マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.01.02
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カテゴリ: 俳句
大晦日は11km走り、ボクシングや総合格闘技の「RIZIN」を観ていました。そう言えば30日の夜も、ボクシングを観ました。世界タイトルマッチが中心の試合はさすがに迫力があり、70を過ぎた老人の私でさえ興奮します。いすれの日本人選手も本当に良く戦い、ほとんどがチャンピオンベルトを手にした感じです。

 除夜の鐘を聴いてようやく眠りに就き、元旦の朝は6時半起床でした。6時間以上眠れ、まあまあの体調で新年の朝を迎えました。年末年始はどうしても高カロリーな食事になりがちですし、アルコールも普段より多めに摂取してしまので要注意ですね。

 元旦は「ニューイヤー駅伝」や「サッカー天皇杯決勝」を観ます。2日からは恒例の「箱根駅伝」ですね。さて、今年も昨年同様年賀状は書かずに、2月頃に「寒中見舞い」を出す予定でいます。来年こそは明るい気持ちで年賀状を出したいものです。さて、こんな風景を俳句に詠んで見ました。新年早々の狂句をご笑覧あれ。なお、このブログも前日に予約したものです。








      松飾り終へて晦日も暮れなずむ

      紅白も観ずに過ごせし大晦日

      除夜の鐘聴きてやうやく眠りけり

      元日のブログ予約し寝坊する

      元旦の空ほのぼのと明け初めし

      新年を明るき朝で迎へけり

      麗らかに明けて酉年スタートす





      年頭につつがなきこと祈りつつ

      「おめでとう」第一声もブログにて

      元旦やブログ初めの老後かな

      正月や居間に妻子の笑ひ声

      帰省せし子と妻とわれ屠蘇を飲む

      決断を屠蘇の動悸が迷はせる

      餅一つ食ひて目出度きお正月





         喰ひし餅減った分だけ歳を取り

         お雑煮を終へて片付け始めけり

         元日も相変はらずの風呂掃除

         生存の証拠届きぬ年賀状

         年賀状妻のを選りて初仕事

         四十近き息子にそっとお年玉

         ほどほどに目出度き正月三が日




 ≪103歳の言葉≫

 現役の抽象芸術家、篠田桃紅さんの著書『103歳になってわかったこと』から抜粋。

  曰く。「自分の心が、自分の道をつくる」。

 補記には、「川」を無数の線で、あるいは長い一本の線で表したい。とあります。

 彼女は書と抽象画を組み合わせた新しい芸術を創り出した人です。そこに辿り着くまでには、厳しい道のりがあったことでしょう。時には白眼視されたり、激しい批判を浴びせられたこともあったはず。しかし他人の模倣ばかりしていては真の芸術は生まれません。長い間自分が信じた美と様式を追求し続け、ついに世の評価を得る。いや、きっとその後も彼女は絶えず研鑽を重ねたのでしょう。

 失敗を恐れずに突き進んだ道の遥か向こうにようやく灯りが見え出し、振り返るといつの間にか自分の後には一本の道が出来ていた。そんな気持ちがこの言葉になったのではないでしょうか。





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Last updated  2017.01.02 06:07:53
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