マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.10.23
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カテゴリ: 生活雑記
~自分も歳を取ったと感じる時~

  ミヤコワスレ

 腰痛には用心していた積りだが、どうやらかなり痛む。金曜日。それまでの何日かはダラダラしてたので、せめてその日はちゃんとしようと決意していた。まず布団を3回に分けて2階まで運んだ。ここまでは良かった。手すりも濡れておらず、布団の乾燥が期待出来そうなお天気。次にゴミ袋を持って最寄りのゴミ収集所へ。いつもより気持ち良く歩けたほど。灯油用のポリタンクを目立つ場所に置いた。



 朝食後は新聞を読み、着替えをしてから外へ出た。この日は草取りをしようと考えていた。かなり雑草が延びていたからだ。動けばどうしても暑くなり、大量の汗をかく。そのためわざわざ薄着したのだ。だが考えを変えて、先ずモロッコインゲンの収穫をすることに。大きく育つと硬くなるためだ。丁寧に探したら結構獲れた。実際はこの5倍はあった。半分を裏のSさんに上げた。



 次に雲南百薬の苗を途中から切り、支柱を外すことにした。もう花が咲いて葉が変色しボロボロになっていた。朝の咲いて気温は10度を切るようになった。これでは成長は望めないと考え、食べられそうな葉を摘み、支柱を縛っているビニール紐を丹念に切った。台風も何度かあったため、かなり強固にしていて手間取った。だが、雑草を抜くためにも、支柱は退ける必要があったのだ。



 支柱外しのついでに東の畑のトマトを抜いた。もちろんその前に青いトマトを一つ残らず収穫。これは「挿し芽」から育てたもので、まさか10月半ばまで育つとは予想外だった。ネット検索で、青いトマトはピクルスにしても良いとあった。これは嬉しい。そのまま放置するとピンクから赤くなり、十分美味しく食べられるのだが、新しいことにも挑戦する価値はある。抜いた支柱を片付けるのに、かなり時間を要した。



 「大きな古時計」の音楽を鳴らしながら、小型のタンクロータリーが路地に入って来た。いつもの青年が「先週は大掃除でしたね」と言う。ガラスなどの清掃に17万円かかったと言うと驚いていた。プロの清掃業者で清掃範囲と数量が多いのでそれくらいはかかると言うと納得。だが原油の急騰で灯油も18リットルで1980円に値上げの由。問題はその後だ。台所の裏まで運んだのだが、多分その時に腰を傷めたのだろう。それだけ歳を取った証拠だ。暫くは騙し騙し行くしかない。



 先だって松本清張のことを書いたが、考えてみれば自分も似たようなものと気づいた。あまり専門的な勉強はしてないが、かなり広範囲に本を読んだ。それも半分以上は専門書だった。そして本を読むだけでなく、良く「現場」を訪ねた。美術館、博物館、神社、仏閣、古墳、遺跡、沖縄では誰も行かないような聖地へも数多く。そして旅行もし、全ての都道府県を走った。外国の美術館や博物館も20以上見た。



 自分の頭で考えたり推理を重ねた。そして最近はネットで得た貴重な知識や情報がとても役立つ。もちろんTVの学術的な番組も同様だ。つまり学ぼうとすれば、案外身近なところにその材料が転がっていると言うこと。ただ、なかなかそれに気づかないだけの話。耄碌ジジイと巨匠を比較するのはおこがましいが、たとえ話として聞いていただけたら嬉しい。ブロガー冥利に尽きると言うことかも知れない。ともあれすべてに感謝あるのみだ。





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Last updated  2021.10.23 00:00:08
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