マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.02.20
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カテゴリ: 生活雑記
~中国の歴史ドラマ~



 何日かぶりに洗濯をした。天気が良さそうなので、朝からベランダに干した。朝食後は窓辺のデスクで新聞を読む。それから化学モップで、廊下、台所、脱衣所、1,2階のフローリング、和室を拭き掃除。それが終わってから休憩。時おり物凄い音がする。あれまあ、また地震かと身構えると、揺れてはいない。外の風が強いのだ。昼過ぎに洗濯物を取り込みに行くと、風のせいで早くも乾いていた。



 前日の俳句教室の時に、句友がさる情報を教えてくれた。わが家の近所に有名な俳人が住んでると言うのだ。それは初耳。場所は地図で直ぐに分かった。帰宅後にネットで検索すると、東大文学部哲学科を卒業し、東北大学に教授として勤務された方みたい。私も東北大学と東京大学に勤務したことがあるので懐かしい。作品も拝見したが、さすがは哲学者らしい重厚な表現。やはり研究者の俳句だ。私も研究者の俳人を何人か知っているが、どなたも言葉の選び方が、私たちとは異なる。良い勉強になった。



 たまたま新聞のテレビ欄で、中国の歴史ドラマを放送しているのを見つけた。「如恣伝」と言う民放の番組だが、真ん中の字が異なり偏は「壹」。「にょしでん」とでも読むのだろうか。珍しく清王朝の康煕帝の話。彼は満州族で「康煕字典」(こうきじてん)を出版した人。北京に都を移しても、まだ満州族の風習を色濃く保っているのが分かって勉強になった。

 満州族はモンゴル族同様に騎馬民族で「旗」と呼ばれる単位で集団行動を取る特徴がある。たまたま第1回は「嫁選び」がテーマだったが、どの集団から正妻を選び、2番目の副妃、3番目の妃をどの集団から選ぶかと、将来に備えて強固な親戚関係を形成する過程が垣間見られて面白かった。それは李氏王朝時代を扱う韓国歴史ドラマと良く似ている。ただし番組の制作費は尋常なものではないと思われる。



 その前に観ていたのがNHKBSPの「コウラン伝」。こちらは~始皇帝の母~のサブタイトルから分かるように、古代の物語。趙の人質となった秦の皇子と趙の王女コウランと、趙の商人である呂不韋の出世物語。その3人の絡み合いが絶妙で、スリル満点。私は「奇貨措くべし」と言う宮城谷昌光の歴史小説を読んでいたため、古代中国の歴史に興味があった。こちらも衣装や宮廷のセットが豪華絢爛だ。



 バイデン爺さんがサインした大統領令の評判がすこぶる悪い。トランプ氏の大統領令を片っ端から「ちゃぶ台返し」してるようで、監禁されていた不法入国者を大量釈放するなど、社会不安を煽っている由。そしてカマラ・ハリス副大統領が、フランスやカナダの首脳と電話で対談するなど、「おやおや」と思われることが相次いでいる。「アドリブ」での対応が出来ない大統領に代わってのピンチヒッターか。

 トランプ弾劾に失敗した民主党は、トランプ支持派の議会議事堂突入を民事訴訟を連邦最高裁に提訴する動きもあるようで、アメリカ国内の分断は治まる気配を見せない。マスコミの反応は、ひと頃に比べたらかなり落ち着いて来たように感じる。youtubeでの情報にもさほど重要で目新しいニュースはないが、トランプ陣営の復調は確実な歩みを見せているように感じる。

 さて、バイデン爺さんはグアンダナモ基地の収容所を廃止する動きを見せている。オバマ政権当時も廃止の意向を示したが、トランプ政権に移行後は逆に収容所の増設を図り、さらに囚人専用の収容船まで岸壁に係留している由。やはり捕まるのが怖い人が無くそうとするようだ。グアンダナモ収容所の廃止はどうやら国連へも人権侵害の怖れありとして訴えたようだ。折角老後を過ごせる場所なのにねえ。

   

 アメリカNASAの火星探査ロケットが火星に到着して、上空から「パーサビアランス号」(上)を吊下ろした。これで火星の生命体の有無を調査する予定とのこと。地球以外の惑星で初の生命が発見されるかどうかが楽しみだ。私たちが子供の頃の「火星人」は「タコ入道」のように手足が長くて頭が大きく描かれるのが普通だったのだがねえ。ぽっ





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Last updated  2021.02.20 00:00:09
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