マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2019.05.21
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カテゴリ: 生活雑記
~わが家事と家政学~



 ある日の夜。包丁の切れ味が悪いことに気づいた。確か1年ほど前に自分で研いだのだが、これでは駄目だと思い直して研ぐことに決めた。我が家には砥石はない。金属製の器具に包丁の刃を入れて押し付け、前後にゴシゴシ擦る方式のもの。それが済んでから、柄や刃の全体が汚れていることに気づいた。前妻が40年以上使って肉や魚の脂まみれになり、ギトギトしていたのだ。



 IH調理器具の裏を調べたら、いずれも焦げ茶色に変色していた。恐らく炒め物や煮物の汁がそれらの底に引っ付いて焦げたのだと思う。こちらは「金だわし」にクレンザーを垂らしてゴシゴシ磨いた。汚れが落ち、熱効率が良くなるはず。圧力鍋がうまく作動しない理由も分かった。錘(おもり=ふた)の中が汚れて、蒸気がうまく排出出来てなかったのだ。これできっとご飯も焦げずに炊けるはず。ウィンク



 風呂の残り湯も貴重な資源だ。洗濯に使うのは当然だが、植木鉢や野菜の散水にも重宝。さらに食べた後の食器洗いにも使っている。ええっと驚くだろうが、洗剤が不要なほど汚れが良く落ちる。最後に水道水で濯ぐのは当然のこと。入浴後、浴室の床と壁はタオルで拭いている。換気扇は2時間回すが、これでかびる心配はない。なお洗濯用洗剤は、新聞の拡販景品で間に合っているのがありがたい。



 これはキッチンペーパーを針金のハンガーで吊ったもの。油汚れが酷いものは、ちぎったペーパーで素早く拭くき、油分の少ないものは洟(はな)をかんだティッシュペーパーを再利用する。油汚れの酷い水はそのままシンクに流さず、裏庭の雑草や野菜くずを積んだ場所に捨てる。その方が早く発酵が進み、油分が分解されて良い堆肥になると私は思っているのだが。



 敷布団カバーに続いて、今度は掛布団用のカバーを買った。生地が古くなって裂けるくらいだから、20年は使ったはず。ついでにバスタオルを襟元に付けた。長野マラソンの完走賞。これで気持ち良く眠れるだろう。下着、靴下、シャツ、パジャマ、セーター、ズボン、枕カバーや布団カバー、そして食品保存用のポリ容器類。一人暮らしになって以降、全部自分で選んで買った。今や自立する爺なのでR。



 大がかりな掃除は月2回。レンタルの化学モップはとても重宝だ。フローリング部分と和室の茣蓙(ござ)はそれだけで十分汚れが取れる。月810円だが、手軽で時間がかからないのがありがたい。家を美しく保てば気持ち良く暮らせるのみならず、いずれ売却する際も高い評価が得られると考えている。そのため最低必要なリフォームも怠らない。大阪の古い言葉である「始末」は、今でも家政学の指針なのでR。





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Last updated  2019.05.21 00:00:21
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