マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.07.23
XML
カテゴリ: 生活雑記
≪ 柴又~東京スカイツリー~日本橋 ≫

 柴又八幡から「寅さんシリーズ」で有名になった帝釈天への参道へ戻る。団子屋さん、煎餅屋さんが多いが、川魚料理店も目立つ。昔は田圃の水路や江戸川でも川魚が獲れたのだろうが、今は余所から持って来るか養殖のはず。大きな鯉が水槽の中で何匹も泳ぎ回っていた。横断歩道の向こうに由緒ありそうなお寺が見え出す。ボランティアの方にお寺の宗派を尋ねると、意外にも日蓮宗なのだとか。

 「帝釈天」は通称で、経栄山題教寺が正式名。川向うの市川市には日蓮宗大本山の法華経寺があって、かつては京成千葉線の車内から五重の塔が見えた。後で調べたら、この帝釈天はその法華経寺の僧が江戸初期に開山したようだ。日光東照宮に似た彫刻が本堂に施されているが、こちらは無色。折角なので無料ゾーンだけ拝観させていただいた。

 再び駅に戻る途中、名物の塩饅頭と羊羹をお土産に買う。妻も柴又の雰囲気にすっかり魅せられたようだ。次の見学地は東京スカイツリー。ここからは乗り継ぎだが、意外に近い。東京の私鉄や地下鉄は複雑で分かり難い。私は40年前の丸ノ内線と銀座線のイメージのまま止まっている。だから成田空港と羽田空港を繋ぐ路線などの存在には驚くばかり。時代がどんどん変化しているのを実感する。

 東京スカイタウンの建物から外へ出る。まあ大変な人混みだ。まだオープンして間もない上に、土曜日なので、観光客が全国から集まって来るのだろう。真下から見上げるツリーは迫力がある。少し離れた場所まで歩き、次男に写真を撮ってもらった。きれいに整備された感じの街だが、テレビのニュースでは観光客が捨てるゴミの量が凄いのと、自転車を放置する人が多いと言っていた。

 古いお寺の次は最新の建造物。この落差の大きさを楽しめた。次は長男の勤務地である日本橋へと向かう。降車駅は「水天宮」。これも何やら曰く有り気な名前だが、かつて奈良の方から勧請した安産の神様らしい。地上への出口を間違えたようで、再び反対方向へ戻る。地下道に立っていた長男に手を振る。顔色があまり良くない上に、また太ったようだ。相変わらず仕事が忙しい由。

 蠣殻町、小舟町、室町など、いかにも江戸時代の風情を感じる町名だ。昔は東京湾も、またそこに注ぐ川の水もきれいだったのだろう。長男お薦めの蕎麦屋へ入る。私達夫婦は天盛り、長男は鴨せいろ、次男はザルの大盛りを注文。出て来たものは更科系の上品なもの。麺が細く味は薄い感じ。「これなら山形のソバの方が美味しいね」妻がささやく。山形のソバは10割で味が濃く、ボリューム満点の上に安くて美味いのだ。

 昼食後は日本銀行の本店を見学。明治時代の建物なのか、いかにも歴史を感じる外観だ。付近の銀行やデパートなど、いかにもそんな雰囲気の建て物が多い。次に「日本橋」へ向かう。ここは東海道などかつての5街道の出発点。道路の真ん中に、その基盤が埋められている。青く錆びた橋を背にして記念撮影。だが川の水は汚なかった。

 忙しい長男とはここでお別れ。そっと小遣いを手渡す。何度も振り返りながら彼は道路の向こうに消えた。きっと私達と別れるのが淋しかったのだろう。来月には帰省すると、帰宅後妻に電話があった由。私達はそこから地下鉄に乗った。次の目的地は芝の増上寺。私は40年以上前に行ったことがあるが、妻は初めて。果たしてあれからどんな風に変わったか。<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.07.23 06:06:39
コメント(4) | コメントを書く
[生活雑記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: