マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.05.22
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カテゴリ: 生活雑記
<あるがままに>

  モロッコインゲン

 モロッコインゲンと雲南百薬に支柱を施した。支柱を立てるだけでなく、それらの支柱同士を結束し、さらにシャラの木と柵に結んで固定した。このままでも強風に耐えられるはずだが、雲南百薬もモロッコインゲンも成長に従って葉が茂って重たくなるので、その重みにも耐えられるよう強化する必要があるが、それはゴーヤが発芽してネットを張ってからで良い。互いに結べばさらに安定度が増す。


         <ハナズオウの莢(左)と鈴生りの青梅(右)>

 このところの陽気で、ジャガイモの葉がかなり茂って来た。今年の種芋は「インカの夜明け」とか言う小粒の種類。これは大きな芋にはならないだろう。私はそう思ってほったらかしにしていた。だが種芋が小さい上にこれだけ葉が茂ったら、芋に栄養が行かななくなる。そう考えて芽欠きをした。それは1つの苗あたり2,3本ほど残して残りの茎を引き抜くことだ。その後小さなスコップで土寄せ。それも地中の芋の成長には欠かせない。

 シソの葉

 トマトの支柱はまだ小さいままだが、頑丈な支柱に代えるのはもっと後で良いと判断。だがトマトの苗を良く見ると脇芽が大きくなっていた。それでは脇芽を摘もう。早速ピンセットと鋏を持参して作業。まだ芽が小さいため、手で摘むと弱い茎を傷める心配があるからだ。10本全てを処理するのにさほど時間は掛からない。ミニトマトはそのままで放置。そちらはそれでも十分の数が実るだろう。

             キュウリ   

 昨年の晩秋、適当に蒔いた種からシソの葉が出て来た。多分これで8年連続くらいで同じ作業をしているはず。だから今年のシソは8年前の子孫なのだ。毎朝水やりしたせいか、キュウリの発育も順調で嬉しい。支柱とネットは当分先で良いはず。裏庭の三つ葉を切って茹でる。まだ強い香りがし、茎はまだ柔らかい。ツリガネスイセンの花を全て切り取る。種が出来て球根に負担をかけないためだ。

 ミニバラのつぼみ

 解剖学者の養老孟さんがテレビで話していた。新型コロナウイルスと戦うのではなく、共存することだと。京大の山中教授と全く一緒。そして自粛ムードの今こそ思索するチャンスとも。戦後間もなくの頃の学生は結核で1年休学はざらで、自分と向き合うことが出来たと。今のマスコミは騒ぎ過ぎ。緊急事態発令の解除にも一喜一憂するなかれと言うことか。平常心でブログを書き、たまに俳句を詠む日々。


          <筑波山と福来(ふくれ)みかん>

 TV「風土記」で筑波山がテーマの再放送を見た。その中に懐かしい顔。筑波大学勤務時に一緒だったK野さんが、「筑波山ガマの油売り口上」の第20代名人になっていた。彼が口上の稽古をしていたことは知っていたが、名人にまでなったとは驚き。頂上の斑レイ岩の大岩が修行地だったこと、東京から筑波山が見えるか観測していたことなど初めて知った。

 中腹で栽培している「福来みかん」の皮を七味に使っていることや、このみかんが万葉集では「橘」として詠まれていることも初耳。私のような転勤族にとって、かつての勤務地や住んだ土地のその後を知るのはとても懐かしいものだ。もう二度とは帰れない時代。人生の機微を感じるひと時だ。



 何だか空が曇ってると感じたある日の朝。天気予報を聞くと、珍しくその日は東北にも大陸の黄砂が飛来する由。ああ、それじゃ布団を干さない方が良い。そう思ったものの2階までは運んでおいた。午後からは黄砂が止む由。でもPM2.5はもっと嫌。庭に出ると白のイチハツと、白花紫蘭が咲いていた。貧弱な庭のささやかな変化。そしてミニバラにもピンク色のつぼみが。かくて今日も一日が始まる。





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Last updated  2020.05.22 05:19:55
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