マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.09.05
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カテゴリ: 生活雑記
~心を癒すものは・・~



 暗いキッチンで何かを踏んだ。その足の裏の感触で、ナメクジだと分かった。勝手口の扉を開け、夜のとばりの中でキッチンマットを振るった。照明をつけると、グニャリとしたあの物体はもういなかった。それにしてもどこから侵入したのか。翌朝は霧がかかった畑へ出て、自家製野菜を収穫した。小さなトマトが腐って落下していた。そして取り上げたトマトの傷口にうごめく黒い物体。それはアリだった。



 傷口に指を突っ込み、アリの群れをほじくり出す。台所に戻って傷ついた部分を包丁で切り落とす。残りを半分に切って食べたらとても甘い。恐らくはあのアリたちもトマトが完熟して甘くなったのを知っていたのだろう。大きめのゴーヤが完熟して黄色に変色。これはゴーヤチャンプルーには無理なので、そのまま切って野菜サラダにする予定。こうなるともう全く苦味は失せている。



 「コロナ鬱」と言う言葉を知ったのは今年の春ごろだったか。「コロナ自粛」で家に閉じ籠っていると、そんな精神状態になるのだ。学校は休校、職場へは行かずに自宅でのリモート勤務。旅行業、飲食店、そして製造業など、人々の行動が制限されたことに伴う経済活動の低下。生活の激変による精神の長い緊張が、人々の心を縛り付けてしまった。



 これまでアメリカでは鬱病は冬に多く発生するのが普通だったそうだ。それが今年は夏にも増えている由。コロナのせいでの倒産が目立つようになった。職を離れた労働者も多いし、「コロナ離婚」も出るようになったとか。ある企業は本社を東京から淡路島へ移転した。もう東京の高いビルを借りる必要はなく、淡路島へ移転してもリモートでかなりの部分をカバー出来るとか。働き方まで変わってしまったのだ。



 私は最近あまり体調が良くない。恐らくは激しい暑さが原因の一つだろう。そして大型台風の接近に伴う気圧の変化も大きい。そんなことが血圧などにも影響を与えるのは、昨年の夏にも経験済みだった。幸いにして先月受けた市の健康診断の結果はまあまあだった。特段目立つような兆候はなく、しっかり治療を続けていれば、このまま小康は保てるように思う。



 さて、そろそろキッチンで料理をする頃だ。今回は3本のゴーヤなどでゴーヤチャンプルーを作り、ナスの味噌炒めを作り、後は野菜サラダを作ろうか。暑さが迫って来た。台風による南風の吹き込みが原因だろうか。もう室温は30度を越えたはず。午後からは猛烈な雨との予報も出た。さて超大型の台風10号が、わが日本列島にどんな影響をもたらすかが心配だ。<続く>





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Last updated  2020.09.05 00:00:12
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