マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2015.04.11
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カテゴリ: 日本史全般
<登米の街並み>

登米市.jpg

 くどいようだが、今回私が訪ねた登米市の位置をもう一度確認して置こう。地図の上部で、黒く塗りつぶした場所が登米市。岩手県南部と接する県境の市は近隣の9つの町が合併して平成17年(2005年)に誕生したばかり。その中の赤い部分が旧登米町で、私は仙台からバスに乗ってここへ行ったのだ。今日はこの登米の町を、順不同でざっと紹介することにしよう。


町7塀.jpg

 「みやぎ明治村」前でバスを降りると、目の前に広い駐車場があった。その駐車場を取り囲むように立っていたのがこの塀。これにはビックリ。こんな長い塀は滅多にない。不思議に感じたのだが、恐らくは武家屋敷ゾーンの雰囲気を壊さぬよう、駐車場を目立たなくするためにこんな塀を建てたのではないだろうか。


町0-2.jpg

 登米の街並みの古い写真。旧登米高等尋常小学校校舎の歴史資料館にあったもの。道路はまだ未舗装のままで、電信柱と自転車に乗る人が見える。恐らくは昭和の初めよりも以前のものだろう。


町0-1.jpg

        これも上と同様で、登米のメインストリート。


歴11舟橋.jpg

 なんだか不安定そうな船橋で、橋の名は「来神橋」となっている。流れる川は北上川だろう。開通したばかりで「渡り初め」でもやっているように見える。


北上川2.jpg

 比較のために載せた現在の登米大橋。上の橋と同じ場所かは分からない。


歴10馬市.jpg

 これも旧尋常小学校の歴史博物館にあった写真。戦前の馬市の様子。恐らく当時の馬は、農作業用に飼育されていたのだろう。


町9仙北鉄道.jpg

 「仙北鉄道」の車両。仙北鉄道登米線は国鉄東北本線の瀬峰駅から登米駅まで結ぶ軽便鉄道で、米などの農産物を東北本線を経由して運ぶために、大正10年(1821年)に敷かれ、旅客も乗せた。昭和43年(1968年)に営業成績が上がらないため廃線となった。写真は廃止された時のもののようだ。


町8仙北鉄道A.jpg

   仙北鉄道機関車の模型。


町1.jpg

         蔵風の建物(製薬会社)


町2.jpg

   醸造会社の蔵


町3.jpg

           醸造業の店と蔵


町6.jpg

    城下町にふさわしい蔵のたたずまい


町5.jpg

          上と同じ場所を逆の方向から


町4美術館.jpg

   美術館も街の雰囲気を壊さないよう蔵のイメージで


歴8武家.jpg

 登米は仙台藩伊達氏の一門が城主として治めた2万石の城下町。今でも町中にこのような武家屋敷が幾つか残されている。


歴4武家.jpg

   立派な門構え


歴5武家.jpg

         中には門しか残ってない家もあるようだ。


歴7武家.jpg

 たとえ門しか残っていなくても歴史は感じられ、観光の目玉にはなるだろう。


歴9武家.jpg

 武家屋敷の塀。道路がこんな風に鈎型に曲がっているのは敵の侵入を防ぐためで、城下町の特徴の一つだ。


歴6武家?.jpg

 古民家を改造した団子屋さん。これもなかなかの風情だ。<続く>





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Last updated  2015.04.11 05:14:07
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