梨木香歩)と地下鉄に乗って(浅田次郎)、鳥人計画(東野圭吾)を読んでみました。裏庭 こういうファンタジー物いいです。まあ、ファンタジー物は途中からよく状況がわからなくなる(文字情報しかないので想像力が…)って感じもしますが、なかなか面白かったです。 あんまり、剣や魔法で戦うとかそんな感じの物語ではなく、心の成長とか人と人との精神的な関わりとかそんな感じがテーマに見えます。 「西の魔女が死んだ」は、抑揚がないとか書いちゃいましたが、この裏庭は結構盛り上がりもある感じで楽しめました。 やはりハッピーエンドはいいね。裏庭地下鉄に乗って これも、ちょっと前に映画になったやつですね。なんだか「地下鉄、地下鉄」って東京メトロから金もらってんのか見たいな勢い。しかし何だ、地下鉄って戦前からあるんだな。びっくり。 でも、残念ながらエンディングが好きじゃないっす。ヒロインがちょっと不憫に思えます。地下鉄に乗って鳥人計画 この人の作品はみんなロジカルだなあ。元エンジニアって言う肩書きが相応しい。 中盤で犯人が捕まり、エンディングまでのドンデン返しとかもなかなかいい感じ。しかし最後のどんでん返しはちょっととって付けたようではなかったか?。殺人の理由がちと弱い。 でもまた東野圭吾は読もう。面白そうな作家だ。鳥人計画
2008/06/22
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この土日で「西の魔女が死んだ」(梨木香歩)読んでみました。映画化もされて本屋でも目に付くところに積んでありました。 この前読んだ「さまよう刃」(東野圭吾)とはずいぶん対照的な書き方です。本て書き手によってずいぶん違うものになるんですね。印象的というか象徴的というか、そんな感じに思えました。 ただちょっと抑揚のない感じ?。少女マンガとかにありがちなのかなぁ。気がついたら、話が終わっていて「渡りの一日」(同時収録の後日談を描いた短編)に突入してました。というか気がついたらそれも終わってました。 ^^;)西の魔女が死んだ
2008/06/15
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なんか「ものもらい」になっちゃいました。まぶたにおできができるアレです。 つうことで眼科に行ってきたのですが、先生に「今日切ってきますか?」と聞かれてうっかり「はい」と答えてしまいました。 …手術痛かったっす。麻酔する時痛かったっす。痛い麻酔を我慢したのに、膿だす作業も痛かったっす。もんどりうちそうでした。麻酔効いてなかったんじゃないの?。 しかし、ものもらい程度で手術ってちょっと大げさ?。しなくても良かったのかな?。 そんなこんなで今日一日は眼帯してました。片目だといろいろ不都合があるなー。
2008/06/14
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最近本を読む機会が多くなりました。文庫本とかですかね。コンビニでちょくちょくおいてある、500円程度のものを買うことも多いですが、今回は本格的なミステリー小説の「さまよう刃」(東野圭吾)を読んでみました。んー、まあまあ面白いのかな?。とりあえず、2日で読みきりました。本て、情報の密度が濃いですね。そんな気がします。普段インターネットやテレビばかり見てるからそう思うのかもしれません。さまよう刃
2008/06/13
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最近、A5:SQL Mk-2が雑誌にも掲載されたおかげか、こっちの掲示板で書き込みが増えてきた。 質問や不具合などはできるだけ即日返答するようにしている。特に困っている風な問題などは、できるだけ速やかに修正版(beta版)を出すようにしている。まあ、時間のかかる修正はすぐにと言うわけには行かないけれど。 そして必死こいて返事を書いてプログラムを修正する自分を淡々と見つめる人物がいる…ほかならぬ自分だ。んー、自分の限界はどこにあるのだろうね。自分自身を観察している。まあ、これ以上増えてくるとさすがに即日ってのは無理かな?。 でも、できれば即日返答したいね、もしかしたら書き込みした人は困っているかもしれない。修正は無理でも代替案を提示できないかな?。 一度はじめたことをやめるのはとても勇気がいる。無理はしないつもりだけどね。
2008/06/08
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ちょいと本買いました。その名も「亜玖夢博士の経済入門」。経済入門とは銘打ってますが、小説仕立てになっていてとても読みやすいです。 なんだか設定がやけにブラックです。新宿歌舞伎町界隈の風俗街にある亜玖夢研究所、ここで妖しげな風貌の亜玖夢博士が迷える人々を救済していく(?)お話です。 ちょっと最初は毒気されて「ナンジャコレハ」状態だったのですが、「ネットワーク経済学」の話や、「ゲーデルの不完全性定理」はなかなか興味深かったです。まあ、普通に読み物としても結構面白かったかな。 ただ、亜玖夢博士がマッドサイエンティスト風に書かれていたけど、もうちょっとブットンダ感じでもよかったかなあ?。むしろ博士の助手のリンレイのほうが浮世離れしてたかも?。亜玖夢博士の経済入門
2008/05/26
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地震発生中。ライブ書き込みです。大きい割りにP波とS波の開きが結構あるような?。震源が遠いってことかな?ってそんなんわかるんか俺!?。心配だなあ。お、収まった。
2008/05/07
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