マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.02.26
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カテゴリ: 生活雑記


雪が降った。第1現場の巡回時、屋上の雪かきをした。軽い雪だが、滑ると危ないと感じたからだ。螺旋階段から塔屋の辺りがツルツルするのは特に気温が低いからだろう。立哨時には玄関先を雪かきした。この部分の担当は清掃会社だが、責任者が他の現場へ行っていて不在。管理会社の方に断り、そこも雪かきをした。出勤して来る社員の方が危険と感じたからだ。

病み上がりの雪かきは疲れる。悪いと思ったのか管理会社の方も、道具を持って手伝ってくれた。午後、住宅メーカーのリフォーム担当の人が「オール電化」の資料を持って来た。妻と一緒に話を聞いたが、態度は紳士的なのだがまるで要領を得ない。技術的なことがほとんど分かってないようだ。そして設置後の故障は直接メーカーへ言って欲しいとのこと。それだけでも契約することがためらわれる。


2月18日(土)≪遠い世界の話≫

前日電話があった設備会社が見積書を持って来た。Dさん紹介の人だ。こちらは「オール電化」の仕組み、設置する設備の詳細と品質、設置後のアフターケアなど非常に分かり易かった。住宅メーカー提示の設備より品質が良く、しかも低額。アフターケアも万全だった。会社の場所も確かめていたし、信用がおける人物と判断し、翌日に契約書を交わすことにした。

夕刻、ウルトラマラソン仲間である宮城UMCの新年会に行った。一週間の疲れが出たのか、会場へ向かう途中に頭痛。久しぶりの仲間との再会。T田さんとは約束通りのハグ。ブログを読んで心配してくれていたのか、皆「大丈夫?」と尋ねる。T田さんの横に座ったが、O川さんには「体調がまだ十分でないので、あまり飲ませないでね」と頼んでおいた。

会は前事務局長だったUさんの病状の報告から始まった。皆、シーンとして聞いていた。1人病気と戦い続けるUさんの心中を察すると辛いものがある。1人ずつ挨拶をすることになって、私は最初に手を挙げた。私も病気の話をするが、最初の方が雰囲気を壊さないだろうと判断したのだ。それからは各自の今年の抱負を聞いた。

ゴールする夫の姿を見て、今年初めて100kmに挑戦する人。長距離のトレイルレースに挑戦する人、250kmの長丁場に初めて挑戦する人。楽しそうに語る仲間の話が、私には遠い世界のことに思えた。昨年までは仲間の話の途中で「ヤジ」を飛ばした。それは私なりの激励の積りだったが、自分自身が十分走れたからそんなことも出来たのだ。

こんな体調になった今、とても「ヤジ」を飛ばす元気もない。私のジョッキにビールを注ごうとする仲間の手を、O川さんが止めてくれて助かった。「もう走るのは止めようかと思う」と話した時、Uさんから「何故走れるのに走らないのと言われた」とF田さん。それに恥じて再び闘志を燃やしたと72歳の彼。私と同学年のK村さんは手を骨折し、ドクターには走らないよう言われた由。

元気な若者が入会して活発な雰囲気になる一方で、高齢化する会員は次第にウルトラマラソンを走れなくなる。厳しいけれどもこれが現実だ。疲労が限界に達したのか、首と肩が苦しくなって来たため、静かに退散することにした。店の外まで送ってくれたAさんが泣いた。私の入院記を読み、一人手術室へ向かった時の記述を思い出し、「私も妻もさぞ辛かったろうに」と泣き崩れた。昨年果敢にモンブラントレイルに挑戦した彼は、とても心根の優しい人だ。

人生には色んなことがあるさ。そして最後は1人で死ななくてはいけない時が来る。そう思いつつ会場を去った。帰りのバスの中で仲間が作った文集を読んだ。昨年レース中の死亡事故で中止になった「川の道」に出たO川さんが、その無念さを晴らすためあの後盛岡から仙台の自宅まで約200kmを1人で走ったことを知った。それはいつか私が挑戦したい冒険だった。

果たして私が再び走れるようになるかは分からない。1ヶ月間走るのを止めれば、走るための筋肉がすっかりダメになり、元に戻すのに相当の時間がかかる。それに不整脈の再発が70%と高く、もし復帰出来たとしても、極度の偏平足から来る腱鞘炎や足底筋の障害の問題もある。ランナーに戻れる道は遥かに遠いのだ。夢を語る仲間の姿がやけに眩しかった。





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Last updated  2012.02.26 06:10:03
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