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日頃、絵の話などめったにしない弟が珍しく絵について語り出しました。たまたま見かけたデパートでの絵画展。光の具合がとても美しくて、テーブルの上に置かれたものがくっきりと映えて、樹木や花やカーテンがとてもリアルで..、と延々と続く。印象派のような絵なのに、日本画の画材で描かれているのもユニークだと。え?とそれまで流して聞いていた私が聞き耳を立てました。女性の絵描きさんでたしか西なんとかさん...私は本棚に行き、ストックファイルから1枚の絵ハガキを取り出して差し出しました。これかい?彼の声が途切れ、 え?なんで持ってるの? この人知ってるの?私もそれほど頻繁には街の画廊を訪れることはありませんが、昨年末、知り合いのグループ展に行った際に、みんなが近くでやってる個展がすごいと噂していたので、興味を持って訪れていたのです。西澤知江子さんという方の個展。絵も素晴らしかったが、描かれた庭園やインテリアがまた素敵だったので、作品が欲しいと思ったけれどとても手が出ない。で、せめてもと絵ハガキを頂戴し、大事にアルバムに保管していたのです。確かに魅力的な作品でした。とても趣のある庭やテラス、室内が豊かな植栽や花で満たされ、陰影に富んだ光りが差し込んでいます。精緻な筆使いと深い色彩。しかしこの絵は一見、印象派的な油彩に見えるのに岩絵具を使われてるそうです。日本画で使われる岩絵具はどちらかというと表面(マチエール)が乾いた質感になるのに、西澤さんの絵は油彩と思ってしまう程の色艶が感じられます。元は油彩を描かれていたそうで、光りを表現するために岩絵具を使われているとか。確かにこれは成功しているようです。何より、描かれた空間に入り込んでくつろぎたいという感じになるんですね。人物が描かれてないのに人のぬくもりも感じられます。絵画作品の役割のひとつに、人の感情に寄り添うことがある。西澤さんの作品はそんな、人を爽やかな気分にしてくれる絵だと思います。好みも生き方も違う兄弟二人が、まったく期せずして同じ画家に感動するなんて、不思議な出来事でした。
2018/05/02
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「ふらののガラス屋さん」こと山口一城さんは今、71歳私が入社した頃は、山口さんは関係会社の社長さん、一見コワモテなのにとても人懐っこい人柄、年代物のトヨペットコロナ・シングルピックアップを乗り回し赤と緑のチェックのシャツに真っ赤なジーンズコテコテの大阪弁で「わらべの心を持ちなはれや」と解く。商品開発業務ではいろいろと厳しい要求に応じてもらっていたが、ステンドグラスを学び始め、ユニークな照明の作品を生み出しあちこちの施設に納入したりして、どんどん自分の世界を広げていく私は山口さん主催のパーティで様々な分野の人々を紹介もらったり、幾度か飲みに連れて行ってもらったりする数年。ドイツのハノーバー見本市の時には、宿が見つからなかったのか、突然、私達の民宿にころがり込んで来て、一緒のベッドで寝た事も。(汗!)ガラス制作に打ち込む山口さんにお堅い業界は合わなかったのか突然、会社を弟さんに譲って山口さんは日本一周の旅に。それっきり20年近く音沙汰なし。北海道でガラス作品を作っているという風のたよりだけ、あるとき札幌行JALの機内ビデオで、山口さんの顔がアップ。コーヒーを吹き出しそうになって見たら、北海道のアーティスト紹介、すっかり富良野の有名人になってました。現地営業所で山口さんの事を聞くと、みんなちゃんと知っていて、営業所長とも親しくしているとのこと帰ってネットで探すと著名人も含め様々な方々と交流されているさすが幅の広い人脈の持ち主。自然と人を引き寄せる魅力もお持ちだ。先日、山口さんが大阪のイベントに来ると聞いたので、梅田の阪急デパートの北海道物産展に出かけました。20年ぶりにお会いした山口さんは、お歳は召してもまだまだ情熱的。真っ白のコットンに身を包み、ガラスの蝶ネクタイがお洒落。さほど大きくない出店ブースには何人もの若い女性スタッフが。穏やかな笑顔で「みんなが私を助けてくれるんですわ」と嬉しそう、がむしゃらに自らの道を歩んだ人は、安住の地を得て幸せそうでした。ふらののガラス屋さんのご案内
2014/05/02
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お店の中でオリジナルの歌を流すのは日本独特だそうです。「海外では有り得ない」だとか。といえばすぐ浮かぶのはこれ、ヨドバシカメラの歌。パソコンやらオーディオやら、家電商品、フィルム、CD、DVD、いろんなものを物色しながらどっぷりとこの歌に浸かった方は多いと思います。ヨドバシカメラの歌の原曲はリパブリック賛歌。「まーるい緑の山の手線~」という歌詞は各地に行くとそれぞれ変わります。「若者集まる札幌に~」とか、「若者集まる梅田には~」とか、「若者集まる博多には~」などと地名だけが変化しますが、京都では「ヨドバシカメラは大きいな」と特別バージョンとなります。それにかぶさる英語、中国語、韓国語、フランス、イタリア、スペイン語など世界各国の言葉でのアナウンス。国際的な気分になりますね。そんな深い感慨を持って歌ってください。どうぞ!<ヨドバシカメラの歌・カラオケ>http://www.youtube.com/watch?v=eP3CYZsW8E4なんと青森はヨドバスとナマってます。(冗談です、青森は未出店です)<【吉幾三】ヨドバスカメラ青森店のテーマ>http://www.youtube.com/watch?v=TqEhVefektg続く歌はなんといってもこれ。<ビックカメラの歌 BIC CAMERA SONG>http://www.youtube.com/watch?v=3CxkDNCAE74元歌は「たんたんたぬきの~」ですが、そのまた元歌は讃美歌だそうです。 葬儀でも歌われたことのある神聖な歌が、おどけた下ネタソングになり、また、人々の購買欲望を刺激する歌へと変貌するってのは皮肉な変遷と言えるでしょうね。 新聖歌475番(聖歌687番/まもなくかなたの)<オルゴール スイス製ミラ18インチ 聖歌687番とビスクドール>http://www.youtube.com/watch?v=_lmd5-fyi9Iそして、sofmap。<HELLO,SOFMAP WORLD> 3バージョンhttp://www.youtube.com/watch?v=FvQ5wQfWWI0sofmapはとっても快適なポップスに仕上がっているので、特に突っ込むところがありません。が、なんと3バージョンも。1曲目はおなじみの日本語、2曲目の英語版は感動的にハモっていて、ギターソロもかっこいい。3曲目、え?ラップもあるって?ホントかなあ???それにしても、これらの歌を聞いているだけで、店内を物色するワクワク感が蘇ってくるのは何故だろう。<ジョーシン 店内BGM>http://www.youtube.com/watch?v=zBNXLfaD3ZMちゃんとした業界ポップスに仕上がってます。<ヤマダ電機の歌 高音質 Theme of Yamada Denki>http://www.youtube.com/watch?v=d3aR-DnEcM8これも定番の仕上がり。「デンデンデンキはヤマー ダダ!」ダダ!ってのがすごいですね。続いて、スーパーの歌、これはあまり印象的なものは少なく、<明日へ吹く風(イズミヤ店内BGM)>http://www.youtube.com/watch?v=ld_l76pwGhQいい歌ですなー。<ざ・CD音源(2) モクモクモッくんのうた!!>http://www.youtube.com/watch?v=FCSSLxXUiUUダイエー、グルメシティで木曜だけ流れてる特売ソング。京都、新京極のグルメシティが今月で閉店なんだよね、母親の下着類、これからどこで買えばいいのか?ドンキ・ホーテはこれでもかというごちゃごちゃ物量作戦の割に、唄は大人しいのでパス。ハードオフの音楽はけっこう明るくリズミカルで秀作。最後に取り上げたかった「ナカヌキヤ」の歌はついに見つかりませんでした。数年前に閉鎖、清算されてしまったからです。中川ムセンから発展した関西のディスカウントストアでしたが、その名のとおり、中間マージンをぬいて安く売る。渋谷にも出店しましたが、さすがにこの歌は流してないかも。メロディと歌詞がすごい。「ナーッカヌキヤ。ナカヌキヤ!」と連発し、これでもかと強烈なインパクトで迫ってくる。客は店に入ったとたんこの歌の直撃を受けて理性を失い、あらぬものを手当たり次第にカゴに放り込んでしまうという魂胆か?私なんぞは逆に、聴いた途端に腰の骨が砕け、歩けなくなりました。ところが恐ろしいことに、この刺激がたまらなくなり、また聴きたくて店に吸い寄せられるという、危険な魔力がありました。<ナカヌキヤテーマの歌詞> ナーカヌキヤ ナカヌキヤ ぬいーてぬーいて安く売る ナーカヌキヤ ナカヌキヤ 選んで選んで安く売る こちらの町にもナカヌキヤ あちらの町にもナカヌキヤ ぬいてぬいて安く売る ナカヌキヤをごひいきに御贔屓にしたかったのですが、残念でしたね。ではフィナーレに、サイコ―のテーマソングでお別れしましょう。街でこの店を見つけると買う物がなくっても入店してしまいます。この歌を聞いて元気つけたいからです。<ダイコクドラッグのテーマソング>http://www.youtube.com/watch?v=ZLhKKG3OlZMだってなんてったって、「宇宙戦艦ヤマト」の作曲者、宮川泰先生作の名曲「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」のテーマを使っていて、「いらっしゃい ませっ!」「大 特価 ですっ!」という掛け声が楽しくって仕方ありません。 最高ーですっ!
2014/07/20
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1877年にエジソンが発表した蝋管蓄音器は音質も悪く時間も短かかったため、音楽には不適とされていました。しかしエジソンは諦めずに改良を重ね、当時高名だったブラームスにピアノ演奏を吹き込んでもらったそうで、その蝋管は今も残されています。歴史上、初めて録音された歌はエジソンの歌うメリーさんの羊というのは有名な話ですが、プロの音楽家による史上初の録音は誰なのか?調べてみると、1889年にスエーデンのソプラノ歌手が吹き込んだという記述がありました。ブラームスが録音したのが同年の12月なので、彼は初めてピアノ演奏を吹き込んだ音楽家ということになりました。実際はその前年に若きヨゼフ・ホフマンがピアノを吹き込んでます。天才少年と呼ばれてましたがまだ12歳だったので、プロの演奏としては認められなかったのでしょう。<エジソンの蝋管の一例>このブラームスの記念的蝋管は経年劣化やひび割れがあり、大変な技術的努力がなされましたが、かろうじて聴き取れる状態にするだけで精一杯でした。当時はここまでひどい音ではなかったろうと思います。当時は蝋管の方が円盤レコードよりは高音質でした。録音当日、ブラームスは神経質になっており、録音準備が整わないうちに演奏を初めてしまいました。慌てた録音技師が「1889年12月。ブラームス博士のピアノ演奏です!」とコメントを叫んだので最初の12小節は録音されてないと伝えられています。しかしその録音を聞くと、声の後ろではピアノは鳴っておらず、声の直後に演奏が始まるので、当時の詳しい状況が知りたいものです。曲は自作の「ハンガリアン舞曲第一番」の一部とJ・シュトラウスの「とんぼ」の2曲だそうですが、後者は雑音がひどく、もはや聞き取れる状況ではないとのこと。そんな貴重な録音がありがたいことにYOU-TUBEで聞かせてもらえます。(聴くのでなく聞く、です)<忍耐強い方のみにお勧めします>ブラームスのピアノで「ハンガリアン舞曲・第一番」現存する蝋管から録音したものと、1935年にオリジナルからSP盤に複製されたものの2録音です。ものすごいひどい音ですが。歴史的資料としてお聞き下さい。Brahms Plays His Hungarian Dance No.1 (Excerpt), 1889当日の詳しい経過はこのサイトでお読みください。ブラームスさん、大変だったようです。Great Pianists of the past/ブラームスのピアノ自作自演お疲れさまでした。では、耳直しにまともな録音のハンガリアン舞曲のピアノ演奏をお聞き下さい。きっとブラームス博士もこのように弾いたのだろうとイメージしましょう。Brahms Hungarian Dance No.1 - Evgeny Kissin
2016/04/28
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前回、中国の寒山寺のお話を取り上げましたが、このお寺の開祖は寒山とされています。 7世紀、唐の頃にいたとされる「寒山」は風狂の修行僧。山にこもり乞食同然の生活をしながら、寺で働く拾得(じっとく)と共に、僧をからかい、奇声を発したり放歌高吟したりと二人して奇行を繰り返しながらも何百もの詩を残し、後には禅の体現者、仏の化身として敬われます。<寒山寺の詩とペアで売られている寒山拾得図>この二人は「寒山拾得図」として後世の画家が好んで取り上げてますが、どの絵を見ても異様で不気味に描かれてます。私も昔から一体なんだこいつらは、と気になってました。<雪舟の寒山拾得図>あるとき森鴎外の短編にあるのを見つけて読みましたが、ますますわからなくなりました。そのストーリーはと言うと、昔、唐の頃に役人がいて、頭痛を治してくれた不思議な僧に会いに行くと留守だったので、紹介された菩薩の化身という寒山と拾得にうやうやしく挨拶すると、二人はゲラゲラ笑って走り去るという、ただそれだけの話。わけわかりません。この話にはネタ本があります。寒山や拾得の詩500余りを集めた「寒山子詩集」の序文です。鴎外はこれをほとんど加筆なしに短編小説に仕立てています。しかし物語は途中で唐突に終わっていて、人々は皆面食らいます。禅の世界は問答無用、と言わんばかりのぶっきらぼうな扱いです。しかし原書にはその後日譚も書かれていて、寒山拾得が壁や木切れに書き散らした落書きを集めると立派な詩集が出来上がり、彼らの真理を会得したというふうな結末となってます。<北斎の寒山拾得図>鴎外はこういった昔の物語を仕立て直すのが好きなようで、「山椒太夫」もそうですね。しかし彼の「高瀬舟」はとてもよかった。江戸期の役人の手記が元ですが、これはとてもしんみりと心にしみる素晴らしい名作だと思います。井伏鱒二や芥川龍之介の「寒山拾得」は全く違う扱いで、寒山拾得の強烈なキャラクターに取り付かれる現代人を描いてますが、そんな気分、なんとなく分かるほどインパクトある寒山と拾得です。<京都のコーヒーハウス拾得>しかしながら、寒山拾得といえば、私は真っ先に京都のライブハウス・拾得をイメージしてしまいます。というか、この店のおかげで寒山拾得に興味を持ったという方が正しいでしょうね。今年で46周年をむかえた京都の老舗ライブハウス拾得。正式にはコーヒーハウスと称してますが、かっては蒼々たるミュージシャン達がここを巣立って行き、西部講堂、円山音楽堂と並んで京都の音楽のメッカでした。もちろん今も現役で頑張ってますが。それにしても私は今までずっと「じゅっとく」と呼んでましたが違いました。お店のHPに下記のように書いてありました。恥かしい。<拾得は「捨得」とは書きません。「じゅっとく」でなく「じっとく」と読みます>つまり捨はすてる、拾はひろう、で正反対の言葉でした、なので今までは「捨てて得る」などとと呼んでいたわけです。寺に拾われた子供なので「拾って得る」なんですね。僧たちの食事係だった拾得は残飯を集め、山に住んでいた寒山を養い、共に遊びかつ詩を読む。このライブハウスもそんな無名のミュージシャンを集めて共に伸びるという意味で、この名を選んだのではないかと、勝手に合点しています。寒山と拾得は現代にも啓示を与える存在のようですね。そう考えると悪趣味な描き方でなく、童子のような清らかな存在としてこの二人を見るのもひとつなのかもしれません。<伊藤若冲の寒山拾得図>------------------------------------------------------------前のページ/20191024 寒山寺の拓本の奇妙な文字次のページ/20220105 ブログの「京都編」を店仕舞い ------------------------------------------------------------
2019/11/09
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このところ楽しくて仕方ないCMがあります。ビルの谷間に立つ巨大な塊。少年がパソコン(リモコン?)を操作すると動き出すのはあの鉄人28号!これが実にリアルで迫力満点。動くたびに胴体の繋ぎ目が揺れたり肩の付け根から蒸気が噴出す。別に蒸気で動いているわけではないのでしょうし形状も少し違うのだけれど、とても臨場感があって見ごたえのある映像です。昭和の実写版TV、アニメ、実写版映画などで描かれた28号はいまひとつ物足りなかったのですが、最近出来た香港製の試作CG「T-28」は映像を見るとかなりよくできてます。でも私的にはこのDOCOMOの鉄人がレトロチックで最高。正太郎もかっこいいし。これは是非映画にして欲しいなあ。この漫画で常々気になっていたのは鉄人「27号」の件。この鉄人の兄弟機のいきさつは、当初制作した鉄人26号が失敗し、続いて作った27号が暴走してしまったため、28号がそれを倒すために作られたというふうに記憶していました。それを確認するために復刻本を読んだのですが、そんなストーリー展開がなかったのであっけにとられてしまいました。のちほどその真実がわかったのですが、これは初版本が失われたことと、初期のストーリー展開に無理があったため、何度か書き直されたというのです。というのも、最初は少年探偵の物語として書かれ、その中に登場した悪役鉄人に大きな反響があったため、ロボットものとして書き直されたからだというのです。今回、気になって探したらありました。27号と28号の戦い!私の記憶は確かだった!私は年甲斐もなく小躍りしてしまいました。ガキだね。ま、とにかく、三国志で有名になってしまった横山光輝は、やはり巨大ロボットアクションの元祖として漫画史上に名を残しています。敵ロボットもかっこよかったね。特にこのブラックオックス。でも私は「伊賀の影丸」が好きでしたがね。これも敵の忍者が魅力的でした。ドコモCM/鉄人28号/1CM docomo 鉄人28号/2T28-Trailer Oficial
2010/02/07
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スーパーに行くと特売の売場でにぎやかな音楽が流れてます。それが販促ソング。繰り返し繰り返し、これでもかと聴かされるので、歌の暴力やー!と嫌がる人もいますが、私はけっこう楽しんでます。店を出てもしばらくは頭の中で鳴り続け、寝床のなかでも出て来たりします。「お肉、スキ、スキ」のそのひとつ。<お肉スキスキ>http://www.youtube.com/watch?v=PW0dWVCWbXAJミート(財・日本食肉消費総合センター)の販促ソングだそうです。リズム、メロディ、歌詞それぞれがノリがよくって、名曲だと思います。「とうちゃんも、ねーちゃんも~」というフレーズはかなりインパクトがあるし「ジャストミートで、かっ飛ばそう!」という歌詞のシャレも効いてます。鮮魚売場に行くとJF、全漁連の「お魚応援ソング」が流れてます。<お魚のうた♪>http://www.youtube.com/watch?v=hOcILYZPapIまた、魚の名前が覚えられる教育的効果のあるこの歌も、<お魚天國>http://www.youtube.com/watch?v=4i4Lq9uMChI野菜売り場では、とても軽快なリズムの楽しい歌が。<野菜の歌♪>http://www.youtube.com/watch?v=HY--1bFLXN8とか、静かな湖畔の替え歌みたいなこんな歌、「やおやのお店」という歌です。あ、違った。プレスリーが映画「ブルーハワイ」で歌った「Almost Always True」が元歌でした。<野菜コーナーの歌>http://www.youtube.com/watch?v=uY3OZ01IQzEそして、冷凍みかんはスーパーではあまり見ないけど、楽しいいい歌で、静岡では大ヒットしたそうなのでご紹介します。<冷凍みかん(冷凍食品コーナー)>http://www.youtube.com/watch?v=gANtjHJj_Z8昔、列車の旅の必須アイテムでしたが、最近見ないなあ。これは(株)あじかんの、のり巻き販促音楽だそうです。画像がとっても美味しそう。子供のコーラスがどこか、キューピーのタラコの歌のハーモニーを思い出します。<まきまきソング(Full)>http://www.youtube.com/watch?v=j9YYLBKDbuwまだまだ、キリがありませんが、皆さんお疲れの様子なのでこの辺で勘弁してあげましょう。最後に、街を歩いていて一番耳にする曲がこれだ!皆さんもどこかで耳にしてるはず。いろんなお店で使われてるベストセラーの販促音楽マシン。ポッポーポ、ポポー♪トボケたような軽快なメロディがかわいい。<群馬電機 呼び込み君>http://www.youtube.com/watch?v=qXPSdSVO4xoさてフィナーレとして、腹が空いてきた皆さんとこの歌を唄いながらお別れしましょう。肉売り場でよく流れてる桂雀三郎のこの歌です。<ヨーデル食べ放題(肉コーナー)>http://www.youtube.com/watch?v=iVDx8enR-iQ ♪食べほ~だぃ♪
2014/07/18
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そこは小物への愛がぎっしり詰まった宝箱でした。おもちゃ映画ミュージアムに行く途中、もうひとつ気になるお店があるのでのぞいてみました。堀川通りから三条会商店街に入った一筋目の数軒南にある、昭和レトログッズのお店「いっぽう堂」さん。自転車で見かけた時、わあ、面白そう!と心が躍りました。鉄人28号の人形や琺瑯びきの看板、赤い自転車がたまりません。私もレトロな商品は好きですが、その時代領域が人によって様々なので困ります。私なんぞは昭和の30年代あたりまでがレトロだと思っていますが、娘や若い人達にとっては昭和そのものがすでにレトロ。あ、そうか、自分の生まれる前の時代がレトロなんだね。とは言え、うちで今でも使ってる日用品までレトロだと言われると、ちょっと戸惑います。私としては、レトロの定義やその造形的考察、後世への伝え方などについて、じっくり考えたいと思っています。さて、ネットで京都のこの手のお店を調べると、七条の「レトロ京都」さんと、この「いっぽう堂」さんが有名みたい。遠くからこれらの店にやって来る人達がけっこうおられます。お店の扉を恐る恐る開けると、どうぞお上りくださいと若い女性が明るく声をかけてくれました。店内は入口でスリッパに履き替えるようになっています。店内はぎっしりと隙間なく様々な商品が陳列され、壁や天井は全く見えません。これらは文脈なくレイアウトされているのですが、不思議に乱雑さは感じられません。それぞれの商品がみごとにあるべきところに収まっている。これはすごい。それだけに、集められたモノ達のパワーには圧倒されます。その女性としばらく話していると店主さんが帰ってきました。あの赤い自転車でおでかけだったようです。想像していたイメージとは異なり、とても垢抜けた好青年でした。昭和モノへの趣味が高じてこのお店を開いたとのこと。この店を見れば納得します。すべての商品に愛が感じられます。好きでたまらないものを集めた世界。売れそうなものとか儲かりそうなものには興味ないので、置いてない。そんな心意気まで感じます。それで商売になるんですかと余計な心配をしてしまいましたが、何とか4年やってこれましたと笑う。祇園あたりにこんな店があったらみんな喜ぶだろうけど、と言うと、やりたいけど今はここで手がいっぱいとのこと。祇園あたりはありきたりの工芸や土産物屋ばかりでつまらない。日本の近代文化と日常を見せるのに昭和レトロはもってこい。退屈そうに祇園を歩く外人さんたちに見せてあげたい。これこそ日本だ!(やはりこの店にも外国人のお客も結構来られるそうです)そして、三条木屋町にあった飲み屋・半兵ヱについて話すと、あの店はセットにお金をかけてましたねと、高く評価してくれたので、私としても我が意を得たり、と嬉しかった。昭和をテーマにしたお店で、映画のセットのような個室が面白かった。ただ、あまりに安価だったので、もう少し時代考証や小物もレベルを上げ、ちゃんとした料理を出してほしかった。レトロを安直に商売のネタにしているのも気になる。<半兵ヱの個室>そんなこんなで、つい長話になり、写真も撮らせていただけました。何も買わずに退散しましたが、最後まで感じよく接していただいて、ほんとにいい店だと思いました。今度来るときはうちにあるものを手土産にしよう。レトロなものは腐る程あります。実に楽しいお店でした。木と日曜日、雨の日が定休というのも笑える。 ご参考1:店主・かずさんのブログがまた面白い。アメーバブログ/京都 昭和レトロ いっぽう堂ご参考2:飲み屋「半兵ヱ」の四条木屋町店は今も繁盛してます。エノケン流れるお店「半兵ヱ」、エノケンって何?追伸: そののち、数名の方から「鈴木古道具店」を忘れちゃ困る とのお叱りをいただきました。この世界はまだまだ、奥が 深いようで、今後も探究させていただきます。
2015/10/01
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