マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.12.31
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カテゴリ: 俳句
 ついに今年も最後の日を迎えた。今日は大晦日。私にとっては波乱万丈の年だったが、読者の皆様にはどんな年だったのだろう。29日の夕方、東京の次男が帰省した。東北新幹線で3時間、立ちっ放しだった由。おまけに仕事で腰痛を患っていた。私もこの暮れ、腰を傷めていた。強風と寒い日が続き、走らずに読書を続けていたのだが、その時の姿勢が良くなかったようだ。

 明日は新年を迎えるこの日、ブログ友の皆様には大変お世話になったことを心から感謝し、さらに健康で良いお年を迎えられるようお祈りしたい。この年末、腰痛に苦しみながら「言葉遊び」をしていた。季語もルールも知らないへぼ俳句作りの結果生まれたのが、以下の句。一興としてご笑覧いただければ幸いである。


    ≪ 玄冬風景/歳末 ≫


  大根抜き 冬至の畑に埋めけり



  凍へたる畑にも 玄冬の光かな             凍へ:こごえ 玄冬:ふゆ


  干柿を食ひて 過ぎにし年想ふ 


  灯油売るタンクローリー 雪こんこん


  腰痛を堪へて 暮の読書かな             堪へ:こらえ


  手袋の指凍らせて ブログ書く


  寒風に ガラス窓拭く やもめかな


  塵全て 掃き清めたり 年の暮             塵:ちり


  塵捨てて この一年を過去とせし


  山茶花に 歳末の雨 やはらかく


  歳末や 味見のなます 酢が足りず


  薄味の松前漬や 妻の暮               松前漬けは昆布などの入った正月料理


  凛として 葉牡丹 雪を載せて立つ


  腰痛の次男帰省す 年の暮  


  数々の悪夢を捨てて 晦日かな


  一年を無事過ごしたり 大晦日


  不機嫌を流し給ふや 暮の雨


  食卓にナメタ三切れ 年越祭               ナメタガレイは仙台地方の年越魚


  大晦日 歌合戦も観飽きたり


  除夜の鐘 愚音我音と 聴こへけり            ぐおんがおん(擬音) 










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Last updated  2012.12.31 06:28:47
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