マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.01.18
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カテゴリ: 芸術論
<古代中国の青銅器の美(3)>



 中国の「新石器時代」は日本の「縄文時代」に相当する。そのうちここに陳列された作品群は「大△口文化」に属するもののようだ。西暦で言えば紀元前4300年から2500年。縄文の中期から後期にかけての時代だろうか。


の台。これに皇帝が食べるご馳走を盛ったのか、それとも神への生贄用の山羊の首を載せたのかは分からない。まあどちらもあり得よう。



      銅板に刻まれた銘文。

     

 上の銘文を拡大して見ましたが、甲骨文のように見えますが、いかがでしょう。


  こちらの銅器の側面には、何やら文様が刻まれています。恐らくは神聖な動物と思われます。



 金箔が施された小さな仏像3体。中央の仏像は胡坐をかいて印を結んでいるように見えます。両脇はとても素朴な脇侍(わきじ)。倒れないように、鎖で固定されています。



 漆で彩色された土器のように見えますが、これも銅器でしょうか。このように赤と黒の漆で彩色された美しい縄文土器が、八戸市の是川遺跡から出土しています。



 どちらも土器にしか見えませんね。特殊な形はきっと祭祀用なのでしょう。左は三脚の酒器か。右の柄がた付いた高坏(たかつき)は権力者が握って酒を飲んだものか。



 字が刻まれた銅器。枕状と言うか、「湯たんぽ」状というか。字こそ刻まれてないものの、このような形状の縄文土器も、確かあったはずです。



    上の写真の字の部分を拡大したものです。   <続く>





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Last updated  2020.01.18 00:00:15
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