まぜごはん part2

まぜごはん part2

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

babahands

babahands

カレンダー

コメント新着

ゆいかばあば@ Re[1]:お好み焼き(09/23) うらんちゃん フツーのうどん。 それより…
うらん@ Re:お好み焼き(09/23) 焼うどん? 焼きそば? 麺類大好き~♪ で…
ゆいかばあば@ Re[1]:マエケンの?(09/08) うらんちゃん 返事が遅くなってごめんね …
うらん@ Re:マエケンの?(09/08) マエケン  …漫才師かなぁ~?と検索した…
babahands @ Re[1]:松茸(09/03) うらんちゃん 豊作らしいよ でも 自分じ…

フリーページ

2008.11.02
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 孫の7歳の誕生日の記念写真が出来たので、写真館へ受け取りに行った帰りの車の中で、孫が、

『ばあちゃんも子供の頃は、誕生日に写真を撮ったん?』

と聞くので、

『誕生日の写真なんか、ばあちゃんは一度も撮ってもらったことはないよ』

と答えた。

『ふぅ~ん・・・じゃあ、ケーキだけ食べたん?』

『ケーキなんか、ばあちゃんが子供のころにあったんかいなぁ』

と答えた後で、はてさて、初めてケーキを食べたのはいつだろうと遠い遠い思い出をさかのぼってみた。



 私が子供の頃は、学校が休みの日には友達と海岸へ行き、砂浜を金属類を探しながら歩いた。

 『がばいばあちゃん』が磁石つけた紐を引きずって歩いていたあれはまんざら人事でない。

 集めた鉄くずを鉄くずやさんへ持っていって買ってもらうのだ。鉄くずの中には真鍮や銅がごく稀にあって、これは高く買ってくれた。

 それでも、5円か10円にしかならない。当時、子供のお菓子はたいてい5円で手に入った。まれに真鍮や銅を見つけたときには20円くらいになって、その20円で買ったのがバタークリームの上に赤いゼリーが載った『ケーキ』。

 そのケーキを手に友達ともう一度砂浜に戻り、海を見ながら食べた、あれが初めてのケーキだった。

 あのころの小遣いは5円だったが、それも毎日もらえるとは限らない。山で木の実を採り、草の茎を吸い、根っこを食べ、岩に張り付いた牡蠣を割って食べ、(書いてみると悲惨だが実際は豊かで楽しかった)、ハッタイ粉やふかし芋、湯がいたソラマメなどをおばあさんが置いてくれていたので、ひもじい思いをすることはなかった。

 ウエハースの容器に入れてくれたカキ氷のサッカリンの甘さや、キャベツとモヤシのお焼きのソースとそれを包んだ新聞紙のインクの匂いが混じって今でも懐かしく思い出される。

 子供のころ食べておいしかったものを、今思い出して食べてみてもさほどおいしくなく、口が驕ったからかなあなんて寂しく思ったりする。



 孫の誕生日にはケーキを買って待っていたのだが、父親とお出かけして遅く帰ってきた孫に、

『今日はもういらない。明日食べる』

 と言われ、がっかりして箱に詰め冷蔵庫にしまった。


008.JPG



 応援ポチお願いします。
人気ブログランキングへ










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.11.03 08:40:48
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: