マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2019.06.24
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カテゴリ: 俳句
~梅雨時の花々と俳句~


              <ブラックベリー>

       木苺をふふめば雨の味がして   比田 誠子  

  *ふふむ=含むの古語   ブラックベリーをキイチゴの仲間と理解して





       卯の花は日をもちながら曇りけり   千代女
       山かけて卯の花咲きぬ須磨明石   支考
       卯の花の絶え間たたかん闇の門   去来

  写真はバイカウツギ(梅花空木)でしょうか。ウツギの別称は卯の花。夏の季語です。



       紅うつぎ風移る間も紅たもつ   殿村莵絲子

  写真はヒメウツギ(姫空木)でしょうか。ウツギと名が付いても科が違うことがあります。



       谷ゆけば硫黄こぼるる花卯木   秋元不死男

  写真はハコネウツギ(箱根空木)でしょうか。「卯木」をうつぎと読ませるようです。





       薔薇垣の夜は星のみぞかがやける   山口誓子
       夕風や白薔薇の花皆動く   正岡子規
       花びらの薔薇のかたちを守りけり   辻美奈子

  バラ(薔薇)には色んな品種があるのでしょうが、私はその多くを知りません。夏の季語です。



       梅雨なかば名を忘れたる白き花   マックス爺

  花の名前を良く忘れます。聞けば思い出すのでしょうが、なかなか覚えられなくなりました。しょんぼり


             <キンギョソウ(金魚草)>

       いろいろな色に雨ふる金魚草   高田風人子






       かな女忌の来る鉄線の濃紫   殿村莵絲子
       鉄線の花の紫より暮るる   五十嵐 播水
       鉄線花うしろを雨のはしりけり  大嶽青児

 「鉄線花」と「カザグルマ」などを交配した園芸種がクレマチスですが、俳句では同じものとして扱っています。夏の季語。


          <咲き終えたテッセン(鉄線)のヒゲ>

       てつせんの花てつせんに巻きつける   林 徹



                  <タチアオイ(立葵)>

             立葵いま少年の姿して   岩田由美
             立葵天香具山隠しけり   八木林之介  *あまのかぐやま=大和三山の一つ


           <ムラサキツユクサ(紫露草)>

       露草の露千万の瞳かな   富安風生

  便宜上自然種の露草の句を採りました。秋の季語です。





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Last updated  2019.06.24 04:47:54
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