マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2008.04.12
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 昨夜はわが東北楽天が延長戦でサヨナラ勝ちした。勝ち投手は青山。何とか6連敗で止めることが出来た。久しぶりの勝利だけに正直言ってとても嬉しい大笑い。その立役者は山下。2軍から上がったばかりだが、早速起用してくれた監督の温情に、何としても報いたかったとコメントしていた。

 サヨナラの場面を野村監督はトイレに行ってて見逃したようだ。主審に代打に山下と告げ、トイレから戻ったら大騒ぎしてるので、これはサヨナラ勝ちだと直感したらしい。最近、試合後の監督のコメントは冴えない内容のものが続いていたが、昨夜は采配がズバリ的中しただけにかなり嬉しかったに違いない。私もスポーツニュースを何回か見て、一人喜んで大笑いいた。

 10時から田中将大の番組をNHKで観る。高卒でまだプロ野球2年目の若者が、特別番組を作ってもらえるなんて滅多に無いことだろう。彼が「2年目のジンクス」にどう立ち向かうのかが、この番組の狙いのように思えた。監督は「ジンクスは関係ないだろう」と田中に暗示をかけ、田中自身も全く気に掛けてないウィンクように見えた。

 田中の関心は、常にどうしたらもっと良い投球が出来るかしかない。新人賞を取っても浮かれることも、テングになることもない。常に野球のことを考える「くせ」は、少年野球の時からのようだ。番組では子供のころからの田中を丹念に追っていた。常に最善のピッチングを追い求めて来た過去の姿は、私にとっても意外な一面だった。

 今日はKスタへ、その田中を観に行った。昨夜青山で勝っているうえ、あの番組の放映だ。田中ならきっとその翌日に無様な負け方はすまい。試合前から私はそう思って観ていた。前回の観覧は本拠地開幕戦で、チケットは持っていながら階段に座るしかなかった号泣。今日は比較的空いていて、ようやく席に落ち着いて応援することが出来た。スマイル

 入場者は1万5千人台だった。観客席に空席が目立ったのは、田中の人気がないためではなく、今日はお花見日和だったからだろう。妻も友人と一緒に近所の桜の名所に花見に行ったくらいだ。レフト自由席には珍しく親子連れが多かった。だが私の予想に反し、その子供達までが楽天の攻撃時にはちゃんと立ち上がり、見事な応援をしてくれた。

 さて試合の方だが、1回の表に田中自身のエラーでランナーを出したものの、6回まではノーヒットノーランペースでの快投だった。鉄平のタイムリーなどで楽天が3点を取ると、後は田中がオリックスの選手を相手に、どこまでノーヒットに抑えるかが関心事で、初ヒットを打たれた以降はどこまで無失点で抑えるかが注目の的になり、試合内容は案外地味なものだった。

 結局田中は、ローズやカブレラなどの強打者がいるオリックスを単発3安打に抑え、10奪三振で完封勝ちした。試合は僅か2時間40分ほどで終了。花冷えのする夕空に白いジェット風船が舞い上がった。勝利者インタビューでは、いつもより抑えた口調で答えていた田中。昨年以来2度目の完封勝ちを納めたと言うのに、19歳の田中の口から出る言葉に浮ついたものは全く無かった。

 それは昨夜のテレビ番組で知った田中の姿勢そのもののように私には思えた。この若者ならきっと2年目のジンクスなど全く気にせず、本来の自分の投球を求めることだけにエネルギーを費やすのではないか。その熱くて強い心手書きハートが、あの一場にもあればと願うのは私だけだろうか。恐るべし田中。彼の成長する姿を見に、私はきっとこれからもあの美しい球場に通い続けることだろう。





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Last updated  2008.04.12 20:47:09
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