マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.01.31
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 仲間のいない電車 

 何故だか私はアメリカのサイボーグに乗って戦っていた。相手はソビエトのサイボーグ。何故ロシアではないのかも分からない。空に飛び立つ際、怖くてサイボーグの胴体にしがみつく所で目が覚めた。ここで一旦トイレに起き再び眠る。次の夢も奇妙。淋しい郊外で妻と別れて手を振った途端、目覚ましが鳴った。

 時間は4時過ぎ。直ちにレース用の服に着替え。既に長袖シャツにはナンバーカードを張ってある。前夜雪が降ったことを確認し、雪の量から何とか最寄り駅までマウンテンバイクで行けると判断していた。このため荷物もリュックサックに入るくらいの量まで減らしていた。

 玄関に行くと愛犬がいつもの散歩と勘違いして、盛んに尻尾を振り、外へ出ようとする。それを押し込めて扉を閉める。外気の冷たさに緊張が走る。道路の凍結が一番の心配。裏道を避け、バス通りの車道を行くことにした。まだ融雪剤を撒く作業車は出動しておらず、道路は圧雪状態。後で知ったのだがこの朝の最低はマイナス7度だった由。風が冷たく、直ぐに手がかじかんだ。

 国道に出ると歩道の雪がバリバリと音を立てる。昨夜のうちに踏まれて凍った雪の音だ。積雪量は5cmほど。タイヤが幅広く、溝が深いマウンテンバイクだからこそこんな状態でも何とか進める。今は転ばずに駅に着くのが精一杯。帰りのことまで心配する余裕がない。慎重に坂を下り、何とか駅周辺まで来た。

 コンビニで食料と飲み物などを調達。果物や薬などは家から持参してある。5時過ぎには駅に到着。だが有料の駐輪場はまだ開いていない。駅員が駅の入り口で雪かき中で、利用者はまだ誰もいない。駅舎に入り、念のために時刻表を確かめる。常磐線いわき行き電車は5時34分の発車。まだ時間はたっぷりあるし、これなら何の影響なく電車は運行しているはず。

 ようやくシャッターが開いた駐輪場へ自転車を置きに行く。駅に戻るとS田夫妻の見慣れた顔があった。M井さんは前泊するらしい。それでも後何人かはこの駅から乗り込むだろう。初参加の夫妻にはそう話したのだが、何時になっても誰も来ない。あらら、こんなことは初めて。一体皆はどうしたのだろう。

 定刻通りに仙台からやって来た上り電車に乗り込む。いつもは近くの駅から乗り込むY広さん達も来ない。念のため別な車両を観に行ったが、やはり仲間はいなかった。S田夫妻と歓談。話したのはM子さんの体調や、ご主人の別大マラソン参加のことなど。別大は今年60回の記念大会で参加資格を緩めたため、走友会から他にK野さん、A部さん、O内さん、S水さんが参加予定の由。

 雪は県南の山元町まであり、福島県に入ると見えなくなった。相馬市付近で夜明け。どうやら天気は良さそうだ。お握りと煮物の朝食を摂る。福島の大野駅からY田さんが乗った。前夜は実家に泊ったため、仙台に雪が降ったことは知らなかったようだ。彼から仲間の参加状況を聞く。

 M仙人は東京のマラニックに参加。Y広さんは不参加。Eちゃんは治療のため当分の間活動停止みたい。M井さんは勝田に前泊。なるほどそれで誰も乗らなかった訳だ。Y田さんとは2月の「いわきサンシャインマラソン」始め、今年の参加予定レースについて情報交換。窓の外で揺れる樹木。どうやら今日は風がありそう。特に勝田周辺は風が強いことで有名だ。

 乗り換えのいわき駅でトイレを済ませ、茨城県に入ってからバナナと蒸し菓子を食べ、栄養剤を飲む。10時06分勝田駅に予定通り到着。会場へ急ぐ途中の商店街ではテーマソングの「君よ勝田の風になれ」が繰り返し流れ、いやが上にも臨戦態勢になる。受付で参加賞を受け取りいつもの指定席へ行くと、古川組の5人とM井さん、北海道のH賀さんが揃っていた。<続く>

 1月のラン&ウォーク 

ラン回数:18回(うちレース1回) ラン距離:231km ウォーク回数:毎日 ウォーク距離:129km 月間合計360km これまでの累計75,040km





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Last updated  2011.01.31 19:23:26
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