マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.04.08
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カテゴリ: 芸術論
 昨日は映画「ポテチ」を観に行った。撮影地が仙台のため、全国に先駆けての上映だったようだ。伊坂幸太郎の小説を映画化した作品を観るのはこれで3作目。最初に観たのが「重力ピエロ」。これは兄弟で完全犯罪を目指す怖い話だった。



 「ゴールデンスレンバー」は総理大臣が訪問先の仙台で狙撃され、1人の青年が犯人にでっち上げられる話。この作品には定禅寺通り、勾当台公園、広瀬川が写った。偶然だが、私はこの撮影現場に出くわした。帰宅ランの途中に定禅寺通りを走っていた時、それらしい装備をしたクルーと出会った。後で考えると、あそこが総理大臣暗殺の現場だったのだ。

 そして3作品目の今回は、東北楽天の本拠地であるKスタが出て来る。もちろん名前は違っていて「仙台キングス」なのだが、ユニフォームは楽天のものに酷似している。ところで「ポテチ」とはポテトチップスのこと。偶然のことで出会った男女が塩味とコンソメ味のポテトチップスを間違えて食べる。ストーリーは、その偶然の間違いと深く関係している。

 ほろ苦いような、悲しいような、それでいて最後は暖かい涙が流れる。言って見れば「ポテチ」はそんな作品だ。卸町のような場所も出て来たが、圧巻はやはりKスタ。とてもエキストラとは思えない多くのファンが「仙台キングス」を応援する。その臨場感が野球好きにはたまらない。最後はとんでもないどんでん返し。きっと貴方もこの作品を観れば泣けるはず。

 不思議な雰囲気を漂わせる青年役の浜田岳だが、先の「ゴールデンスランバー」では作者が彼をイメージしながら小説を書いた由。今回の「ポテチ」でも、この人しかいないと言う名演技だった。ともあれ自分が住む街が映画の舞台となり、見慣れた風景がスクリーンに写るのは感動的。伊坂幸太郎にはますます頑張って小説を書いてもらいたいと願う所以だ。

 翌日に入院を控えた今日は、庭の掃除と畑の準備をした。雑草を取り、スコップで土を掘り、堆肥、鶏糞、石灰を撒いて畝を均す。ここまで仕上げておけば、今月末には夏野菜の苗を植え、種を蒔くことが出来るだろう。今畑に残っているのは6株の白菜と100本近い玉ネギの苗だけ。白菜は蕾菜を食べれば終わり、玉ネギは6月に収穫予定。退院後の農作業が楽しみだ。

≪ お知らせ ≫ 

 明日4月9日(月)から13日(金)まで不整脈の再手術のため入院します。この間はブログをお休みします。また、書き込みへのお返事と皆さまのところにお邪魔することが出来ませんので、ご了承くださいませ。では、どなた様も再会の日までさようなら~!!





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Last updated  2012.04.08 18:58:26
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